清里写真美術館 K*MoPAからのfacebook/X/Instagramへの投稿に八ヶ岳の風景が語られていた。 「ざざっという風の音、砂糖をこがしたようなカツラの木の甘い香りがただよう ---」。 抜けの良い快晴の碧をバックに紅葉しかけた木々の緑の映える季節。
30年前、初めて訪れた頃に感じていた空気の香りはちょうどそうした時期のもので、森の描写に様々に記憶が浮かび上がってくる。 30年という歳月を積み重ねた美術館という存在、スタッフの方々。 いまは事務所機能や収蔵作品の移動と同時に来年の「ヤング・ポートフォリオ」に向けた準備と、雪が降り出すだろうこのあと1ヶ月半の間は、何重にも多忙ななかにひときわ濃い時間を過ごされているだろう彼の地に思いを馳せる。
2025-11-02
2025-11-01
An Old Apartment
歩いていたら団地の中へ迷い込み、建て替えの時期なのか生活の気配を感じられない少し古いアパート2棟がぽつりと現れた。 1階に営業している循環器系内科が1軒あるのみで、他にも飲食や雑貨等の店舗があったと思われる処はシャッターが下ろされて久しい雰囲気。 その角に年配の女性が1人いて、目が合うと「ここにあるみかんの木が気になって見に来た」のだという。 センダンの木の根元のやや日陰に立つその木、何でも前に住んでいた人が植え、近年はけっこう実を付けていて甘いとのこと。 住人で少しずつ取っていたようだが、住んでいる人がいなくなったからか、今年はどこからか男性がやってきて自転車のカゴいっぱいに摘んで行ってしまったと言っていた。 ちょうどよい時期を狙っているのはヒトも鳥も似たり寄ったり。 十分に熟すのを待つヒトよりも動物の方がほんの半日か1日ほど早く食べてしまう。 それでも「ヒトの分」は案外残っていたりするのだけど、このみかんも、その奥にあると言っていた、夏には熟した実でよくジャムを作ったという桑の木も、そろそろ建物と共に無くなってしまいそう。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-31
Aria
持ち出そうと思ったら電池が切れていた。 リチウム電池「CR2」が2つ。 1年ぐらい前に秋月電子通商で安価に買ってきたもので、まだ撮れるだろうと思っていたらカラッぽだった。 少し容量が少ない感じ。 どこかで電池を入手して今度こそどこかへ持ち出そう。 CONTAX Ariaで最後に撮ってから2年ほど経っているだろうか。 Kodakから新しいネガ・フィルムが発売されたというし、手元に期限切れのEPNとTXとCN(Kodak Ektachrome 100、Kodak Tri-X、Kodak T400 CN T-Max)あるし、さすがにまともに色は出ないだろうし、写真店に現像をお願いするのも気が引けるくらい期限が切れているのだけど、この3本は使ってみたい。 このAria、昨年だったか会社の後輩にKodak E100を詰めて貸したことがある。 忙しい中にも色々と撮ってきて、見ると絵柄は構図もキレイで、最も「へぇ」と思ったのは露出。 ハイライトは飛ばずシャドウは潰れず実にデジタルっぽかった。 デジタルっぽいというか、ソフトウェアで後処理を行ったかのようにぴったりとラチチュード一杯に見事に収まっていた。 フィルム撮影でのハイライトの飛びとシャドウの潰れも含めて「0-255の枠を意識するでもなく」という意味で、「こういうものか」「これでいいんだ」と光を扱う自由度みたいなところを楽しんでもらうのが目的の1つだったのだけど、どのコマも優等生的な収まり具合だった。 もちろんそれって所謂「正解」なので言葉に詰まってしまった。 「デジタル世代」・「ホワイト社会」と思い浮かんだ経験だった。 これも1つの「時代を写す」あり方なのかも。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-30
夕方の日射し
15時台とはいえ、早くなりつつある日没まで約1時間という頃でだいぶ日射しは傾く。 湿度が低いのか、ずいぶんとパキっとした感じの光線でけっこう眩しかった。 あと1週間ほどで立冬、あと1月半ほどで冬至。 街のなかの木々にはあまり紅葉の気配もなく、このままあっという間に冬の風景に変わって行くのだろう。 八ヶ岳あたりは紅葉しているのだろうか。 針葉樹林のなかにナナカマドだかハゼだかが紅く紅葉している風景を思い出し。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-29
其々の帰路
気温15-16℃ほど。 薄手でもコートを着ようか迷うくらいの狭間。 北風でも吹いていればコート確定だけど、風のなかった今日はまだやや薄着で大丈夫。 無風で13℃台からかな、コート。 バスを待つ列の人々も縮こまることなく穏やかな雰囲気。 そして今日は湿度40%程度との予報だったけれどあまり乾燥していた感もなく、夕方には薄い青色の空にシュっと描いたような、線のようなリボンのような棚びくようなオレンジ色の雲が何本も光っていた。 残念ながらその時間には外出できず。 最近、日射しにはあまり恵まれず。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-28
いつかの路地
「いつかの」と言いつつ、ここよく歩く道。 随分と長いこと通っていたけれど、この赤い屋根の意匠に気付いたのはつい数年前のこと。 反対側から見ると高い位置に「COFFEE」の色褪せた看板があってそれは気になっていた。 たぶんこの屋根は視界には入っていたはずだけど気になってはこなかった。 そして昨日は、新たに手前の呑み屋の入口に店名看板が付いた。 以前はどんなだったか記憶なし。 ここは以前にも撮っているしこのブログにも載せているので、後日その様子を見てみようと思う。 どうでも良さそうなプチ感動として、この写真の撮影時刻が昨日のものと同じだった。 こうした同一の事柄って、よりリアルに過去の自分や被写体に、今回はちょうど1日前のシャッターを切っていた瞬間瞬間の感触を思い出した。 そして昨日は甘かったピント合わせに、今日は反省してじっくりと取り組んだ。 今日も時々は晴れ間があったのだけど、外出時はどうも陽射しに恵まれず。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-27
やや暖かかった日
ちょっと濃かったか。 フジブロの4号紙に焼いたような質感になってしまった。 マットな3号くらいにしておきたかったのだけど。 3号と言えば、その昔に米国・オレゴンにいたときに知人と暗室で写真を焼こうという日があって、それに向けてニューヨークのB&H Photo Video Inc.というお店から印画紙を取り寄せたことがあった。 AgfaのPortrigaという印画紙で面質はエンボス状で3号紙。 ニューヨークのセントラル・パークのダコタ・ハウス近くの「IMAGINE」サークルで、3-4歳の男の子をやや遠目に撮った写真を焼いた。 ILFORDのGALERIEを見慣れていたためか、黒の色調がやや茶色く、黒の締まりはやや弱く見えた。 でもバランスの良い印画紙で、撮った時の思いが写っている気がした。 ごく最近知ったのだけど、Portrigaはけっこう人気のある印画紙だったよう。 何で聴いたかな。 Youtubeの「2B ch」・渡部さとる氏の配信? Kodak ELITEやFUJIFILM Museum、ILFORD GALERIEは時折耳にしていたけれど、AGFA PORTRIGAは取り寄せる時にB&Hのカタログで見たのが初めてだった。
今日は20-22℃ほどまで気温が上がり、湿度もやや高かった。 歩いていると体感的にはやや暑いくらい。 冬がやってくると思っているところに、今日の夕方、と言っても日の入りから2時間後ほど経っていたが、空気は少し春の香りがした。
今日は20-22℃ほどまで気温が上がり、湿度もやや高かった。 歩いていると体感的にはやや暑いくらい。 冬がやってくると思っているところに、今日の夕方、と言っても日の入りから2時間後ほど経っていたが、空気は少し春の香りがした。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-26
裏通り
10月23日頃から11月6日頃までは「霜降」。 文字通り霜が降りだす頃。 その中候が10月28日から11月1日頃で「霎時施」(しぐれときどきほどこす)と言い「小雨がしとしと降るようになる」時期とのこと。 暦通り、それよりちょっとだけ早いか、最近はまさに「小雨がしとしと」という風に降る日が多い。 「秋雨前線」の声を聞くようになって久しく、急に寒くなったこの3日ほど、今日は路地から表通りに出た瞬間に、空気の匂いはクリスマス頃を思わせるものだった。 具体的には何だろう? 寒すぎない北風の頃の凪の期間 - といったあたりが思いつく。 年の暮れる最後の賑やかな時期であるクリスマス。 まだ2ヶ月も先だけど、急に冬に向かい始めた感のあるここ最近、近年は「1ヶ月早く季節が巡る」と言われる気候の勇み足が見え隠れしているのかも。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-25
公衆電話
きょう久々に公衆電話を使っている人を見かけた。 何年振りかの光景だし、自分で公衆電話を使った最後はいつだっただろう。 随分前に、仕事でポケベルを持っていた頃はよく公衆電話から数字の語呂合わせメッセージを送り、受話器を戻すと「ピピー、ピピー、ピピー」と音が鳴ってテレホンカードが公衆電話本体から返却される。 駅には公衆電話が並んだ一角があって、高校生などはひたすら電話のテンキーを(「ダイヤル・ボタン」?)打ち続けている風景があった。 仮名が表示できるポケベルも後に登場した記憶があるので、あれって多分、相手も電話をかけている状態で会話はポケベルに表示されるひらがなを見ながら行っている? だったらその掛けている電話で会話した方が早そうにも思うけど、携帯が一般的でなかった時代、外出している人同士で通信するにはポケベル越しの文字の会話が有効だったのだろう。 「あ」が「01」、「た」が「31」とかじゃないだろうか。 高校生ぐらいだと、そうした2桁を駆使しての文章の送りっこにはすんなり慣れてしまいそう。
