2025-12-12
こうよう
昨夜半から強い北風が吹き、きょう日中も気温9℃ほどと寒いうえに冷たい風に、今朝はイチョウの葉が路肩に軽く山盛りになっていた。 街の真ん中あたりではケヤキの葉がバス停横で20cmほどの高さで風に渦巻き溜まりつつあった。 頭の中では「葉は散ってしまった」と思い込んでいたところに、路地を曲がると真っ赤なモミジ。 まだこういう景色が残っているのかとやや不思議な感じ。 暦では今日くらいからがクマが冬ごもりする頃なのだそう。 クマ被害、減りますように。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-11
ジャズ喫茶へ
少し離れた街のジャズ喫茶、夜はバー営業をしているお店。 時折足を運んでいたジャズ喫茶の向かいにあるお店で、どちらも同じく2階に客席があり窓越しにうっすら見える店内がいつも少し気になっていた。 きょうはついに「そっち」へ。 「いつか」と思っていた「きょう」の記念写真的な店内の風景。 店内は、「外」から見て想像していたのとは全く違った景色だった。 そしてこの2店、家具や色調や店員さんまで雰囲気がよく似ていてパラレル・ワールドに迷い込んでいるような感覚も楽しめた。 曲はリクエストも出来るというので、次に行ったらThelonious MonkかMcCoy Tynerをリクエストしてみよう。 アンプはプリもパワーもMcIntosh、スピーカーはBOSEの、あれは901? 301? それとももっと旧い別の型番?。 音源は何だったのか? 唯一の再生装置に見えたMarantzのCDプレーヤーには電源が入っていなかった。 LPレコードのジャケットが店内に飾られていたけれどレコード・プレーヤーは見当たらず。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-10
Revisited
今年の1月だったか、アメリカン・ハウスを撮りに東福生へ向かった。 その途中でLeica SL2-Sが故障、電源が入らずウンともスンとも言わなくなった。 背面液晶画面が熱暴走のような妙な表示になって操作を受け付けなくなるという症状は以前からあり、常にイヤな予感を抱えつつだったがついに。 その日はiPhoneで撮ってきたのだけど、あれ以来、一眼で向き合ったことがなかったことが気になっていて、きょう久々に足を運んだ。
空家になってから1年ほどになるだろうか、でも管理はされているようでどことなく人の「気」はある。 物干し台に張られたロープにはピンチ(洗濯バサミ)と、それらが朽ちて残った金属のスプリング部分が残っていて、残っている生活の匂いとしてはそれくらい。 その昔、ハワイへの出張の際に部屋に洗濯物を干すために洗濯ロープと木製の洗濯バサミを買ってきた時のことを思い出しつつ、木製ピンチにはアメリカの風景を重ねて部屋でひとりにんまり洗濯ものを挟んで満足感に浸ったのも思い出しつつ、どこかの誰かがこの「ハウス」で生活していた時代に時間に敬意を表しながらズーム・リングを回し。
徐々に残り少なくなってきたこの街の「アメリカ臭」に名残惜しさと重ねられた歳月を思い。
最近気になる曲、Bob DylanのBlowin' in the Wind。 2枚目のアルバムに収録されているらしい。 ふぅーんと思いながら、タイトルに馴染みのあるLike a Rolling Stoneのレコード・ジャケットに目を遣ると「HIGHWAY 61 REVISITED」の文字が。 何気なく「US-61」を検索するとミズーリ州のとある場所にピンが打たれた。 これがUS-61の中間地点なのか何なのかさっぱり不明で、ズーム・アウトするとSt. Louisの文字。 ピンの位置はSt. Louisから20マイルほど南にあった。 今度はズーム・アップすると「Blues Highway」の文字。 幹線道路にはよくその地にちなんだ名称が付けられるのだけど、Bob Dylanの出生地を象徴するかのようなこの命名にはちょい感動。 Bob Dylanの音楽はよくRockとかFolkと言われるので、Bluesというともうちょっと南のイメージなのかもしれないけれど。 それにしてもカッコ良すぎる命名。 Like a Rolling Stoneは6枚目のアルバムに収録だそう。
このタイトルに馴染みがあるのは、1987年頃に発行された景山民生の小説「転がる石のように」を発行当時に読んで微妙な共感を思ったところから。 感じた「微妙」な感覚は年齢差が故か。
ストーリーは、Googleの要約(少し加筆あり)によると「1960年代最後の年、日本人の若者である上山哲夫が、アコースティック・ギター1本を持ってアメリカへ旅立つところから始まる。子供の頃、彼は米軍ベース・キャンプの金網の向こうに『アメリカ』という輝かしい国を見て育った。心の中に居座り、求め続けていたその風景 ---『本当のアメリカ』を、ハワイでの一時滞在を経てロサンゼルスへ、そして大陸を横断して南部に立ち寄りニューヨークへと旅を続ける。」 旅の最終地はたしかウッドストック。 ベトナム戦争を体験したアメリカで大きくうねる時流の真っ只中での、哲夫の葛藤と自身のホーム・カミングの物語。
1990年頃発行の石川好の小説「ストロベリー・ロード」にはアメリカについて「人を呼び集め、返さない国」と表現されている。 「自由、平等、あり得ない言葉が燦然と輝いて響いた国、それがアメリカ」(一部改変)と、その求心力を語っている。 景山民生、石川好、共に1947年生まれ。 幼少期・青年期に戦後の強大なアメリカを体感した世代。
空家になってから1年ほどになるだろうか、でも管理はされているようでどことなく人の「気」はある。 物干し台に張られたロープにはピンチ(洗濯バサミ)と、それらが朽ちて残った金属のスプリング部分が残っていて、残っている生活の匂いとしてはそれくらい。 その昔、ハワイへの出張の際に部屋に洗濯物を干すために洗濯ロープと木製の洗濯バサミを買ってきた時のことを思い出しつつ、木製ピンチにはアメリカの風景を重ねて部屋でひとりにんまり洗濯ものを挟んで満足感に浸ったのも思い出しつつ、どこかの誰かがこの「ハウス」で生活していた時代に時間に敬意を表しながらズーム・リングを回し。
徐々に残り少なくなってきたこの街の「アメリカ臭」に名残惜しさと重ねられた歳月を思い。
最近気になる曲、Bob DylanのBlowin' in the Wind。 2枚目のアルバムに収録されているらしい。 ふぅーんと思いながら、タイトルに馴染みのあるLike a Rolling Stoneのレコード・ジャケットに目を遣ると「HIGHWAY 61 REVISITED」の文字が。 何気なく「US-61」を検索するとミズーリ州のとある場所にピンが打たれた。 これがUS-61の中間地点なのか何なのかさっぱり不明で、ズーム・アウトするとSt. Louisの文字。 ピンの位置はSt. Louisから20マイルほど南にあった。 今度はズーム・アップすると「Blues Highway」の文字。 幹線道路にはよくその地にちなんだ名称が付けられるのだけど、Bob Dylanの出生地を象徴するかのようなこの命名にはちょい感動。 Bob Dylanの音楽はよくRockとかFolkと言われるので、Bluesというともうちょっと南のイメージなのかもしれないけれど。 それにしてもカッコ良すぎる命名。 Like a Rolling Stoneは6枚目のアルバムに収録だそう。
このタイトルに馴染みがあるのは、1987年頃に発行された景山民生の小説「転がる石のように」を発行当時に読んで微妙な共感を思ったところから。 感じた「微妙」な感覚は年齢差が故か。
ストーリーは、Googleの要約(少し加筆あり)によると「1960年代最後の年、日本人の若者である上山哲夫が、アコースティック・ギター1本を持ってアメリカへ旅立つところから始まる。子供の頃、彼は米軍ベース・キャンプの金網の向こうに『アメリカ』という輝かしい国を見て育った。心の中に居座り、求め続けていたその風景 ---『本当のアメリカ』を、ハワイでの一時滞在を経てロサンゼルスへ、そして大陸を横断して南部に立ち寄りニューヨークへと旅を続ける。」 旅の最終地はたしかウッドストック。 ベトナム戦争を体験したアメリカで大きくうねる時流の真っ只中での、哲夫の葛藤と自身のホーム・カミングの物語。
1990年頃発行の石川好の小説「ストロベリー・ロード」にはアメリカについて「人を呼び集め、返さない国」と表現されている。 「自由、平等、あり得ない言葉が燦然と輝いて響いた国、それがアメリカ」(一部改変)と、その求心力を語っている。 景山民生、石川好、共に1947年生まれ。 幼少期・青年期に戦後の強大なアメリカを体感した世代。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-09
冷たい風の朝
昨日の18℃から今日は12℃へ。 最低気温6℃と関東平野の12月っぽさの濃くなるのを思う気温。 今日も晴れるはずだったのだけど日中の殆どが曇天となった。 晴れるつもりでいて、今日はあの場所を撮ってみようと思い描いていたところが全滅。 寒さからか体調も少し優れずあまり撮り歩けず。 曇りなりに撮ってはみたものの結局は朝に撮った空をセレクト。
昨日に続いて気になったフィルターがMARUMIの「EXUS レンズプロテクト MarkII」。 透過率0.2%を謳う高性能フィルターで、Kenko ZXIIと同じくガラスの平滑性も優れ、フィルターあり・なしでの画質の差もゼロではないが区別つかないくらいの僅差。 長いことフィルターの性能にはほぼ頓着して来ず、数年前にこのフィルターを使って驚いたのは、透明度もさることながら「防汚」機能。 指先で触れてしまったときの手脂も他の汚れも「あれ? 付いてない」と思うような効果。 ZXIIも「防汚」を謳っていて、この両者、画質も使い勝手もかなり似通った高性能ぶり。 近年使用していたフィルターは見た目でB+Wのものを使ってみたりしていたけれど、つい最近Carl Zeiss T* Distagon 1.4/35mm ZMにはZXIIへと新調してみたり。 効果としてはすこーしだけ画がスッキリしたような...。 次は17年前だったかVoigtlander Color-Skopar 35mm F2.5 Type-Cに装着したLeica のUV/IRフィルター、さすがに細かなキズが付いている気がするのとUV/IRカットの必要が無くなったので高性能の透明フィルターに交換しようと思っていたところ...だけど、Sigma 20-200mm用の新調が先かな。
