2025-02-20

美容室

   きのう歩いた辺りには小さなビジネス・ホテルが点在している。 ただ思いつきのように気になり始めたそうした風景を見に行った。 以前にも何度か歩いたことのある場所で、ごく普通の住宅街のなかに特に目立つでもなく、住宅よりもやや大きめのビジネス・ホテルが佇んでいる感じ。 土地柄、戦後の特殊事情の名残ではないかと思われ、いずれその地域の古そうな商店を訪れて昔話を聞いてみたいと思っているところ。 昨年の秋、山梨の酒蔵「七賢」で購入した720mlの小さなお酒はその手土産と思ってのもので、地域的に近い職場のデスク横に袋に入って鎮座している。 なかなか午後有休で訪問なんていう機会もなくそのまんま。 一昨日は、やはり戦後に職を求める人達に貢献してきたという、「都内最古」と噂される英語教室の90歳超えという老婦人と話す機会があり、あらためて訪ねると言ったもののその機会をどうやって作ろうかと思っているところ。 こちらのお土産は月餅にしようかな。 そして結局、今日はビジネス・ホテルのある通りに行くことはなく、歩いていて気になる視界に入る風景につられて1本、2本と脇道へ。 意識は、日射しがちょうどよく感じられたこともあり、向かいに30年ほど前に閉店した風な喫茶店の建物、横にやはり古そうなアパートのある、やや古そうな美容室に。

2025-02-19

寒い日

   この時間(14時頃)で気温は6.9℃と表示されていた。 強い北風が吹いて感覚的には0℃の冷蔵庫内にいる感じ。 この冬一番の寒さじゃないだろうかと思いつつ、普段は息苦しくて外しているマスクが今日は何ともありがたく。 強風のおかげで吸い込まなくても勝手にマスクの不織布を通って空気が入ってきて呼吸がラクで、防寒具としてちょうどよかった。
   季節は「雨水」になったものの、暫くは乾燥した冬が続きそう。 草木は新芽を出し始めているので、植え込みには時々水遣り。 風は冷たいけれど日射しはけっこう強いので程よい水遣りでスイスイ伸びてくれそうな予感。 昨年は花が小さかったチューリップが気になるところ。 4月上旬には久々に大きく植え込みの中の位置変えもしたいので、元気のないシュウメイギクや種がこぼれて出てきたっぽいシロハナヒガンバナ等々、それぞれに余力を付けておくためにも少し肥料も撒いてみよう。

2025-02-18

地元の

   駅や神社や村役場でできる三角形の中にある、かつての町の中心的な場所にある老舗不動産屋。 最近はこの方面へはやや疎遠で、それでも何度か通りかかった際に気になって見ていたところ、どうも格子状の横引きシャッターが閉められたままになっている。 あれは2年ほど前だったか、ここを訪れた際にはシャッターも雨戸も閉まっておらず営業をしている雰囲気が見て取れた。 思い切って戸を開けて、すぐ目の前の接客スペースの低いテーブルに置かれたチャイムのボタンを押した。 暫くして主が顔を出す。 20数年前にアパートを探しに訪れた頃と同じ絵柄にどこかほっとしたのを思い出す。 ここは、この町にきて随分とお世話になった処で、カメラが好きだという主とはカメラや写真の話もしたことがある。 また、「そっちの通りにある『Carry』っていう喫茶店に知り合い同士よく集まっていろんンん♪な話してますから来てみては?」等々のお声がけをいただき、「ザ・地元」といった感じの主と町の面々という絵を想像したことも。 結局、その喫茶店に行けたのは一度だけだったが、何とも居心地の良い... 趣味人の基地的な場所だった。 喫茶店は15年ほど前に無くなってしまったような記憶。
   今日はまた冬の寒さ。 強い北風の中を歩いて夕方にはなんだかグッタリ。 寒いのだけど、陽の当たる場所はかなり温かさを感じられた。 梅は各所で満開。 今日は二十四節気で「雨水」と、そろそろ空気が湿りだす頃? 今月下旬は七十二候では霞が棚引き始める頃とあるけれど、例年どんな感じだったっけ?

2025-02-17

寒波再来の予感

   今夜からまた冬の寒さとなりそう。 明日からの約1週間は最高気温9℃ほど。 それでも最低気温は大体が1℃以上と、少し高めか? まだまだ居座るつもりの冬に覆われつつも、春が重い腰を上げ始めたような印象の週間予報。 とは言え寒波の再来が言われ、それを予感させるような雲の模様に冷たい大風の吹く日々を想像し。
   3-4日前に桃かと思ったピンクの花、近づいてみたらどうやら紅梅で、メジロが蜜を吸いに1羽。 桃は3月下旬から4月上旬頃だろうか。 植え込みにクロッカス、シベリカ、チューリップ、水仙、福寿草の芽。 「寒い寒い」と身が縮むのもあとひと月ないあたりまでは来ていそう。

2025-02-16

商店街

   元々は40店舗ほどあったと思われる商店街。 この6-7年を振り返っても、この商店街で営業していたのは11店ほどと既に閉店してしまっている店舗が多かった。 そして一昨日頃からは一気にマンション建設と道路の変更とで、商店街の9割近くが駅前ロータリーや更地に。 何店舗かはやや離れた場所に新店舗を構えているが、更地となった後にどうなっているのか分からないお店もあり、旧来の店舗で営業しているのは現在3店舗。 その状態ながら新たに商店街の駐車場が。 新たな展開の予兆だろうか。

2025-02-15

春夕

   「春夕」- 「しゅんせき」「はるゆうべ」と読むらしい。 夕というには少し早い時間。 2月半ばとはいえ、日の光が照らす街の輪郭がだいぶ鮮鋭な感じ。 立春を過ぎて暦的には春なのだから、どこか春っぽくはっきりした日射しなのは当たり前といえば当たり前。 今日の最高気温を検索すると13.5℃と14.7℃とサイトによって数値に幅はあるものの、3月上旬から中旬にかけての暖かさで風もなく穏やか。 週明けはまた冬の寒さの再来とのこと。 この数日間はしばしの息抜きのような天気。

2025-02-14

桃?

