2024-04-30
2024-04-29
クッキーの缶
写真、入れ替えました。
缶の薄いパステル・グリーンが気になって、気になっているうちにサバティエを試してみたくなってPhotoshopでエフェクトをかけた。 サバティエ (Sabatier Effect)って、一般的には「ソラリゼーション」と言われ、その手順は、暗室で像を焼き付けた印画紙と未露光の印画紙を現像液の中で感光材の面同士を密着させ、現像の進行途中で赤い暗室用電球ではなく蛍光灯などの室内灯を一瞬点ける --- だったかな。 そうすると一部、または画面全域に白黒の反転したような不思議な金属的なグレーの部分が現われる。 印画紙に感光する可視光を当てる時間の長さなどで効果の出方が変わる。 これを最後にしたのは1990年の秋のことで詳細は失念。 これをPhotoshopでカラー画像で行うと、薄いピンクが、僅かシアンを帯びたきれいなパステル・グリーンに転ずる事がある。 この缶の側面、元々がパステル・グリーンじゃないかとPhotoshopで画像を表示させてから気が付いた、が、「ソラリゼーション」を掛けてみた。 予想と異なる変化となったが、微妙ながらカラー・ネガのような色調、これはこれで良いかと、久々の「サバティエ」。
缶の薄いパステル・グリーンが気になって、気になっているうちにサバティエを試してみたくなってPhotoshopでエフェクトをかけた。 サバティエ (Sabatier Effect)って、一般的には「ソラリゼーション」と言われ、その手順は、暗室で像を焼き付けた印画紙と未露光の印画紙を現像液の中で感光材の面同士を密着させ、現像の進行途中で赤い暗室用電球ではなく蛍光灯などの室内灯を一瞬点ける --- だったかな。 そうすると一部、または画面全域に白黒の反転したような不思議な金属的なグレーの部分が現われる。 印画紙に感光する可視光を当てる時間の長さなどで効果の出方が変わる。 これを最後にしたのは1990年の秋のことで詳細は失念。 これをPhotoshopでカラー画像で行うと、薄いピンクが、僅かシアンを帯びたきれいなパステル・グリーンに転ずる事がある。 この缶の側面、元々がパステル・グリーンじゃないかとPhotoshopで画像を表示させてから気が付いた、が、「ソラリゼーション」を掛けてみた。 予想と異なる変化となったが、微妙ながらカラー・ネガのような色調、これはこれで良いかと、久々の「サバティエ」。
2024-04-28
道端のバラ
背景がボケるのが面白くて、つい絞り開放のF1.4で撮ってしまう。 そしてPCの画面で見ると、もうちょっと絞っても良かったかと思う。 クローズアップ・アダプタで寄る分、ボケの度合いがレンズの素の状態と異なるのも考慮しないと。 同じポジションで2枚撮以上撮れるようなら絞りを変えて撮ったものを合成してもよいのかも。 花の色もさることながら陽に照らされる周囲の葉も色濃い。 28℃。 なかなかに暑い。 あと1週間で立夏とは、駆け足だった4月上旬の寒さが明けてからの短い春が改めて思い出される。 これまで強い興味のなかったアラスカに思いを馳せた今年の春は、その短かさからなのかも。
2024-04-27
公園脇で修理
公園の脇で自転車を修理している風景が目に入り、でも持ち主は見当たらず、1分くらい近くの階段の手すりに寄りかかって様子を観ていたら、ふらっと男性が近寄ってきた。 写真を撮ってよいか? を尋ねると、なんだか要領を得ない返答。 続けて「ジてんしゃね。 さっき、地面、こういうの、ブン! なって、パンクと、そう、ここンところと、これジッ転車やサンに出すと7,000円かかる。だから自分で、いま」--- という事らしい。 なぜか「7,000円」の処だけ和風のアクセントでやたらと流暢。 もうちょっと上目から撮ったら並べられた部品の形が分かりやすかったのかも。 どこの国から来たのか、訊いてもよかったな。
2024-04-26
酒屋さん
「こども110番」の小旗が風に揺れているのが気になり。 もう何年も、ちょっとシャッターを開けての営業をされている酒屋さん。 シャッターのレールには、この地域の酒蔵である、多満自慢(石川酒造)、澤乃井(小澤酒造)、嘉泉(田村酒造)のロゴを切り抜いた小さな紙片が。 実はずっと以前からこのお店が気になっていて、お店の、この「ちょっとしか開いていないシャッター」の、「ごく近所の人々のみ対象」的な雰囲気がためにカメラを向けるに至らなかった。 中が見えにくいので、曇りの日の方が外観と店内の明るさのバランスが良いだろうか、薄く晴れた日の方が面白いンじゃないか等々、難易度を勝手に設定して言い訳にしてみたり。 ところがふと今日は「こども110番」の旗の存在感に、今は静かな佇まいのお店の長そうな歴史 --- かつて地域と一体に卸業で栄えたのだろうその絵柄を想像して諸々和んだのか、気が付けばたくさん撮っていた。