昨日に続いて気になったフィルターがMARUMIの「EXUS レンズプロテクト MarkII」。 透過率0.2%を謳う高性能フィルターで、Kenko ZXIIと同じくガラスの平滑性も優れ、フィルターあり・なしでの画質の差もゼロではないが区別つかないくらいの僅差。 長いことフィルターの性能にはほぼ頓着して来ず、数年前にこのフィルターを使って驚いたのは、透明度もさることながら「防汚」機能。 指先で触れてしまったときの手脂も他の汚れも「あれ? 付いてない」と思うような効果。 ZXIIも「防汚」を謳っていて、この両者、画質も使い勝手もかなり似通った高性能ぶり。 近年使用していたフィルターは見た目でB+Wのものを使ってみたりしていたけれど、つい最近Carl Zeiss T* Distagon 1.4/35mm ZMにはZXIIへと新調してみたり。 効果としてはすこーしだけ画がスッキリしたような...。 次は17年前だったかVoigtlander Color-Skopar 35mm F2.5 Type-Cに装着したLeica のUV/IRフィルター、さすがに細かなキズが付いている気がするのとUV/IRカットの必要が無くなったので高性能の透明フィルターに交換しようと思っていたところ...だけど、Sigma 20-200mm用の新調が先かな。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-08
繰り返し
気温は18℃台まで上昇。 冷たい風に一旦は手袋をしたのだけど、30分も歩くと薄手のコートも手袋もバック・パックに。 今日はココへ来ると決めていたのでまっすぐに。 そして期待通りの晴れ。 なかなか「これでよし」と思えず、今回も「また来よう」と思った。
ここ最近、このレンズで撮っていて微妙にアンバーっぽさが乗ってそれがワルさしている感じがしてきた。 たぶんUVフィルターの僅かな褐色を拾ってカラー・バランスに作用。 KenkoのZXII(ゼクロス・ツー)あたりの透明フィルターに変えてみようかな。 72mmとなるとやや高価ではあるけれど。 ZX IIは確か透過率が0.1%だったか、ガラス面の平滑性も極めて高く、以前に試したときの撮影画像はフィルター無しとほぼ変わらず、これならフィルターによる画質の劣化は気にしなくてよさそうだと思った。 そう言えば72mmのPLフィルターを持っていたと思ったけれど、どこに仕舞ったかな。
ここ最近、このレンズで撮っていて微妙にアンバーっぽさが乗ってそれがワルさしている感じがしてきた。 たぶんUVフィルターの僅かな褐色を拾ってカラー・バランスに作用。 KenkoのZXII(ゼクロス・ツー)あたりの透明フィルターに変えてみようかな。 72mmとなるとやや高価ではあるけれど。 ZX IIは確か透過率が0.1%だったか、ガラス面の平滑性も極めて高く、以前に試したときの撮影画像はフィルター無しとほぼ変わらず、これならフィルターによる画質の劣化は気にしなくてよさそうだと思った。 そう言えば72mmのPLフィルターを持っていたと思ったけれど、どこに仕舞ったかな。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-07
何度も
日中、外出できる範囲はそれほど広くなく、街並みを撮るなら同じ場所、同じ角度、同じ画角、同じような光線具合で撮ると年数が経ったときによい記録になるとは思いつつ。 なかなかそこまで出来る条件もなく、とはいえ気になる場所は何度となく撮ってみたくなり、この場所も、そのほか何か所か「よく撮る場所」があったり。 この場所は、50年ほど前にはカーブではなく踏切がありかつての本通りだったらしい。 今は100mほど東側にアンダー・パスが作られてそちらがメインの通りに。 気になる場所以外、普段なら通り過ぎているような場所もなるべく立ち止まって撮ってみたりもしているのだけど、なかなか絵になるわけでもなく、それなりにストーリーを考えていないとホントにただ撮っているだけの画になってしまうようにも思う。 あらためて立ち止まる場所、よく撮る場所も、何度も撮ってみようかと。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-06
アジサイ
暖かさに花を付けていたアサガオも、霜が降りたのか場所によっては葉が黒く萎れているのを見かけるようになった。 よく使う駐車場の脇のアサガオはまだ花も蕾もあり、霜がなければあと4-5日は咲き続けそうな雰囲気。 オシロイバナも咲いているし、それでも今日は今期で最も寒い日だったように感じた。 予報では今日・明日あたりは気温高めとのことだったけれど、風はすこぶる冷たく思えた。 そう言えば明日は「大雪」かも。 その初侯は「熊蟄穴(くまあなにちっす) 熊が冬眠のために穴に篭る」だそう。 今年は殊にヒトがクマに襲われるニュースが多かったが、もう山に籠ってほしいところ。
異常気象と言われる前は、アジサイの花は咲き終えた後には散っていたように思う。 近年は花の房のままドライ・フラワーのようになっているけれど、少し違和感を思う。
異常気象と言われる前は、アジサイの花は咲き終えた後には散っていたように思う。 近年は花の房のままドライ・フラワーのようになっているけれど、少し違和感を思う。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-05
福生日和
快晴。 湿気のない空気にストレートな日射し。
ふらっと「ブラジル料理レストラン EL's」が新しく国道16号を挟んで米軍基地のメイン・ゲートの目の前にオープンしたお店、「EL's BASE SIDE」へ。 メニューは福生Akasen店と同じくタコス。 ポーク・チキン・ビーフの「MIX」に、辛くない「MILD」、それと「no Cilantro」、で「To Go」。 トルティーアと薄いオレンジ色のオリジナル・ソース付き。 それと店内飲食はブッフェ形式でやはりポーク・チキン・ビーフの料理にビーフ・スープ。 ブラジル料理というよりはやっぱりアジアン・テイスト。 2人顔見知りの店員さんとママさん。 ちょっとだけ会話。 お客は基地からの方々が9割だった。 国道16号の乾いた空気と行き交う乗用車に大きなトラックに。
ふらっと「ブラジル料理レストラン EL's」が新しく国道16号を挟んで米軍基地のメイン・ゲートの目の前にオープンしたお店、「EL's BASE SIDE」へ。 メニューは福生Akasen店と同じくタコス。 ポーク・チキン・ビーフの「MIX」に、辛くない「MILD」、それと「no Cilantro」、で「To Go」。 トルティーアと薄いオレンジ色のオリジナル・ソース付き。 それと店内飲食はブッフェ形式でやはりポーク・チキン・ビーフの料理にビーフ・スープ。 ブラジル料理というよりはやっぱりアジアン・テイスト。 2人顔見知りの店員さんとママさん。 ちょっとだけ会話。 お客は基地からの方々が9割だった。 国道16号の乾いた空気と行き交う乗用車に大きなトラックに。
2025-12-04
だいぶ冷えた日
今期でいちばん寒かった。 富士山は気が付いたら先週くらいには真っ白になってた。 北風の日もちらほらありつつも気温はそれほど低くない日が続いていたので少し気を抜いていた。 そこに急に冬と化した天気に背中の筋肉が縮こまり。 朝は温度計が4℃を指していて、一瞬だけ視界に入った畑のお茶の葉には霜が降りていたように見えた。
12月になって街の中には様々に電飾。 一応、自治体としては「イルミネーション」と呼んでいるのだけど..。 高度の低い午後の陽の光に飾り付けが光って見えて、歩道の反射も冬らしくやや弱く、でもわりと艶やかに照り返し。 なんかいい感じと撮り始め、歩道の反射に期待して人の波のなるべく少ない機を狙い。 そうこうしているうちに気が付いたら陰に入ってしまっていた。 ぽつんと突っ立ってちょっと粘ってたけど、結局は始めの頃の数枚が「生き」。
12月になって街の中には様々に電飾。 一応、自治体としては「イルミネーション」と呼んでいるのだけど..。 高度の低い午後の陽の光に飾り付けが光って見えて、歩道の反射も冬らしくやや弱く、でもわりと艶やかに照り返し。 なんかいい感じと撮り始め、歩道の反射に期待して人の波のなるべく少ない機を狙い。 そうこうしているうちに気が付いたら陰に入ってしまっていた。 ぽつんと突っ立ってちょっと粘ってたけど、結局は始めの頃の数枚が「生き」。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-03
気になった人形
ふと目に入った人形。 この手の人形、近年はアメリカのアンティーク・ショップでも手に入らないだろうなぁと思いながら、幾つか思い出したことが。 1つは90年代のアメリカの学生寮での1コマ。 この人形のような黒人の絵が描かれた小さなハンド・タオル、そこには「何かお手伝いすることはありませんか?」と書かれていて、それに「イヤです!」と強く反応した白人女性の姿。 差別ではなく、差別の色濃かった歴史に対する嫌悪感といった感情を見たように思えた。
もう1つ思い浮かんだのはPUBLIC ENEMYの「BURN HOLLYWOOD BURN」。 そのミュージック・ビデオに描かれた「献身的黒人」の姿。
あの時代はまだまだギャング抗争が話題に上る頃だったかな。 こうした話は歴史として捉えているので特に意見はないけれど。 話は違うけど写真の構図、ちょっと中途半端だなぁ..。 ラップ3曲ほどYoutubeへのリンクを以下に:
Burn Hollywood Burn / Public Enemy
Colors / Ice-T
Straight Outta Compton / N.W.A.