   今日くらいからが立春の末候「魚氷上(うおこおりにのぼる)」なのだそう。 「氷が割れたところから魚が飛び出す」という意味らしい。 気温は13℃ほどでわりと暖か、風はほとんど無くて少し春っぽく、思いがけず理髪店の脇にピンクの花。 たぶん桃の花。 梅は満開に近く、街の中で最初に咲く、駅北口から5分の交差点の河津桜も蕾の気配すらなく開花まではひと月半はありそうな雰囲気。 そういう春はまだ先のことと思っていたところにピンク色の花。 更に歩いていると聞き慣れない鳥の声がして、枝の間をそーっと見ると、まだ鳴き慣れずにさえずりとも地鳴ともつかない風に鳴くメジロ。 普段よりも台数が多い気のするパトカー等々、春を思う風景が多かった。

2025-02-13

塩の看板

   今日は春一番と期待されたがどうやら北風。 風速は東京で18m/s、千葉で23m/sとかなりの強風となった。

   昨年末に閉店した酒屋さんへ行ってみるとほぼ更地になっていた。 残っていたのはこの「塩」の看板と、文字の見えないもう1枚。 塩は以前は専売公社という公共の企業体が製造・販売をしていて、販売の管理のために卸先を選定、その販路とされたお店が掲げていたのがこの看板。 この制度はつい1997年まであったというのだけど、その頃には既に看板の有無に限らず販売されていたような...。
   専売公社で思い出すのは「塩とたばこの博物館」で、エラい昔、飲み会の集合場所に「塩とたばこの博物館前で」というのがちょいお馴染みのフレーズになっていた。 確か渋谷・道玄坂の中腹あたりにあったような記憶。 5-6年前、久しぶりにとその周辺を歩いてみたが面影すら見いだせず、地元っぽいやや年配の方にお訊きしたところ「いつの話してんだい?」と笑われてしまった。 2015年に墨田区に移ったらしい。 どこだったっけ...。 たしかその周辺、10年以上前のある夜、ふとビルを見上げた時に「中島みゆき夜会」というバナーが照らされ浮き上がって見えた。 10年弱の前には、東急百貨店で「プラネタリウムがあったのはどの辺りか?」と訊こうとして唐突に「プラネタリウムはどこか?」と訊いてしまい、案内ブースの男性は吹き出す寸前。 目にした風景1つ1つを撮っていればよかったのに。 昔の記憶に謎がたくさん。

2025-02-12

春一番は?

   一応の南風、昼過ぎにはやや強めに吹いていた時間もあったものの、落ち葉が舞い上がるほどでもなく。 今日は「もしかしたら春一番が吹くかも」と言われていたが、観測されたのだろうか? 勤め先の植込みの梅はほぼ満開。 街のなかも時々微かに梅が香る。 そして夕方には雨と言われていたけれどポツリとも。 来週にはまた寒波が戻るというから、今の3月中旬頃という暖かさを楽しんでおこうかと。

2025-02-11

寒波緩み

   寒波は一段落? 明日からの1週間は2-3℃ほど気温が上がる予報。 北陸から東北までは変わらず雪に悩まされている状況で、今日も吹いている冷たい北風にその事に思いを飛ばす。 明日は春一番が吹くのでは? と言われるなか、この北風が南風に変わるのだろうか? と想像は追いつかず。 もう1週間ほどの後には「雨水」という季節となり、空気が湿気を帯び雨が降り地面が湿りを帯びる頃で、予報でも曇りの表示が増え晴天の多かった関東の冬も少しずつ移り変わりつつあるよう。
   今朝は、昨夏に堀り上げ秋頃に植え戻したチューリップと思われる芽が5-6本ほど出ていた。
   祝日の今日、昼過ぎに街を歩いていたらラーメン店とカレー屋さんに10-20mほどの列。 これという根拠はないのだけど、人の流れが少し春っぽいような。 比較的、年配の方々の姿も目についた今日。

2025-02-10

HEAVEN

   1993年オープンのアメリカン・ダイナー...? メニューはイタリアンが多い気がする。 以前から米軍の放出品、アメリカ風のグッズや料理のお店の多かった国道16号線・横田基地周辺は、2000年代に入った頃だったか客足が遠のいた時期があった。 もしや航空料金が安価になってきたその頃、この地にアメリカの匂いを感じに行くよりは現地に行ってしまおうという流れだったのか? その後にテコ入れがあり、これらレストラン数店舗のコンセプトの明確化が行われてからは再びこの界隈に賑わいが戻ってきたという。

2025-02-09

親睦旅行の日

   地域の商店街の親睦旅行へ。 その往路、以前から気になっていた東京湾フェリーで金谷港から久里浜港へ。 所要時間は約40分で、それほど大きな船には見えないもののバスごと乗船。 その後は客室やデッキで皆さん思い思いに。 よく晴れて、館山や伊豆の城ケ崎、富士山、スカイ・ツリーなどが見渡せた。 途中で反対方向へ向かう同じく東京湾フェリーとすれ違い、その風景から、最後に乗った船、ニュー・ヨークのスタテン・アイランド行きのフェリーの感触に思いを馳せる。
   到着地の久里浜は30年ほど前の夏に、CONTAX RXとCONTAX Carl Zeiss T* Planar 1.4/50mm、これに確かKodak Ektachrome 100 Professional Plusを詰めて、JR横須賀線の終点の街へ行ってみようと出かたことがある。 駅から少し歩いて着いた海辺では、護岸に腰掛ける水着の女性の後ろ姿や、近くの工場脇の、海にせり出した積み込みタラップから次々と海へ向けてジャンプして遊ぶ小学生たちなどを撮った。 色の鮮やかさを売りにしたフィルムの効果もありこれらの風景はけっこう印象深く、しかし案外と遠い地なのでその後に足を運んだのは1回だったか2回だったか。 いずれもその日に見た、絵に描いたような夏の風景には出会えず。 きょう見たところその工場はホーム・センターになり、周囲の街の雰囲気も変わっていて、単に「夏ではない」からなのか、子供や若い世代が気持ちを開放して時を過ごせるような、「遊び場」「冒険感」的な空気は見いだせなかった。 でもまたいつか行ってみたい場所。

