2023-12-31

雨、あがり

   曇りのち雨の予報だったところ、朝から雨に。 10時頃になって晴れ間が。 そして午後は曇りに。 ほんの3時間弱ほどの晴れ間だった。 気圧の乱高下でもあるのか頭痛が...。 でもこれは眼精疲労かな、原因は。
   今年は何を思ったか数カ月間、白黒写真を作ってみた。 ガッツリやるには、時間も場所もよく選んで光線を見つけて --- くらいの気合と時間が必要だと思い知り、デジタルの白黒写真にいまひとつ意味が見いだせず、そうした中にカメラマン 赤城耕一氏の大門美奈氏の写真への感想「モノクロによる情報の削ぎ落としが洗練されている」に感銘を受け、でもやっぱり、極めて"FINE"でもどこまでも"GRAIN"が白黒写真なのだなと思った。 現像で金属が成長して絵を構成し、その各粒子によって光が遮られたり回り込んだりで印画紙に映される絵、印画紙に浮き出る金属の生き物感が ... 語り過ぎか。 面白いと思う例で、星景写真を撮るときに、デジタルでは星が小さな点にしか映らないのでソフト・フィルターで軽くぼかしたりするのだそう。 そう言えばフィルムでは適度に星の周囲がほんわりとして大きめに写っていたように思う。 これって「粒子」の絵の持つ妙の一例かな、と。
   カメラは、昨年に1台が故障して修理不能のために買い替え、今年は1台、修理に出したが部品が無いというので、現行からは1世代古いものながら買い替える事になり、急速に新たなカメラ2台の構成となった。 昨年に故障したカメラは 旧式の受像素子(CCDセンサー)で、「写りが独特だ」とYoutube等々でも話題になった機種だったが、どうも「うんうん、そうなんだよ」と思える&使いこなせるほどの技もなく... それでも確かに面白いカメラで「目からウロコ」がたくさんあった。 案外、買い替えたカメラも意外にフィルム・ライクな絵作りなのか、存外その旧式センサーのカメラに言われた「フィルムっぽさ」・「写真らしさ」と同じ方針を踏襲してか、新たな機種でもそれほど感覚的な差異なく撮ることができると思える。
   最近、スナップ撮影の機会があり、これまでは原っぱで、わりとじっくり撮ればよかったのが瞬間瞬間の変化について行かなくてはならない場面が多々あり、メインに据えているカメラはどうやらオート・フォーカスが苦手のようで、懐かしさすら覚えるほどの迷う"AF"の感触に悲鳴を上げかけた。 これ、レンズ変えたら多少は改善されるのか? 純正レンズは軒並み超高価なので、割と安価な Sigma 24-70mm F2.8というのが気になり。 このレンズ、優秀すぎるのか作例を様々見ても写りが「まんま」すぎて面白さを思わなかったのだけど、「この」ボディとの組み合わせなら面白い描写になりそうだと思い始めた次第。 PanasonicのLumix S 24-70mm F2.8が秀逸なようだけどこれもなかなか高価。 テレ側には105mmは欲しいところながら、この焦点距離での各製品はいまひとつ気乗りせず。 「処かわればレンズも変わる」... 思いがけず「沼」(レンズをあれこれグルグル検討せざるを得なくなる、そしてなかなか抜け出せない、抜け出したと思ったらすぐにまた検討事項が浮き出てきて、沼にはまるかのような「レンズ沼」と呼ばれる現象)に早くも片足がどぼん。 来年はうるう年なので1日多く悩むことも出来る。 さて来年末にはどうなっているやら。

2023-12-30

ヨーカドー

   来年、2024年1月に閉店してしまうイトー・ヨーカドー某店。 この他にも閉店してしまうヨーカドーが近くの街にも。 生活圏に見る感じとしては、大きなモールとその間を埋める小さ目のスーパーとで「買い物」圏が出来ている。
   アメリカでは10年ほど前からモールの閉鎖が多いと聞く。 気になってGoogle Mapでアメリカ西海岸の小さな街を見てみたところ、街の中心地にあるモールはあるものの、隣接していた高級な部類の衣料店が閉店し建物は別の施設へと建て替えられていた。 郊外の衣服と雑貨を売る大型店舗が1つなくなり、同じく郊外の大きなモールが1つ閉鎖していた。 なんか、「普通」の雰囲気のお店が残っている様子。 アメリカは人口が減っているわけでもなさそうだし、とは言え住宅販売は伸び悩んでいるようだし、総じてあまり元気ではない感じ。