もう1つ思い浮かんだのはPUBLIC ENEMYの「BURN HOLLYWOOD BURN」。 そのミュージック・ビデオに描かれた「献身的黒人」の姿。
あの時代はまだまだギャング抗争が話題に上る頃だったかな。 こうした話は歴史として捉えているので特に意見はないけれど。 話は違うけど写真の構図、ちょっと中途半端だなぁ..。 ラップ3曲ほどYoutubeへのリンクを以下に:
Burn Hollywood Burn / Public Enemy
Colors / Ice-T
Straight Outta Compton / N.W.A.
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-02
弱い南風の午後
日暮れの直後の空気の匂いに微かに春を感じるような、やや暖かな日。 日中はコート無しでも寒くなかった。 朝は晴れていたので、外出できる昼過ぎには陽光のなか写真が撮れると楽しみにしていたところが曇天。 公園へ行ってみると、モミジは程よく赤くなっていたけれど他の木々の葉はだいぶ落ちていた。 街路樹のケヤキも葉は茶色くて、もうじき大量に降ってきそう。 枝の間にヒヨドリ。 先日はムクドリの一団も見たし、これらの鳥は渡り鳥だったけ? と認識もおぼろげなまま季節の移ろいを感じる。 それにしても「餃子」と「ニューヨーク」ってそんな接点なのだろう?
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-12-01
Live Music Cafe UZU
51年目のライブ・ハウス。 米軍基地のある街の、幼少の頃から時々訪れていた少し馴染みを思う土地に根付くお店。
最近(2025年11月)に毎西新聞の取材を受けたとのこと。 Youtubeにその動画が上げられていた。 「米軍基地の街の光と影 福生のライブハウスから眺めた50年」(毎日新聞 2025年11月06日)
こちらは5年前の動画で、福生を取り上げたもの。 「基地とともに生きる街 FUSSA」(Vice Japan 2020年09月09日)
夜はロック、ヒップ・ホップ、ジャズとライブ・ハウス、日中はランチ営業も。
最近(2025年11月)に毎西新聞の取材を受けたとのこと。 Youtubeにその動画が上げられていた。 「米軍基地の街の光と影 福生のライブハウスから眺めた50年」(毎日新聞 2025年11月06日)
こちらは5年前の動画で、福生を取り上げたもの。 「基地とともに生きる街 FUSSA」(Vice Japan 2020年09月09日)
夜はロック、ヒップ・ホップ、ジャズとライブ・ハウス、日中はランチ営業も。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
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2025-11-30
冬の空気に
ここ1週間ほどか、すっかり冬らしい空気になってきた。 ここ1週間ほど、というかたぶんもっと前からだとは思うけれど、わりと気温が高かったり湿気を感じる日もあったりで、感覚的にカラカラの冬の空気を思う日が少なかったためか、ようやく今日に冬の空気になったかと思った。 午前10時、通り沿いのレストランからニンニクを使っての仕込みの香りがしてくる。 イタリアン、メキシカン、タイ、ハワイ風と米軍基地に面したこの辺り、もっとアメリカ風の料理を出すお店があってもよさそうにも思うけど意外と多国籍。 もっともアメリカらしい料理って、コレっていうものがあまり思い当たらないかも。 南部に行けばガンボとか、同じく南部では揚げ物料理や、どこからの移民が多かったのかワッフル、その他の地域ではピザやメキシカンも多いし。 んーアメリカっぽいものって、ステーキ? ハンバーガー? マッシュ・ポテト? アメリカの家庭料理って何があったっけ?
ガンボは、フランス語(GOMBO)で「オクラ」のこと。 魚介や鶏肉等をベースとしたスープで、オクラやお好みの香味野菜等を煮込んで作ります。 フランスやスペインの食文化を背景に持つ人々が暮らすアメリカルイジアナ州伝統の家庭料理です。 ジャンバラヤと同じケイジャンスパイスを使用する濃厚でスパイシーな具沢山スープと一緒に 「おコメ」を使用するのが特徴 --- 参照元: USA Rice Federation
ガンボスープ発祥の地であるルイジアナ州の歴史です。 ルイジアナ州は、フランス人、スペイン人、アメリカ先住民族、アフリカ人、カナダから南下したフランス系移民など、多様な人種が混ざり合って文化が形成されており、食文化にもその影響が強く表れています。 特に、ガンボスープやジャンバラヤは、こうした人種が複雑に交じり合って生まれた、クレオール文化を代表する料理なのです。 今回テーマになっている「ガンボスープ」も、開拓者として入ってきたフランス人が持ち込んだ「ブイヤベース」を元に作られたと言われているんです --- 参照元: クラシル
ガンボは、フランス語(GOMBO)で「オクラ」のこと。 魚介や鶏肉等をベースとしたスープで、オクラやお好みの香味野菜等を煮込んで作ります。 フランスやスペインの食文化を背景に持つ人々が暮らすアメリカルイジアナ州伝統の家庭料理です。 ジャンバラヤと同じケイジャンスパイスを使用する濃厚でスパイシーな具沢山スープと一緒に 「おコメ」を使用するのが特徴 --- 参照元: USA Rice Federation
ガンボスープ発祥の地であるルイジアナ州の歴史です。 ルイジアナ州は、フランス人、スペイン人、アメリカ先住民族、アフリカ人、カナダから南下したフランス系移民など、多様な人種が混ざり合って文化が形成されており、食文化にもその影響が強く表れています。 特に、ガンボスープやジャンバラヤは、こうした人種が複雑に交じり合って生まれた、クレオール文化を代表する料理なのです。 今回テーマになっている「ガンボスープ」も、開拓者として入ってきたフランス人が持ち込んだ「ブイヤベース」を元に作られたと言われているんです --- 参照元: クラシル
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-29
弱い北風と街並みと
気温14℃、北風。 それでも思ったほど寒くはなかった雲の多い午後。 「いつも目にしていた街の風景」を意識しているのだけど、どうしても絵的に面白そうな場所へ足が向いてしまう。 記録として撮るならごく客観的な絵になるのだろう。 そうしたものでも写真として何か特徴的な光線なり人の波の描く模様なりを入れたくなってしまう。 折角とるのだから自分の好みの光の具合に --- 等々の欲が出てくる。 と言って思うようにコントロールできるような技もないのだけど、それでもただ撮るよりは面白さを見いだせるだろう、と。 実は客観的に撮った写真も数多く、ごく資料的な性質のものはブログやSNSに見る直感的なものとは毛色が異なって、対照的に絵柄の特徴をなるべく外して定点観察のように時間経過を追う作業と言った感じ。 それでもまた違った次元の直感が必要で、先日も、ふとした路地の脇の駐車場が何かを訴えかけてきているように思えて気になったのだけど、数日の後にそこで集合住宅の建設が始まった。 街が姿を変える直前には、ごく微弱ながら訴えかけてくる何かがある。 かと思えば、ここはすぐにでも変化がありそうだと意気込んで撮ってみたが、何年経ってもいつまで経ってもほぼ何も変わらない場合もちらほら。 街の観察としてはそうした予測と念波の察知と時間軸との掛け合い・駆け引きが面白さかな。
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2025-11-28
木枯らしの季節の前の晴れ
まる1日すっきりした日射し。 若干の北風。 夕方に空気は少し湿気を帯びるも月がクッキリ見えた。 陽の光に期待して街を歩くも、殆どの場所が日陰。 お昼頃ならもう少し街が明るいのか、午前だと光線が少し青白いためか写真的には気乗りがいまいちだし、それでも色々な時間帯に外に出てみようかと思うこの頃。
このレンズ、ちょっと周辺光量が落ちる。 今日のはF11なのだけどやっぱり端っこが急に暗くなる。 画面の中心部分を使う方法として、APS-Cサイズへのクロップはアリだと思うが600万画素ほどになってしまうし、フル画素の1220万画素でも時々不足感があるのに600万画素となるとちょっとやめておこうと思ってしまう。 となると高画素機が欲しいなぁと思う。 a7R Vだとフルで6100万画素、クロップしても2620万画素だったかそこそこの画素数がある。 また、6100万画素だと1枚当たりのデータ量がかなり大きくなり、その対策なのか省画素化してRAW記録する機能があるようでそれもたしか2620万画素くらい。 元画が高精細なら圧縮してもその恩恵はあるのだろうと想像。 まぁ、いつか... a7Rシリーズが静止画方向にしっかり振られ、動画撮影機能が簡素化され、いつの間にか大きく重くなってしまったボディが再び小型化される頃に... その日が来るのか分からないけれど、でもそのうちに。
このレンズ、ちょっと周辺光量が落ちる。 今日のはF11なのだけどやっぱり端っこが急に暗くなる。 画面の中心部分を使う方法として、APS-Cサイズへのクロップはアリだと思うが600万画素ほどになってしまうし、フル画素の1220万画素でも時々不足感があるのに600万画素となるとちょっとやめておこうと思ってしまう。 となると高画素機が欲しいなぁと思う。 a7R Vだとフルで6100万画素、クロップしても2620万画素だったかそこそこの画素数がある。 また、6100万画素だと1枚当たりのデータ量がかなり大きくなり、その対策なのか省画素化してRAW記録する機能があるようでそれもたしか2620万画素くらい。 元画が高精細なら圧縮してもその恩恵はあるのだろうと想像。 まぁ、いつか... a7Rシリーズが静止画方向にしっかり振られ、動画撮影機能が簡素化され、いつの間にか大きく重くなってしまったボディが再び小型化される頃に... その日が来るのか分からないけれど、でもそのうちに。
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2025-11-27
ビジネス・ホテル
この左奥には戦後にシネマがあって賑わったところ。 近年は駐車場になっていて、その隅にかつてシネマがあったと語る看板が立てられていた。 昨年からだったかマンション建設の工事が始まり、その看板は撤去されたのだけど、近所の方が言うには、近隣住民から強い要望が汲まれてマンションの敷地の片隅にまた看板が立てられるのだそう。 日本軍の、そしてその後の米軍の基地のメイン・ゲートからほど近いこの界隈には、小さなビジネス・ホテルが数軒ある。 戦後暫くはこうした小さな宿が点在していたのだろう。 この街だけでなく、近隣の市町村にも同様の風景が幾つか見られ、所謂「基地の街」の僅かな片鱗を垣間見る。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
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2025-11-26
Rusty Signs
Instagramで時々気になる写真を投稿されている@laprouというアカウント。 その中で#stainedというタグの付いた写真は、あらゆる錆びたもの、経年劣化で汚れを伴うものを捉えたもので、なんとなく心地よく目に映る。 その「stained」が気になり時々脳裏を行き来する。 今日撮った場所、随分前に閉店したと思われるパブ? だいぶ前に壊れた風なLEDの看板、米軍基地の近所のわりに'80年代のファンシー・ケースやトレーナーのような不思議な英語の看板、生気のない建物、ここは気になって時々撮っていた場所で「stained」という語感がひときわ脳内で反応を起こすところ。 とはいえ交通量の多い細い通り沿いなのでじっくりは撮れないのだけど、「stained」は「錆び」と変換されながら「ふむふむ」とピントを合わせてシャッターを切って。 「stained」=「汚れた」? あらためて調べると「錆びた」=「rusted」だそうな。 そうなのか。 なんか「rusty」って「glossy」的な響きを感じるけど、「錆び」..なの?