2025-02-08

最強寒波と言われた日

   強い北風。 上越・北陸・東北・山陰を中心に大雪。 特に上越・北陸・東北は例年の倍近い積雪だという。 昨日の天気予報に表示された積雪は3m超えで、今日は更に降るとの予報。 やぶん途方に暮れるような量になるンじゃないだろうか。
   来週は春一番か? という予報もあり、今日の寒さからは想像が及ばない。 そしてサ来週の気温予想は今週よりも低い。 先月は例年より早いスギ花粉の飛散が告げられたがそれも小康状態。 芽を出した春の草花は成長を一旦止めて耐えている様子。 耐寒性の高い梅は着実に花の数が増えていたり、一応は暦通りの風景を目にするのだけど春一番の後にまた気温の急降下と、どこかかわれているような気分にも。

2025-02-07

薄日の散歩

   よく行く路地。 昨日もここを通り、一昨日もその前日も来たっけ。 更地になったモールの建設予定地に、いよいよ変化の予感がし出してから気になって。 今日はお昼前にここへ来る事ができ、方角的に通りに陽が当たる期待とともに足を運ぶも割りと厚い雲に阻まれ始めて景色がどんより。 しばし待っていると一瞬だけ薄日が。 コントラストが低めのレンズだったので薄日と相まってだいぶやんわりした写り。
   このレンズ、オリジナルはM-mount(VM-mount)なのでアダプターを介してLeica SL2-Sでも使用できる。 周辺の色被りや減光などクセはあるだろうとは思いつつ、SL2-Sだったらどんな風な色味とコントラストになるだろう? と興味あり。 Voigtlander Ultra-Wide Heliar 12mm F5.6 VM IIIは、とあるカメラ店の、恐らく最後の1本の在庫を逃してしまい、これも恐らく最後の1本の在庫だったE-mount版を入手。 VM-mount版、どんな写りだろうかとふとした機に想像が及ぶ。 E-mount版ではレンズ情報がカメラに伝えられて諸収差が修正されるため使い勝手が良い。 Ultra-Wide Heliar 12mm F5.6 VM II、Super-Wide Heliar 15mm F4.5 VM IIと、いずれも周辺の色被りや減光の補正が大変だったことを思うと、E-mount版での諸収差の自動補正はありがたい。 ...案外、Photoshopに程よくコントラストと色乗りの良い、想像の色味に近いプリセットがあったりして。

2025-02-06

建物の狭間

   よく歩く裏路地。 そこにある古いアパートから、最近どうも生活の気配が感じられないと気づく。 たぶんもう昨年のうちに同じような状態だったのかも。 2階の奥の方を見てみたら全ての窓の雨戸が閉められていた。 ここも取り壊しの秒読みに入ったか? 歩きでしか入って来れないような細い路地に古いアパートが佇むこの場所は、時間が停まっているのかと錯覚するような不思議な風景。 雨戸の閉まった窓は呑み屋が何軒か入ったバラックのような建物に面している。 アパートは無くなったら呑み屋が拡張されるのか、いっそ呑み屋ごと建て替えられるのか? 隣の敷地に作られると言う呑み屋モールの一部に取り込まれてしまうのか。 アパートとバラックの狭間に町の謎があるような。

2025-02-05

通り沿いの

   1960年代・'70年代に街の処々にあった風な小料理屋や呑み屋の並ぶ建物。 この通りには、かつては自動車会社の大きな工場の正門が面していて、恐らくは「三交代」とかで稼働していた工場からは、仕事を終え、ひと休みや小腹を満たしたりと立ち寄る人達で賑わっていたのだろう。 今は横長のこうした形態の建物は現存3棟で、そこに営業する飲食店の数は非常に少い。 できれば工場が閉鎖された2001年以前の様子を撮ってみたかったと思いつつ、そもそもその後にしか足を運んだことがなく、閉鎖直後はまだ営業していたお店も多かったためその風景を撮りたいと思って見てはいたが、結局それが今日になってしまった。 夏の、もっと陽が傾いた頃のオレンジに照らされたこれらの建物はどことなく油絵を思わせる濃厚さ。 きょう撮ったのは15時頃で、色味としてはちょっとサッパリしているなぁと思いながらも「ついに撮れた」感で撮り進んだ。 次の機会があれば今度は線の細いSummicron-M 28mm F2で、時間を見計らってもっとじっくり、もう少し正面っぽく撮ってみようかと。

2025-02-04

時々晴れ

   朝はスッキリ晴れていたのが、だんだんに空気が湿気ってくるように雲が薄く広がり、東の空には濃いめの灰色の雲、太陽の周りにはやや厚い雲が流れてきて時々曇る。 日射しは薄雲を透過してだいぶやんわり。 日陰と日向の明暗差はさほど強くない感じ。 そうだ、昨日撮った近くも撮ってみようと思い足を運ぶと、昨日はさほど気にならなかった数店舗が下ろすシャッターや「移転」の張り紙から、既に更地となり新たな商業施設の予定地が拡大される予感と想像がようやく脳に広がった。 シャッターが下りているのは恐らく鉄筋コンクリートの建物で、商業施設はそれを避けて建てられるのだろうと思っていたが、敷地を真四角にするには難ありの他の2角は民家に立ち退いてもらったくらいで、この場所が取得できればほぼ真四角の敷地にできる。 「そうかここもか?」と思いながら幾つかの角度から撮ることにした。 商業施設というのはどうやら呑み屋街っぽさの強い飲食店モールらしい。 場所は駅からやや離れた路地裏のような場所なので雰囲気的には合ってると言えば合ってるのだけど、いまひとつ飲食店に恵まれないこの街の事情からは期待もありつつ、ランチ営業もするにしてもそこまでの需要があるのかな? とやや気になる。

