水無川の川辺の
日が暮れてだいぶ経ってしまい、曇り空で残照の余力なく、なぜか手ブレ補正の効きも甘く。 今日も寒い1日となり夕方から小雨。 安定して暖かくなってくるのは例年4月の8日頃で、この辺りから植物の植え替えを安心して行える時期となる。 七十二候では「清明」の頃で「万物が生き生きと見える」季節なのだそう。 この初侯は「玄鳥至(げんちょういたる)」と言われ、南からツバメがやってくる頃とある。 ツバメというと5月・6月に巣を作り始めるイメージがあり、4月は既に飛来の時期かと少し首を傾げ。 そして9月半ばには南へ帰って行く。 一昨年に一度、ツバメの集団が円を描きながら徐々に高度を上げてゆく「渡り」と思われる風景を見たことがある。 鷹など大型の猛禽類では、その目を引く雄姿を収めようと同様に空高く円を描きながら上昇してゆく「渡り」を追うカメラマンもいる。 ツバメは小さくて「雄姿」とは対極的ながら遠路はるばる夏を告げに来るかのように飛来。 そうなると木々の芽吹きももうじき。