2024-01-31

   今日はなんだか体が重くて、ほんの狭い範囲で街のなかを撮り歩きながらのそぞろ歩き。
   昨日、引き取りサービスで修理に出たSony a7SIIは修理拠点に着いたらしい。 昨年6月下旬に手元にきて、同年9月下旬にオート・フォーカスが動作しないことが判明。 同社のオート・フォーカスのレンズは持っていないので発覚までに3ヶ月。 ...いつ壊れたのだろう。 型としては、2015年10月発売と旧いので「修理不能と言われる前に」修理をと思った次第。 2019年に製造終了となったとしてまだ4年強。 さすがに部品の在庫が底をつくまでにはまだ少し猶予があるとは思ったのだけど。

2024-01-30

Disco Eddie's 新店舗準備中

   昨年12月31日の朝に閉店してしまったDisco Eddie's。 店員さんが言うには、ナナメ向かいの黒い建物に入る事が決まっているのだという。 年が明けて1月10日頃には、旧店舗の内部はだいぶ壊されていて、新店舗は工事が始まっていた。 25日に行ったときには鉄パイプと幌で囲われていて、今日はほぼほぼ建物は崩れていた。
   今日、その場所に向かっていると、通りの奥の坂になっているあたりに、気になって仕方ないのだろうEddie氏の姿があった。 これまで撮らせていただいた写真のなかから30枚ほどを、A4 1ページに8枚ずつ写真を割り付けたカラー・コピーでお渡しした。 いつか六ッ切くらいに伸ばしてみようか。
   新店舗は以前よりもちょっと狭くなる。 「大きな箱が良かった」とい人、「これくらいの方が盛り上がっていいよ」という人、様々。 トータルで70平米くらいだろうか。 この2月3日に開店だという新しいDisco Eddie's。 「赤いペンキは塗ったばっかりだから気を付けてね!」というテーブル、これから鏡をはめ込むというバーの後ろのボトルの棚、入口脇のレンガ造りのような意匠。 これからたくさんの来訪者を迎えて、どんなお店になってゆくのだろう。

2024-01-29

路地へ

   天気が良かったのでいつかの奥の通りへ。 古い和菓子屋さんの工場やその奥の古いマンションの給水タンクやらをと思って行ったのだけど、よく持ち歩くズームよりも焦点距離が30mmも長い90mmで奥行きを詰めるように撮り、撮っているときは面白かったのだけど、あらためて画面で大きく見たら何だか面白みが見当たらない感じ...。 その中から、いつも気になっている青い瓦の昔のスナック風の建物のあるカットを。
   この付近は商店街と名の付いている場所なのだけど、もう残っているお店は多くなく、かつての肉屋さんの建物も今日は取り壊されて更地の一歩手前だったし、この10年だけでもけっこう風景が変わったように思う。 色々と撮るけれど、困ったもので何をどう撮っておいたものか未だによくわかっていない。

2024-01-28

淡い色の夕方

   風が少し吹くと言われていたけどそれ程ではなかったっぽい。 今まで感覚的には西だと思っていた方向はけっこうな北寄りだった。 そう言えば日が沈むのは随分と左の方に見える山。 正確に角度を測ったわけではないけど、ざっくりと此処から「330°」の方角に見える山々のずっと先には八ヶ岳があるらしい。 300kmはあるだろうから数度の違いで全く違う場所になってしまうのだけど、「ざっくり」ではその方角。 つい昨日、急に信玄餅が食べたくなり、桔梗か金精軒か等々も思いを巡らせ、桔梗ならそこまで行かなくても、高速に乗ったらほぼ関東圏内と言える辺りのサービス・エリアで売ってそうとも思い、思いを巡らせている間に勢いが落ちてきて、ふと、目に入った「きなこ餅」味のチロル・チョコで手を打った次第。 黒蜜はまた今度の機会に。