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2025-11-25
そろそろ咲き終わりの頃
次の蕾が見当たらない。 そろそろ花の時期も終わり頃か。 やっぱりこのアサガオ、例年だと遅くとも10月頃には咲き終わっていたように思う。 この近所には日よけのために家の南側に、これよりも葉も花も大ぶりな同じ色のアサガオを植えているところがある。 もう日射しのすっかり弱った今、まだグリーン・カーテンというのも不似合いのような感じはありつつ、葉も花も凛として見栄えがする。 霜が降ったら一気に萎れてしまうのか? ここまで来たら来年の小寒頃まで咲き続けてほしいとも。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-24
西日の頃
強さと柔らかさの同居するような冬っぽい日射しの夕方ころ。 気が付けば季節は「小雪」となり、また一段階、空気が冷たくなったように感じる。 それでも明日は北風で寒くなるが明後日は南風でやや暖かそう。 そう言えば線路脇ではオシロイバナが、近所の駐車場のフェンスにはアサガオが咲いている。 オシロイバナは例年なら霜で焦げ茶色に萎れている頃ではないかと思うのだけど。
今日は3連休の最終日で、街には人が割と多くいた。 不思議と人が多いとある程度一定の動線を辿るのか、人の流れは凡そ川のようで整って見える。 人が少ないと目線を遣る箇所が多いのか、動線も選択肢が多くできるのか、流れの中に迷走しているような動線の人がちらほら。 写真を撮るには休日は人が多くてタイミングを計るのに難儀するように思いつつ、そこそこ規則的な動きのため何となく収まりが良いような気もする。
今日は3連休の最終日で、街には人が割と多くいた。 不思議と人が多いとある程度一定の動線を辿るのか、人の流れは凡そ川のようで整って見える。 人が少ないと目線を遣る箇所が多いのか、動線も選択肢が多くできるのか、流れの中に迷走しているような動線の人がちらほら。 写真を撮るには休日は人が多くてタイミングを計るのに難儀するように思いつつ、そこそこ規則的な動きのため何となく収まりが良いような気もする。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-23
片付けで
DVCAMの小さな段ボール箱を開けたらDATのテープが入っていた。 1990-1995年頃に録音されたもので、1990年頃のものは録再リバースのラジオ付き「レコーディング・ウォークマン」(WM-F404)で録ったアメリカのFMラジオと、その学生時分に興味のあった講義の録音。 以降1995年までのものはカセット・テープなどから移した洋楽など。
ラベルを見ると、「CHICAGO B96 WBBM-FM」「EVANSTON CHICAGO WNUR 89.3MHz」「KBOZ BOZEMAN, MT」「HOT97 NEW YORK」「WBLS 107.5MHz」「99.1 FOX FAYATTEVILLE, NC」「106 KMEL NORTHERN CALIFORNIA」等々。 よく聴いていた「Q105 KXYQ PORTLAND, OR」は見当たらず。
これらをデータ化したいのだけど、さてどうやって再生しよう...。
ラベルを見ると、「CHICAGO B96 WBBM-FM」「EVANSTON CHICAGO WNUR 89.3MHz」「KBOZ BOZEMAN, MT」「HOT97 NEW YORK」「WBLS 107.5MHz」「99.1 FOX FAYATTEVILLE, NC」「106 KMEL NORTHERN CALIFORNIA」等々。 よく聴いていた「Q105 KXYQ PORTLAND, OR」は見当たらず。
これらをデータ化したいのだけど、さてどうやって再生しよう...。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-22
準備
近くの公園でクリスマス飾りの準備をしていた。 昨日だったか円錐状のツリーの枠が公園近くの倉庫で組み立てられているのを見て季節の移ろいを思っていたところ。 暗くなったらまた来ようと思い、陽が落ちてから行ってみると照明は点いていなかった。 もしかしてまだかもと思いつつ向かったのだけどやはり。 点灯は12月になってからか。
2025-11-21
乾く空気
大分では一昨日だったか港町で大火事。 湿度計が30%前後を指すようになってどれくらい経っただろう。 もう2週間? 3週間? 空気が澄んでいるというより湿気が無くて素通しという感じ。 そろそろ朝に、上半分が浮いているような月の姿が見られる頃だろうか。 明日が「小雪」? 寒くはなって来たけれど、雪が降るほどではないかな。 でも一昨日だったか、青森の酸ヶ湯では一晩で85cmだったか、ここ20年で最大の積雪と報道されていた。
2025-11-20
銭湯のあたり
今朝は寒かった。 だいぶ冬らしくなってきた気はするけれど、まだそこまでという感もある。 いちばん寒いのはやはり「大寒」の頃だろうか。 昨年の関東は雪らしい雪は降らなかった記憶。 今はまだケヤキの葉もそれほど落ちず、アメリカ楓の葉も黄色く紅葉していてまだ秋っぽい風景も残る。
昨日だったかに届いたメールに、睡蓮木が花を付けたと言う。 名の通り睡蓮のような花をつける日本っぽいこの木は南アフリカ原産。 気候的には日本の冬は厳しいだろうけど、昨今の暖かな冬の影響か。 本来の開花期は5-10月というから、むしろ今どきの日本の夏に耐えた方がスゴイ事なのかも。
昨日だったかに届いたメールに、睡蓮木が花を付けたと言う。 名の通り睡蓮のような花をつける日本っぽいこの木は南アフリカ原産。 気候的には日本の冬は厳しいだろうけど、昨今の暖かな冬の影響か。 本来の開花期は5-10月というから、むしろ今どきの日本の夏に耐えた方がスゴイ事なのかも。
2025-11-19
ランチのピークも過ぎ
お店の前は何度も通っていたタイ料理店。 つい最近は、い店の前に置かれた鉢植えを見ていたらマスターから「これ○○、インドによく生えてる木」(木の名前は失念)と話しかけられた。 いつか行ってみようと思っていたところ、今日は網膜剥離の術後の経過観察での通院と、炙甘草湯と八味地黄丸を購入するためクリニックへの通院とが重なってちょうどお昼にタイミングよく立ち寄ることができた。 八味地黄丸は十全大補湯からの変更で、加齢からくる腎経の疲労への対応とのこと。 ただ、あまり強くない胃がそれについて行けるかは今後の経過を見てとのことだった。 さてタイ料理店。 前から興味はありつつどうも足が向かず、GINZA5の地下の「タイ屋台料理 ティーヌン」に次いで2軒目で2回目。 パクチーはどうもドクダミの匂いを想起させるためか苦手で、折角のタイ料理だけど「パクチー抜きで」と注文。 料理は「タイの料理人が作る本格タイ料理」との触れ込み通りしっかりアジアンな風味で食が進んだ。 お昼の時間を少し過ぎ、来店していた客もパラパラと帰り始めてお店の空気は更にゆったりと。 ここは以前は「旅人食堂」という名前だったが今の名称は「アヨタヤ」と別のお店とのこと。 主にホール担当の日本人のママさんは、タイ人と思しき厨房のマスターと料理人と多くをタイ語でやり取りし、これがなんだか小気味良く心地よい。 会計を終えると「カップンカー」と合掌して送ってくれた。
2025-11-18
Cafe跡
ここ何だったっけ? その左隣って何だったっけ? と、何年振りかに足を運んだエリアでしばし記憶を手繰り寄せるために立ち止まった。 結局、後でネット検索をすることに。 ココはCafeだったらしい。 ...そうだったっけ? その記憶すら曖昧なのは、目にしてきたはずの馴染みの街並から自身がズーム・アウトされて行くような、取り残されて街が遠くどこかへ行ってしまいそうな何とも残念な心持ち。 Cafeの名前は「WLF」で、ウルフなどの愛称があったよう。 W.L.F.とは「We Love Fussa」の略なんだそう。 このスピーカーにはつい3年ほど前までサラン・ネットも付いていた。
Fussaと言えば、先達てYoutubeで大瀧詠一関連の動画を観た。 大瀧詠一はかつて福生(と言われているが実際は隣の瑞穂町?)に約40年も住んでいたのだという。 米軍基地近くの「米軍ハウス」を、自宅やスタジオとして使用していたとのことで、動画はその「聖地巡礼」。 動画の最後は大瀧詠一の墓参だった。 福生の米軍ハウスに住んでいたと言われているのは、他に忌野清志郎、村上龍、布袋寅泰、桑田佳祐、山田詠美も? 細野晴臣は狭山市? --- らしい。 「リリ壁」と言われたリリー・フランキー作と言われる壁画も建物の取り壊しと共に無くなってしまったし、年々そうした「福生感」は薄らいでいる。
Fussaと言えば、先達てYoutubeで大瀧詠一関連の動画を観た。 大瀧詠一はかつて福生(と言われているが実際は隣の瑞穂町?)に約40年も住んでいたのだという。 米軍基地近くの「米軍ハウス」を、自宅やスタジオとして使用していたとのことで、動画はその「聖地巡礼」。 動画の最後は大瀧詠一の墓参だった。 福生の米軍ハウスに住んでいたと言われているのは、他に忌野清志郎、村上龍、布袋寅泰、桑田佳祐、山田詠美も? 細野晴臣は狭山市? --- らしい。 「リリ壁」と言われたリリー・フランキー作と言われる壁画も建物の取り壊しと共に無くなってしまったし、年々そうした「福生感」は薄らいでいる。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-17
ケヤキの紅葉
日中20℃超え。 けっこう暖か。 つい最近まで緑色をしていたと思った駅前の通りのケヤキは、今日はすっかり茶色くなっていた。 葉が散って丸坊主になるまでは、もう1週間もないかも。