2023-12-29

駅前寸景

   駅舎、と言っても跨線橋があるくらいで改札機が橋上にある無人駅。 10年くらい前には橋上の小さなブースに駅員さんがいて、その少し前の時期には駅員さんが階段下のホームで切符を手で受け取ったり確認したり。 その駅をロータリーから正面でと思っていたのだけど、まだ陽が南の方にあって半分が陰になっていたので違う面を。 奥の家は民間なので、極力身をかがめて最大限写りこまないように...。
   駅の正面には、6年ぐらい前までだったか、細かな黒っぽいタイル張りの頑丈そうな建物があった。 どことなく駅舎っぽくない風体の駅舎。 かつては1本のホームの上下線の乗客はその駅舎内の改札を通っていた。 上り線の乗客は、下り線の線路を渡って駅舎へ。 そこは取り壊されたあと駐輪所となり、雰囲気としてはひっそりした駅前に。
   特に変哲のない風景なのだけど、今から40年ほど前にはたくさんの人が行き来し、軽食を提供するスタンドが出るくらいだったらしい。 映画「スローなブギにしてくれ」に少しだけ出てくるそうしたシーンがこの塀と歩道の辺り。 最近ではすっかり薄まってしまった「アメリカ感」や「米軍基地感」の色濃かった頃に作られた映画で、そこに映る当時のこの界隈は「遠い外国」を感じられる「近い外国」の地だった。 今も残る「アメリカン・ハウス」やコンクリートの壁にはそうした面影が残って見える。 海外がすっかり身近になった昨今、今さら「基地の街」--- でもないかとも思いつつも、そうした基盤にある独特の文化圏のようなこの場所、やっぱり何か「特別」なものが見える気がして足が向く。

2023-12-28

線路横の道

   線路横と言っても、線路はこの道路の5mほど下方に。 時々撮るこの道。 久々に満月がその先に見えたので撮ってみようと思ったのだけど、この条件で1枚撮りでは月の模様は出ず。 それでも、月の出からそれほど時間が経過していないのかそこそこ大きく見えたので、道路の先に配してちょっと浮いてる感じに。 ISO 800でF5.6でシャッター速度0.8sec.。 「何秒まで行けるか」は試していないけど、1秒前後なら手ブレを感じないくらい手振れ補正機能に助けられる。 昨年まで稼働していたカメラは2台とも手振れ補正なし、うち1台は画質的にISO 320でMAX.だったので、夕方以降の手持ち撮影では苦戦していた。 もう1台は高感度が得意なカメラだったのだけど、風景の明暗のバランスを変えられるわけではなく、しっかり写そうと思うと街灯の光などは白飛びしてしまうものの長い露光時間がよい。 暗い場所でも写せてしまう高感度カメラでも、やはり手振れ補正機能が有効だと思う場面は多かった。

2023-12-27

15:50

   今日は晴れのち曇り、のち晴れまた曇りで約半分が曇り。 外へ出た時は曇り始めの頃。 用事を終えた頃には曇り。 日没の50分ほど前ということもあってか、けっこう暗く感じた。 実際には写真よりは明るかったものの、どこか通り雨の後のような空気だった。

2023-12-26

Y字路

   しばらく晴れ続き。 雨が降ったのは2週間ほど前のことだったと思う。 年末年始は12月31日と1月4日がに降水確率60%の予報。 あと1週間弱はまた晴れ続き。 午後の日差しが例年よりもオレンジ色に感じる今年、冬至も過ぎて日が伸び始める時期でもあるし、太陽の高度も高くなり陽光は赤みが取れ始めるだろうし、陰のコントラストはどうなるんだったっけ? 等々、また14時台や15時台が多くなりそうな外出で、歩きつつ、時に立ち止まって陰影を眺めつつ、とりあえず2-3週間では気づかない程度の変化なのかも? と思いつつ。 また街へ行ってみようか。