Photoshopのアップデートで、Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG | Cのプロファイルが適用されるようになった模様。 これまでは「内蔵」と表示されていたのがレンズ名になっていたためそう思った次第。 でも歪曲の補正具合はなんだか微妙。 以前のも今のもどっちもどっちなような気がする。 もっとも、プロファイルが更新されたとの情報は確認していないので今日は「気がする」ところまで。
Photoshopのアップデートで、Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG | Cのプロファイルが適用されるようになった模様。 これまでは「内蔵」と表示されていたのがレンズ名になっていたためそう思った次第。 でも歪曲の補正具合はなんだか微妙。 以前のも今のもどっちもどっちなような気がする。 もっとも、プロファイルが更新されたとの情報は確認していないので今日は「気がする」ところまで。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-24
シネマ通り - 東端から
概ねは曇り空、時々晴れてまた雲って雨が降ってのちょい忙しい天気。 シネマ通りの東の端に2つ現存する通りの名前の飾り看板(正式名称は分からず)の1つを入れて通りを撮ってみようと行ってみた。 曇りだし、奥には大きなマンションがあるし、いつか街路灯の灯る夕方に来てみようと思いつつ。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-23
海辺で
天気予報に反して結構な寒さだった。 今日から暫くは少し気温が上がって、上着は薄手のもので大丈夫というアドバイスだったけれど、風が冷たくて薄手の冬のコートで良いくらいだった。 天気予報がともかく、ついいつも通りTシャツ+Yシャツにフリースを羽織って出かけてしまい、ほぼ1日外にいたような状態から体が冷えて午後には頭痛に。
今日は上田義彦氏の写真展「いつも世界は遠く、」へ足を運んだ。 神奈川・葉山にある美術館で、逗子駅からバスで20分ほどだっただろうか。 どこか「遠い視線」(眼差し)を感じる写真が多い印象で、遠い地の写真の合い間に家族の写真が点在していて、遠い地への実際の距離があり、その写真制作と私生活との間の時間経過があり、そこに混じる物理的と心理的な距離感が身近な存在との対照となり、今度は客観と主観が入り混じる。 そこに彼の地の風景やそれぞれの被写体に込める思いが強調されてくるような、絵的に醸される独特な静寂とともに作家の世界観に満ちた空間だった。
逗子駅周辺を訪れたのは2度目。 駅構内は3度目。 駅周辺を歩いてみたかったのだけど今日は時間がなく、代わりに? 初めて京急の逗子・葉山駅で下車した。 前回は「たぶんこの先に京急の駅があるのだろう」と、それっぽい通りを遠目に覗き込むだけだった。 バスの車窓に雰囲気を眺めるだけでもちょっと街歩きの気分。 逗子駅では、以前入ったことのある「立喰いそば」で温まろうと思っていたら、5分後に出発する電車を逃すと次は1時間後だと言うのでそのまま乗車。 電車の窓越しに立喰いそば屋を確認しようとしたのだけど発見できず。 ...あったのかな?
今日は上田義彦氏の写真展「いつも世界は遠く、」へ足を運んだ。 神奈川・葉山にある美術館で、逗子駅からバスで20分ほどだっただろうか。 どこか「遠い視線」(眼差し)を感じる写真が多い印象で、遠い地の写真の合い間に家族の写真が点在していて、遠い地への実際の距離があり、その写真制作と私生活との間の時間経過があり、そこに混じる物理的と心理的な距離感が身近な存在との対照となり、今度は客観と主観が入り混じる。 そこに彼の地の風景やそれぞれの被写体に込める思いが強調されてくるような、絵的に醸される独特な静寂とともに作家の世界観に満ちた空間だった。
逗子駅周辺を訪れたのは2度目。 駅構内は3度目。 駅周辺を歩いてみたかったのだけど今日は時間がなく、代わりに? 初めて京急の逗子・葉山駅で下車した。 前回は「たぶんこの先に京急の駅があるのだろう」と、それっぽい通りを遠目に覗き込むだけだった。 バスの車窓に雰囲気を眺めるだけでもちょっと街歩きの気分。 逗子駅では、以前入ったことのある「立喰いそば」で温まろうと思っていたら、5分後に出発する電車を逃すと次は1時間後だと言うのでそのまま乗車。 電車の窓越しに立喰いそば屋を確認しようとしたのだけど発見できず。 ...あったのかな?
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-22
秋雨前線?
ほぼ1日雨。 日中の気温は12℃程とそこそこの寒さ。 12月上旬頃の気温だろうか。 たしかフィリピン沖辺りに台風24号がいたと思ったが..、明日にはベトナム上陸の見込みだそう。 随分と遠いところにいるように思えるけれど、たぶん今日の雨には影響しているのだろう。 薄手だけど冬用の上着を羽織ったのは今期2度目だろうか。
昨日の網膜剥離の手術の影響なのか、天気のせいもあると思うのだけど術後は随分と疲労を感じる。 昨日の午後も夜も睡眠を取り、両方ともそこそこ眠れていたと思うのだけど今日も眠い、というかグッタリしていた。 施術した右目は今までよりも少しだけスッキリと見えている感じがする。 もしかして網膜剝離はけっこう進行状態だったところ、たまたま一部が剥がれたのがこの1-2週間で、施術で網膜の剥離した辺りを固定したところ浮きかけていた膜面が全体的にしかるべき位置に寄ったためピントの精度が上がって視野が少しクリアになったと想像した。 視野にはたまに、術前に見えていた「画が映らない点」は小さくなったように思う。 今日はつい一度目をこすってしまったが、余分な引っ張る力を眼球に加えないようにそれは暫くガマンしておこう。
昨日の網膜剥離の手術の影響なのか、天気のせいもあると思うのだけど術後は随分と疲労を感じる。 昨日の午後も夜も睡眠を取り、両方ともそこそこ眠れていたと思うのだけど今日も眠い、というかグッタリしていた。 施術した右目は今までよりも少しだけスッキリと見えている感じがする。 もしかして網膜剝離はけっこう進行状態だったところ、たまたま一部が剥がれたのがこの1-2週間で、施術で網膜の剥離した辺りを固定したところ浮きかけていた膜面が全体的にしかるべき位置に寄ったためピントの精度が上がって視野が少しクリアになったと想像した。 視野にはたまに、術前に見えていた「画が映らない点」は小さくなったように思う。 今日はつい一度目をこすってしまったが、余分な引っ張る力を眼球に加えないようにそれは暫くガマンしておこう。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-21
寒い曇天
網膜剥離手術の日。 施術は一応完了し、問題は無い様子。 思ったよりも疲れ、瞳孔を開く目薬の影響で視界がぼやけていたりのストレスも加わってなんだか眠い。 1ヶ月後に術後の確認検査があり、そこで最終的な判断となるのか。 術中は、眼底にレーザーを当てるのだけど、じわじわと痛みを感じて来た。 よく言う「目の奥が痛い」「目の奥が重い」の症状が顕著な状態に近そう。 レーザー照射は20回くらい? イスに座って器具に顔を乗せての施術で、痛くて少しだけ腰が引けた。 「ちょっと痛いです」「もうちょっと、今3分の1くらい終わりました」「もうちょっと。あと5分の1」。 全部で3-4分くらいか。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-20
今年最後の一輪
紅い釣鐘状のクレマチス、今年最後の開花となる模様。 通常の開花期は5-10月ごろ。 真夏の暑い時期には花を付けられず、やや涼しくなってきた頃に開花し出し、今月上旬に一旦咲き終わり、今年はここで花は終わりかと思っていたらもう1つ蕾が付いた。 気づいてから2週間ほど経っただろうか、今朝咲き始めた。 クレマチスには冬咲きもあって、それを植えたらほぼ一年中何か花が咲く状態になりそう。 近年異様に暑い真夏はムリだろうけど。 そう言えば、今月上旬に香りだしたキンモクセイも段々に香りが無くなってきている。 街の中のキンモクセイも、気づいただけで4-5本は伐採されていて香りに遭遇する機会が減ったように思う。 キンモクセイの時期が終わり、なぜかまだ近所の駐車場ではアサガオが、路地ではザクロが咲いている。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-19
雨雲がかかり
朝には青空が覗いていたのが午後になって曇り、14時頃から東の空が急速に黒くなってやがてその雲が頭上に。 日没直後くらいな暗さになり、その後はパタパタと雨が降り出した。 天気のせいなのかちょっと体が重い気がする。 画像処理をしていると少し頭が重い感じがする。 色補正をしていて画面の特定の場所に焦点を絞ると網膜剥離している箇所なのか「見えない箇所」がひょろひょろと凝視したい場所を邪魔する。 幸いその「点」はこの1週間ほどで大きくなっている感じはあまりなく、「視野がおかしいと思ったら(今、手術を予約している眼科ではなく)即、病院へ行ってください」といただいた医療従事者からのアドバイスがあったが、どうやらそこまでではない感じ。 施術は明後日。 目への施術だけに、どれくらい様子が見えるのだろう?