先月13日で閉館してしまった清里の写真美術館「K*MoPA」がfacebookに何枚かの写真を上げていた。 エントランス、裏庭、音楽堂へ続く通路と、黄色と一部は赤く色付いた紅葉の風景で、新たな事務所への一時移転の過程にふと足を止めて足跡を見つめるような数枚の写真、それは初めてK*MoPAの方々とお会いした頃のあれこれを思い出すものでもあった。
写真を撮るとき、日ごろの中にも「物事には必ず始めと終わりがある」と思うことがしばしばある。 そう思いながらもK*MoPAはいつまでもそこにあって、そこに行けば知った顔があって、自身をちょっと振り返ってみたりという場所で、感覚としては普遍的な存在だった。 30年間をそこで過ごしたスタッフの方々、いまどんな気持ちでいるだろうかと思いを馳せてみたり。 色々な始点と終点の交差している今のK*MoPA、「数年後」と言われる再開の時、初めてその場所を訪れる瞬間をどんな心持ちで迎えるだろうかと、具体的な情報は無くてまだまだ実感を持てないながらに想像を巡らせてみたり。
先月13日で閉館してしまった清里の写真美術館「K*MoPA」がfacebookに何枚かの写真を上げていた。 エントランス、裏庭、音楽堂へ続く通路と、黄色と一部は赤く色付いた紅葉の風景で、新たな事務所への一時移転の過程にふと足を止めて足跡を見つめるような数枚の写真、それは初めてK*MoPAの方々とお会いした頃のあれこれを思い出すものでもあった。
写真を撮るとき、日ごろの中にも「物事には必ず始めと終わりがある」と思うことがしばしばある。 そう思いながらもK*MoPAはいつまでもそこにあって、そこに行けば知った顔があって、自身をちょっと振り返ってみたりという場所で、感覚としては普遍的な存在だった。 30年間をそこで過ごしたスタッフの方々、いまどんな気持ちでいるだろうかと思いを馳せてみたり。 色々な始点と終点の交差している今のK*MoPA、「数年後」と言われる再開の時、初めてその場所を訪れる瞬間をどんな心持ちで迎えるだろうかと、具体的な情報は無くてまだまだ実感を持てないながらに想像を巡らせてみたり。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-16
夕方の空
今日も18℃くらいまで暖かくなったっぽい。 朝夕もそれほど風は冷たくなく、そもそも無風に近くて穏やか。 日中から夜にかけてクルマが多いのは、近くの大きな公園の紅葉やそのライト・アップを見に来ているのだろう。 例年12月になると土日には短時間だが花火が打ち上げられたりと、また紅葉と同じくらいかそれ以上に人がやってくる。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-15
シュロ
以前は毎年12月頃になると葉っぱ1枚程度を残して刈り込まれてしまうシュロ。 最近は丸坊主になることはなく、冬でもふさふさ。 それにしても丸坊主からしっかり半年もすると葉が元通りくらいに復活。 剪定としてはこれで合っているのかは不明だけど、毎年葉が元に戻るのだからこれはこれで良いのだろう。 今のところそれほど寒くない冬の入口の風景。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-14
曇りガラス越しの陽光
夕方まで晴天。 外に出る機会は見いだせず、建物内でコップに挿した花を見つけ、程よく陽の射す窓際へ持って行っての撮影。
エアコンの設定温度は低目のわりに室内は暑く、少しのぼせたのか昼過ぎから頭痛。 使っていたPCディスプレイが目の疲れるタイプだったのか、天気が崩れる前触れなのか、やはり暑さのせいか、夕方には軽く悪寒もしだし、外が暗くなってゆくのを感じながら「これは眼精疲労だなぁ」と思い。
エアコンの設定温度は低目のわりに室内は暑く、少しのぼせたのか昼過ぎから頭痛。 使っていたPCディスプレイが目の疲れるタイプだったのか、天気が崩れる前触れなのか、やはり暑さのせいか、夕方には軽く悪寒もしだし、外が暗くなってゆくのを感じながら「これは眼精疲労だなぁ」と思い。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-13
紅葉の季節
日中の外出で、風の冷たさに指先の毛細血管が細くなって行くのがイメージされ、この冬はじめて「手袋しよう」と思った。 暦では今日くらいが「氷が張り始める頃」で、氷こそ張っていなかったものの急に寒くなったように思えた。 11月13日、今日くらいがアメリカ楓の紅葉の中間地点。 アメリカ楓は1本の木に紫・深紅・赤・深緑・緑・黄緑・黄色と全ての紅葉の段階が一度に見られ、樹高も高くけっこう見ごたえがある。 その事を思い描きながら近くの商業施設へ行くと、1本のモミジの木に緑・黄色・赤・紫と様々な色の葉の彩りが。 昨日はそれほど目に入らなかった落ち葉も今日はだいぶ目立った。 桂の葉も半分以上が黄色くなっていて、いつかの「砂糖を焦がしたような香り」を少し感じられたような気がした。 紅葉、1週間くらい楽しめるンだろうか。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-12
何日ぶりかの日射し
遠く低空に雲があるのみでほぼ快晴の朝。 その後は高度の低いウロコ雲状の雲やスジ雲が広がって、曇り気味の晴れと言った風の1日だった。 日一日と寒く感じる度合いが強くなっているように思う。 外出時、久しぶりに青空バックで街を撮ったのだけど、その辺りはなぜかピントが来ておらずほぼ全滅。 勢いに任せて撮るとロクな事がないといういい事例。 これまでマニュアル・フォーカスのレンズを多用してきて、ようやく最近オート・フォーカスに慣れて来たンじゃないかとは思う。 AFを使って来なかったかと言うとそうした事もなく、Nikonを使っていた頃はほぼ全てAFだったし、CanonもほぼAF、Leicaも半分以上がAF、SonyはAF率は1割にも満たず1%あったかどうか程度。 もう数世代前のカメラの話になってしまうのだけど、それぞれのAF動作のイメージは、Nikonはシャッター・ボタンを半押しにする都度「ジッ」「ジッ」とモーターの音がして「当たり」を導くのに苦労する印象。 Canonは比較的スコン・スコンと超音波モーターがコ気味良く動いてそこそこ合焦するが肝心なレンズ自体のピント位置がはっきりしない印象。 Leica(SL2-S)は割と外れなく合わせてくれたが動き物が至極苦手な印象。 Sonyはどこに合焦しているのかいまいち掴みどころのない印象。 でもSonyは意外と食いつきは良いかな。 どのメーカーも用途に合わせて設定次第という処はあるけれど。 AF使いこなさないとなぁ。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-11
北風のすきま
凪というには時間が早い気もするけれど、すっと風が止んだ。 ほんの少し体温が上がった感のある穏やかなひとときか。 北風が吹くようになって1週間ほど? 明日頃は七十二候で「地始凍」(ちはじめてこおる)と水溜まりや池や水鉢に氷が張り始める頃らしい。 日中の気温は15-17℃くらいか。 何日か後には20℃くらいの日もあるようだけど、三寒四温の逆に三温四寒くらいな感じを繰り返してどんどん冬化していきそう。 つい1週間ほど前の15℃はコートに相当する上着は不要だったけれど、最近の15℃はそれだと寒い。 たぶん北風のせい。 この先は北風や西風が吹いて植物にも動物にも過酷な季節を迎え、今はその前の静けさのような天気。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-10
商店街
少し雲に隙間が出来てきて、日射しと言うほどでもなく辺りが明るく。 少し前まで降っていた雨に濡れた道路が程よく光を反射して、空も道路も白とも銀色ともつかない景色に。
昼頃には西洋画に描かれる大きくちぎれた綿あめのようでいて力強い形の雲が広がり、やがて空は青空に。 雲は小さくなって流れて、太陽光はこの時期らしく案外高度が低く、意外と青っぽくてごく僅か黄色が混じり鋭く照らしてくる。 青空の奥には濃い青灰色の雲もありコントラストも面白く、建物に当たると陰影を際立たせどこを撮っても絵になる気がする。 写真を撮れる状態なら街を歩き回りたい思いで手足がうずうず。
昼頃には西洋画に描かれる大きくちぎれた綿あめのようでいて力強い形の雲が広がり、やがて空は青空に。 雲は小さくなって流れて、太陽光はこの時期らしく案外高度が低く、意外と青っぽくてごく僅か黄色が混じり鋭く照らしてくる。 青空の奥には濃い青灰色の雲もありコントラストも面白く、建物に当たると陰影を際立たせどこを撮っても絵になる気がする。 写真を撮れる状態なら街を歩き回りたい思いで手足がうずうず。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-09
紅葉の始まり
ようやく、紅葉? と思える色づきが始まった。 まだ周囲を見渡すとほぼ緑色で、よーく見ると葉に黄色が混じって感じる。 モミジは夏の暑さのせいか紅葉と言うよりは黄変というか薄茶く枯れ始めているような木も目に入る。 このあとは急速に街の中に紅や黄色や茶色が混じっていって、急速に散ってしまいそう。 秋が短かいのか、秋が無いのか。 気が付けばキンモクセイの香りはなくなって、七十二候ではあと1週間で「金盞香」と「スイセンが咲く頃」なのだそう。 今日頃は「山茶始開」と「サザンカが咲く頃」とのことで、歩きながらサザンカを探したけれど見当たらず。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-08
SMC-TAKUMAR 1.4/50mm