2025-02-03

夕暮れころ

   日の入の約1時間前の裏路地。 建物の陰で本来は暗い場所なのだけど、近くにあるビルからの夕陽の反射で少しだけ明るい。 昨日からの寒さは今朝も残っていたけれど、午後になって陽が出てきたら少し暖かくなった感じがした。 夕陽は明るい、というよりやや強めの光でオレンジ色。 それが空気中でやや拡散するようにピンク色を帯びて見える。 2月には「鴇色」(ときいろ)というのがあるらしい。 鳥の「トキ」の羽の先の方はほんのりオレンジとピンクの合わさったような色なんだそう。 2月の色と言っても印象は春の色。 昨日が「節分」、今日は立春。 一応、暦通りの色ではあるのかも。

2025-02-02

団地の公園

   写真屋さんへフィルム現像を出している間に近くのスーパーとその裏の団地へ。 いつもキレイに整備されている敷地内。 今は殆どここで遊ぶ子供の姿を見ることはなく、それでも小さくても公園があって遊具や砂場があってベンチのある風景にはある種の安心感を覚える。
   今日は朝から雪と言われていたけれど雨降りとなった。 日の入頃には止んで、明日はそれほど気温が低くなさそうなので路面凍結もなさそう。 寒いという日でも9-10℃ほどと例年よりも少し気温が高いように思う。 それでも一応は冬らしい天候に風景と思いつつ、例年ならば1月に感じる季節感がこれから始まるような感覚も。 1月中は13℃前後の暖かな日も多かった印象と体感の残るなか、今日から暫くやや寒い日が続きそう。

2025-02-01

ハクモクレンの蕾

   外側の綿帽子がそろそろ取れそう。 開花は3週間後くらい? モクレン、ハクモクレンはコブシの仲間のなかでも花弁に厚みがあり、花が開く直前は熱帯の鳥オオハシのクチバシのような形の蕾。 それが開花への期待を増幅する感じがする。 スミレの開花ちょっと前の蕾の雰囲気や、花の色がほんのり浮き出てくる開花の予感を纏う椿の蕾、幾つかそういった期待を思う花がある。
   明日は未明から雪の予報で、今夜20時頃には空気に雪の降る日の匂いが混じっていた気がする。 咲きかけている花は、明日からの寒さで一拍おくことになりそう。

2025-01-31

勝手口の看板

   ”T-Quila”というお店はもう6-7前に無くなってしまったような記憶。 今、この建物の表にはペルー料理の違うお店の看板があり、Google Street Viewを見てみたら、「T-QUILA」の看板はカクタスと幅広ツバの麦わら? 帽が描かれ、色的にはラスタ・カラーをやや濃くしたメキシコ風で、その前は2010年12月の撮影で色褪せたオレンジ色のテントに、看板は蛍光灯が中で光るやや薄い緑色のアクリルに「白菊」と、ギャップの大きな純和風の看板だった。 勝手口には「白菊」のテントと「T-QUILA」の看板が残っているのかと独り言。 気にはなっていたこの勝手口周辺、今日は空の色と日差しがちょうどよく目に映ったので。

2025-01-30

   開花は一昨日だったか、花の数が少しずつ増えてきた。 近づくと梅の香りがする。 当たり前だけど約1年ぶり。 ここは日陰気味なので、もっと陽が当たって早くに花を付けている場所もありそうと思いつつ、そう言えば街のなかを歩いていても香ってきた場所が思い当たらないと思いつつ。 スギ花粉は早めに飛散し出したという割に花の香りはそれほどでもないような。 今朝の天気予報で「10年に一度の強い寒さ」と言っていたけれど、明々後日あたりは雪では? との声も聞かれ、来週以降はぐっと寒くなるのかも。

2025-01-29

北風の日

   北風で多く街路樹に残っていた枯葉の大半が散ったように見える。 例年なら既に枝だけになっていると思うのだけど、目抜き通りを歩いていると割と樹上の枯葉がまとまって視界に入る。 街路樹と言っても高さ15mほどのケヤキで、目立つと言うより存在感がそこそこ大きい。 つい最近、と言っても11月中旬過ぎはまだ半分近く緑色が混じる茶色で、まだ緑色しているのかと不思議に思った記憶。 つい数日前はまだ枯葉の残るそれらを見ながら、高めの気温と少し強くなった陽光とで、5月頃の新緑の季節が間近にあるような妙な感覚に。 妙と言っても、もう1月もあと3日と今年に入ってひと月が経とうとしている今日、時の過ぎるのが早かった昨年にも増して今年は加速度的に進んで行きそうな気がしていて、案外5月は本当にあっという間にやってくるンじゃなかと思えてくる。

2025-01-28

DRIED?

   近所の梅が咲き始めた。 勤め先の給湯室ではグラスに挿しておいた戴き物という葉牡丹が根を出し、同じく金色に塗られた柳の枝から緑色の葉が出てきている。 さて根が付くものか試しにとスリット鉢に植えてみた。 午後に近所の商業施設に行ってみるとミツマタがもうじき咲きそうで、その横にバラの花。 でもこのバラ、確か昨年の5月だか6月だかに咲いたのを撮った記憶が。 暖かかった秋口になってまた花を付けたのだろうか。 ただそれが咲き続けている気がしない。 よく梅雨時に咲いたアジサイの花が、冬になって花脈の模様を残して半透明になっているのを見るけれど、このバラって同じようにドライ・フラワー状態なのでは? にしては赤色が生き生きしているし。 いつ咲いた花だろう。>

   翌29日に再訪した際に庭木の手入れをされている方にお訊きしたところ、今月に入って咲いたのだそう。 「普通はこの時期には咲かないのに、狂い咲きって言うんですかね」と。

2025-01-27

公園の入口

   朝はほんの少しの朝焼け。 そのあと晴れたが日中は薄い雲が広がり日射しの弱い午後。 風はほぼないものの冬らしい寒さ。 寒さのためか、今日咲くと思っていた梅の蕾は目一杯ふくらんだところで一旦停止の模様。

