2025-06-21
アメリカオニアザミ
目に入ったショッピング・カート。 半分に陽が当たっていて、これ、Nokton ClassicとかCarl Zeiss Planarとかだと面白く陰影を拾うんだろうなぁと思いつつLumixのキット・レンズを向ける。 ここ数ヶ月、SNSやヨドバシカメラやマップカメラの作例を見るにつけ、ここ数年のカメラ・ボディとレンズの進化を感じながら、手元にあるソニー a7SIIやライカ SL2-Sがひとむかし前の機械となっているような気分になることがある。 ソニー a7SIIは2015年10月16日発売だから気がつけば世に出てほぼ10年も経っている。 ライカ SL2-Sは2020年12月17日発売でこちらは4年半。 とはいえ、どちらも普段遣いに不足があるかというとそんなことはなく、a7SIIの色味は、ノイズの収め方やシアンやマゼンダの強調具合、黄色の乗せ方等々は今のソニーの色味に通じるものを感じるし、SL2-Sはパナソニックのようなマゼンダ-グリーンのバランスの違和感やダイナミック・レンジの詰めの甘い感じはなく、CCDセンサーのM8や近年のM10やM11ほどの独特感はさほど強くないもののしっかりライカの色味だし。 結局のところ、いま風のレンズを使ってみたら、ソニーならGレンズだったり欲を言えばGマスターだったり、ライカならアポ•ズミクロンだったりを使えばスッキリなシャープさや偏りのごく少ない色味を愉しめるのだろうと思う。 その意味ではキヤノンのRFレンズなんて良いのでは?と思ってみたり。 と言っておきながら、やっぱり少し前の年代の設計のレンズの雰囲気っていいなぁと思っていたり。 そこは付ける薬はなさそうなので、とりあえず最低限必要そうな焦点距離のレンズの新規購入は考えつつ、手元のレンズにはまだまだ頑張ってもらおうというこの頃。
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Leica SL2-S,
Lumix S 20-60/3.5-5.6