2024-07-08

Cafe&Restaurant DADDY

   2年ぶりくらいの来店だったろうか。 先だっての横田基地周辺に似て、このお店の近辺も、かつては日本軍(空軍?)基地->米軍基地と基地に関連して栄えていた。 今は基地だった敷地は主に商業地区となり、その他にも病院や専門学校、やや離れて災害基地や警察署や自衛隊関連の施設等々のある区域になっている。 その広大な敷地の中でも、このお店の辺りには基地のメイン・ゲートがあって、映画館や小さなレストランやバー、ジャズ・バー、一部は風俗街もといった栄え方をしていたという。 小さなレストラン、もちろん当時は個人経営のお店ばかりで、昨今は経営者の高齢化が理由で閉めてしまった処も幾つか。
   こうしたお店の多くは洋食、と言ってもいわゆる日本の「洋食屋」とはどこか違って、米兵の好むようなメニューと味と量が特徴だった。 きょう立ち寄ったDADDYもそうした外国風の雰囲気を残している。 でも何が違うんだろうなぁ... 注文したランチ・メニューの「A」は「和風おろしトンカツ(定食)」だったのに。 付け合せがステーキによくあるコーンやニンジンだったから? 店内の装飾がため?
   店内の装飾はアメリカっぽいグッズがたくさん。 それらを眺めながら、今どきならばアメリカ人へのウケ狙いならば日本っぽさを押し出したほうが、先方から見れば外国感があって面白いようにも思えるし、当時もそうではなかったのだろうか? と小さく疑問が浮かんできた。 では? と、その昔の様子を想像しながら --- 極東の、不思議(不可解)な文化を持つ小国にやってきて街に出る、空腹を覚えたそこでふと自国の空気を思わせるレストランがあったらやっぱり入りやすいのかもなぁ。 「味がこの土地と郷里との距離感を埋める?」か「雰囲気が味と郷里を融合させる?」って感じかなぁ、と、いうのが今日の感想。 まぁ、あえて文字にするほどのことでもないのかも。