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Leica SL2-S,
Lumix S 20-60/3.5-5.6
2024-04-25
再びの夏日
隣町の計測結果ではあるけれど、今月、25℃を超えて夏日となったのは今日で4回目。 風はやや冷たい感じはするものの、上にフリースを羽織っての外出はさすがに暑かった。
公園でポンと撮ったスナップ。 パソコンで現像してみても晴れて明るく眩しい雰囲気が出ない。 あ、と、一昨日だったかアドビの広告で「HDR書き出し」とあったのを思い出してHDRを試した。 暗いところを見えるようにし、明るすぎるところを抑えて見えるようにし、画像全体の明るさを持ち上げて全部キレイに見せてしまうというのがHDR。 たしかに、画面全体がパッと明るくなって明るさのレンジ感はいい感じ。 そして... 雲の白は飛んで地面の緑も空の青も不思議な彩度とツルッと感。 調整してみたけどHDRっぽさをなくすと元画像とほぼ同じ、僅かながら残すとやっぱりツルッと。 画像が光って見えて空も地面もツルッとなって、アタマのなかでは「ぼくドラえもん」が鳴り響く。 「冴えてぴかぴか」は良いが「それがどうした」と言われると困惑。 ...暑いからかな。
載せたのは「じゃない方」の写真。 「マスク」掛けて下半分を少し明るくするくらいはしても良かったかも。
公園でポンと撮ったスナップ。 パソコンで現像してみても晴れて明るく眩しい雰囲気が出ない。 あ、と、一昨日だったかアドビの広告で「HDR書き出し」とあったのを思い出してHDRを試した。 暗いところを見えるようにし、明るすぎるところを抑えて見えるようにし、画像全体の明るさを持ち上げて全部キレイに見せてしまうというのがHDR。 たしかに、画面全体がパッと明るくなって明るさのレンジ感はいい感じ。 そして... 雲の白は飛んで地面の緑も空の青も不思議な彩度とツルッと感。 調整してみたけどHDRっぽさをなくすと元画像とほぼ同じ、僅かながら残すとやっぱりツルッと。 画像が光って見えて空も地面もツルッとなって、アタマのなかでは「ぼくドラえもん」が鳴り響く。 「冴えてぴかぴか」は良いが「それがどうした」と言われると困惑。 ...暑いからかな。
載せたのは「じゃない方」の写真。 「マスク」掛けて下半分を少し明るくするくらいはしても良かったかも。
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2024-04-24
2024-04-23
2024-04-22
Chicken Shack 50周年
ライブ・ハウス「Chicken Shack」- オープン50周年だそう。 50周年記念のライブのスケジュールがポスター4枚にびっしりと書かれていた。 普段から賑やかなスケジュールなのだけど、向こう1年はこの感じで更に賑やかになりそう。
2024-04-21
エントツ
午後から曇り空でやや涼しく。 明日はもっと涼しいらしい。 この春の期間、いまのところ「三寒四温」という言葉を聞いていない気がする。
「過ごしやすくて青空の日」に、原宿の路地裏の落書き探し散歩やCat Street散歩や、渋谷の宇田川町・百軒店・道玄坂界隈、池袋東口の飲み屋街やら、もう既に無い風景もありそうだけど撮り歩いてみようかと思いつつ。 あっという間に梅雨入りの声の聞かれる5月22日頃を迎えてしまいそう。 もうずっと昔の記憶を辿りつつ、新たに視界に入る路地にも踏み入れつつ、持ち出すのはいつものデジタル・カメラながら、久々にPlus-XやTri-Xで撮り歩く気分の日を計画してみよう。
「過ごしやすくて青空の日」に、原宿の路地裏の落書き探し散歩やCat Street散歩や、渋谷の宇田川町・百軒店・道玄坂界隈、池袋東口の飲み屋街やら、もう既に無い風景もありそうだけど撮り歩いてみようかと思いつつ。 あっという間に梅雨入りの声の聞かれる5月22日頃を迎えてしまいそう。 もうずっと昔の記憶を辿りつつ、新たに視界に入る路地にも踏み入れつつ、持ち出すのはいつものデジタル・カメラながら、久々にPlus-XやTri-Xで撮り歩く気分の日を計画してみよう。
