2026-07-04

Empty Signs

   古い都営アパートのアーケード部分。 かつて同市内の河川敷でクジラの化石が出て来たことから、街のシンボル的にクジラがあしらわれているのを見かけ、このアーケードも「くじらロード」の名が付いている。 道の反対側にあったふとん屋さんは、昨年だったかにお店の外観を撮らせていただいて間もなく閉店してしまっていた。 ちょっと前まで花屋、手芸用品店、床屋、カレー屋、不動産屋、文具屋と、お店が開いているのを見てどこかホッとするような思いになった。 他、ロータリーに面していた喫茶店「ロータリー」や、夕方にはいつもいい匂いがしていたレストラン「フランボワーズ」と、地元臭濃く、落ち着いた雰囲気のお店もちらほら。 お店も建物も、無くなってみると「撮っておけばよかったかな」と思う。 よく目にする「あまりに当たり前の風景」ってのは案外貴重なものだとあらためて。