いわゆる「アトム・レンズ」。 中玉が茶色く変色していて、デジタル・カメラであれば色温度補正である程度は補正されるのだけど、やはり茶色い部分は茶色くて補正されるも変色は均一ではないのでどうもスッキリしない。 紫外線を当てると「茶色」は消えるらしいのだけど、何でも100円ショップで売っているネイル硬化用の紫外線発光器が変色の除去に便利だとか。 それで先日100円ショップを訪れるも見当たらず。 300円ショップとかだとあるのだろうか? そもそも300円ショップって最近聞かないけどあるのだろうか。
ずっと前に使っていたのはSuper Multi Coated Takumarの55mm F1.8。 その頃も28-70mmと70-200mmは持っていたけど殆どはこのレンズで撮っていた。 55mmって、標準域ではあるけれどやや長め。 今に思えば随分と不便な条件だったのではないかと思うが普通にこれで撮っていた。 何ならこの方が思いの通りに撮れていたような気もする。 そうしたこともあって、Sony FE 55mm F1.8 ZAを買ってみようかと思ったこともあるけれど、Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4 MC VMをAPS-Hサイズのセンサーのカメラで52mmくらいな感じで使ってみようかと思ったこともあるけれど、前者は、それならCarl Zeiss T* Planar F2 50mm ZMか、ZEISS Loxia T* Planar F2 50mmか、だったらCONTAX Carl Zeiss T* Planar 50mm F1.4を持っているからそれでいいかと落ち着き、後者は購入して色々と撮ってみたところ、やはりどうも「長」かった。 以前とは撮るものが違うのか、もっと広角寄りの画角が必要らしい。 という感じで出番の少ないSMC-TAKUMAR 50mm F1.4。 これ、CONTAX Carl ZeissのPlanar 50mm F1.4とレンズ構成が一緒で違いはコーティングくらいと聞いたことがあるが、さすがにそこまで近いという気はせず。 でも、ボケや撮影距離の差による写り方のクセみたいなところはすごく似ているように思うことがある。 色味は全くの別物だけど、なんか妙に馴染む描写の自然さはこの2つ、どことなくだけど似ている、のかなぁ...。
ずっと前に使っていたのはSuper Multi Coated Takumarの55mm F1.8。 その頃も28-70mmと70-200mmは持っていたけど殆どはこのレンズで撮っていた。 55mmって、標準域ではあるけれどやや長め。 今に思えば随分と不便な条件だったのではないかと思うが普通にこれで撮っていた。 何ならこの方が思いの通りに撮れていたような気もする。 そうしたこともあって、Sony FE 55mm F1.8 ZAを買ってみようかと思ったこともあるけれど、Voigtlander Nokton Classic 40mm F1.4 MC VMをAPS-Hサイズのセンサーのカメラで52mmくらいな感じで使ってみようかと思ったこともあるけれど、前者は、それならCarl Zeiss T* Planar F2 50mm ZMか、ZEISS Loxia T* Planar F2 50mmか、だったらCONTAX Carl Zeiss T* Planar 50mm F1.4を持っているからそれでいいかと落ち着き、後者は購入して色々と撮ってみたところ、やはりどうも「長」かった。 以前とは撮るものが違うのか、もっと広角寄りの画角が必要らしい。 という感じで出番の少ないSMC-TAKUMAR 50mm F1.4。 これ、CONTAX Carl ZeissのPlanar 50mm F1.4とレンズ構成が一緒で違いはコーティングくらいと聞いたことがあるが、さすがにそこまで近いという気はせず。 でも、ボケや撮影距離の差による写り方のクセみたいなところはすごく似ているように思うことがある。 色味は全くの別物だけど、なんか妙に馴染む描写の自然さはこの2つ、どことなくだけど似ている、のかなぁ...。
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Sony A7SII
2025-11-07
夜の美術館
セミナーが終わって写真展へ。 「総合開館30周年記念 作家の現在 これまでとこれから」と「総合開館30周年記念 遠い窓へ 日本の新進作家 vol. 22」の2つ。 新進作家展は2002年にスタートしたという展示で、今年は印象としては大人しい作品が多かったように思った。 極端な言い方だけれども「普通に写真を撮ってきた」という風な感じ。
そう言えば、この美術館がある「恵比寿ガーデン・プレイス」って、最近外資系に売却したんだったっけ? Bloomburgによると「KKR陣営が優先交渉権を獲得した。売却価格は4000億円超になる見通しで、11月中の合意を目指している。現在も協議中で最終的に契約に至らない可能性も ---」らしい。 ん。 契約には至らない気がする。
そう言えば、この美術館がある「恵比寿ガーデン・プレイス」って、最近外資系に売却したんだったっけ? Bloomburgによると「KKR陣営が優先交渉権を獲得した。売却価格は4000億円超になる見通しで、11月中の合意を目指している。現在も協議中で最終的に契約に至らない可能性も ---」らしい。 ん。 契約には至らない気がする。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
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2025-11-06
きょうは Oscar Peterson
蕎麦屋の一角に置かれたレコード・ジャケット。 ここ、3年周期ぐらいで訪れている。 蕎麦を楽しむのも然ることながら店内に流れる音楽との出会いが楽しみになっている。 音楽はジャズのみ。 前回はThelonious Monkで、聴くのは初めてだった。 この話、以前にも書いたナと思いつつ --- 何より惹かれたのはジャケット写真で、粗めの粒子の白黒のそれは、ピアノの演奏中と思われる奏者が目をつむり顔をやや上へ向けている、深夜・静かで叙情的な曲・タバコの煙を思わせるものだった。 調べたら「楽園への歩み」「カントリー・ドクター」「ミナマタ」を撮ったEugene Smithの写真。 ニューヨークの「LOFT」と呼ばれていたジャズ・ミュージシャンの巣のような、商業地区の小さなビルの一室で撮られたものだった。 「LOFT」での写真撮影もこの時に初めて知った。
今日のOscar Peterson、興味深い情報が出てくるだろうか。 近く調べてみよう。
前回、同じようにジャケットを撮ったときはZEISS Loxia T* Distagon 2.8/21mmだったっけ。 端正な写りのレンズだったけど空の色がうまく出せないことが多かった。 その前に来たときは Carl Zeiss T* Biogon 2.8/25mm ZMで、心地よいシャープさと柔らかい色味の楽しいレンズだったっけ。 でも結局「25mm」に馴染めなかったンだった。 「25mm」は、CONTAX Carl Zeiss T* Distagon 2.8/25mm以来2本目で、その時に馴染めなかった「25mm」への再チャレンジだった。 色々と記憶が蘇って来ながら店内をキョロキョロ。
さて蕎麦を注文しようと「『せいろ』1枚ください」と言ったら、なんと無くなっていた。 なにせ3年周期なのでこうした変化もあり得るかと思いつつ、とりあえずという感じになってしまったがメニューをざっと見て値段の手軽な「ぶっかけ」を注文。
流れる音楽はごく小さな音で、料理が出てくるまでの時間、出処を探すと棚の下の方にB&Wの小さなスピーカーがあった。 以前はJBLのロゴの付いた大きなエンクロージャーに、奥にウーファーとフル・レンジと思われるユニットが見えるスピーカーと、大きなホーン・ツイーターが2つ上に乗っている、それらが鳴っていたと思う。 真空管「300B」が挿さった手作りっぽいアンプで駆動され、電灯などのON/OFFの都度、大きく「ボコン」や「ブチッ」とノイズが乗る。 きょう見たら機材は大きく変わっていて、メーカーものっぽいシャーシに入ったそれらは多分ノイズとは無縁。 ジャケットや機材に見入っていると、「何かご希望があればおかけしますよ」と店員さん。
今日のOscar Peterson、興味深い情報が出てくるだろうか。 近く調べてみよう。
前回、同じようにジャケットを撮ったときはZEISS Loxia T* Distagon 2.8/21mmだったっけ。 端正な写りのレンズだったけど空の色がうまく出せないことが多かった。 その前に来たときは Carl Zeiss T* Biogon 2.8/25mm ZMで、心地よいシャープさと柔らかい色味の楽しいレンズだったっけ。 でも結局「25mm」に馴染めなかったンだった。 「25mm」は、CONTAX Carl Zeiss T* Distagon 2.8/25mm以来2本目で、その時に馴染めなかった「25mm」への再チャレンジだった。 色々と記憶が蘇って来ながら店内をキョロキョロ。
さて蕎麦を注文しようと「『せいろ』1枚ください」と言ったら、なんと無くなっていた。 なにせ3年周期なのでこうした変化もあり得るかと思いつつ、とりあえずという感じになってしまったがメニューをざっと見て値段の手軽な「ぶっかけ」を注文。
流れる音楽はごく小さな音で、料理が出てくるまでの時間、出処を探すと棚の下の方にB&Wの小さなスピーカーがあった。 以前はJBLのロゴの付いた大きなエンクロージャーに、奥にウーファーとフル・レンジと思われるユニットが見えるスピーカーと、大きなホーン・ツイーターが2つ上に乗っている、それらが鳴っていたと思う。 真空管「300B」が挿さった手作りっぽいアンプで駆動され、電灯などのON/OFFの都度、大きく「ボコン」や「ブチッ」とノイズが乗る。 きょう見たら機材は大きく変わっていて、メーカーものっぽいシャーシに入ったそれらは多分ノイズとは無縁。 ジャケットや機材に見入っていると、「何かご希望があればおかけしますよ」と店員さん。