2024-04-20
甘菜
昨日も草むらで1株見かけた。 ハナニラと開花期も花姿も似ていて、あちらはネギ科でこちらはユリ科。 食用にもなり、甘いから甘菜と言うらしい。 小さなユリのような、チューリップのような。 きのう見かけたアマナは林と道路の間のごく狭い草むらに咲いていて、日陰ながら陽光を感じる艶のある緑色の草に白い花が混じる風景だった。 フェンスがあって近づけなかったその距離感も手伝ってか、犬塚勉の絵画「梅雨の晴れ間」を思わせる風合いだった。
2024-04-19
林の中
今日は小用と休養のために休日にしたはずだったのだけど、小用が思ったよりもたくさんあって休養はどこへやら。 合間に立ち寄った横田基地近くの小径、その脇の林の中に木肌を照らすように陽が射していて目を引いた。 特に何ということは無い風景ではあるが、撮ってみたら案外きれいにコントラストが出てくれた。 この林の辺りからは滑走路に向けて着陸誘導灯が並んでいて、期待していたのはその線上に貨物機 C-130が数機連なって下降してゆく絵だったのだけど、訓練は午前で終わってしまったのか気配なく、約600mほど先で視界に小さく貨物機 ロッキード (現在のロッキード・マーティン社) C-5 が離陸していった。 遠く小さくしか見えなかったこれ、世界最大級サイズの貨物機。 C-5は初飛行が1968年だそうで、C-5Aから改修を重ねて現行機はC-5Mになっているらしい。 C-130はまた今度。
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Lumix S 20-60/3.5-5.6
2024-04-18
ブリキ看板
これもブリキ看板? だいぶ見なくなった。 あと「神は」何々等と書かれている縦長のプラスチックの短冊のようなものとか。 オロナミンCや金鳥やオロナインの看板っていつ頃まで見ていたかな。 この「防犯連絡所」の看板も、よく歩く範囲に1つあったものは、気が付けばそこの建物の取り壊しとともに見なくなった。
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Leica Summicron 28/2 1st
2024-04-17
嵐になりそうな午後
雲がもくもく。 上空におおきなグレーの雲がかかって雷雨にでもなるンじゃないかという雰囲気。 電話ボックスに忘れ傘なのか、無造作に置かれた傘。 その昔に、浅草の雷門からやや南に進んだ辺りの電話ボックスに傘を忘れてきた場面を思い出した。 折りたたみではなく持ち手は細めの竹で巻かれていたと思った。 コンビニで売られていたごく普通の傘で、苔色。 たしかそもそもがコンビニの忘れ傘で、雨の日に、あるコンビニの店長から「いいよ持ち主不在だから持ってけ」と渡されたもの。 以来、雨のよく降ったその年は空模様を見てよく持ち歩き、大きさや軽めの重量感や色や、古びてやや膨らむように不格好となった処なども妙に気に入っていた。 それを使って1年半? 2年?、3年? どれくらいだったか、つい置き忘れてしまった。 緑色の電話機の左側にひょいと掛けて電話をかけて、ボックスから歩き出して10分程して気づいて戻ったが、もうなかった。
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2024-04-16
チューリップ開花
昨日開花。 昨年は球根がだいぶ弱っていて、2年ぶりに掘り上げて夏の間は涼しい場所で休ませた。 その甲斐あってか6つの蕾が付き、現在4輪が咲いている。 最初に植えたのは、貰い物の「アンジェリカ」という種。 やがてそれが弱ってしまったので似た品種を買い足して植えたのだけど、似た種だったので、いざ開花したときにどっちがどっちなのかが見分けがつかなくなってしまった。 両者は微妙に開花時期が異なり、そのことを思い出したときには「イケる!」と思ったのだけど、さてどっちが先に咲くんだっけ? という状態。 調べた感じでは、いま咲いているのは「フィノーラ」という種類。 後から咲きそうな2輪がどんな花なのか? そっちがアンジェリカなのか、逆なのか...。 そしてこのチューリップ、あまりポピュラーではない八重咲きのためか「この花は何?」とたまに訊かれる。 花はピンク色のはずなのだけど、咲いたのはほぼ白。 実は誰かが更に異なる品種に入れ替えてたりして。