2023-12-25

お店の木

   以前に美容院だった建物とその脇の整えられた木。 お店のシンボルのような佇まい。 根元にはツワブキやアロエやヤブランや... あとは何だろう。 案外たくさんの種類の草ものがあり、植木鉢も幾つかあって、割とよくまとまって見えて、植物好きのプチ庭園といった風。 この先はスナック街になっていて、何軒かは鉢植えや小さい植え込みのあるお店も。 ゼラニウムやシマトネリコやバラや多肉類などがちらほらあって、中には圧巻という言葉がぴったりの、ベゴニアにしては巨大すぎるベゴニアの鉢植えのあるお店、建物全体がツタに覆われているお店も。 様々あるなかこの木のある一角に、生活感というか営業してきた年月というか、街が刻んできた「時」を垣間見た感があった。

2023-12-24

垣根

   今朝はまさに「冬」を思わせる寒さに。 クルマの温度計は「+2℃」の表示だったので、「もっと低い日があったよなぁ」と思いながら走り、思ったより車内が温まるまでに時間がかかり、エンジンの水温計の青いランプも意外と長く点いていた。 ポットを持って給湯室に入ってきた人が、水道栓をひねると同時に寒さを口にした。 続いて「冬の寒さになったけど、まだ街の中ではイチョウの紅葉が見られる」と、そのちぐはぐさを言う。
   これは前にも書いたように思う話で、椿に関すること。 以前、原っぱでの撮影の引き継ぎ期間中に先輩カメラマンから聞いたもので、梅雨の少し前頃だったかに花の散りかけている柿の木に近づきながら、「柿の花って白いんですよ」と。 この話がどう続くのかと思っていると、「昔、『カキに赤い花さく いつかのあの家...♪』って歌があって、柿の花は赤いと思ってる人がけっこういるんですよね」というものだった。 聞けば冬の歌で、「カキ」は「垣」なのだそう。 冬の垣根に、濃いピンクの花びらと中心の雄しべが黄色くアクセントの花がポツポツと濃い緑色の垣根を彩る道端の風景が想像された。 昭和歌謡という風の歌詞は、おそらく女性歌手のものだろうと思いつつ、どうもなんだか落ち葉にホウキに焼き芋にダーク・ダックスとポニー・ジャックスが思い浮かぶ。

   歌は元々イングランド民謡だそう。曲名は「思い出」(久しき昔)。古関 吉雄 作詞。 原曲はベイリー(1797~1839)の作曲「Long Long Ago」(「久しい昔」)。 古くは明治23年8月「明治唱歌(五)」に「旅の暮」として載り、昭和22年7月「六年生の音楽」に掲載された歌。 (引用: 「レファレンス協同データベース」https://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000105251) その他にも検索で、由紀さおり・安田祥子のお2人がジャケットになっているCDの情報も。

2023-12-23

オキザリス

   思ったよりも花数は多いものの、直径はだいぶ小振り。 今年の夏の暑さで球根が弱ってしまった感あり。 植え込みのチューリップは花が終わって葉が枯れた頃に球根を掘り出して涼しい場所に避難したのでダメージは少ないはず。 ただ一昨年に掘り出さなかったためか球根はけっこう小さくなっていて、こんど花が咲くところまで球根が育つには2-3年かかりそうな雰囲気。 そう思うと、もっと過酷な暑さにあったオキザリスが花数多く咲いているのには驚き。 来年は球根を避難させた方がよいだろうか。