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-18
日射しを逃し
ウロコ雲がきれいだったという話を聞いて「外いかなきゃ」と思ったのだけど、なかなかその機がやってこなかった。 時間が過ぎて行って、外に出た時にはさっきまで薄日が射していたのがすっかりどんより空。 線路沿いの小径を歩くことにして、これまであまり気になっていなかった、近年のLED街灯からしたらだいぶ大柄で蛍光灯が入っていそうな街路灯が幾つかあった。 あれ? ここに古い一軒家があったと思ったが... とそこは空き地になっていてドクダミが茂っていた。 空き地になっていたために街路灯が目立ったのか、そこに少し踏み入れて街路灯を撮り、次の街路灯に導かれるように次の街路灯を撮り、同じく路地に入り込んで街路灯を撮りと歩き進んだ。 無くならないうちに晴天の、空の高い日にまた撮りに来ようと思いつつ、雲って暗くなってしまった路地を行く。 振り返るとこれまでも見ていた風景がちょっと違ったものに映る。 ゴミ置き場に貼られた政党ポスターの顔ぶれがなんかシュール。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-17
久々の晴天
高倍率ズームにちょっと振り回されている感。 単焦点レンズの場合は自分と被写体との距離感がなんとなく掴めて、自然と距離を取ってカメラ構えて - となるのだけど、28-85mmとか24-120mmとかだと、あと20-60mmでも感覚的に頭に描いた絵柄に合わせて立ち位置が決まっていってズーム・リングを操作して画角を決めて撮るのだけど、20-200mmは焦点域が広すぎるのか、単焦点で撮っていると「あぁここは望遠で距離感を寄せて(詰めて)撮りたいなぁ」等々思いながら焦点域が段階的に思考されて行く感があり。 実際はもっと連続的に考えているのだろうけれど、文字にする都合で「段階的」。 で、ズーム・リングを回すとあまりに簡単に超広角域の20mm、望遠の200mmを行ったり来たりできるので、若干ながら脳がバグるというか...。 レンズに使われている感じというか。 重宝しているし面白いのだけど、まだこの広範囲の焦点域について行けていない。
そうしたなか、「あ」と思って目に入ったちょっと距離のある古いアパートと手前の駐車場。 ちょっと雑多な感じが好きで何度か撮ってはいるけれど、それらが少し凝縮されたように映ったため「今日はこれを望遠で撮ってみたい」とふと思って構えた。
このアパート、普通なら1・2階合わせて8世帯が入りそうな大きさで、そこが全部屋、というか建物1棟丸々がタイ古式マッサージのお店になっている。 スタッフは日本語の話せる人が2名くらいで、他、スタッフが何人いるのかは不明だけどおそらく皆さんタイ語。 施術はがっつりでけっこう痛い。 いつぞやのブラジル料理のお店はフィリピンからの人達だし何だか非常に逞しく映る。 他、韓国・中国系のマッサージや物産店も見かけ、以前にケバブのお店をしていた人は何人だと言っていたか、近年はベトナムの旗もよく見かける。 通りには米兵さんが歩いていたりで色々な国の混ざったような不思議な一角。
そうしたなか、「あ」と思って目に入ったちょっと距離のある古いアパートと手前の駐車場。 ちょっと雑多な感じが好きで何度か撮ってはいるけれど、それらが少し凝縮されたように映ったため「今日はこれを望遠で撮ってみたい」とふと思って構えた。
このアパート、普通なら1・2階合わせて8世帯が入りそうな大きさで、そこが全部屋、というか建物1棟丸々がタイ古式マッサージのお店になっている。 スタッフは日本語の話せる人が2名くらいで、他、スタッフが何人いるのかは不明だけどおそらく皆さんタイ語。 施術はがっつりでけっこう痛い。 いつぞやのブラジル料理のお店はフィリピンからの人達だし何だか非常に逞しく映る。 他、韓国・中国系のマッサージや物産店も見かけ、以前にケバブのお店をしていた人は何人だと言っていたか、近年はベトナムの旗もよく見かける。 通りには米兵さんが歩いていたりで色々な国の混ざったような不思議な一角。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-16
曇天
朝は雨が降っていて、昼過ぎくらいには上がったのだけど、どんよりした曇り空。 気温は20℃くらいだろうか、さほど高くはないがちょっと蒸す感じ。 「今日は体調悪い人多いだろうな」という会話が聞こえてくる。
今日はf=20mmを中心に撮影。 なんだか歪曲収差が気になり、そう遠くなくファーム・ウェアの更新がありそうな気がしてきた。 20mmと言えば超広角なので歪曲はあって当たり前だとは思いながら、ちょっと気持ち悪い歪み方に感じた。 最近まで使っていたLumix S 20-60mmの広角側はほとんど歪みを感じないくらい、歪みはあるのだけど自然な補正だったので、どうしてもそれと比較してしまい少し戸惑う。 20mmスタートでテレ端は60mmなのでそもそもがあまりムリな設計ではないのだろう。 対してSigmaは20mmから200mmまでの広い焦点域なので、歪曲はどうしても違和感が残るのだろう。 今日はSony FEの20mm辺りのプロファイルを充ててみたが、歪曲はあれど元々RAWファイルに書かれたデフォルトのプロファイルの方がよかったかもとも思い。 落ち着きどころを見いだせなかったが、取り敢えずこの先しばらくデフォルトで撮り続けてみようかと。 時に40-50mm付近でもやや不自然な歪曲が見られるので、「歪曲は気にしない」が正解なのかも。 それより何より20mm-200mmという高倍率の便利さ、こっちの方がはるかに勝る。 画質はズーム全域で決して悪くないと思う。
今日はf=20mmを中心に撮影。 なんだか歪曲収差が気になり、そう遠くなくファーム・ウェアの更新がありそうな気がしてきた。 20mmと言えば超広角なので歪曲はあって当たり前だとは思いながら、ちょっと気持ち悪い歪み方に感じた。 最近まで使っていたLumix S 20-60mmの広角側はほとんど歪みを感じないくらい、歪みはあるのだけど自然な補正だったので、どうしてもそれと比較してしまい少し戸惑う。 20mmスタートでテレ端は60mmなのでそもそもがあまりムリな設計ではないのだろう。 対してSigmaは20mmから200mmまでの広い焦点域なので、歪曲はどうしても違和感が残るのだろう。 今日はSony FEの20mm辺りのプロファイルを充ててみたが、歪曲はあれど元々RAWファイルに書かれたデフォルトのプロファイルの方がよかったかもとも思い。 落ち着きどころを見いだせなかったが、取り敢えずこの先しばらくデフォルトで撮り続けてみようかと。 時に40-50mm付近でもやや不自然な歪曲が見られるので、「歪曲は気にしない」が正解なのかも。 それより何より20mm-200mmという高倍率の便利さ、こっちの方がはるかに勝る。 画質はズーム全域で決して悪くないと思う。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-15
200mm
今日も曇り。 かつて呑み屋が並んでいた「あけぼの一番街」へ。 いま通りには商店街の看板は撤去されてしまい見当たらず。 もしかしたら通りの名は今は無いのかも。 この辺りは、ほんの10年ほど前までだったか、築50年くらいに見える、かつてデパートだったビルや、3階建て鉄筋コンクリートっぽいアパート、営業しているのかが怪しい木造の呑み屋、その先には2階が宴会場になってそうな飲食店や少し気取ったバーなどがあって、その昔の、元は日本軍の基地と航空機会社があり、その後に米軍基地、民間飛行場の顔を持つ場所にほど近い歓楽街の名残が見られた場所。 今はその殆どが一掃されマンションを建設中だったり、駐車場だったり、一部は更地だったりと変化の途中。 この場所の左手には大谷石でできた高めの塀があって、春先などはそのこに当たる陽光に季節感を想ったりと街の匂いのするような一角だったが、今は白い鉄板の壁で覆われていたりする。 「一番街」って名乗るような雰囲気も今はごく僅か。 今日はこの通りに行ってみよう、そして昨日がワイド端の20mmだったので今日はテレ端の200mmで撮ってみようと思いつつのそぞろ歩き。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-14
20mm