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2024-04-15
2024-04-14
テーブル
Tシャツでちょうどいいくらいの暑さ。 15時には25℃の予報。 風もなくて五月晴れのようで心地が良い。
街には人がたくさん。 レストランもテーブルの片付けが追いつかないようで、もう20分ほど放っておかれているテーブルのボトルとグラス。 それはそれとしてすごく眠い。
そう言えば、昨夜Youtubeを観ていたらカンムリ座のあたりに新星が現れるという話があった。 つい最近までオリオン座のベテルギウスが消滅するという噂があったがまだ消えていない。 何でも2023年12月12日に小惑星によって遮られるため地球上から見ると日食や月食のような現象が起きると言われていたようで、これは実際に起きたのだろうか? もう一つは、ベテルギウスが古い星でありもうすぐ爆発するというもの。 後者は、もし爆発したら地球は夜でも昼間のような明るい日が数日続く、とか、寒冷化が急速にやってくる等々の説がある模様。 「信じるか信じないかは、あなた次第」的な。 かな。 「もうすぐ」と言っても数万年先らしい。 宇宙的には「もうすぐ」なのだろう。 でも「食」の方、消えてまた出て、その瞬間ってどんな見え方をするのか興味ある。
街には人がたくさん。 レストランもテーブルの片付けが追いつかないようで、もう20分ほど放っておかれているテーブルのボトルとグラス。 それはそれとしてすごく眠い。
そう言えば、昨夜Youtubeを観ていたらカンムリ座のあたりに新星が現れるという話があった。 つい最近までオリオン座のベテルギウスが消滅するという噂があったがまだ消えていない。 何でも2023年12月12日に小惑星によって遮られるため地球上から見ると日食や月食のような現象が起きると言われていたようで、これは実際に起きたのだろうか? もう一つは、ベテルギウスが古い星でありもうすぐ爆発するというもの。 後者は、もし爆発したら地球は夜でも昼間のような明るい日が数日続く、とか、寒冷化が急速にやってくる等々の説がある模様。 「信じるか信じないかは、あなた次第」的な。 かな。 「もうすぐ」と言っても数万年先らしい。 宇宙的には「もうすぐ」なのだろう。 でも「食」の方、消えてまた出て、その瞬間ってどんな見え方をするのか興味ある。
2024-04-13
白黒
たまーに通る道のちょっと気になる白黒模様のビル。 前にも何度かこのビルを込みで撮ったことがある。 何ということもなく、でも何となく面白い感じがする。 「今日はいつも歩きながら見ている街の景色とは違った角度から見てみよう」と思いながら歩いていて、足を伸ばした地点がどことなく中途半端になった結果たまたまショート・カットで歩いたこの道。 新緑の葉も大きくなりつつあってハナミズキも咲き出し、22℃を超えて4月下旬くらいの陽気に日傘をさして歩く人が目に入り、カメラの電源を入れてそのままファインダーを覗かず撮ったもの。 続けてビルを視界に頭の中で「白・黒・白・黒・白...」と呟きながら歩を進め、と同時に「白黒写真にしよう」と思った。
2024-04-12
裏路地にて
今日も花曇り、そして通り雨が2回。 気が付いたら暗くなっていて、薄っすらと雲がかかって三日月はぼんやり。 もちろん彗星は見えず。 晴れていれば、19:00頃の西の空に高度15°前後?、等級は4と5の間くらいだから肉眼でも点としては見えるはず。 今日は繁華街のなかからで月とベテルギウスくらいしか見つからず。
夕方に知人に声を掛けられ、レンズのフォーカシングの挙動がおかしいのではないかとのこと。 覗かせてもらうと、シャッター・ボタン半押しである程度ピントが来て、シャッター・ボタンから指を離すとピッとピッタリとピントが来る。 またボタンを半押しにしてフォーカスをONにしてみると、やっぱりある程度しかピントが合わず軽くぼやけて見える。 また指を離すとピントが合うの繰り返しで、いつまで経っても写真が撮れない...。 いままでどうやって撮ってたのだろう? ちょうど今日は同じメーカー、LeicaのSL2-Sを持ってきていたので、知人のSL2からそのレンズ、Vario-Elmarit 24-90mmを外してSL2-Sにマウントした。 