2023-10-05

キンモクセイ探し

   4日前に、咲いているはずと足を向けた原っぱのキンモクセイはまだ固く花芽を控えていた。 ならここも未だだろうと昼過ぎに足を向けた路地のキンモクセイは、いつしか伐採されていて無くなっていた。 10月半ばには花が落ちて地面をオレンジ色に染めるのが例年の風景で、なんの気なしにその風景を見るために路地に曲がることも時折。 さて街のなかにキンモクセイのある場所って他にあったっけ? 何年か前にもキンモクセイが無くなってしまった場所があり、「どこからともなく香ってくる」記憶はずいぶんと減ったように思う。 そして意外な場所で見つけたヒガンバナ。 こちらは一般的な開花期から2週間ほど遅く花をつけ、今がようやく「お彼岸の頃だ」と主張しているかのよう。 エレベーターで乗り合わせた、近所のコンビニ帰りの同僚が「今朝は寒いくらいだったから秋が来たと信じたい」と、昼過ぎの暑さを笑い話に。 ここ2-3日は肌寒かったのだけど、今日は24℃と上がり「夏日」手前にまで。