2025-01-26

再びの寒い日

   今日から暫くは気温やや低め、2月に入ると更に低くなるらしい。 今日は朝から北風? その冷たさは北風なのだけど体感的には東から吹いている。 東風だとすれば春っぽさが混じっていてもよさそうだし天候が崩れるような気もしないので、建物に当たって向きが変わった北風ではないだろうか。 朝はおそらく0℃を切っていたと思うが日中の景色はどことなく春っぽくも見える。 今日頃は暦では大寒の中候で「沢の氷が厚く張る」頃なのだそう。 先々週頃の朝は霜を目にしていたので0℃未満、約1週間後、また0℃未満が続きそうな中に迎える立春は「東風が氷を解かす」頃らしい。

2025-01-25

薄日の

   今朝は、修繕中で板や鉄パイプで囲われた歩道橋とその横奥に水道塔、背景は青灰色の空の風景を撮ろうとして、ちょうど路肩に駐車してカメラを持ってクルマから出たところで日が陰ってしまい撮影は断念。 早朝は曇っていたのが徐々に薄日が射したり曇ったり。 最近、アメリカン・ハウスが無くなったとある駅前が気になって、それら建物以外の近所のスーパーを思い浮かんで向かってみた。 駅ヨコにぽっかり更地、道を挟んでスーパーがあって、駐車場から見るそれらは何だか閑散と見えた。 ステファン(スティーブン)・ショアのような写真には程遠く、只々、薄日の駐車場。

2025-01-24

13℃

   なんだか暖かく、さほど湿気もないのにどことなく春が漂う雰囲気。 「1月に13℃以上の日が連続で5日以上続いた」のは67年ぶりなンだそう。 きょうの日中はどうやら最高気温15℃。 たぶん3月下旬か4月上旬あたりの気温。 快晴のわりに陽の光がやんわり。 以前も撮ったY字路へ。 この感じだと、RAWからよりはパラメーターを調節したJPEGで撮ったほうが程よく写りそうにも思う。 前回はもう少し遅い時間だったか建物をもっと横から照らしていた記憶。 夕方だと陰になる部分が多すぎるかな。 梅雨前に再度、陰の部分が少なそうな11時頃に撮りにきてみようか。

2025-01-23

日の出のころ

   満月ころで西の空に沈みかける月は大きくて絵的に面白い。 次は2月11-13日頃に、満月ほどまん丸ではないけれどそこそこ丸。 ただ最近は地平線近くまで遮蔽物のない場所が身近になく、レンズも手元には最長で90mmしかないので、どうやってももの足りない絵にしかならなそう。 廉価なものでよいので高倍率ズームを買おうかな。 LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.とか、TAMRON 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD A071とか。 Sonyから24-200mmが出るという噂もあったが未だ噂止まり。 他の焦点距離としては70-300mmも興味あり。 この200m、300mm辺りを選ぶ基準になっているのがCONTAX N Vario Sonnar T* 70-300mm F4-5.6で、重いしやや大きいのだけど発色や光学性能は安心・安定の造りで、...手放すのが早かったかなぁ。 結局はそれに代わるレンズがあまり見当たらず、SIGMA 100-400mはちょっと大きく感じるし、Sony 70-200 F4 G IIあたりでも良いかなと思いつつ白鏡筒と価格がちょっと派手な気がするし、そうしたら取り敢えずレンズ交換の回数を減らせる高倍率ズームで望遠域をカバーできれば良いかなとも思い。 TAMRONには28-300mmとテレ端300mmがあるのだけど、このレンズはどうもあまり評判が良くない。 なぜか28-200mmは評価が高く、ハイライト・シャドウがあまり粘らない、そして発色が黄色っぽいコーティング? 硝材? のTAMRON独特のクセはあるンだろうなぁと思いつつも、高倍率ズームであれば利便性の高さでその辺は折り合い付きそう。

2025-01-22

午後の

   今日は午前と午後とで街歩き。 午前も早朝であれば面白い光線具合だと思うのだけど、太陽がある程度の高さになると、歩き慣れて見慣れた街だからというのもあってか「あ!」と思う景色はそれほど多くなく感じる。 午後になるとなぜか撮ってみたくなる陽射しや影が目に入る。 もう少し季節が進んだら、午後と言っても今時で言う夕方頃という事になるのかも。 街は向いている方向の影響もあるのかも。 きっちり東西南北がコンパスと一致するような街、やや東にやや西にと差異のある街、中心的な地域から放射状に道の延びる街、等々、それぞれに日の当たり方は違うのだろうと思う。 あとは造形的に面白い建物等と陽の当たる角度の関係もあるし。 ただ歩き慣れた街でも、陽当りと影と陽の色などが予想外の風景を描くことがあり、案外、結局は偶発的な条件の重なりによる小さな驚きに遭遇する。 とはいえ今日は、「自然の風景は午前、街は午後だなぁ」と思いながら。

2025-01-21

夕空の色

   雲が多く、青空の領域が多いわりに陽が出ず曇りのような天気。 夕方にはまばらに空に広がる雲にほんのりオレンジ色、地平線近くにもほんのりオレンジ色、低空にモクモクとした形ながら低く横に広がるオレンジ色の雲。 1月の日の出頃の薄い黄色に近いオレンジ色の空を表わす東雲色と言われる色があるらしい。 日の光で色を失う2歩手前? くらいの、僅かにオレンジ色が混じりつつ殆ど黄色にに輝く雲のやや薄い箇所の色。 3月の日の出頃にはピンクや紫が強くほのかにオレンジ色の曙色というのがあるらしい。 どちらも日の出頃を指す色だと思いつつ、今日の夕方の低空と雲の色にはその両方を混ぜて輝度をぐっと落としたような感じが。 どことなく春の夕方のような色味。 この色、何て呼ぶとちょうど良いのか。