2023-12-22

グラス

   普通に冬の寒さ、そして強めの風。 日本海側では大雪らしい。 関東には、山を越えてすっかり湿気のなくなった風が吹く。 久々に、大きく綿あめをちぎったような雲が薄めの色の青空に。
   お昼に、前から気になっていたピザ屋へ。 横田基地近くのお店で、大テーブルを挟んで反対側の壁際の席には、大声で話す兵隊さんと思しき男性2人。 それを意識してか、やや大声で話す日本人男性からは「デンバー」やら「テネシー」やらとアメリカの地名が聞こえてくる。 メニューには一応ROOT BEERの文字も。 ハンバーガーもメニューにあって、両者やや捨てがたいと惹かれつつ、今日はペペロニのピザとコーラを。

2023-12-21

ホテルのラウンジ再び

   イベントがあったので立ち寄った。 今日は時間が遅めだったので喫茶営業は終了していて人の姿がなく、素の状態で撮れたのだけど、なぜかやっぱり「営業後」の物寂しさが漂って写っている感じがしてしまう。 人が写っていなくても、営業中だとどことなくでも活気を感じるように思う。 不思議。

2023-12-20

小道の奥へ

   米駐留軍のメイン・ゲートがあった辺りから歩いて5-6分ほどの場所。 その間には、シネマ通りという名のごく細い通りがあり、10年ほど前までは商店街。 その通りに続く小道にはバーや宴会場のある飲み屋などが並ぶ風景が。 今でも所々に小さなレストランや飲み屋が。 そこからほんの少し奥の住宅街なのだけど、その中に、クリーニング屋や米屋、美容室、和菓子屋の工場などがややかたまっている一角がある。 90mmくらいのレンズでない、この一角を圧縮効果でぎゅっと詰め込めないと思っていたけど、60mmでもなんとか。 こんど、Sonyから新たに24-200mmが発売されるらしい。 単焦点をたくさん持ち歩くのも割と億劫なので、良い高倍率ズームはないかと思っていたところ。 TAMRONの28-200mmが良いと聞いて色々調べたけれど、笑ってしまうくらいの歪曲収差。 おそらく色も、Photoshop等でさわって行くと空が白く色が抜けてきたり赤黒く渋みが乗ってきたりとコーティングなのかアンバランスな気配を感じる。 今さらSonyの24-240mmでもないしと思っていたら、24-200mm/F2.8-4.5G OSSの開発の噂。 でも"G"レンズか。 高画質レンズに付けられる型番なので画質的には歓迎なのだけど、なんかけっこう高価なんだろうなぁ。

2023-12-19

午後

   14:11。 もう夕刻のような雰囲気だった。 さすがに14時過ぎで「夕」というのも何なのだけど、思えばもうじき冬至になり、その頃の日没は16:32らしく、14時は日没のほんの2時間半前であり、陽光が黄色やオレンジに見えるのが今の時期なのだろう。 冬至を過ぎればまた陽の光はどんどんシャープに白っぽくなってゆく。 冬至頃までのぼんやり薄暗い街の陽差しもあと数週間か。 ここ数年、この12月の柔らかい、と言うよりも弱いといった風の午後の陽光に面白さを思い、よりそうした光線の写真を意識するようにはなったのだけど...。 なかなかまとまった時間も取りにくいと思いつつ、そう遠くなく光と影の際を探し歩くような日を作ってみようか。

2023-12-18

夕刻

   15:00過ぎ。 陽は思ったより傾いていて、街の大半が日影のために夕暮れ時のよう。 普段あるき回るのは1時間程度なので、その範囲にある目につく風景は大抵は撮っているような印象。 以前、周囲に殆ど何もないような勤務地だった頃には、何度も、街に近ければ、撮りつくしても撮り方を工夫すれば毎日いくらでも撮るものがあるんじゃないかと思っていたけど、まぁそうも。 元々は客観的な街並が対象で、これはあまりに「まんま」なので、やっぱりそこから少し外れて何か面白いものを撮ってみたくもなり。 絵的に何かしたくなったこも、ごく客観的な記録のようなもの、この2つは意外と使う脳ミソの部位が違うのか、同時に両方をという感じにはなかなかならず。 そうした処は、対象というか、テーマ的なものというかが曖昧になってしまう原因になっているようにも感じつつ。 最近よく思うのは、もっと時間を選んで撮れればなぁというあたり。

