タクシーの営業所
青空に雲がモクモクしていたので電車に乗って乗り換え1回で3駅行って、前に、踏切から橋とその先へ真っすぐ伸びる線路を見た場所へ。 湿気が多かったのと逆光具合とが合わさってキレイな色にならず、それとレンズに望遠感が足りなくて絵にならず。 クルマで通ったと時に一瞬見えた風景は焦点距離90mmでちょうどだと思っていたら、そうやって捉えた風景は意外と目がズームして丁度よい範囲を切り取って記憶するようでだいぶ異なっていた。 たまにはピッタリ思った通りがあるにはあるけド。 なのでいつかの次回に期待をかけて散策に切替えた。 上水路沿いの道を歩き、ホタルを育てているらしき公園を見かけ、ウスバカゲロウとアオサギを見かけ、やがて最寄り駅を目指し始めると見覚えのある風景がちらほら出てきて、結局よく撮る2町となりのいつもの街に出た。 光線具合も変わってきて、駅の脇の踏切からホームを撮ったり、気になっていた古い建物にちょうど所有者らしき人が居てかつて料亭だったことが分かり、中身はゲーム・センターになってしまった老舗パチンコ店を撮ったり、そうして最も目を引いたのがタクシーの営業所だった。 駅からではなく駅に向かう逆順だったのもあってか、「いつもの」風景はちょっとだけ新鮮に見えた。