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2025-11-05
暖かそうな
一昨日の風の寒さ、どうりで。 11月3日、木枯らし一号が吹いたらしい。 風はあったけれど空気が湿っていて「木枯らし」という雰囲気ではなく、でも今日訪れた商業施設の池には大小様々、黄色にオレンジとやや紅葉した落ち葉がたくさん沈んでいた。 落下した噴水の水に打たれた水面は細かく波打って、池底の水を揺らして枯れ葉の重なりを変えて行く。 早朝は日の出を見たものの、その後は雲が広がって今日も曇り。 フィリピンでは台風25号が上陸、間もなく26号も発生かと言われていて、その影響で太平洋側では曇りやすいという予報。 つい最近まで「24℃夏日に迫る気温」と予報のあった日もあり、ここ数日は関東では日中の気温は15℃ほどの冬空。 フィリピン・ベトナム周辺では台風や熱帯低気圧が猛威をと、ちょっと想像の及ばない気候の入り乱れ。 暖かそうなアイス・クリームのサインを見ながら天気予報の衛星写真を思い浮かべ。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-04
Capital ”A”
「今季一番の冷え込み」とのこと。 昨夜は目を覚ました夜中にかなりの冷えを感じ、手探りで膝掛けを手繰り寄せて布団にそれを足した。 昨日は夕方から寒くなり、5階建ての建物の屋上で彗星を撮っていた約40分間のその後、冷えて暫く足が小刻みに震えていた。 期待に反して彗星はうっすらとしか写らなかったけど。
彗星と言えば、きょう小惑星の話を聞いた。 惑星、衛星、人工衛星の隙間を巧みに進んで太陽系にいるらしい。 WiKi Pediaによると、名前は「3I/ATLAS または C/2025 N1 (ATLAS) 」、正体は「恒星間天体に分類される非周期彗星」とされているもの。 「高速で太陽系内を縦断していくが、地球から約 1.8 au(約2億7000万 km)以内に近づくことはないため、脅威となるような天体ではない[15]。オウムアムア (1I/ʻOumuamua) とボリソフ彗星 (2I/Borisov) に続いて太陽系外からの飛来が確認された観測史上3例目の恒星間天体」とのこと。
きょうの最高気温は15℃ほどとだいぶ冬の様相に。 4階建てだったかの都営アパートの上階に、ちらっと干し柿が吊るされているのを見た。 近年の関東圏では気温が高く湿度も高めのためか、自然乾燥では干し柿がよく乾かないことがある。 個人的な感覚で、干し柿を食べた翌春は花粉症の症状が軽い気がする。 この冬、どこかスーパーで買ってみようか。
彗星と言えば、きょう小惑星の話を聞いた。 惑星、衛星、人工衛星の隙間を巧みに進んで太陽系にいるらしい。 WiKi Pediaによると、名前は「3I/ATLAS または C/2025 N1 (ATLAS) 」、正体は「恒星間天体に分類される非周期彗星」とされているもの。 「高速で太陽系内を縦断していくが、地球から約 1.8 au(約2億7000万 km)以内に近づくことはないため、脅威となるような天体ではない[15]。オウムアムア (1I/ʻOumuamua) とボリソフ彗星 (2I/Borisov) に続いて太陽系外からの飛来が確認された観測史上3例目の恒星間天体」とのこと。
きょうの最高気温は15℃ほどとだいぶ冬の様相に。 4階建てだったかの都営アパートの上階に、ちらっと干し柿が吊るされているのを見た。 近年の関東圏では気温が高く湿度も高めのためか、自然乾燥では干し柿がよく乾かないことがある。 個人的な感覚で、干し柿を食べた翌春は花粉症の症状が軽い気がする。 この冬、どこかスーパーで買ってみようか。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-03
かろうじて
話題になっていたレモン彗星。 少し前にはもう1つ、スワン彗星というのも来ていて、f=10mmくらいのレンズであれば1枚の写真に2つの彗星を写し込める可能性があった。 実際には5等級前後と期待されていたほどの明るさにはなっていない模様で、よほど暗い空と明るいレンズが組み合わさらないと難しそう。 それほどの明るさではないもののSNSなどには見事な尾の彗星の写真が多数アップ・ロードされている。 対して今日の撮影ではかろうじて点が見えるくらいの写り。 昨年の紫金山彗星は肉眼でもうっすら見えるくらいまで明るくなり、カメラも手持ちでギリ写せる条件だった。
今日はほぼ快晴だったけれど湿気や街明かりがあったりで、写りはこのあたりが限度か。 機材はSony a7SII、CONTAX Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/90mm、設定はF2.8、ISO 1250、0.8sec.、高解像度化を行ったRAWから生成したJPG 5枚をスタック。 最近発売されたSigmaの200mm F2とかあるともう少し明瞭にはなるだろうけど。 明るかった彗星は1996年頃の百武や1997年頃のヘール・ボップ、悪天候で見られなかったけれど近年はネオ・ワイズとか。 意外と彗星は多く来ているのだけど、案外 写せない...。 以下、メモ:
今日はほぼ快晴だったけれど湿気や街明かりがあったりで、写りはこのあたりが限度か。 機材はSony a7SII、CONTAX Carl Zeiss T* Sonnar 2.8/90mm、設定はF2.8、ISO 1250、0.8sec.、高解像度化を行ったRAWから生成したJPG 5枚をスタック。 最近発売されたSigmaの200mm F2とかあるともう少し明瞭にはなるだろうけど。 明るかった彗星は1996年頃の百武や1997年頃のヘール・ボップ、悪天候で見られなかったけれど近年はネオ・ワイズとか。 意外と彗星は多く来ているのだけど、案外 写せない...。 以下、メモ:
| 1986 | ハレー | 2021 | レナード |
| 1996 | 百武 | 2023 | ZTF |
| 1997 | ヘール・ボップ | 2024 | ポンス・ブルックス |
| 2002 | リニア | 2024 | 紫金山(Tsu-chin-shan) |
| 2003 | ニート | 2025 | アトラス(核消滅) |
| 2007 | マックノートックノート | 2025 | スワン |
| 2011 | ラブジョイ(核消滅) | 2025 | レモン |
| 2013 | アイソン(核消滅) | 2025 | クリステンセン(暗い) |
| 2015 | カタリナ | 2025 | フィエチジョシュ(暗い) |
| 2017 | ジョンソン | 2026 | ショーマス(暗い) |
| 2018 | ウィルタネン | 2026 | PanSTARRS C/2025 R3(暗い) |
| 2020 | ネオワイズ | 2026 | テンペル第2(暗い) |
2025-11-02
森の香
清里写真美術館 K*MoPAからのfacebook/X/Instagramへの投稿に八ヶ岳の風景が語られていた。 「ざざっという風の音、砂糖をこがしたようなカツラの木の甘い香りがただよう ---」。 抜けの良い快晴の碧をバックに紅葉しかけた木々の緑の映える季節。
30年前、初めて訪れた頃に感じていた空気の香りはちょうどそうした時期のもので、森の描写に様々に記憶が浮かび上がってくる。 30年という歳月を積み重ねた美術館という存在、スタッフの方々。 いまは事務所機能や収蔵作品の移動と同時に来年の「ヤング・ポートフォリオ」に向けた準備と、雪が降り出すだろうこのあと1ヶ月半の間は、何重にも多忙ななかにひときわ濃い時間を過ごされているだろう彼の地に思いを馳せる。
30年前、初めて訪れた頃に感じていた空気の香りはちょうどそうした時期のもので、森の描写に様々に記憶が浮かび上がってくる。 30年という歳月を積み重ねた美術館という存在、スタッフの方々。 いまは事務所機能や収蔵作品の移動と同時に来年の「ヤング・ポートフォリオ」に向けた準備と、雪が降り出すだろうこのあと1ヶ月半の間は、何重にも多忙ななかにひときわ濃い時間を過ごされているだろう彼の地に思いを馳せる。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-11-01
An Old Apartment
歩いていたら団地の中へ迷い込み、建て替えの時期なのか生活の気配を感じられない少し古いアパート2棟がぽつりと現れた。 1階に営業している循環器系内科が1軒あるのみで、他にも飲食や雑貨等の店舗があったと思われる処はシャッターが下ろされて久しい雰囲気。 その角に年配の女性が1人いて、目が合うと「ここにあるみかんの木が気になって見に来た」のだという。 センダンの木の根元のやや日陰に立つその木、何でも前に住んでいた人が植え、近年はけっこう実を付けていて甘いとのこと。 住人で少しずつ取っていたようだが、住んでいる人がいなくなったからか、今年はどこからか男性がやってきて自転車のカゴいっぱいに摘んで行ってしまったと言っていた。 ちょうどよい時期を狙っているのはヒトも鳥も似たり寄ったり。 十分に熟すのを待つヒトよりも動物の方がほんの半日か1日ほど早く食べてしまう。 それでも「ヒトの分」は案外残っていたりするのだけど、このみかんも、その奥にあると言っていた、夏には熟した実でよくジャムを作ったという桑の木も、そろそろ建物と共に無くなってしまいそう。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-31
Aria