2024-01-27

信号待ち

   朝の風は冷たかったものの、午後にはだいぶ和らいだ感あり。 日の出が6:45、日の入は17:03。 日中の太陽の高度は何度くらい高くなったのか、大寒を越えたばかりで季節は冬なのだけど、木々の影やら影のキワの鮮鋭感やらに、やっぱり春っぽさのある街のなか。 考えてみたら立春まであと約1週間。 立春の初候は「東風解凍」(とうふうこおりをとく)だそう。

2024-01-26

冷たい風が吹いた日

   それほど強いわけではなく、そんなに冷たいわけでもなかったような風だったけど、歩いていてなんだかじんわり堪える寒く吹き抜ける風だった。 日差しは少しずつ春っぽさを思うようになり、朝夕の空の碧さも冬に見る重い雰囲気ではなくなっている。 夕方の満月も、パステル調の空に暖色のパステル調の光。
   そういえば惑星直列の話を誰かがしていた気がする。 でも冥王星に触れていたから占星術のような話だったのだろうか。 調べてみると、日本では明日27日の明け方だったかに、火星と水星そして近くに金星が見える「ミニ惑星直列」らしい。 水星と火星はほぼ重なって見えるようなので「直列」という感覚になるけれど、離れた金星は? 見つけた記事には「宇宙空間で惑星が一直線に並ぶことはありません」とあったのだけど、40年くらい前に「一直線」と言われた年があったような記憶。 天変地異だ何のと言う人もあったが何も起こらなかった。 見ていて面白かったのは、一昨年の「惑星パレード」。 明け方の東の空に、水星、金星、天王星、月(衛星)、火星、木星、海王星、土星とがほぼ一直線上に並んだ現象。 15mmのレンズで全て入りきらなかったのと、光害のためか海王星と天王星はほぼ判別できないくらいの写りだったが、それでも面白い絵柄となった。 次回は... 「2025年2月28日:土星、水星、海王星、金星、天王星、木星、火星の夕方のフル惑星直列」とある。 え、ホント?

   参照記事: Star Walk
   天体表示: Stellarium Web

2024-01-25

あれ、休み?

   午前中にDisco Eddie'sの様子が気になってクルマで通りに向かった。 Matt Kebabがあった建物は、リリー・フランキー作と言われる壁画の描かれた処で、共に鉄骨が組まれてグレーのシートで覆われていた。 Matt Kebabのあった建物の取り壊しが始まったのは昨年4月。 内装を壊したものの、その隣と上階の飲み屋はその後しばらく営業をしていて、この1月になって最後の1店、タイ料理とカラオケの店 Chaophaya (チャオプラヤ) が閉店して間もなくの取り壊しの今。 ここと、隣のもう1棟が壊されると、駅に最も近い交差点と、次の交差点までの約400mの道路の拡張が出来るようになる。 「次の交差点」は、左右方向の道路は既に片方は拡張済み、もう片方は新たに道路が作り始められていて、何年、何十年かかったのか道路整備が本格的に風景を成して行きそう。 交差点は、「先」へ進むと国道16号。
   さて夕方、日暮れの時間に間に合いそうなので再びEddie's付近へ。 目標地点はEddie'sの近くにあるMusic Cafe UZUと、Eddie'sの2ポイントで、絵的に期待していたのはUZU。 駅近くの駐車場を目指して路地へ入ると、Music Cafe UZUに西日が当たって良い感じに見えたので、急いで駐車して辿り着いたら既にその光はなくなっていた。 もともと想定していた絵柄は、日暮れ頃にタングステン色の照明やネオンが点ったお店の外観だったのだけど、どうやら今日は休みのようで店内も店頭も電球1つ点いていない。 で、店頭に貼られたスケジュールを見つけて覗き込むと「ACOUSTIC NIGHT 19:30open」と。 もしや少し時間を置いたら早めに店頭の照明くらいは点いているかもと期待して、往復1km弱、夕闇に建物を覆うシートも道路も空の明度もコントラストなく同化しそうなEddie'sの辺りを歩いて撮ってまた戻る。 それでもまだ17:00。 店内にも人の気配はなく、「あと2時間は待てないし..」と辺りに目をやると、薄く紫やピンクに暮れてゆく東の空にはいかにも絵になりそうな満月が昇っている。 撮りたいけれど、月がやたら小さくしか写らない超広角しか持って来なかったなぁ等々。 今日は全体的には200枚ほど撮っていて、色々な場面を撮れた感はあるのだけど、一方でどことなく噛み合わない空振り感の歯痒い気分。