2025-01-20

あたたかな午後の

   昨日の夜は久しぶりに雨が降った。 おそらく12-13日ぶり。 昨日までの数日間は気温9℃前後で、今日から約1週間は12℃前後。 この差はけっこう大きくて厚手のジャンパーを着て歩くと軽く汗ばみ、雨上がりの少し湿気を感じる空気とで軽く春を思うような雰囲気。 この冬、「あれ? 春?」という風な空気の匂いを感じたのは昨年10月頃だったか。 先月の長期予報で「春と秋がなく、夏と冬だけの季節」と言っていた。 数年前からよく聞く文言だと思うと同時に、予報として言い切るように発せられるンだなぁと感想未満の感想。 そして今年はスギ花粉の飛散が約1ヶ月早く、今すでに始まっているのだそう。 昨年5月には地球規模で短波の通信が遮られるほどの強い太陽活動が記録されたというし、「いま地球規模で気温が高いのは太陽活動が活発だから」と言われて10年は経っていると思いつつ、いよいよそうした影響が定着しつつあるのか? と考えてみたり。 「地軸の傾きが変化した」説はその通りならそう簡単には元に戻らないだろうし、むしろ偏芯的なブレならもっと傾きは大きくなりそうな気がする。 「太陽活動が活発」説に関しては、いつか収まるのでは? と思い、ただそれが数十年なのか数万年単位なのかはわからないけれど。 少し「あたたかな」程度の範囲に収まるくらいの”異常気象”なら歓迎かな。

2025-01-19

曇り空の

   曇った日、雨の日は、写真をと思って歩いていても切り取ろうという景色があまり目に入ってこない。 今日は夕方に彗星(C/2024 G3 ATLAS)を撮ろうかと思って準備してきたのに、とても星が見えるような空ではない。 昨日は建物の屋上へ行ったのだけど、一歩遅く彗星は遠い稜線の向こうへ沈んだあとだった様子。 探したけれどシッポも見えず、近くの空港へ着陸してくるB747っぽい飛行機が一機見えただけだった。 民間機では747はほぼ全て引退だと思うが軍用基地ではまだ見かける。 等々、諸々を考えながら曇り空の路地から路地へ歩いているうち、「あのお店、その後どうなったっけ?」と気になって小さな3階建てのビルの階段を昇ってみたら、お店は変わっていた。 しかも「CLOSED」。 階段からして内装が変わっていて、大盛りの唐揚げ定食を売りにしていた「食堂」っぽいお店も、肉バルと書かれたワイン・バーもどうやらすっかり別のお店。 両方なくなったのかと思ったところに、それら以前のお店の看板が目に入り。

2025-01-18

裏路地と看板と

   わりと何度も撮りに来ている路地。 人通りが多いので、とはいえ全く人がいないのも面白みなく、遠目でも間近でも程よく人が入るような場面は案外撮影できる機が少ない。 今日は路地を覗き込んだら陽光が道にまっすぐに当たって看板が浮き立って見えて、他のものが被写体として視野に入りつつ勢いよく歩いていたのだけど5歩ほど戻って角を曲がった。 以前は左側には長さ3m程だろうかけっこう派手な大きな焼肉店の看板があり、以前はここから600mほど離れた場所にあったラーメン店が右側で営業中。 焼肉店は17時頃からの営業で、お店が開くと10分毎くらいに人が吸い込まれてゆく。 ラーメン店は一昨年くらいに客席を増設しても尚よく列が出来ている。 「つばさ家」は、かつてこの街に1922年設立の陸軍航空第五連隊の基地や、1931年には国内初という民間空港としても運用が開始されたという地にちなんでのもの。 民間運用は東京-大阪間の定期便があったそう。 1935年には羽田空港が開港し民間空港の機能はそちらへ移ったとのこと。

2025-01-17

冷たい風の日

   気温9℃前後。 寒いと言っても風が吹かなければそれほどでもないのかも。 今日から3日は9℃前後の予報でその後は13℃前後の予報。 例年よりも北風は強くない感じだし、平均的に穏やかな冬。 3日後の大寒を迎えるともう1段階「冬」度が増すのか。 2年前に久々の積雪があったのは2月10日頃だったか、本格的に春の陽の匂いを感じられるのは3月上旬かなと思うこの頃。

2025-01-16

改札

   基地の街にある駅。 基地からはいちばん近く、以前から外国人の姿を時々見かける場所だった。 この辺りには米兵のための住宅が多数あったのだろう、基地に沿ったこの一帯には、いわゆる「アメリカン・ハウス」や「米軍住宅」と呼ばれる家が点在する。 戦後約80年、日本へ返還された後も修繕や改装しつつ日本人が住んできた。 この駅前にも何棟かのアメリカン・ハウスがあってパステル調の黄色い壁に改装され、駅前の風景のアクセントになっていた。 アメリカン・ハウスには、特に1960年代だろうか音楽や絵や書き物を生業や目指す人たちが好んで住んだ傾向があり、近年は一般的な住宅としてや、レストランや雑貨店として使われている。 駅前の黄色いハウスは一般住居で、昨年12月頃に取り壊されてしまった。 さすがに老朽化は否めないのだろう。 それに足して駅前開発的な何かが近寄ってきている感じもする。 映画「スローなブギにしてくれ」に出てくるこの駅前の風景の名残はいつまでか。 当時は乗降客も多く、改札は錆色の鉄柵で囲われた中に駅員さんが立つ昔ながらのもので、ホームから線路を渡ってコンクリート造で黒い細かなタイル張りの駅舎内にあった。 その後、橋上駅となり、17-18年ほど前までは列車が到着すると駅員さんが階段下へ来てキップを受け取っていた。 ICカード対応となってからは駅員さんのブースはシャッターが下りたまま。