あれ? 全然操作を受け付けない。 ん? 表示はEVFのみで、ファインダーの中では、なんと「レンズのファーム・ウェアをアップデートしています」と、赤くクルクルと輪っかが回転している。 3分ほど待ったあたりで「終了しました。カメラを再起動してください」と出たので再起動。 ファインダーを覗いてシャッター・ボタン半押し。 どうやら問題なさそう。 それにしてもVario-Elmarit、心地よい抜けとカリカリしない滑らかなシャープさ、程よいコントラストの感触が一瞬のファインダー像からでも伝わってくる。 たまにファインダーを覗いて息をのむような作りの良いレンズがあるが、まさにそれ。 そしてレンズをSL2に戻して操作してもらうと、いつまでも写真が撮れない怪現象は解消されていた。 ボディのファーム・ウェアから自動で行われたレンズのファーム・ウェアのアップ・デート、その方法に驚いた。 どのメーカーも同様なのだろうか。 レンズ専門メーカーであればレンズとPCを繋ぐ何らかのツールが提供されていそうだが、カメラ・メーカーであればボディからのレンズの「ファーム・アップ」は合理的。 Vario-Elmarit 24-90の秀逸さと共にプチ感動だった。
夕方に知人に声を掛けられ、レンズのフォーカシングの挙動がおかしいのではないかとのこと。 覗かせてもらうと、シャッター・ボタン半押しである程度ピントが来て、シャッター・ボタンから指を離すとピッとピッタリとピントが来る。 またボタンを半押しにしてフォーカスをONにしてみると、やっぱりある程度しかピントが合わず軽くぼやけて見える。 また指を離すとピントが合うの繰り返しで、いつまで経っても写真が撮れない...。 いままでどうやって撮ってたのだろう? ちょうど今日は同じメーカー、LeicaのSL2-Sを持ってきていたので、知人のSL2からそのレンズ、Vario-Elmarit 24-90mmを外してSL2-Sにマウントした。 あれ? 全然操作を受け付けない。 ん? 表示はEVFのみで、ファインダーの中では、なんと「レンズのファーム・ウェアをアップデートしています」と、赤くクルクルと輪っかが回転している。 3分ほど待ったあたりで「終了しました。カメラを再起動してください」と出たので再起動。 ファインダーを覗いてシャッター・ボタン半押し。 どうやら問題なさそう。 それにしてもVario-Elmarit、心地よい抜けとカリカリしない滑らかなシャープさ、程よいコントラストの感触が一瞬のファインダー像からでも伝わってくる。 たまにファインダーを覗いて息をのむような作りの良いレンズがあるが、まさにそれ。 そしてレンズをSL2に戻して操作してもらうと、いつまでも写真が撮れない怪現象は解消されていた。 ボディのファーム・ウェアから自動で行われたレンズのファーム・ウェアのアップ・デート、その方法に驚いた。 どのメーカーも同様なのだろうか。 レンズ専門メーカーであればレンズとPCを繋ぐ何らかのツールが提供されていそうだが、カメラ・メーカーであればボディからのレンズの「ファーム・アップ」は合理的。 Vario-Elmarit 24-90の秀逸さと共にプチ感動だった。
2024-04-11
花曇りの朝
昨夕はPons-Brooks彗星を撮りに、街の商業施設の屋上デッキへ行った。 着いたときは薄くなった三日月.. 実際には新月から二日目くらいの二日月あたりの月と、その約5°ほど左上にそれらしい星が見えていた。 雲も流れて切れて行きそうな雰囲気で、急いでカメラをセットして。 空が暗くなってゆくと、カメラが向いている方向の西の空に奥から雲が広がってしまった。 広がったというより空に浮き出るように曇り空に変わっていった。 日中は快晴だったので期待は大きかったのだけど、15時頃から低空に怪しく棚引き始める雲が見え始め、天気予報アプリに「18時頃から曇り」との表示も出始めたが、狙いの19:00頃を目がけて出掛けた。 日が経つにつれて月が明るくなるので星を見る条件は悪化するものの、彗星の尾まで肉眼で見える可能性がある期間はまだ多少の余裕がある。 また晴れる日があったらトライしてみるつもり。
昨夕の水蒸気を引きずってか今日は朝から薄く晴れているような、曇っているような。 「花曇り」という言葉で合っているだろうか。 もうちょっと曇っているとピッタリなのか、この時期は水蒸気が多くなってゆく頃なのだろう。 もう少し気温が上がると透明度が多少は増すのかな?