2023-12-17

雑多に

   少しだけ風が冷たく。 冷たいと言っても「刺すような」には程遠い。 冬にしては日差しが強めに思える。 冬の角度の日差しに電線の影やら街灯やら電柱やらクレーンやら、雑多な感じを詰め込みたくなる午後の散策。

2023-12-16

看板

   ライブ・ハウスの看板。 下の方に描かれているのは矢印? ... どうも「Chicken Shack」(鶏小屋)らしい。 特に気になるバンドがあるわけでもないのだけど、ちょい楽める空間。 老舗のライブ・ハウスというだけあって、やや年配のお客さんの姿もあり、米兵さんの姿もあり、次の出番待ちと思われるバンド・マンの姿もあり。 ステージが奥に、手前にバー・カウンターで、バー・カウンターから見えるところに20インチくらいの小さな液晶テレビが置かれ、聞こえてくる生音と、ステージの様子を時々画面で見ながらというお客さんも。 思い思いに。

2023-12-15

駐輪所の精算機の裏っかわ

   午後にほんの少しの間、うっすらと陽が射した。 4車線弱ほどの幅の道路の反対側から、なぜかよく見える駐輪所の精算機ボックスの裏側の清掃具。 20年くらい前だったかこの辺りにはガソリン・スタンドがあって、何度かオイル交換をしたり時折立ち寄っていたためか通りかかると何となく気になる一角。 後ろには河津桜の木があって、街で最初に開花する。 この秋というか冬は遅めの落葉だったように思う。 清掃用具の出番もそろそろ一段落か。

2023-12-14

"P"

   この「P」の看板、2度目の掲載だろうか。 この駐車場と対の施設が間もなく取り壊されるので、この看板もそろそろかなと。 抜けの良い青空と、劣化の見られる看板に褪せたペンキの銀色のポール。 これもまた、小さいながら「多摩遺産」的な。

2023-12-13

またこんど

   今年の夏だったかに寄った「大衆食堂」。 なぜかこの手のお店に行くと、普段はまるで興味を示さない親子丼を注文してしまう。 ここは、最後にたしかアイス・コーヒーが出てきて、溶けた氷で味が薄くなってゆくような印象の、厚めのガラスの小さなグラスのそれが、意外にも本格的なコーヒーの味で軽く驚いたンだった。 年配の店主に、今度お店の中を撮らせてほしいとお願いしたら快諾してくれたのだけど、あれからずいぶん長いこと行ってない。 ちょっと機を逃したか。 でも行ったらわりと歓迎ムードになってくれるか。 お昼時のお客さんは、ちょっと荒っぽい感じの人が多かったけれど、帰る時には客席全体に声を掛けるように「じゃ、お先させてもらいます!」だったか、挨拶して帰っていった。 なんだか不思議な雰囲気だった。 いつか、またこんど。

2023-12-12

落ち葉

   「3週間ぶりの雨」と朝の天気予報で言ってたけど、もうちょっと手前で雨の日があったような...。 手元の記録では11月23日の明け方が雨だったよう。 まぁほぼ「3週間」。 周囲の紅葉していなかったイチョウはほぼ全て黄色い葉に、わりと緑色のまま付いていた落葉樹の葉も黄色やオレンジになって地面に。 冬に向かっているのだろうけど、気温が高めなためか、今日は湿気があるためか、どことなく早い春の空気の感じ。