2025-01-15

太陽の色

   前に原っぱで写真を撮っていた頃、デザイナーさんの送ってくる「イメージ」に「カボチャ色の太陽」というのがあった。 たしか12月の冬至の頃に送られてきていたと思う。 切った断面の熟したカボチャの黄色、煮物のカボチャの黄色等々の幾つか思い浮かぶ色はあり、陽光の弱い冬の午後3時過ぎに感じるややオレンジに寄った黄色い光は印象として近いものを思う。 今日も晴れて、6-7階相当の建物の屋上からシルエットの街と、西の空にはあと20分ほどで沈みそうな黄色い太陽が。 写真に撮ってハイライトを落としてゆくと、どこか「カボチャ色」を思わせる色に。 でもなんか違うなぁという感じで、いつか「あ、カボチャ色」と思える太陽を見てみたいもの。

2025-01-14

コンクリート塀

   この街を歩くのは大抵は午後なのだけど、今日は珍しく午前中に外出。 南東からの日射しに慣れていないためか、普段の南西-西南西からの日当たりとは大きく異なる風景に戸惑いながらの街歩き。 通りの多くは陰になっていて、夏ならもう少しいろいろなものが照らし出されているだろうにと思いながら。 幅の広い歩行者/自転車用通路に沿って建っている商業施設では、通りに面してお店が並び、それらが表に並べた椅子やテーブル、細身の街路樹などが影が面白かったのだけど、通りの全体像が写し込めるでもなく記録写真とするにも中途半端。 これにしようかと目に入ったのがそれほど遠くない年月のなかで無くなりそうなコンクリートの塀。 小さく空いた穴は扇形だったり富士山形だったりと数種類がまだ市内に点在。 一時は穴開きブロックを「アナァーキーだ!」とやや興奮気味に探した時期もあったけど、ブロックだけでなく街の風景として撮るには割ける時間が案外なく最近は進捗なし。

2025-01-13

ドン.キホーテ

   1号店は1989年3月オープンの東京都府中店なのだそう。 甲州街道沿いで、知人に「ここだよ」指し示され、確か実店舗を見たことがある。 店舗数は... ドンキ、MEGAドンキ、各ドンキUNYを合わせて472店舗、海外ではドンキ、ドン・ドン・ドンキで合わせて51店舗、グループでの総店舗数は761なのだそう。 それ程たくさんあるとは思わず驚いた。 ハワイ・ホノルルのドン・キホーテは、以前はダイエーだった場所。 そこから半ブロックほど離れた古いホテルの脇にはいつもぱパトカーが1、2台停まっていて、それほど治安はよくなさそう。 ドン・キホーテになってからは行く機会がないが、そう言えばきょう撮ったドンキも元はダイエー系の、昭和の業態の昔ながらのデパートだった。 それが25年ほど前だったかに安価を売りにするデパートのようなそうではないようなお店になり、10年くらい前だろうかドンキとなった。 もちろん店内は一気にガラリとドンキ色に。 世界中どこでもドンキはドンキなンだろうなぁ。

2025-01-12

寒空のカフェレストラン

   久しぶりに曇り。 と言っても6日ぶりくらい? ただ今日は、数日前の予報で夜から雪と言われていたのでそれなりの寒さ。 関東では、雨が太平洋上まで止まりで陸には届かず雪にはならなかった。 午前に薄日がさして、青空を期待したが午後にはまた曇ってしまった。 九州では雪が降ったとも、全国的には曇りや雨の地域が多いと聞き、あの薄日は貴重なものだったのかも。 通り沿いに見かけたカフェ・レストランのセミ・オープンなテーブル。 ストーブと毛布の密かな存在感。

2025-01-11

柳とツタと

   オープンして15年ほど? (2025年7月で9周年らしい)になるレストラン。 ここは30年ほど前は駅前から300mほど離れ、やや裏通りという風な長屋のような横長の建物に4軒ほどの呑み屋が入っていたりと、ちょっとした呑み屋街だった。 今は駅のロータリーにある大きなケヤキの木はその呑み屋街の少し裏手、裏手と言っても駅に近い側にあったもの。 以前は街の中に木がもっとたくさんあった気がする。 具体的な記憶は無いのだけど、街の中で柳の枝や葉をよく歩道で見ていたような、見ていなかったような。 それで街の中にあった柳の木が気になって記憶を辿って思い当たったのがこのお店の脇。 だいぶ枝が剪定されて垂れ下がる枝はないものの柳で間違いなさそう。 ツタもすっかりお店を覆い、この界隈の風景が変わってからの年月の流れを思う。

2025-01-10

晴れた日の

   昨年の夏に同じ場所で撮った記憶。 やはり白黒で高コントラスト。 たまたまこの場所の陽射しがそうしようと思わせるのか。 パステル・グリーンと白で塗られた壁に青空の組み合わせは色があってこそ面白そうで、始めはカラーであれこれ作り込んで行くのだけど、お店の看板の輝度の高めの白さが気になったりで、作業を進めるうちに白黒にしたくなってくる。 ...この影の入り方だと、撮るときに目が白黒モードに寄っては いるけれど。
   奥の看板の「牛丹」は、元々は駅から170mほどの場所にあったお店で、かつて牛タン料理を出していたことに由来するらしい。 今は駅から600mほどだろうか、だいぶ奥まって感じる場所に。 今はもつ煮や車麩の煮込みなどが食べられるらしい。 ネット検索すると「南国カフェ シエスタ」(隣町のレストラン)によるブログ記事がヒット。 この駅の東口には、ロックやジャズのライブ・ハウスなど音楽に因んだお店が少なくなく、このブログ記事でも店内で譜面台を前に楽器を手にするお客さんの姿も。 「お酒を出す小料理屋」というだけではなさそうな雰囲気にちょっと興味が。