2024-01-24

あれ、定休日

   曇り空から晴天に転じた、16時ちょっと前の日差しが面白かったので、隣のビルの黒っぽいタイルと白っぽい縁取りと非常階段と、その先の街並みとを撮ろうと、カメラを取に行って戻ると、非常階段は隣のビルで働いている人たちが休憩で出てきていて、とても写真を撮れるじゅおたいではなくなっていた。 さて、と考えているうちに気が付けば陽が落ちていて、隣町へ。 駅のロータリーに軽食喫茶があったっけ、そういえば暫く行ってないけどまだやってるだろうか? と向かってみる。 あれ、真っ暗。 貼り紙はなく、営業はしているよう。 閉まっているけどと写真を撮るため所々に目をやると、「a.m. 9:00~p.m. 9:00 水曜定休」とある。 あれ、今日は定休日? 今日は水曜だったっけ? たぶんそう。 そうか定休日か。 なんだか安心してもと来た駐車場へ。

2024-01-23

2024-01-22

晴れのような、曇りのような

   朝、それから暫くは晴れていた。 朝も建物の間からだったが快晴の日の出。 お昼に近くなった頃に外を見ると飛行機雲が幾つか。 風に煽られながらもゆっくり流れて見える雲。 だんだんに雲が幅をきかせてきて、夕方には処々に隙間を空け気味に、モコモコと「垂れ込んでいる」ようなグレーの雲がほぼ一面に空を占領。 明日から「この冬一番の寒波」が来るようで、その前置きのような感あり。 今日は日本海側で雪、関東平野は晴れの予報だったような。 新潟からの湿った空気が県境の山に当たって雪に、水分の抜け落ちた風が関東に吹く図式かと思っていたところ、ぬるぬると山を越えて太平洋側まで湿気ったか? ...でかい低気圧なんだろうな。 寒そう...。

2024-01-21

午後には雨あがり

   なかなか冷たい雨だった。 それでも雪には程遠い感じ。 15時頃には陽が射したが虹は見えず。 このあとは暫くまた晴天が続くよう。 17:30過ぎで空がうっすら明るく日が伸びているのを感じ、朝も夕も少しずつ景色から硬さが抜けてゆく頃か。 昨年は草むらは一面の枯草だったが、今年は所々に葉の緑が見える。 思えば昨日の沈丁花も、香る時期としてはちょっと早い。 今日は馬酔木(アセビ)に房状に、小さいながら花芽が付いているのも見かけた。 例年アセビの開花は5月上旬ころ。 一方で、まだ芽を出さないクロッカス。 場所によって寒暖の差が大きいのか?

2024-01-20

午後、雨ふり

   そこそこ変動のあった週間予報のなかで、あまり変わらず傘マークのあった今日と明日。 予報通りにホントに雨。 昼過ぎは降ったり止んだりで、夕方には降り続く雨に。 雪の予報もあったが気温が高い。 昨日の朝なんて「4月上旬の気温」と言っていたし、今日も寒いと言っても手袋を外していても何ってことなく。 今朝はどこからか沈丁花の香りがしていた。 勤め先の小さな植え込みに植えるのも良さそうだと思ってみたり。
   植え込みには、建物の竣工当時に植えられたドウダンツツジとサツキがあって、前はドウダンツツジを囲むようにツツジがあったのが、排水がうまく行かず雨後に長らく溜まる雨水に根が呼吸できなかったのか、大半のサツキは枯れてしまった。 ドウダンツツジも1本だけが残り、サツキのあった高さには枝葉がなく、トリミング後のプードルのようになっている。 その根元を胡麻化すために万両を植えてみたりもしたが却って不自然だったり。 水はけを改善してからはドウダンツツジは元気になり、更に首だけ伸びたような格好に。 当初は、もし枯れてしまたら沈丁花やセアノサスを植えてみようか等々思ったが、いまやすっかり「主」クラス。 他の草木はと言えば、水路部分の土留め役のハツユキカズラ、いまいち元気にならないサツキ、毎年開花するユリ、夏の疲労激しいチューリップ、木陰でひっそり咲くシランと、隙間を縫ってウツギなどがあって。 元々が寄せ集めのように始まったので仕方ない処もありつつ、統一感ないまま5年くらい経っただろうか。

