2024-08-03

森の中のカレー屋さん

   「高原」だから「カラッとして涼しくて」... と期待していたが、今日の目的地の標高が850m前後とさほど高くないためか、思っていたよりも暑くて平地ほどではないがやや蒸した。 カレーのお店はおそらく1,000-1,100mほどで、店内は冷房ではなく窓を開けて扇風機が何台か回っていて、やや暑さは思うもののちょうどよい範囲だとは感じた。 今日で2度目の来店で、前回よりも早めにお店に着いたが既に10組み近くが並んでいた。 前回は3組だったので、この差は土曜日だからかも。
   このお店の存在を知ったのはおよそ28年前のこと。 この近くに勤め先の寮があって、そこで過ごすこと約半年。 ご近所情報としてこのカレー屋さんを知ったのだけど、意外と足を運ぶ時間がなく、ようやく昨年になって1回目の来店となった。 創業は1977年とのこと。 28年前というと創業20年目くらいだろうか。 既に19年も経過していたことになる。 更に28年を足すと約47年。 あの頃にお店を訪れていたら、いま足を運ぶにあたりどんな心持ちだろうかと考えたが答えの出る話でもなく。 創業19年と47年ではお店には何らかの違いもあることだろうがそう知り得ることでもなく。 この地が観光地として栄えたのは創業15年目頃のことだと思うので、既に客足はそこそこあったと思うが、創業19年目頃となる28年前に「一度行ったことがある」という同僚の話では「ひっそりしていた」という。 今日の目的地では、その28年前に知り合った人達がいて、新たに知り合う人達もいて、現在進行系の事柄とかつての時間とが混じる不思議な感覚で過ごす場所。 自分の年齢を重ねる事を思い、その「場所」である建物にも寿命がと思い、いつまで、あと何回足を運ぶことが出来るだろうかと、カレーを食べながらふと思った今日だった。