2025-03-23

霞んでいた朝

   何だろう? 花粉か黄砂か、少し湿度が上がっての春霞なのか日の出頃の空がうっすらと霞んで見えた。 日中は昨日よりもやや暖かい24℃超え。 夕方に浮かんでいた雲には稜線の向こうに沈んだ陽光がわずかに当たって輪郭がうっすらピンク色。 空は水色のように薄く柔らかな青。 日没は17:55頃と、だいぶ日も延びた。
   さてSL2-S。 昨日たくさん撮ってみたところ、どうも水準器を頼りに撮った分の画の傾きが不自然で、今日になって水泡が移動するタイプの水準器をホット・シューに挿してみたところ、2-3°程だろうか光軸を軸に回転する方向にズレていた。 つい一昨日に却ってきた前回修理の「突然死」は、その予兆だった制御系の暴走と思しき赤っぽい画面と操作を受け付けない症状もなく今のところは無事。 ただ一瞬、背面液晶の表示が瞬いたので、じんわり不安は湧いている。
   でも不思議。 フィルム・カメラの頃って、ファインダー像に特に何も表示されないサラのスクリーンで、広角レンズでもそれなりに違和感のない水平を見出していた気がすす。 撮ってしまうとフィルム上では後に傾きを修正できないし、もしやや気になる傾きがあった時には「仕方なし」としていたのか。 プリントをさほどしていなかったからなのか。 最近は特に、広角レンズの歪みの影響のある画の傾きが気になる。 ついでに気になっているのがファインダーを覗くときに頭がちょっと傾くこと。 もしかしてカメラやレンズ云々ではなくて、頭の角度の問題?。 ボディの重さに肩が引っ張られたりもするのかも。 と、傾きは近々の課題に。