2024-01-19

南南西の空

   月の下には木星が光っていた。 明日・明後日は大雨・大雪に注意とのこと。 気温はそれほど下がらないようなので雪にはならないかも。 今日も穏やかに晴れ。 地震で被災した能登は積雪の映像を目にする。 インフラ復旧の動脈となる道路がままならない範囲の広さが最も気になるところ。 どこかで米軍の「トモダチ作戦」実施の話を読んだように思ったが勘違いだったか。 経済安全保障担当大臣 高市氏は、自衛隊機(ヘリ) CH-47 チヌークの活用を言っていた記憶も。 積もる被災者の心労の支えとなり得る自衛隊、警察、消防、自治体、ボランティア、寒い中にムリのないよう...。

2024-01-18

明ける頃

   昨夜に見た予報は、今日あたりから曇り、明後日は雨か雪か、その後の1週間ほどは曇り空。 今日の午後にはそれが「ほぼ晴れ」っぽく変わっていた。 「ほぼ」というのは、「曇り時々晴れ」の日が多めで、これまで何日っもあったような快晴という訳にはいかないらしい。 とはいえ、冬にしては比較的温かく過ごせるのかなという気分でもある今日この頃に、暦で1月25日から29日頃までを「水沢腹堅」(さわみずこおりつめる)というらしく、その意味は「沢の氷が厚く張る」なのだそう。 暦は、1月に入って春を思わせるものが多いその中に、やや異質感を思う「寒くなる傾向」。 例え暖冬でもしっかり寒くなる「大寒」の時期なので用心に越したことはなさそう。 13日夕方の雪、16日の大風、今日はおだやかに明け、そして軽く夕焼けとともに穏やかに暮れそう。

2024-01-17

空、満ちる

   空の色が少し濃くなったような。 「満ちる」とは、単に駐輪所の「空車」と「満車」が目に入って...。
   2日前の夕方の空の色、地平線近くのオレンジ色が、少しだけ春っぽくなってきたように見えてきた。 あと3日で「大寒」で、寒波がどうのと聞くここ数日だというのに、なんだかんだと陽光は強くなっているっぽい。 何なら昨日の暴風は「春一番」だったのでは? ..は言い過ぎか。 早朝、東の空に天の川が横たわって出てくる春の景色もそろそろ。 近所では街明かりがあって見えないけど。
   昨日・今日と空気はカラカラに乾いているけど、15時過ぎの日差しもやや白っぽく、太陽の高度も上がったのか、遠くの葉のない木々の枝が少し光って林が奥に広く見えて感じる。
   この空の色には... EPRかな。 ほんの想像ながら、KodakのEktachrome 64 Professionalというフィルムで、少し絞り込んだ風な気分で。

2024-01-16

立ち寄った電器屋さん

   よくオレンジ色の明かりが灯っているのが気になって、クルマを運転しながら一瞬だけ視線を遣る。 今日は外が暗すぎて、外観も撮らせていただいたのだけど、中の蛍光灯が強すぎてどうもアンバランス。 今度、日がもう少し伸びたらまた来てみよう。

2024-01-15

寒薄暮

   寒い日暮れ頃。 ここ数日はなんだか寒い。 ひと昔前の「冬」の寒さからすればたぶんだいぶ温かい。 ...でもさすがに朝夕は寒い。 どちらかというと夕方の方が寒く感じる。 今日の夕方は空気がスカッと乾いて北風があって、遠くの山並みもハッキリ見えてついでに程よく欠けた月まで出てる。 あと5日で「大寒」なのだけど、1月10日頃から昨日14日頃までを、七十二候で「水泉動」(すいせんうごく)というのだそう。 凍ってた泉が動き出すのだそう。 大寒の初候、1月20日頃から24日頃は「款冬華」(かんとうはなさく)で、フキノトウの蕾が出てくる頃なのだそう。 もう春の気配が混じり出している頃らしい。 写っている空、というか空気は、ただ乾いて感じるけれど、湿り気なのか温度なのか、春っぽさも見いだせる? だろか..。