今までも撮っている場所だけど、今までと違うレンズで切り取ってみる。 今までもズーム・レンズの20mm、単焦点の21mmで撮ってきたけどなぜかちょっと違った画角に感じられた。 写りの雰囲気は、1977年頃に製造された、たぶんMamiya Op.製のRolleiの21mmに近い気がする。 かと言ってオールド・レンズっぽさがあるわけではなく、たぶん発色傾向と歪曲の雰囲気が少し似ているのだろう。 Rolleinarはもしかしたら新品ならもっと色味がコッテリしているのかも。 今日のSigmaのズーム・レンズ、案外シャドウ部に情報があったし、ハイライトの粘りは物足りなさがあるものの、これはこれで撮っていて面白いレンズ。 暫くコレで撮り続けて、ある日ふとまた単焦点ばかりで撮る日々が続きと、そういう感じで便利な高倍率ズームと不便だけど描写に特徴のある単焦点とを交互に持ち出すことになりそう。
今日は眼科医へ。 つい3日前から飛蚊症が強くなり、蚊ではなくアシナガバチかクマバチか位の薄茶色の影がもやもやしていて、つい2日前に視野のなかに透明に画像の抜けている僅かな箇所を認識。 それで眼科医で診ていただいたところ、飛蚊症は心配なく、視野の中の透明に感じる小さな点はごく軽微な網膜剥離とのこと。 約一週間後にレーザーで剥離部分を焼いて融着させる治療を行うことになった。 暫くして、融着した箇所が振動などで引っ張られて悪影響になることはないのだろうか? などが気になり始め、医療に詳しい方にお聞きしたところ心配ないとのことだった。 治療、意識があって目を開けた状態でのレーザー照射なんだろうなぁ。 想像しないようにして、...早く済ませたい。
今日は眼科医へ。 つい3日前から飛蚊症が強くなり、蚊ではなくアシナガバチかクマバチか位の薄茶色の影がもやもやしていて、つい2日前に視野のなかに透明に画像の抜けている僅かな箇所を認識。 それで眼科医で診ていただいたところ、飛蚊症は心配なく、視野の中の透明に感じる小さな点はごく軽微な網膜剥離とのこと。 約一週間後にレーザーで剥離部分を焼いて融着させる治療を行うことになった。 暫くして、融着した箇所が振動などで引っ張られて悪影響になることはないのだろうか? などが気になり始め、医療に詳しい方にお聞きしたところ心配ないとのことだった。 治療、意識があって目を開けた状態でのレーザー照射なんだろうなぁ。 想像しないようにして、...早く済ませたい。
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Sony A7SII
2025-10-13
30年
「物事には必ず始まりと終わりがある」とよく思う。 1日の中にだってたくさんの始点と終点があって、それが幾重にも重なって日常になる。 「今」である日常はその存在感が気付かれずらくて、随分と後になって経過した「時」を感じて「ありふれた」と思っていたごく普通の日常が貴重に感じられたりする。 ありふれた・普通のと言ってもその毎日に手抜かりがあるわけではなく、様々な状況はあるにせよ誰しもその時の精一杯を過ごしているのだと思う。
Kiyosato Museum of Photographic Art - つい先日、この場所に初めて足を踏み入れてちょうど30年目に訪問してきた。 そして今日は最後の展示を終えて閉館という節目の日となった。 1995年7月7日の開館から約30年。 ここで一旦のピリオド。 これまでのたくさんの展示、行けたのはその内で僅かだったけれど、展示写真との距離感がなぜか近くに感じられ、写真の世界への求心性や没頭感のなかにいつも何らか影響されて帰路についていた。 K*MoPAがなくなってしまうとこの地を訪れる機会は激減してしまいそうだけど、ちょっと見慣れたレストランや公園や牧場施設などは、風景が大きく変わる前にまた自身の足跡をたどるように訪れてみたいとは思いつつ。
Kiyosato Museum of Photographic Art - つい先日、この場所に初めて足を踏み入れてちょうど30年目に訪問してきた。 そして今日は最後の展示を終えて閉館という節目の日となった。 1995年7月7日の開館から約30年。 ここで一旦のピリオド。 これまでのたくさんの展示、行けたのはその内で僅かだったけれど、展示写真との距離感がなぜか近くに感じられ、写真の世界への求心性や没頭感のなかにいつも何らか影響されて帰路についていた。 K*MoPAがなくなってしまうとこの地を訪れる機会は激減してしまいそうだけど、ちょっと見慣れたレストランや公園や牧場施設などは、風景が大きく変わる前にまた自身の足跡をたどるように訪れてみたいとは思いつつ。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-12
晴れゆく感じ
昨日の寒さから一転、今日はずいぶんと暑くなった。 朝に雲が割れ始め、丸一日、頂上にわずか雲がかかる富士山が裾野までよく見えた。 残念ながらその富士山を撮る時間は無く朝の「日の出」少し前の寸景に。 夕方には軽く夕焼け。 一昨日からの出張も終わってちょっと安堵。
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2025-10-11
バッティング・センター
意外と仕事が早く終わり、しばし温泉に浸かって夕食の買い出しに。 そう言えばと、ホテルに向かうシャトル・バスから見えたバッティング・センターが気になって探してみた。 国道沿いを少し歩いたところにサインが光るのを見つけて何枚か。 時々この国道はクルマで通り、道路の反対側に用事のあることが多いためか、こちら側は殆ど見ていなかった。 なので今回は同じ通りがだいぶ新鮮に映った。
歩いてみると、もしかしてこの辺り、ずっと前に清里からの帰りに強い頭痛に見舞われて具合もどんどん悪くなり、チェーンの中華料理店で薬膳粥を食べたところではないか? という気がしてきた。 何か用事があって甲府市街を抜けて、おそらく勝沼から高速道路に乗るまでの間のこと。 目があまり良くないせいか、運転していて頭痛になることがよくあった。 最近は目があきらめてかムリをしなくなったのか、「よく見る」意識よりは緩慢に機能しているのか以前ほどは頭痛にはなっていない。
明日また朝が早いので早々に眠りにつくとして、この昼間のドタバタの余韻を休息につなげる夕方から夜にかけては短いひととき、柿畑の間を抜けて国道からまた宿へのひと歩きに、新しい風景を目から耳から匂いから取り入れて肩から力が抜けてゆく。
歩いてみると、もしかしてこの辺り、ずっと前に清里からの帰りに強い頭痛に見舞われて具合もどんどん悪くなり、チェーンの中華料理店で薬膳粥を食べたところではないか? という気がしてきた。 何か用事があって甲府市街を抜けて、おそらく勝沼から高速道路に乗るまでの間のこと。 目があまり良くないせいか、運転していて頭痛になることがよくあった。 最近は目があきらめてかムリをしなくなったのか、「よく見る」意識よりは緩慢に機能しているのか以前ほどは頭痛にはなっていない。
明日また朝が早いので早々に眠りにつくとして、この昼間のドタバタの余韻を休息につなげる夕方から夜にかけては短いひととき、柿畑の間を抜けて国道からまた宿へのひと歩きに、新しい風景を目から耳から匂いから取り入れて肩から力が抜けてゆく。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-10
西へ
さて何十年ぶりと思われる中央本線の旅。
スタート地点の標高80mほどに始まり高尾駅で乗り換え、そこから徐々に山々に囲まれる景色となり、相模湖・藤野・四方津・梁川と少しずつ標高が高くなり大月を過ぎた辺りから電車のモーター音がやや苦しそうになる。
大月から4駅目の甲斐大和の間で263mも高くなる。 そこからは甲府盆地を目がけて標高が下がり、目的地の石和温泉では標高271mほどとだいぶ下る。 その先、甲府からはまた登り始め、かつて下車駅(乗り換え駅)だった小淵沢では881m、その先の富士見が中央本線の最高地点で955.2m。 乗り換えた小海線では、利用駅だった甲斐大泉で1,158m、清里で1,275mとかなりの急勾配。 列車はディーゼルで急勾配になるとエンジンの振動が大きくなり、体感的なものの他に耳元でわさわさ空気が重ね合わさり波打つように重低音の響く妙な感覚も加わる。 小海線といえば野辺山駅のようで、ここが標高1345.67mと日本の鉄道駅で最高地点。
これらの道のりで色々な景色があるのだけど、大月から先のローカル感や、勝沼あたりのブドウ畑が広がる辺りから盆地を見下ろす遠望感、小淵沢からの「旅」感の増加、甲斐小泉を過ぎての森林感が印象的。 今回はその約半分の道のりだったけれど懐かしい景色多数。 もうちょっと乗っていたかったけれど。
参照: 「TOKOの登山のきろく。」
大月から4駅目の甲斐大和の間で263mも高くなる。 そこからは甲府盆地を目がけて標高が下がり、目的地の石和温泉では標高271mほどとだいぶ下る。 その先、甲府からはまた登り始め、かつて下車駅(乗り換え駅)だった小淵沢では881m、その先の富士見が中央本線の最高地点で955.2m。 乗り換えた小海線では、利用駅だった甲斐大泉で1,158m、清里で1,275mとかなりの急勾配。 列車はディーゼルで急勾配になるとエンジンの振動が大きくなり、体感的なものの他に耳元でわさわさ空気が重ね合わさり波打つように重低音の響く妙な感覚も加わる。 小海線といえば野辺山駅のようで、ここが標高1345.67mと日本の鉄道駅で最高地点。