持ち出そうと思ったら電池が切れていた。 リチウム電池「CR2」が2つ。 1年ぐらい前に秋月電子通商で安価に買ってきたもので、まだ撮れるだろうと思っていたらカラッぽだった。 少し容量が少ない感じ。 どこかで電池を入手して今度こそどこかへ持ち出そう。 CONTAX Ariaで最後に撮ってから2年ほど経っているだろうか。 Kodakから新しいネガ・フィルムが発売されたというし、手元に期限切れのEPNとTXとCN(Kodak Ektachrome 100、Kodak Tri-X、Kodak T400 CN T-Max)あるし、さすがにまともに色は出ないだろうし、写真店に現像をお願いするのも気が引けるくらい期限が切れているのだけど、この3本は使ってみたい。 このAria、昨年だったか会社の後輩にKodak E100を詰めて貸したことがある。 忙しい中にも色々と撮ってきて、見ると絵柄は構図もキレイで、最も「へぇ」と思ったのは露出。 ハイライトは飛ばずシャドウは潰れず実にデジタルっぽかった。 デジタルっぽいというか、ソフトウェアで後処理を行ったかのようにぴったりとラチチュード一杯に見事に収まっていた。 フィルム撮影でのハイライトの飛びとシャドウの潰れも含めて「0-255の枠を意識するでもなく」という意味で、「こういうものか」「これでいいんだ」と光を扱う自由度みたいなところを楽しんでもらうのが目的の1つだったのだけど、どのコマも優等生的な収まり具合だった。 もちろんそれって所謂「正解」なので言葉に詰まってしまった。 「デジタル世代」・「ホワイト社会」と思い浮かんだ経験だった。 これも1つの「時代を写す」あり方なのかも。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-30
夕方の日射し
15時台とはいえ、早くなりつつある日没まで約1時間という頃でだいぶ日射しは傾く。 湿度が低いのか、ずいぶんとパキっとした感じの光線でけっこう眩しかった。 あと1週間ほどで立冬、あと1月半ほどで冬至。 街のなかの木々にはあまり紅葉の気配もなく、このままあっという間に冬の風景に変わって行くのだろう。 八ヶ岳あたりは紅葉しているのだろうか。 針葉樹林のなかにナナカマドだかハゼだかが紅く紅葉している風景を思い出し。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-29
其々の帰路
気温15-16℃ほど。 薄手でもコートを着ようか迷うくらいの狭間。 北風でも吹いていればコート確定だけど、風のなかった今日はまだやや薄着で大丈夫。 無風で13℃台からかな、コート。 バスを待つ列の人々も縮こまることなく穏やかな雰囲気。 そして今日は湿度40%程度との予報だったけれどあまり乾燥していた感もなく、夕方には薄い青色の空にシュっと描いたような、線のようなリボンのような棚びくようなオレンジ色の雲が何本も光っていた。 残念ながらその時間には外出できず。 最近、日射しにはあまり恵まれず。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-28
いつかの路地
「いつかの」と言いつつ、ここよく歩く道。 随分と長いこと通っていたけれど、この赤い屋根の意匠に気付いたのはつい数年前のこと。 反対側から見ると高い位置に「COFFEE」の色褪せた看板があってそれは気になっていた。 たぶんこの屋根は視界には入っていたはずだけど気になってはこなかった。 そして昨日は、新たに手前の呑み屋の入口に店名看板が付いた。 以前はどんなだったか記憶なし。 ここは以前にも撮っているしこのブログにも載せているので、後日その様子を見てみようと思う。 どうでも良さそうなプチ感動として、この写真の撮影時刻が昨日のものと同じだった。 こうした同一の事柄って、よりリアルに過去の自分や被写体に、今回はちょうど1日前のシャッターを切っていた瞬間瞬間の感触を思い出した。 そして昨日は甘かったピント合わせに、今日は反省してじっくりと取り組んだ。 今日も時々は晴れ間があったのだけど、外出時はどうも陽射しに恵まれず。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-27
やや暖かかった日
ちょっと濃かったか。 フジブロの4号紙に焼いたような質感になってしまった。 マットな3号くらいにしておきたかったのだけど。 3号と言えば、その昔に米国・オレゴンにいたときに知人と暗室で写真を焼こうという日があって、それに向けてニューヨークのB&H Photo Video Inc.というお店から印画紙を取り寄せたことがあった。 AgfaのPortrigaという印画紙で面質はエンボス状で3号紙。 ニューヨークのセントラル・パークのダコタ・ハウス近くの「IMAGINE」サークルで、3-4歳の男の子をやや遠目に撮った写真を焼いた。 ILFORDのGALERIEを見慣れていたためか、黒の色調がやや茶色く、黒の締まりはやや弱く見えた。 でもバランスの良い印画紙で、撮った時の思いが写っている気がした。 ごく最近知ったのだけど、Portrigaはけっこう人気のある印画紙だったよう。 何で聴いたかな。 Youtubeの「2B ch」・渡部さとる氏の配信? Kodak ELITEやFUJIFILM Museum、ILFORD GALERIEは時折耳にしていたけれど、AGFA PORTRIGAは取り寄せる時にB&Hのカタログで見たのが初めてだった。
今日は20-22℃ほどまで気温が上がり、湿度もやや高かった。 歩いていると体感的にはやや暑いくらい。 冬がやってくると思っているところに、今日の夕方、と言っても日の入りから2時間後ほど経っていたが、空気は少し春の香りがした。
今日は20-22℃ほどまで気温が上がり、湿度もやや高かった。 歩いていると体感的にはやや暑いくらい。 冬がやってくると思っているところに、今日の夕方、と言っても日の入りから2時間後ほど経っていたが、空気は少し春の香りがした。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-26
裏通り
10月23日頃から11月6日頃までは「霜降」。 文字通り霜が降りだす頃。 その中候が10月28日から11月1日頃で「霎時施」(しぐれときどきほどこす)と言い「小雨がしとしと降るようになる」時期とのこと。 暦通り、それよりちょっとだけ早いか、最近はまさに「小雨がしとしと」という風に降る日が多い。 「秋雨前線」の声を聞くようになって久しく、急に寒くなったこの3日ほど、今日は路地から表通りに出た瞬間に、空気の匂いはクリスマス頃を思わせるものだった。 具体的には何だろう? 寒すぎない北風の頃の凪の期間 - といったあたりが思いつく。 年の暮れる最後の賑やかな時期であるクリスマス。 まだ2ヶ月も先だけど、急に冬に向かい始めた感のあるここ最近、近年は「1ヶ月早く季節が巡る」と言われる気候の勇み足が見え隠れしているのかも。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-25
公衆電話
きょう久々に公衆電話を使っている人を見かけた。 何年振りかの光景だし、自分で公衆電話を使った最後はいつだっただろう。 随分前に、仕事でポケベルを持っていた頃はよく公衆電話から数字の語呂合わせメッセージを送り、受話器を戻すと「ピピー、ピピー、ピピー」と音が鳴ってテレホンカードが公衆電話本体から返却される。 駅には公衆電話が並んだ一角があって、高校生などはひたすら電話のテンキーを(「ダイヤル・ボタン」?)打ち続けている風景があった。 仮名が表示できるポケベルも後に登場した記憶があるので、あれって多分、相手も電話をかけている状態で会話はポケベルに表示されるひらがなを見ながら行っている? だったらその掛けている電話で会話した方が早そうにも思うけど、携帯が一般的でなかった時代、外出している人同士で通信するにはポケベル越しの文字の会話が有効だったのだろう。 「あ」が「01」、「た」が「31」とかじゃないだろうか。 高校生ぐらいだと、そうした2桁を駆使しての文章の送りっこにはすんなり慣れてしまいそう。
Photoshopのアップデートで、Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG | Cのプロファイルが適用されるようになった模様。 これまでは「内蔵」と表示されていたのがレンズ名になっていたためそう思った次第。 でも歪曲の補正具合はなんだか微妙。 以前のも今のもどっちもどっちなような気がする。 もっとも、プロファイルが更新されたとの情報は確認していないので今日は「気がする」ところまで。
Photoshopのアップデートで、Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG | Cのプロファイルが適用されるようになった模様。 これまでは「内蔵」と表示されていたのがレンズ名になっていたためそう思った次第。 でも歪曲の補正具合はなんだか微妙。 以前のも今のもどっちもどっちなような気がする。 もっとも、プロファイルが更新されたとの情報は確認していないので今日は「気がする」ところまで。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-24
シネマ通り - 東端から
概ねは曇り空、時々晴れてまた雲って雨が降ってのちょい忙しい天気。 シネマ通りの東の端に2つ現存する通りの名前の飾り看板(正式名称は分からず)の1つを入れて通りを撮ってみようと行ってみた。 曇りだし、奥には大きなマンションがあるし、いつか街路灯の灯る夕方に来てみようと思いつつ。
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Sony A7SII
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