2024-01-14

Mercury

   見えた。 周囲には建物があったりで高度の低い星は見える気がしない。 で、眼を凝らしていたら、かすかな光を放つ星が。 位置的には水星で間違いないはず。 電柱のちょい上に久々に見れた水星と、さそり座の一部と、明るいのは金星。 昨夕の雪の続きのような寒さで、朝は-1℃ほど、10時近くになっても-2.7℃の表示。 最近にしては随分と寒く、どうりで体調が...。

2024-01-13

A DOOR

   夕方、ちょいと品物を届けに2つ隣の街へ。 15時頃からほんの短い間だけミゾレか雪かという予報で、15時半に外に出た時には既に軽く降雨の痕が。 「もう降り終わったか」と思い歩いていると、そこそこ近くで雷鳴が数回。 その後は青空と白い雲が見えてきたので「晴れて行きそうだ」と思った。 ら、その1時間後くらいに軽い吹雪。 届け先は高齢の傍店の店主。 バーのコーヒーでで雪宿りと温まりと待ち人のひととき、さすがにこの寒さ --- と入口のドアに目をやった頃に電話。 「体調不良で出られない」と。 吹雪になった時点で止めとけばよかったかもと思いつつ、「いや、行くよ」という先方の言葉を尊重しつつ。 さて。 初めてのお店と、初めて遇う自衛官だというお客さんとの能登の地震の話など。 今日の記憶の象徴は黄色いドア。

2024-01-12

A MAN

   A man who's running a disco in a small town for fourty-nine years which is once closed in the end of last year. He's prepareing for the new store, now. This is a moment just before the store going to be take apart. I heard he's eighty-two.

2024-01-11

黎明小学校

   カメラの点検清掃へ。 カメラ店の近くの小学校。 見るからに歴史の古そうな佇まいでビルの谷間に建っていて、小さな公園にその一部の建物が面していたりと、新しいものと伝統的なものが好きなこの街には違和感なく馴染んで見える。 確か数年前に存続の危機とニュースで見たような記憶もあるが、無くならないだろうなと思ったのと、もし老朽化のため建て替えるなんていう日が来たら、もしかしたらその時はあっけなく無くなってしまいそうにも思えた。 「創立110年」と何年か前に看板を見たように思ったが、1878年創立というから140年を超えている。 関東大震災と大戦で焼失と数度建て替えられての今で、現校舎は1952年に出来たというから70年ほどが経っている。 「東京都の歴史的建造物」に選定されているのだそう。

2024-01-10

明け方

   たしか、水星がよく見えるはずなのだけど。 探してみたが見つからず。 今は月と金星の間辺りの高度でやや左の方にあるらしい。 明日は新月なので月という大きな目印がなく... 28日頃には、やはり明け方に水星と火星が低空で接近するようなので、この前後の日には2つの明るめの星が夜明け色と共に見られそう。 太陽に近いためらしいのだけど輝度が高いときには特に地球からは見えにくい条件らしい。 位置関係からも水星は常に高度が低い時にのみ見え、間もなく夜が明ける、蒼い夜にオレンジの朝が混じり始める狭間の短い時間がギリギリ小さな水星が見える「暗さ」さの機になる。 一昨年だったか、惑星パレードと言われた明け方に水星、金星、天王星、火星、木星、海王星、土星がほぼ一直線に並び、タイムラプスのために回したカメラでその最初の10分間ほどにかろうじて水星が写っていて、見られる時間の短さに撮る難しさを思った。 ネット検索で見られるカラフルな水星の姿、ぐっと寄ったら本当にそう見えるのか、興味津々。

