豪雨あとの散歩道
「突然」といった風に降ってきた雷雨。 久々に「バケツをひっくり返したような」と周囲から聞こえてくるような降り。 雷も近くに幾つか落ちたような大きな音。 大雨は台風が3つ接近してきてる影響だろうとは思うが、季節で「大雨時行 (たいうときどきおこなう)」と時折大雨が降るのは8月上旬の気候らしい。 いまはヒグラシの鳴く時期で、4-5日後は「蒙霧升降 (ふかききりまとう)」と、朝だろうか濃い霧がまとう頃なのだそう。 ここ数年は「季節が2-3ヶ月先を行っている」感じがしていたが、ごく最近は何となく「2-3週間遅れ」な感じも。 でも先月だったか感じた通り秋の草花が花芽を付けはじめ、今月中旬にかけて幾つかは開花した。 開いたものの、暑すぎてか花の形や色がいびつだったり薄かったり。 それでも季節に先行するかのように開花に至り、今の「2-3週間遅れ」の季節が秋の風景に間に合うように草木で辻褄合わせをしているかのよう。 いずれにしても開花のタイミングを見ていると、秋の訪れ・冬への傾きはわりと急なんじゃないかと思うこの頃。