2025-01-09

穏やかな夕刻の

   ごく薄くブロンズ掛った窓ガラス越しの風景。 夏は冷房、冬は暖房が程よく効いた空間から見る風景は何とも静か。 このブロンズに寄った色味の風景を写真にとよく思うのだけど、案外ちょうどよく茶色っぽい絵柄にはならず。 窓の外の陽の光はけっこう白っぽい。 ここ2-3年、太陽の光を何だか赤・黄色っぽいと感じる事が多かったが、今頃は心地よくスッキリ白っぽい。 時候は「芹乃栄 (せりすなわちさかう)」- セリが良く育つ頃なのだそう。 あす頃からは「水泉動 (すいせんうごく)」- 地中の水が活動を始める頃なのだそう。 冬至を過ぎ、南中高度も日の長さもほんの少し延びた程度なのだけど、梅の蕾も日ごとに大きくなって行くし、思いがけず目にする球根の草花の発芽、ミントの新葉等々、地面にも地中にもその光線の強さはしっかり届いていると思う陽の色。

2025-01-08

呑み屋の店先の

   赤い丸椅子と赤いサッポロのビール・ケースと灰皿が目に入り。 だいぶ陽の光が強くなってきたように感じる。 そしてまだ午後の早い時間でも影は長い。 日の入時刻は16:44で、冬至から15分ほど延びている。 昨日は13℃ほどと最近では暖かだったが今日は9℃の予報で、歩いているうちに軽く汗ばむくらいにはなったものの少し風も吹いて寒かった。 そして昨日と同じ場所へ、通りの両側に陽の当たる時間に行ってみることに。 着いて15分ほど経った頃に通りの左右に同じくらい陽が当りはじめ、その1-2分の間に何枚かが撮れた。 また太陽の高度が高くなった頃、周囲の建物の陰の影響が少なそう時期に興味が出てきたのでその頃にまた。

2025-01-07

雨上がりの日

   昨日はお昼頃に濃い灰色の雲が広がってぽつりぽつりと雨が降った。 気温が低かったので雪になるかとも思ったが、一旦は晴れ、夜になって本降りとなった。 久しぶりのまとまった雨で、今朝はその雲が割れ、天気予報ではお台場から新宿方面に向いたカメラに虹、通勤の途中で富士山が青黒い空をバックに強い朝陽に浮き出て輝いていた。 日中は一応の青空。 いかにも水分の集まりといった風のたくさんの厚い雲が流れて行き、空気は久しぶりに湿気を帯びていた。 午後になって青空と青灰色と白のコントラストを持つ雲とが程よく交じる風景を探して歩いたものの、ちょうどよく諸々が収まる場所は見いだせず。 白っぽい陽光と青灰色の雲と街がモノトーン気味に見えた道の真ん中からの風景が気になり。

2025-01-06

市場へ

   小さな市場。 道路際の小さな食堂は海鮮丼が美味しいと評判だったが昨年に閉店。 いまは市場内に飲食店は無い様子。 まだ年はじめだからか、その後も同様なのか、肉屋が3軒? と、もう1軒が営業するのみだった。 ここは20年ほど前から興味があったがなかなか来れず、初めて訪れたのは昨年だった。

2025-01-05

ロータリー

   7-8年前に駅舎が建て替わり、少しずつ周辺の都営アパートの取り壊しが進んでいる。 道路に面してお店が20店舗弱あったのが今は2店のみが営業。 また同じくらいの階層の建物が建つのだろうか。 道路に面してどんなお店が入るのかも興味あるところ。 ここは案外、5-6年して建物が新しくなってもまた同じような風景になっていそう。

2025-01-04

地下道のあたり

   ここにはかつて踏切があったンじゃないだろうか。 何年か前から気になっていて未だに調べていないこの場所、妙に気になる。 いまはどちらかというと街外れ風で人通りはさほどない。 の割になぜか印象としては賑やかさを思う。 目に見えない何かが闊歩しているのか? この通りは、隣町へと続く橋から来て甲州街道を渡って町の中心付近を抜けて更なる隣町へと続くかつての道だと思うと色々と合点が行く。 この地下道の場所に踏切があれば直線的に南北が繋がって見える。 その町なかの1kmほどの間は、栄えた商店街の形跡も散見される。 踏切が無くなったのは40-50年ほど前だろう。 その頃までの人々の往来の活気が地面に残っているような、そうした想像をしての今日。 日射しもちょうど昼過ぎはストレートに通りを照らすので、ナナメや東西方向、南北でも建物に囲まれた他の通りとは違って明るい感じもある。 そしてこの地下道の入口に向いてその背後50mほどにある、やや大きくナナメに交わる変則的な十字路の形のためかどことなく広場のような雰囲気を思う。 何か特別なものがあるわけでもないのだけど、なぜか何だか気になる一角。

2025-01-03

すずめ

   ここ10年ほど? で、スズメを見る機会が激減して感じる。 何か所か、たくさんのスズメが集まってくるポイントはあって、その周辺では鳴き声もそこそこ賑やかなのだけど、道端や電柱とかで日常的に見かけていた印象から、特定の場所で見かける鳥という感じに。 その他、ムクドリは相変わらずたくさん、カラスもたくさん、オナガもそこそこ、ヒヨドリはわりと見かけるし聞く、セキレイも以前と同数くらい、シジュウカラも案外多い。 なんかスズメはあんまり見かけない。 今日の川沿いのフェンス、寒気が広がり、半月ぶり? もっと? 振りの曇天の寒いなかに、6-7羽が膨らんでとまっていたのだけどカメラを用意している間に2羽のみに。

2025-01-02

玄関横の柱の

   しめ縄と国旗が玄関脇に。 なんだかエラく昔に見ていた景色に再び出会ったような感覚。 エラく昔の、祖父母が国旗を玄関先だったか道路際の辺りだったかに掲げる姿がなんとなく記憶に残っているような、もしかしたら後に作られた記憶なのか。 多くのアメリカ人が誇らしげに星条旗を手にしたりクルマに国旗を模したシールを貼ったりが当たり前であるように、かつての日本人にとっては日の丸を敬い、掲げるのはごく当たり前の事だったンだろう。 第二次世界大戦以降の多くの日本人にとっては、おそらく軍事国家というイメージと結びついて、右や左だと議論が付いたりしてネガティブな印象を抱いてしまう一面があるのだろう。 ただ国旗や国歌って、もっとずっと単純な国民個々のアイデンティティーであってよいと思える。