2024-01-09

ストーブ

   おととい気になったストーブ。 ストーブというか、屋外用のヒーター。 ストーブと言うとなぜか「ガス台」・「ガス・レンジ」的なものが思い浮かぶ。 それはさておき、下のヒーター本体で発生した熱が高さ2m程に伸びたパイプを伝い、パイプ側面で発散しながら上まで行った熱を下方向に放射させるための傘。 たぶん。 傘の上に漏れ出た熱がメラメラ。 朝に息が白かったのも一昨日だったような記憶で、その寒さ繋がりでメラメラが気になったのだろう。 今日は、おそらくこの冬で初めて見たクルマの温度計のマイナス表示。 冷たい空気に「やっぱりメラメラ」を撮ってみようと。 もうちょっと絞ってもよかったかも。 メラメラ感が。

2024-01-08

日の入り

   日の入りのほぼ瞬間。 カメラの時計では16:34と。 何か撮るものは... と探していたら、同僚が声を掛けてくれた。 事務室の端のブラインドを開けて低い棚の上に敷くためのコピー用紙の包み紙を持ってきて、窓を開けたらその際で外を撮れるようにしてくれた。 今日も望遠レンズ。 日中に外出できず、だいぶ陽が落ちた頃になって建物の最上階である5階をちょっとウロウロ。 望遠で何か撮るものがあるだろうかと思いつつだったのだけど、何かあるモンだなと妙に感心。 明後日はミゾレって言ってたけど、なんだか想像が及ばない。 でも大雪の前日は、案外なんてことない普通の晴れた日だったりするし。

2024-01-07

Vario-Sonnar 70-300

   だんだんに曇り。 望遠レンズを持ち出したこともあって高めの建物へ行った。 思ったよりも曇っていて、ただその分は稜線が幾つかのトーンで織りなすように濃淡の景色を作っていて「思わず」という風にカメラの電源を入れる。 段々に時に重い機材は、体調という足かせが為に億劫になることもあり、レンズ交換でのホコリの進入を敬遠したくもなり「高倍率ズーム」への交代をと思いつつ。 このCONTAXのNシリーズ、CONTAXの旧来のMFのシリーズよりも少しスッキリ傾向ながら発色も階調も「やっぱりツァイス」。 これでないとしっくり来ないよなぁと思いつつ、やっぱり重さがなぁ...。

2024-01-06

E100

   Kodakのリバーサル・フィルム 「E100」。 1997年頃の発売だっただろうか。
   E100は2012年に販売終了になり、いま手に入るE100は、2018年に製造を再開してからのもの。
   2010年頃までは36枚撮り1本が1,080円ほどだった記憶 (Ektachrome 64 Professionalなどは750円前後)。 再発売された以降では、2019年頃に2,100円ほど、2022年頃に2,800円ほど、今はなんと4,300円ほどする。 E100だけでなく白黒もカラー・ネガも、全てのフィルムが高価。 そしてリバーサルの現像には約1ヶ月を要する。 フィルム最盛期には考えられない価格で、現像も当時は「中1日」で仕上がっていた。 「フィルムの価格は今が「高い」というよりも、フィルム最盛期が「安かった」という事だろう」という意見があり、これにはなるほどと思う今。