2023-12-11

駅前

   駅のロータリーのすぐ傍の木。 普通に駅前の風景。 木にピントを合わせたつもりが、どうやら無限遠までピントが抜けてしまっている感じ。 多少なりと近くにある木を浮き立たせたかったのだけど、そもそもF8で撮っているので遠くも近くもそこそこピントが来ている。 手前の杭はボケてしまっていて、やや奥の杭にピントが来ているともう少し立体感が出たのかも。 今日は曇り空でもあり、工事が進んでいるという話を聞いて、駅の南側と、北側の少し奥まったあたりの戸建て住宅の建設地を見に行った。 大きな用水路、玉川上水も見に行ったが、曇っているのと手持ちのレンズのテレ側のmax.が60mmで画面を圧縮しきれず、何を撮ろうかと彷徨っての1枚。 ピントがなぁ。 それと、個性的な単焦点レンズを使えば、また不思議な空間に見えたのかも。
   昨日、ようやく2バージョンも放っておいたカメラ本体のファームウェアのアップ・グレード。 でもこうした風景が多いので、あんまり恩恵を感じない。 またいつかライブ・ハウスに行く機会があったら、トラッキング・フォーカスや顔認識フォーカスなどを試してみようか。 あと、キット・レンズであるズームだと、そうした場面では意外に雰囲気が出ないので単焦点レンズも持って。 ...案外、そういう場面ってNikon・Canonがキレイに渋く写る気がする。 あえてPentaxの一眼レフってのも悪くない。

2023-12-10

今日もEDDIE'S

   気になってまたEDDIE'Sへ。 もちろん日中は閉まっているのだけど、今日は日差しも丁度よい感じだったので。
   ここは「都内最古のディスコ」と言われるのだけど、他にも同様に言われている処もあるのかもしれない。 今年49周年を迎え、そしてあと3週間で閉店となるEDDIE'S。 先月25日にお伺いしたときにはEDDIEさんご本人がカウンター席に居て、特に照明が当たっていたわけでもなかったが光って見えた。 EDDIEさんの歴史、この街の歴史、輝いて目に映るのはまさにリスペクトの対象という風。 松葉杖を使いつつも「ちょっと一回りしてくるな」と街の風景に溶けていった。
   なんであの時に写真を撮らなかったのだろう。 後悔しつつ、今夜また足を運んだのだけど、残念ながらお店は開いていなかった。 日曜は20:00 openとの情報はやや古かったのかも。 今はどうやら企画のある夜だけのOPENっぽい。 今日はホット・サンドの「ツナ・メルト・チーズ・サンド」を注文しようと思っていたのに。 先日のDj Mudcatのスロー・テンポのテクノ系Mixは心地よく... 初めてEDDIE'Sの外観を見たときに、ヤバさを感じて軽く引いたのも懐かしく。 EDDIE'S、閉店後は取り壊しが決まっているそう。

2023-12-08

冬っぽく

   冬っぽさを思う地平線付近の色。

2023-12-07

風の日

   今日以前にも風の強い日は何日かあったのだけど、今日は砂利の駐車場から白い土煙が大量に舞い上がるのが目に入り、「風」が強く印象に残った。 アメリカ楓の紅葉と落葉、湿度を感じない青空に夕方のピンクやオレンジの雲と、携帯電話の画面には気温19.9℃とありつつも冬色の強い景色に。

2023-12-06

紅葉

   冬の寒さは昨日だけで、また暖かく。 昨日はどんより曇って最高気温9.8℃、今日は16.4℃にまで。 街のなかにはクリスマス・ツリーやサンタクロースやイルミネーションが飾られて一応のクリスマス・ムード。 なんとなく思うのは、年々少しずつ飾り付けが寂しくなっているような印象。 飾り付けそのものの規模縮小もあるだろうし、電球からLEDに変わり光量や光の拡散のしかたやスペクトルの単一性の影響もありそうだし。 思い出すのは ふた昔前くらいのクリスマスで、街を歩くとあちこちからジョージ・マイケルマライア・キャリークリスマス・ソングが聞こえてきて、駅前のコンビニではクリスマス・ケーキやロースト・チキンの暖色系の予約受付のポスターが通りに面した窓に貼られ、12月を迎えると急速に街中はわりと「あたたかな」印象のクリスマス・ムードに。 時代の違いもあるので比較でもないようにも思うけれど、近年は何かとクールな感じで、冬らしく「寒い」印象が強め。

2023-12-05

今年も

   今年もクリスマスの電飾。 何年か前に画面右の三角錐のツリーが登場し、何年か前に真ん中あたりにあった"Merry Christmas"やサンタの飾りがなくなったような...。 少しずつ変化しながら毎年飾り付けを行うこの町会。 カンバレ。