これらの道のりで色々な景色があるのだけど、大月から先のローカル感や、勝沼あたりのブドウ畑が広がる辺りから盆地を見下ろす遠望感、小淵沢からの「旅」感の増加、甲斐小泉を過ぎての森林感が印象的。 今回はその約半分の道のりだったけれど懐かしい景色多数。 もうちょっと乗っていたかったけれど。
参照: 「TOKOの登山のきろく。」
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-09
明日、西へ
先日、往復300-350kmほどの西方へのクルマ旅をし、明日からは200kmほど西方への電車旅。 どうも体調がいまひとつ優れないので特急に乗ってしまおうかと思ったが、各駅停車でトコトコ進むのも悪くないかと各停乗継ぎで行くことにした。 体調的には何とかなるだろう。 というか何とかしながら過ごそうかと、カバンに薬を詰め込んだところ。 昨日が「寒露」だったか、今朝は上着を羽織ってでかけ、帰りも羽織り、空気の冷たはそれで丁度よい感じに。 ここ1週間ほどはキンモクセイの香りがどこからか漂ってくる。 この花が散る頃は秋の長雨といった天気が続くイメージ。 今は大きな台風が2つ来ていて南の海から昇ってきて日本列島の手前でカクンと太平洋を東へ進む予想進路。 その通りになってくれるよう祈りつつ。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-08
夕刻
気付いたのが少し遅かった。 紅色がなくなって行く最後くらいの数分間といったあたり。 窓ガラス越しの撮影で、何度か窓の汚れにピントが持ってゆかれつつ稜線に合焦。 このカメラでは殆どマニュアル・フォーカスの単焦点レンズを使ってきていて、ここ2週間ほどか使っているオート・フォーカスにようやく慣れてきた感じ。 オート・フォーカスって機能が一般化して40年近く経っているしもちろんAF機は使ってきてはいるけれど、あまりサクッと合焦する機材に出会えていない気がする。 出会えていないと言うより使いこなせていないという自覚はあるので、要練習かな。 先達ての夜の美術館でのライブ・イベントの撮影では思ったよりフォーカスもブレもよく収まっていた感があったし、機材との一体感みたいな感触も案外大事なのかも。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-07
ひっそり
ランチとディナー営業の間の時間。 開いてないのかぁと思いつつ、フロアの照明の落とされた小さなレストランを覗き込むと、ちょうど雲が少しだけ割れてやんわりと窓からの光が入ってきて、ひっそりとした雰囲気のなかテーブルとイスが浮かび上がってきた。 米軍基地が目の前にあり、日本人客に混じり米兵の姿をたまに見る。 1995年頃から時折撮りにきている自分にとっては馴染みの場所ではあるのだけど、実はお店に入ったことは過去1度だけ。 その1度、店内の雰囲気は落ち着いていて心地よく、店内の写真を撮らせていただいたのだけど、まだ早い時間でお客さんが少なかったこともあると思うがけっこう撮りやすいよう配慮してくれた。 またランチにでもと思い機を狙っているのだけどなぜかいつもタイミングが。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-06
シネマ通り
1ヵ月ぶりくらいだろうか、かつての米軍基地のメイン・ゲートにほど近く、映画館があった「シネマ通り」へ。 新たに集合住宅が2棟建設中だった。 シネマがあった場所にも集合住宅が建つ予定で、その通り沿いに立てられていた、映画館を中心とした隆盛を讃える銅板に刻んだ記念碑は、地域住民の強い要望によって集合住宅の一角に引き続き立てられるのだそう。 ステンレスの支柱の「CINEMA STREET」のサインはここ数年で2本減って現存は2本となった。 支柱はもう少し光ってくれたら程よく目立ちそう。 晴れた日にあらためてまた来てみようか。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-05
そろそろ彼岸花も
遅めに咲き始めた公園脇の彼岸花もそろそろ咲き終わり。 赤花は1本以外はすべてしおれ、白が満開。 蜜を求めてかアリとハチが忙しそうにしていた。 気温27.2℃、少し蒸す。 昨日の雨の影響か、今朝は軽く霧がかかったように霞んでいた。
この公園の白花彼岸花も、1株だけだったか花弁に赤色が混じっていた。 先達て泊まった宿でその話になり、「先祖返りだろうか?」という結論になった。 その宿の庭には、白・ピンクのシュウメイギク、深い紅のダリア、コスモス、白と薄紫のホトトギス、ミズヒキソウ、その他にも名を知らない草花が咲いていて、曖昧な季節の昨今にあってあらためて季節を感じられる空間だった。
あと3日もすると「寒露」、半月ほどの後には「霜降」を迎え、紅葉の気配のないこの「秋」の出番は来るのだろうかと思い。
この公園の彼岸花を以前Carl Zeiss C-Biogon 2.8/35mmで撮ったことがある。 その時はさほど特別感はなかったが、いまに思えばその階調とキレは秀逸だったと思う。 今日のレンズは所謂「高倍率ズーム」であり、階調の具合を見てみようかと(ほぼ)白黒に変換。 そもそも単焦点レンズと比べるのはどうかとは思いつつではあるが、若干単調に感じられた。 単調というよりは「滑らかさ」と言った方が合っていそうなこの感じは良きシグマの特徴のようにも感じられ、カラーだと十分に色の情報を持っているのではないかと思う。 何より20mmという超広角域スタートの利便性と200mmまで伸びる画角の豊富な選択肢があり、画質・操作感ともに「高倍率」であることを殆ど感じない安定感と安心感が良い感じ。 ライカとの協業強化でさらに腕に磨きがかかったか。 そして重量バランスが良いのか中望遠&低速シャッターでも案外ブレずに撮れる。 使っているうちに色々と欠点も見えてくるのかもしれないが、とりあえず今の段階では、時折見られる望遠側のフリンジ・広角側の歪曲補正の中途半端さがちょっとだけ気になるかな。
この公園の白花彼岸花も、1株だけだったか花弁に赤色が混じっていた。 先達て泊まった宿でその話になり、「先祖返りだろうか?」という結論になった。 その宿の庭には、白・ピンクのシュウメイギク、深い紅のダリア、コスモス、白と薄紫のホトトギス、ミズヒキソウ、その他にも名を知らない草花が咲いていて、曖昧な季節の昨今にあってあらためて季節を感じられる空間だった。
あと3日もすると「寒露」、半月ほどの後には「霜降」を迎え、紅葉の気配のないこの「秋」の出番は来るのだろうかと思い。
この公園の彼岸花を以前Carl Zeiss C-Biogon 2.8/35mmで撮ったことがある。 その時はさほど特別感はなかったが、いまに思えばその階調とキレは秀逸だったと思う。 今日のレンズは所謂「高倍率ズーム」であり、階調の具合を見てみようかと(ほぼ)白黒に変換。 そもそも単焦点レンズと比べるのはどうかとは思いつつではあるが、若干単調に感じられた。 単調というよりは「滑らかさ」と言った方が合っていそうなこの感じは良きシグマの特徴のようにも感じられ、カラーだと十分に色の情報を持っているのではないかと思う。 何より20mmという超広角域スタートの利便性と200mmまで伸びる画角の豊富な選択肢があり、画質・操作感ともに「高倍率」であることを殆ど感じない安定感と安心感が良い感じ。 ライカとの協業強化でさらに腕に磨きがかかったか。 そして重量バランスが良いのか中望遠&低速シャッターでも案外ブレずに撮れる。 使っているうちに色々と欠点も見えてくるのかもしれないが、とりあえず今の段階では、時折見られる望遠側のフリンジ・広角側の歪曲補正の中途半端さがちょっとだけ気になるかな。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-04
遠雷の夜
遠く静かに雷鳴が轟く。 粒の大きな霧雨といった感じの雨がサーっと降り、また季節が一段階進みそうな予感。 昨日、八ヶ岳の山麓で過ごしていたのが遥か昔の記憶のように感じられる今日はごく普通の日常。
いつか試そうと思っているISO 128,000での撮影。 a7S I型を使っていたときは何度かそうしたテスト撮影を行った記憶があるが、II型では試したことがなく、先達て雲を撮る写真家の方が高感度撮影を考えていると言っていたのが記憶にあって機をみているところ。 今日は6,400にて。