   Kodakには「Kodachrome」と「Ektachrome」の2種類のカラー・リバーサル・フィルムがあった。 内、Ektachromeは「内式リバーサル・フィルム」と呼ばれ、フィルムに塗布された感材に発色する材料が含まれる。 Ektachrome 64 Professional、Ektachrome 64T rofessional、Ektachrome 100 Professional、Ektachrome 100 PLUS Professional 等々、多くの写真屋さんで普通に店頭に置かれていた。 Ektachrome 64は1976年発売だそう。 1980年代からはフジ・フィルムが大躍進し、FUJICHROME 100 Professionalが市場を席捲。 これに対抗すべく、1986年だったかに発売されたのがEktachrome 100 PLUS Professionalで、濃い目ながら抜けがよく、アンダー気味の露光ではしっかりEktachromeらしい渋さも持ち合わせていた。 これらの定番に加えて発売されたのが Ektachrome E100、E100VSだった。 スッキリした絵作りで発色も良く使い勝手の良いフィルムだった。 「VS」は暖色に寄った発色をする変わり種。
   EPR (Ektachrome 64 Professional)、EPN (Ektachrome 100 Professional)、EPP (Ektachrome 100 PLUS Professional)はよく使っていた覚えがある。 「よく」と言っても趣味での事なので、必要に応じて1本ずつの購入。 フジのRDP (FUJICHROME 100 Professional)もよく使ったが、Kodakを選ぶ方が多かったように思う。 そうして今でも現像済みフィルムは保管されていて、一部はビネガー・シンドロームの心配が出始めている。 それらを光に透かして見てゆくと、EPR、EPY、EPN、EPPに比べて、E100、E100VSは褪色しているものや、画面中に金属樹のような斑点があるものがちらほら。 保存性では旧来のEktachromeの方が良いように見える。 フジのRDP、RDP II、RVP、RAPはどれも問題ない。
   新たにフィルムで撮影したいと思い。 早くフィルム・スキャンニングを実行しないとと思う。

2024-01-05

Vario-Sonnar 28-85

   青空だったので久々にVario-Sonnar 28-85mmを持ち出した。 さすがに古いためか少し抜けが悪くなったような気がする。 中古で購入して約10年が経った。 買った当時で中玉にうっすらあったホコリは、土埃の立つ場所や大雨の中での使用等々、やや過酷な上に防滴防塵ではない仕様、中玉のホコリは増えていることだろう...。 けれど実際に使っていてホコリは感じたことはく、気になったことがあるのはコーティングの弱り。 これと同時期発売のレンズは「オールド・レンズ」と言われていたり、「劣化」を楽しむ余裕が要求されるのだろう。 とはいえCarl ZeissのT*コーティングは他社のものよりも安定しているように見える。 国内では意外とPENTAXのSuper-Multi-Coated --- "smc"レンズが安定したコーティングのように思える。 Vario-Sonnar 28-85は、実際に撮っているとNikkor 24-120/4と互角の発色とキレ。 片や発売されようやく10年の近年のレンズとほぼ同じか、「絵を作ってくれる」芸術家肌なのはどちらかというと40年経過のCarl Zeiss。 フィルムの時代のレンズなので、素の状態で歪曲収差はじめ諸々良好に収まっていて、諸々が安定して見えるのはそうした要素がためかも。
   Vario-Sonnar 28-85mm、今時の使い勝手からすると広角側が28mmスタートで、せめてこれは24mmスタートであってほしいところ。 後発のCONTAX NシステムのVario-Sonnarは24-85mm。 この丁度良い焦点距離に購入の一歩手前まで行ったのだけど、その時にちょうど出玉がなくて購入には至らなかった。 今に思うと、CONTAX N 70-300mmを使った経験上、マウント・アダプタを介してのピント合わせはあまりアテにならず、ピント・リングの遊びも多めで、24-85mmも同様だとすると使用にはよほどの気合を要するため、出玉がなくてよかったのかもと。 「24-85mm」は便利そうだなぁと思い、これに近いのがLeica Vario-Elmar 24-90mmなのだけど、絶妙な焦点距離のこのレンズ、この値段と重さと大きさ、ムリ...。 単焦点での85mmと90mmとの差は大きくて、個人的には85mmは頑張って使う場面が多く、90mmはわりと自然と使え、この似て非なる中望遠の領域の経験から「24-90mm」という設定には感心する。 Nikkor 24-120mmも、F、Zマウント共によくできていて、前に一瞬 Nikon Z6IIかZ7IIにしようか迷ったのはこのレンズがあったため。 非常に便利な焦点距離。 加えてNikonのボディも卒なく絵を作ってくれるので便利。 と言っておきながら、「NikonかCanonか?」と訊かれれば「Canon」。 それは数年前まで使っていたEOS Kiss X6iがすこぶる好印象だったため。 この後継にEOS 6D mk IIを考えたが当時の手元のカメラの構成の都合からそうならなかった。 ではいま「もう1台としたらどれ?」と訊かれたら「PENTAX K-3 mk III」。
   標準ズームは結局、あれこれ考えて「Vario-Sonnar 28-85mm」に帰着する。 いま検討している Sigma 24-70mmは実用性を重視してのこと。 望遠側はNikkorのように120mmくらいは欲しいところで、そこは、70-300mmの代替も視野に入れて今年発売と言われる Sony 24-200mm F2.8-4.5 G OSS に期待しようかと。

