晴天に
この街に来る日は案外曇り空が多く、今日は珍しく雲が見当たらないくらいの晴天に遭遇した。 今年は例年以上に空気が乾燥しているようで、日本各地で、世界でも山火事が多い。 そうした空気のためか遠くまで陽の光が行き届いているように感じる。 半面、今日がピークと言われる黄砂の飛来もあってどこか黄色く霞んで見える風景も。 随分と建物がなくなって、残る店舗とその周辺は今後どう変化してゆくのか、更地となって土の露出した風景を見ていると楽しみのような心配のような妙な心持ち。 取り壊し直前まで営業していたお店は、近所ながら散り散りとなり商店街としてあらためて集合するのは大変そう。 しばし様子を見守って行こうかという今。