いつか試そうと思っているISO 128,000での撮影。 a7S I型を使っていたときは何度かそうしたテスト撮影を行った記憶があるが、II型では試したことがなく、先達て雲を撮る写真家の方が高感度撮影を考えていると言っていたのが記憶にあって機をみているところ。 今日は6,400にて。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-03
Cafe
カレー店「アフガン」から100mほど? 坂を下ったあたりに見つけたカフェ。 見つけたというか、ここは30年ほど前に社員寮として半年間住んでいた場所。 これ迄も何度か近くは通っていて、気になってはいたが「様子を見に行ってみよう」と思ったのはつい3年ほど前から。 昨年3月にそれまで営業していたレストランが閉店し、訪れた夏にはひっそり空家だった。 今回も空家のままだろうと思っていたら新しくお店がオープンしていたので立ち寄った。 カフェ・スペースはかつて食堂だった場所。 少し建て増しや改造はされていたが壁の色や、もしかしたらテーブルも、まさかとは思うが壁掛け時計も変わらずで基本の雰囲気は同じ。 お店の名前は「Cafe&Gallery 杜のこびとたち」で、女性オーナーは鎌倉からの移住らしい。 店内にあまり「こびと」感はなくて店名とコンセプトの接点を探しつつ、「今日のドリンク」のパイナップル・ジュースをいただいた。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-10-02
K*MoPA
"Kiyosato Museum of Photographic Art"の裏庭。 30年の歴史で初めての屋外展示。 木漏れ日が心地よく、まだ緑色の木々の合間に展示されたたくさんの写真を心地よく見て回る。
1995年7月7日にオープンした美術館。 つい1週間ほど前だったかに閉館のお知らせがfacebook等で案内された。 クロージング・レセプションは9月6日に既に終えられていて、閉館後は河口湖へ移転の予定と書かれていたがまだ新しい「箱」は出来ていないようで再開は数年後とのこと。 この美術館の特徴である35歳以下の写真家を応援する企画「ヤング・ポートフォリオ」は、次回以降しばらくは都内に会場をお借りしての開催となる模様。
今日は急遽決まったというライブ・イベントが行われた。 駅から遠く離れたこの美術館、地域のタクシーは19時頃に営業を終えてしまうがイベントは美術館の営業時間外の18-20時。 制作・演出の意図などもありライブ・イベントという選択だったらしい。 イベントは、写真家の飯沢耕太郎先生とK*MoPAの学芸員さんとで展示されている写真を解説するというもの。 解説を聞きながら写真を観てゆくと時代背景やら作家の思いやらも見えてくるようで、定着された1枚1枚の写真が動的に感じられることも。 この展示は10月13日までで、これが清里での最後の展示に。 ここを初めて訪れたのは1995年10月2日。 今回はちょうど30年目の訪問でもあり、柔らかな日射しと穏やかな時間の流れに感慨深い時間を過ごすことが出来た。
1995年7月7日にオープンした美術館。 つい1週間ほど前だったかに閉館のお知らせがfacebook等で案内された。 クロージング・レセプションは9月6日に既に終えられていて、閉館後は河口湖へ移転の予定と書かれていたがまだ新しい「箱」は出来ていないようで再開は数年後とのこと。 この美術館の特徴である35歳以下の写真家を応援する企画「ヤング・ポートフォリオ」は、次回以降しばらくは都内に会場をお借りしての開催となる模様。
今日は急遽決まったというライブ・イベントが行われた。 駅から遠く離れたこの美術館、地域のタクシーは19時頃に営業を終えてしまうがイベントは美術館の営業時間外の18-20時。 制作・演出の意図などもありライブ・イベントという選択だったらしい。 イベントは、写真家の飯沢耕太郎先生とK*MoPAの学芸員さんとで展示されている写真を解説するというもの。 解説を聞きながら写真を観てゆくと時代背景やら作家の思いやらも見えてくるようで、定着された1枚1枚の写真が動的に感じられることも。 この展示は10月13日までで、これが清里での最後の展示に。 ここを初めて訪れたのは1995年10月2日。 今回はちょうど30年目の訪問でもあり、柔らかな日射しと穏やかな時間の流れに感慨深い時間を過ごすことが出来た。
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2025-10-01
雨ふり
北海道と東北で大雨。 近所では1-4mm程度の降りだったが久しぶりのまとまった雨という印象だった。 午後には小雨になり夕方には晴れ間。 久しぶりに以前よく写真を撮っていた「原っぱ」へ行った。 入口辺りだけで奥までは行かずしばし警備員さんと会話。 以前に話していた警備員さん自作の卓上カレンダーをいただいてきた。
午前中は注文していた洗濯機が到着。 販売店から委託された引越屋さんによる設置は20分ほどで終わり、水道の接栓の状態を調べるためにちょこっと電源「ON」にしたのだけど、モーターの音は滑らかで静かだった。 壊れてしまった方のP社の洗濯機は、ほんの6-7年前に購入したものだったがそのモーター音はまるで40-50年ほど前の洗濯機で、操作パネルに大きなダイヤルが2つ3つ付いた2槽式の「三洋『うず潮』」(「うず潮」はN社? サンヨーは「ニューミセス」?)を想起させた。 電源周りのエラーが出たので安全を見ての買い替え。 モーターで言うとH社がよかったのだけどちょっと予算オーバーでT社となった。(アルファベットは全て国内メーカー名) 両者モーター音は少し似た傾向。 機械音は心地よいほうが良い。
午前中は注文していた洗濯機が到着。 販売店から委託された引越屋さんによる設置は20分ほどで終わり、水道の接栓の状態を調べるためにちょこっと電源「ON」にしたのだけど、モーターの音は滑らかで静かだった。 壊れてしまった方のP社の洗濯機は、ほんの6-7年前に購入したものだったがそのモーター音はまるで40-50年ほど前の洗濯機で、操作パネルに大きなダイヤルが2つ3つ付いた2槽式の「三洋『うず潮』」(「うず潮」はN社? サンヨーは「ニューミセス」?)を想起させた。 電源周りのエラーが出たので安全を見ての買い替え。 モーターで言うとH社がよかったのだけどちょっと予算オーバーでT社となった。(アルファベットは全て国内メーカー名) 両者モーター音は少し似た傾向。 機械音は心地よいほうが良い。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
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2025-09-30
アサギマダラ
たくさん飛んでいた。 名前は聞いたことがあったがまさか目の前にアゲハやヒョウモンチョウのように当たり前のように飛んでいるのがそれだとは意外だった。 たまたま通りがかった人が教えてくれた。 何千kmも渡ってくるのだそう。 どうやら台湾から九州などを経由して数代をかけて北上、そして秋には一代で一気に南下するらしい。 いくら風に乗ったからと言っても、チョウの飛行速度は速くはないだろうに、鳥の渡りとはワケが違うように思えるけれど、中には力尽きて海に落下してしまう個体もあるだろうし、鳥に食べられてしまう個体もあるだろうし、なぜそこまでして北上してくるのだろう。 それとも「そこまでして」と言う程の感覚ではないのだろうか。 チョウの模様としては濃い目のエメラルド・グリーンの線が入ったアオスジアゲハがいちばん綺麗だと思う。 アサギマダラの羽根にも緑掛った青い部分があり、その色のは薄く、その繊細な感じはまた違ったキレイさだった。 標高はたぶん800mほどの場所。 夕方になってどんどん風が冷たくなって上着を羽織らないとちょっと大変。 夏の暑さが一気に過ぎ去ったような夕方だったが、アサギマダラ、いつ南下するのだろう。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-09-29
ひまわり薬局
気になっていた薬局のネオン看板。 これ迄は35mmや28mmといった単焦点レンズを付けていることが多く、この雰囲気から寄って撮る感じでもなく、遠目から正面ぽく多少の圧縮効果で周囲の物も入れつつでと思ったことがあったが、今日はその機。 午後の陽射しの中での雰囲気がいつも気になっていたポイントなのだけど、こう見てみると夕方にネオンが点った頃が見ごろなのかも? と思ったり。
9月も明日の1日を残すばかりで、七十二候では虫が土中に潜り戸を閉める頃だというのだけど、18時・19時になっても外気温は29℃・28℃と高め。 今朝の予報では、夕方は北風になり気温は24℃-25℃ほどでヒンヤリして感じると言っていたが、気温だけ見るとまだ夏の様相。 それでもさすがに北風なのか、軽く湿気を帯びた温風なのだけど、僅かに冷たさが混じり、空気の匂いには木枯らしに似たものが混じって感じた。 強い風ではなかったが「夏の木枯らし」といったところか。
