2023-10-06

晩夏光を想う冬隣

   昨夕の空は澄んで薄めの青とオレンジ。 黒く大きな雲が西の空に浮かんで、まるで冬の夕暮れのよう。 そして強く吹いた風は、温度が辛うじて高いものの「木枯らし1号」を思わせる空気の匂い。 湿度の低い今朝の空気は冷たく、いつぞやの、さっさと木々の葉っぱを食べつくして地中に潜っていった虫たちが示唆しているかのような急速な冬の到来を思う。 かと言って、明日はまだ「夏日」との予報もあり、日射しはようやく秋の入口。
   今日は、午前の通院をはじめ用事が4つ。 ショッピング・モールでの昼食の後に、クルマ屋さんへタイヤを外すための部品を届け、写真屋さんで写真を3点プリントしてそれを勤め先の関係者に届け、それで17:30。 その時計の示す風景が、今日1日をよくある「勤務時間」を過ごしたように錯覚させた。 たくさん用事が出来たような、そうでもないような。 ただ、そのペースはそれほど詰め込んだものではなく、これくらいの時間の流れ方は心地よいような。 このペース感... ん? 鍼によるもの?