2023-12-04

イチョウの木

   窓の外に大き目なイチョウの木が見えたので探しに。 黄色く色づくまでは意識したことのなかったイチョウは、住宅街のなかのクルマ屋さんに生える木だった。 ここは何度か歩いているけれど、今日はじめて認識した。 例年なら11月上旬から中旬にかけてがこれくらいの紅葉具合だったような記憶なのだけど、12月に入ってようやく。 今朝も「12月に入ったら急に冬っぽくなりましたね」という会話がちらほら聞こえてきた。 そういえばここ数日は、日中の街歩きも手袋をしている。

2023-12-03

何処かへ

   きのう撮らせていただいたホテルのラウンジ、その外観を撮ろうと、陽の当たっていそうな午前中の時間を選んで足を運んだ。 のだけど、既に陰になっていた。 多少は撮ったものの、あと28日で営業終了なのでそれまでに再挑戦しよう。 このホテル前からの発で成田空港と羽田空港行きのリムジン・バスが運行されている。 かつてG.H.Q.の司令本部があったという歴史の他に、なのか、むしろその流れでなのか、海外へ繋がる空港へのバス停があるというのも、ここに「どこか特別」な場所だという空気を感じる要素に思える。 空港へは電車でも行けるしその道のりも好きなのだけど、バスでの道のりの旅情はまた特別な感じがする。 渋滞気味の首都高から見る赤坂見附あたりの釣り堀「弁慶橋ボート場」の風景だったり、四街道あたりの先のひたすら街路灯が後ろに過ぎてゆく風景だったり、それにディーゼル・エンジンの微かな振動と音とが急速に日常から離れてゆくのを思わせる。 なぜか電車よりもバスの方が「あと戻り」できないような気がする。 バスを待っている人たち、バスに乗っている人たち、どこに何をしに?

2023-12-02

ホテルのラウンジ

   今年一杯で閉めてしまうのだという。 この街では代表格的なホテルで、かつて米軍が駐留していた頃にはG.H.Q.の指令本部が置かれていた位置にあると言われている。 基地が返還され、おそらくその後は国の保有地として原っぱのようになっていたのではないかと思う。 暫く、記憶では2002年頃までは1つだけ格納庫が残されていて、かつての基地の面影があった。 1994年にはこのホテルのある辺り一帯が開発され、ホテルは1994年にオープン。 その他にも公共サービスを行うビルやオフィス・ビルが建ち、ちょっとした都市的な街区に。
   工事の間、夜にはたくさんのクレーンそれぞれに赤いランプが点り、一部は夜遅くまで稼働していたような記憶も。 当時は何かと忙しくて写真を撮れなかったが、駅の反対側から遠く望む多数のクレーンと赤い光はどこか不気味で、「都市開発」という語感からだいぶ遠く感じる風景には写欲をかき立てられるものがあった。 街が大きく変化していった1997-2007年頃は特に疲労困憊の時期でもあり、やはり写真を撮るのは案外難しかったのだろうと、しばしば自分に言い聞かせ。

2023-12-01

曇りの恵比寿の散策

   ずいぶん前、暑い真夏にアラーキーの展示を見に行った、恵比寿にあるアート・ブックの販売を行うNADiff a/p/a/r/tというギャラリー? どちらかというとアート・ブック販売がメインのような雰囲気のお店? ギャラリー? が気になって、路地を進む。 気になっていたのは、ギャラリーもさることながら、その手前にあった古いアパート。 大きなモンステラに"金のなる木"(ベンケイソウ)?、ゼラニウム、ちょこちょことピンクの花のカタバミが道路に面して生えていて、それが効いてか古いアパートの違和感アップ。 この界隈は、歩いていると割と古い家屋を目にする。 ここ1-2年で取り壊されてしまった建物も幾つか。 覚えている建物、全く以前が思い出せない建物と印象も様々。 さすがに恵比寿駅が大きく変わりつつあった20年ほど前の風景は記憶もぼんやりしてしまっているけど、広尾まで歩いたりした道はなんとなく覚えていたり。 また近いうちに歩いてみようかな。