9月も明日の1日を残すばかりで、七十二候では虫が土中に潜り戸を閉める頃だというのだけど、18時・19時になっても外気温は29℃・28℃と高め。 今朝の予報では、夕方は北風になり気温は24℃-25℃ほどでヒンヤリして感じると言っていたが、気温だけ見るとまだ夏の様相。 それでもさすがに北風なのか、軽く湿気を帯びた温風なのだけど、僅かに冷たさが混じり、空気の匂いには木枯らしに似たものが混じって感じた。 強い風ではなかったが「夏の木枯らし」といったところか。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
2025-09-28
夕刻
晴れ気味の日が続いた感じがしていたが意外と雲は多かったのか、空にぽつりと月がある風景を久しぶりに見た気がする。 最近で朝に快晴だった日は2日ほどあったか、それが気になるのはまた話題の彗星が2つ接近しているため。 あらためて調べると近地点は10月19日から21日頃らしい。 その明るさについては肉眼で見える4等級になるという説もあれば、ある資料では9から10等級とかなり暗い。 そして滅多にない事だと思うが、35mm判カメラで言う焦点距離12mmのレンズでギリギリ画面内にこの2つの彗星が入る位置に同時に出現する状況となる。 彗星が明るく、レンズも2.0以上に明るくf=10mmほど、肉眼で天の川がはっきり見えるくらいに空が快晴で低湿で無風で真っ暗であれば、この状況を写すことができるのではないかと思う。 うっすら月明りがあれば、「空が真っ暗」とは矛盾するが風景も入れ込めそう。 八ヶ岳山上とか八ヶ岳を入れてとか、丹沢の山並みを入れてとか、浅間山を入れてとか、中央アルプスを入れてとか、富士山? とかアメリカ・オレゴン州のMt. Hoodとか、Mt. JeffeerrsonとかThree Sistersを入れてとか、思いつくのは山ばかりだけど、ランド・マークが何か入ると程よく現実味が出てくるのかも。
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2025-09-27
彼岸花
5日ぶりの真夏日と言われ、外出していた人達は口々に暑かったと言っていた。 そう言えば暑くなるって言ってたっけと思いながら、外に出られたのは夜になってだった。 線路脇の踏み切り待ちで視界に入った彼岸花。 きのう目にした時には「今日がピークか?」と思ったが、きょうも鮮やかな色をしていた。
気が付けば明日は勤め先近くの鰻屋の閉店の日。 お昼ごろから辺りが香ばしくなる、営業25年の近所の名店といった感じの通り1本住宅街へ入ったお店。 その通りでは数年前に食堂が2店閉まり、本通りではやはり数年前に喫茶店と中華料理屋2店が閉まり、その分なのか美容室が目によく入るようになった。 全体的にはお店の数は減っているようで、通りを歩いていて目からの情報量は減っている気がする。 なんとなくだけど残る建物には抜け殻感がわずかに漂う感じ。
最近ちょっと気になっているSneaker Pimpsの曲(Youtubeへのリンク)
気が付けば明日は勤め先近くの鰻屋の閉店の日。 お昼ごろから辺りが香ばしくなる、営業25年の近所の名店といった感じの通り1本住宅街へ入ったお店。 その通りでは数年前に食堂が2店閉まり、本通りではやはり数年前に喫茶店と中華料理屋2店が閉まり、その分なのか美容室が目によく入るようになった。 全体的にはお店の数は減っているようで、通りを歩いていて目からの情報量は減っている気がする。 なんとなくだけど残る建物には抜け殻感がわずかに漂う感じ。
最近ちょっと気になっているSneaker Pimpsの曲(Youtubeへのリンク)
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2025-09-26
駅前
少し蒸し暑かった。 四方に軽く雲が湧き上がるくらいに空気はやや湿気っていた。 雲に遮られて陽が射したり射さなかったりで、あ、ここでと思う丁度良いタイミングでは案外光がなく。 そして時折射す光はどこか遠慮気味に見える。 早朝には渡り鳥の群れを見たとの話しも聞き、夕方の暗くなるのも随分と速くなり、いよいよ寒い季節へ移り変わるのを五感で感じ取り始める頃か。
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2025-09-25
裏路地
夕方の薄暗いなかの散歩。 路地の先には古そうな町の名残。 地域の会館、小さな神社、中華食堂と「町会」の匂いあり。 この近くまで、駅からのわりと幅の広い階段が建設中だった。 いまは町会風な場所だけど、そう遠くなく人の流れが変わって町の雰囲気も変わって行きそう。
きょう、どこかでアブラゼミの鳴き声を聞いた気がする。
きょう、どこかでアブラゼミの鳴き声を聞いた気がする。
2025-09-24
裏路地
朝、外に出ると「寒い」と感じる微風が吹いていた。 自治体から「熱中症アラート」メールが最後に来たのは3日前。 それを思うと急速に秋なのか冬なのかに向かっている感じがする。 柔らかくなった陽射しに、どんな風に映るだろうかと期待して路地を歩いてみたのだけど、もう陽当たりはほぼなくて見た目フラットな風景だった。
明日は病院での検査があり、今日は諸々の準備開始。 早朝からほぼ1日がかりで、ちょっと気分は憂鬱。 以前に同じ検査を行ったときには好奇心が大きくて事前準備もたいして苦にはならなかったが、なんだか今回は。
検査後は中野へ行く予定。 東京・中野区、JR中野駅周辺。 もしかしたらいま駅ビルを建築中で、今まで陽射しがあって明るかったホームの一部は陽が遮られてやや暗ったく、そこからは閉鎖されて1年ほどになるだろうか中野サンプラザが見える。 カリヨンもまだある。 駅の南の東側も都営団地がなくなってキラキラしたオフィス・ビル風の建物に、同じく南側の西の方もビルの建設中で風景が変わっている途中。 北側も少しずつ。 区役所もけっこう古そうなのでそろそろ建て替え? 駅のごく近い範囲はかつて営業で廻ったり写真を撮りに歩いたり程度はあったものの、広くはそれほど馴染みのない土地なのだけど、それなりに見慣れた風景がどんどん変化しているここ十数年の様子に、ほんの少しでもその様子を記録しておきたいと思う。
明日は病院での検査があり、今日は諸々の準備開始。 早朝からほぼ1日がかりで、ちょっと気分は憂鬱。 以前に同じ検査を行ったときには好奇心が大きくて事前準備もたいして苦にはならなかったが、なんだか今回は。
検査後は中野へ行く予定。 東京・中野区、JR中野駅周辺。 もしかしたらいま駅ビルを建築中で、今まで陽射しがあって明るかったホームの一部は陽が遮られてやや暗ったく、そこからは閉鎖されて1年ほどになるだろうか中野サンプラザが見える。 カリヨンもまだある。 駅の南の東側も都営団地がなくなってキラキラしたオフィス・ビル風の建物に、同じく南側の西の方もビルの建設中で風景が変わっている途中。 北側も少しずつ。 区役所もけっこう古そうなのでそろそろ建て替え? 駅のごく近い範囲はかつて営業で廻ったり写真を撮りに歩いたり程度はあったものの、広くはそれほど馴染みのない土地なのだけど、それなりに見慣れた風景がどんどん変化しているここ十数年の様子に、ほんの少しでもその様子を記録しておきたいと思う。
2025-09-23
丁字路
だいぶ涼しくなった。 日中は25℃くらいにはなるものの、薄手の服を着ている人を見ると「寒くないの?」と訊きたくなるくらいには秋。 今朝は一面に畝が広がるような雲で、その後も高度の高そうな、ウロコ雲の3歩くらい手前な感じの雲をよく見た。 今日が秋分。 夕方6時にはだいぶ空は暗く、紅葉が、梨が葡萄がという時期ではあるのだけど、もう冬へ向かう雰囲気が急速に迫っているようにも感じられる。 いつか涼ませてくれた理髪店のおやっさんへのお返しに水ようかんでも持って遊びに行こうかと思っていたけれど、もうそういう季節感でもなく、さつま芋? 栗? 何かちょうどよいお菓子でもあるだろうか。
2025-09-22
秋の空気に
だいぶ秋。 まさに「一雨ごとに」という感じで季節が移っていった。 彼岸花も咲いて、今日は道端でピンク色のコスモスを見かけ、国道沿いの小さなタコスのお店に入ったときに、やや暑い戸外のわりに冷んやりと乾いた空気に蒼いペイントの壁や「Corona」ビールのロゴ等々は、タコスという先入観も手伝い夏の終わりごろのメキシコの小さなお店を思う雰囲気。
2025-09-21
久々に水路へ
雲の多い晴れ。 午後には曇ってしまったがギリ晴天の間に久しぶりに水路へ。 大きな川から5kmくらい先から分水されて都心まで続く江戸時代の水源となった上水路の1つ。 近年はおそらく、この水路の分水地点の近くから地下を通って5-6kmほどの距離にある小高い丘陵の上にある人口湖に揚水され、そこまらまた地下を通って都心まで水が供給されている。