2024-01-04

カメラ任せ

   カメラに任せてシャッターを ---。 と言っても露出とピントぐらいは自分で調節。 この絵柄ならこういう色で画を出してくれるだろうという「期待」の部分がカメラ任せ。 これが「このフィルムでこのレンズならこういう画になるはずだ」というフィルムで撮る感覚に似ていて、このカメラ、デジタル・カメラながらそういう面白さを感じる。 レンズもまた、比較的廉価なキットのズーム・レンズの割によく描き出してくれる。 テレ側での解像度の不足感やら気になる処はあれど、概ね良好。 ワイド側の解像感や乾いた空気感、これは思い違いのような気もしつつの全体的に明るめで暖色系の色づくり等々、スコンとはまれば繊細なSummicron-M 28mmにも似た雰囲気になるし、そうした特徴がこのボディとの組み合わせで画ヂカラを得る。 今日のような光のたっぷりある日は、そうした相互作用が尚のこと面白い。

2024-01-03

薄曇り

   時折、雲が薄く明るくなって太陽の位置を知るような天気。 道端の小料理屋の前にはパンジーが植えられて紫と黄色い花が。 クリスマスに賑やかだったお店は飾っていた花を戸外のバケツに。 素焼きのプランターに多肉植物を寄せ植えしているお店。 この冬はずいぶんと暖かで、タンポポの花や綿帽子、ピンクの花のホトケノザ、シャクナゲの開花しそうな蕾などは見かけるわりに、まだ地植えのスイセンの花を見ていないかも。

2024-01-02

土手から望み

   東の空が暗く、西から乾いた風が吹く川の風景。 ずっと川下へ伸びる土手。 5kmほど先だったか、今でも渡し舟がある。 この手前にも船着き場があった記憶なのだけど定かではなく。 でもその昔、その辺りから風に乗って「ポンポンポンポンポン」と船のエンジン音(排気音)が聞こえてきていた。
   この渡船のある町のウェブ・サイトに:

   赤岩渡船は、千代田町赤岩から利根川をはさんで向こう側の埼玉県熊谷市葛和田をつなぐ主要地方道(県道)熊谷・館林線上を運航する動力船であります。利根川広しといえども現在、県道として1つしか残っていない橋のない公道の1つで、年間2万人を超える方々に利用されています。
   とあった。
   参照: 千代田町ウェブ・サイト > 赤岩渡船

2024-01-01

あたたかに快晴

   日の出の頃でも気温は9℃だったらしい。 スッキリとした空気で遠く富士山も山肌がよく分かるくらいによく見えた。 お昼頃でもわりとよく見えて「元旦」っぽい絵柄。 気温は高めだったが風は冷たくて強い北風だった。 早朝は金星が煌々と光り、日の出は僅かに薄い雲がかかるくらいで黄色っぽい元気な陽光、朝のうちは西の空に月がほんわり浮かび、午後にかけても空気は穏やかに、「今年1年つつがなく進みそう」な印象の2024年の第1日目。

   夕方に石川・能登で大きな地震が。 津波警報が出され、その範囲は北海道から中国地方まで及ぶ日本海側全域に。 地震の震度は:
     16:06 5+ 大きな横揺れ
     16:10 7
     16:18 5+
     16:23 3
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   と。 そして20時を過ぎても、1時間当たり凡そ7回前後で震度2-4程の揺れが続いている。 リアルタイムの計測では常に震度1前後の表示が点きっぱなし。 揺れは震度2-4程の範囲で翌日も続いた。 揺れ始めて40-50分後頃に、関東では横揺れから縦の細かな振動に変わったように思う。 震源地の変化なのか広い範囲で大きく来ないとよいけれど...。