2025-09-20
彼岸花開花
彼岸花が咲いていた。 2-3日先だと思っていた開花は今朝っだった。 白い花のハズなのだけど、年々少しずつ赤くなっている気がする。 昨年はかろうじてクリーム色だったのが、今年は紅い斑(ふ)入りかと思うような混ざり具合で遠目には薄いピンク。 明け方と日中に雨が降り、気温は低く20-25℃くらいの幅。
彼岸花と言えば、高校生の頃だったかのはるか昔に、夕方に利根川の土手に行ってちょうどよい彼岸花を見つけて、広角で下から見上げるような角度で露出はぐっと落とし、ストロボを焚いて茎と真っ赤な花とを浮き立たせるようにして撮ったっけと思い出し。 案外と昔のほうが色々試していたかもなぁと、感心とも反省ともつかない思いを抱き。 機材は、PENTAX SP、TAMRON 28-70mm F3.5-4.5 CF Macro Zoom 44A か PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5、National PE-321SW、Kodak Ektachrome 64 Professionalだったかな。
彼岸花と言えば、高校生の頃だったかのはるか昔に、夕方に利根川の土手に行ってちょうどよい彼岸花を見つけて、広角で下から見上げるような角度で露出はぐっと落とし、ストロボを焚いて茎と真っ赤な花とを浮き立たせるようにして撮ったっけと思い出し。 案外と昔のほうが色々試していたかもなぁと、感心とも反省ともつかない思いを抱き。 機材は、PENTAX SP、TAMRON 28-70mm F3.5-4.5 CF Macro Zoom 44A か PENTAX Super-Multi-Coated TAKUMAR 28mm F3.5、National PE-321SW、Kodak Ektachrome 64 Professionalだったかな。
2025-09-19
お彼岸前の
3日ほど前に急速に出てきた彼岸花の花芽。 推定では開花は2-3日後で、ほぼ彼岸の日に咲きそう。 あれだけ猛暑日がつづき、夜間も30℃超えや低くても27-28℃といった日ばかりだったのに、11日の夜の大雨と16日の夜だったかの雨に昨夜の雨と、ひと雨ごとに少しずつ気温が下がりようやく秋と言ってもよさそうな光線加減にもなってきた。 彼岸花は赤と白が、ほか、ツルボ、ヤブランと秋っぽい顔ぶれが花芽を出してきている。 ここ暫くはセミの鳴き声も聞いていなかったが、今日はそれほど暑くないなかツクツクホウシが鳴いていた。
2025-09-18
今日は外出できず
夕方、きょうは雷雨の予報だったけれどまぁまぁ晴れ。 日中はついに外へは出られず、日没後に給油に行ったガソリン・スタンド脇の高圧電線の鉄塔を。
今朝は、清里にある写真美術館 - K*MoPA - Kiyosato Museum of Photographic Artの移転のお知らせがFacebookやInstagramに載っていた。 開館から30年。 様々な写真展示に取り組んできて、中でも印象的だったのはアメリカの事象を見つめ続けたロバート・フランクかな。 あと印象深かったのはブラジル移民の大原治雄。 移転先は河口湖で、数年先の見通しだそう。 再開館を楽しみに。 (画像参照: Instagramより)
今朝は、清里にある写真美術館 - K*MoPA - Kiyosato Museum of Photographic Artの移転のお知らせがFacebookやInstagramに載っていた。 開館から30年。 様々な写真展示に取り組んできて、中でも印象的だったのはアメリカの事象を見つめ続けたロバート・フランクかな。 あと印象深かったのはブラジル移民の大原治雄。 移転先は河口湖で、数年先の見通しだそう。 再開館を楽しみに。 (画像参照: Instagramより)
2025-09-17
よく晴れた
今日も35℃。 湿度も高め。 久しぶりに雲のない快晴。 二十四節気「白露」の末候で「玄鳥去」- ツバメが南下する頃なのだそう。 何年か前に原っぱの上空で20羽? 30羽? くらいのツバメがいつも餌を摂る池の上空でクルクルと円を描いていた。 鷹などでいう「渡り」なのかもしれない。 鷹は季節が変わり住処を移る際には、円を描きながら上空高く上昇しその後に長い旅に出ると聞いたことがある。 それにしても9月中旬で35℃、明日も35℃予報という暑さに、旅立つ日どりをうまく掴めるのだろうか。 それとも太陽の高度など天文的な条件で時期を知るのだろうか。
きょうは小用で病院へ行った帰りに、普段あまり歩かない道へ足を運んでみた。 と言っても何度かは歩いたことのある道なのだけど、こうした快晴に歩くのは初めてだったかも。
きょうは小用で病院へ行った帰りに、普段あまり歩かない道へ足を運んでみた。 と言っても何度かは歩いたことのある道なのだけど、こうした快晴に歩くのは初めてだったかも。
2025-09-16
屋上へ
昨日、雲の写真を見たためか今日は空に近い処へ行ってみようと思って駅ビルの屋上へ。 B-B-Q用にテントが数張、鉄板と貸出し道具とたぶん具材もあって、駅ビルの店舗のスタッフさんと思しき女性5-6人がB-B-Qをしていた。 B-B-Qというより鉄板焼きと言う方が当たっていそうだけど、途中で3-4人の姿が見えなくなったと思ったら、暫くして人数分のプラスチックのコップに注がれたビールをそれぞれ両手で持ちながら戻ってきた。 夏のような暑さの秋の陽射しの午後にはビールの色が妙に輝いて見える。 それはさておき、柵のギリギリまで寄ってみたのだけど建物の端からはそこそこ距離があって思うほど地面を写し込めず。 それでも街路樹の葉が落ちる頃にはもっと通りの様子も見えて面白いのかもと思いながら、柵の上の有刺鉄線の間からカメラをちょっと潜らせて。
2025-09-15
雲の写真展
ふと呼ばれたように足が向く。 着いた先には雲の写真の写真展。 今回の展示は「東京で見たすごい雲」というテーマでの、写真家 瀬戸豊彦さんによる作品群。 他にも、東京から見た富士山を最近撮っているらしく、この秋は4つほど展示を行う予定だそう。 主には積乱雲、そして金床雲(かなとこぐも)の写真で、池袋サンシャインから撮ったという東京の街を眼下に捉えた大きな積乱雲や、強い西陽でオレンジ色に照らされた街と黄色く輝く積乱雲など、街と一緒に写る雲は生きもののようにその姿を変えてゆく様を想像させる。
2025-09-14
冬の香
秋を通り越えて冬になったかのような空の色。 でも日中は熱くて蒸して、体力を奪うような残暑の続き。
最近またフォクトレンダーのカラー・スコパー 35mm F2.5 Type-Cを使用。 18年くらい前にライカ M8と一緒に購入したレンズ。 始めはエルマリートM 28mm F2.8の購入を考えていたのだけど予算オーバーでこれになった。 28mmがよかったのだけどその頃は既にカラー・スコパー 28mmは販売終了になっていて、今となってはなぜ代わりにこの35mmを選んだのかは覚えていない。 これがまたM8との相性がよかったのか、その独特な空間描写は非常に楽しかった。 M8が壊れ手放したその後はソニー a7Sとライカ SL2-Sで使ったけれど、なんだかモヤっとした感じの写りであまり使わなくなっていたのだけど、持っているレンズのなかでは最軽量なこともあって最近また少し使うようになった。 逆光には弱いし色味は薄いしで、近年の高性能なレンズからしたら不器用なのだけど、手元にあるソニー a7SIIとの相性は悪くないようで自分写真を撮る限りはこれはこれで収まり良いことも多い。
最近またフォクトレンダーのカラー・スコパー 35mm F2.5 Type-Cを使用。 18年くらい前にライカ M8と一緒に購入したレンズ。 始めはエルマリートM 28mm F2.8の購入を考えていたのだけど予算オーバーでこれになった。 28mmがよかったのだけどその頃は既にカラー・スコパー 28mmは販売終了になっていて、今となってはなぜ代わりにこの35mmを選んだのかは覚えていない。 これがまたM8との相性がよかったのか、その独特な空間描写は非常に楽しかった。 M8が壊れ手放したその後はソニー a7Sとライカ SL2-Sで使ったけれど、なんだかモヤっとした感じの写りであまり使わなくなっていたのだけど、持っているレンズのなかでは最軽量なこともあって最近また少し使うようになった。 逆光には弱いし色味は薄いしで、近年の高性能なレンズからしたら不器用なのだけど、手元にあるソニー a7SIIとの相性は悪くないようで自分写真を撮る限りはこれはこれで収まり良いことも多い。
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