昨夕の水蒸気を引きずってか今日は朝から薄く晴れているような、曇っているような。 「花曇り」という言葉で合っているだろうか。 もうちょっと曇っているとピッタリなのか、この時期は水蒸気が多くなってゆく頃なのだろう。 もう少し気温が上がると透明度が多少は増すのかな?
2024-04-10
やわらかく晴れ
普段はあまり神社やお寺は撮らないのだけど、あまりに「きょう」らしかったので。 風は冷たく陽はやや強く、歩いているとちょっと暑い。 飲み屋街の端にある小さな神社。 お稲荷さんだろうか? 銘板などがなく詳細はわからない。 つい数年前に鳥居やお社が塗りなおされて今のカラーリングに。 少し奥にはお寺もあるので、ずっと昔、ここは「村の裏山の神様」といったような場所だったのではないかと想像する。 今は右隣は駐車場なのだけど、数年前まで横長の長屋のような飲み屋が連なっていて、左側は今も飲み屋が連なり、真ん前はディスコ、左右のナナメ前も飲み屋だったので、それらの端というか並びというか狭間というか、不思議な空気の漂う場所。 今日はガッツリ濃い青空でもなく淡いでもなく、日射しも弱くなく強すぎず、春らしい春といったところか。
2024-04-09
寒い日
朝にはちょっとした嵐のような風雨で、午後も強めの風、北風に変わってヒンヤリした頃に小さめの雷鳴。 ようやく開花したソメイヨシノは早くも花びらが地面を覆う。 それでも中にはまだ5分咲きくらいの場所もあり、先週まで長く続いた早春のような寒さ、僅かに暖かめ日も混じる気温の微妙なうねりの影響が大きかったのか、咲き方の広がりの違いは「前線」と言われるような線や面ではなくまだらに見える。 きょう撮ったのは何て言う種類だろう? カメラを向けたのは、寒さで顔が真っ白という風に見えたため。
2024-04-08
無事に開花
昨年預かった木。 最初に声をかけて頂いたのは一昨年。 お付き合いのある会社さんに頂いたという鉢植えは、暫く事務所エリアに置かれていた。 夏には冷風が、秋ごろからは温風に恵まれ、エアコンが止まる時間にはそれが逆転。 まさに乱高下の環境下で過ごしたようだ。 植え替えた昨年春の少し前には、冬に近づいた頃に茂り始めた葉が紅葉を過ぎて散ったところだった。 野外への植え替えを察知したのか急速に春を迎える準備をし、ちょうどよく春に春を迎えられた。 いびつながらも3-4輪の花を咲かせたものの、夏を乗り切れるかは心配していた。 結果は、夏には葉を青々と茂らせ、冬を超えて春になって新芽が出てきてホッとしていたのだけど、見えるのは葉っぱのみで蕾が出て来ていなかった。 そして、大きな蕾を見つけたのは昨日のこと。 今日は、堂々とした花が開いていた。 紆余曲折を経て幹と花の間の茎も凛と、めでたしめでたし。
2024-04-07
木瓜(ボケ)の花
木瓜 - モッカと読むらしい、 それが転じて「ボケ」。 分かるようなわからないような。 「もっかもかもかもかもかもかもかもか.. ぼ...?」と言いながら、ふと松鶴家千とせ を思い出す。 最後にテレビで観たのは2018年放映のモヤモヤさまぁ~ず2 だと思う。 師匠は2022年2月に亡くなられている。
さて、外は晴れ。 晴れと言っても薄く雲のかかっているような春っぽい晴れ。 暦ではツバメがやって来る頃なのだそう。
気温も上がって道端に咲く小さな花が多く目に入るようになった。 所謂「雑草」なのだけど、いつだったか植物学者の牧野富太郎の言葉に「雑草という草はない。どんな草にも名前がある」だったかな、というのを見て以来、何となく「雑草」とひとまとめな語感に引け目を覚える。 この数年前に、とある場所に咲く花をテーマにした手帳の制作に携わり、「雑草」の定義って何? と訊かれてハタと我に返ったような感触を味わった。 「園芸の対象ではない」? 「農作物ではない」? 結局は言い当てられる説明は思いつかなかった。 更に以前から「園芸」は人為淘汰の一種だと思っていたりもして、これ迄に、もうちょっと「雑草」に目を向けてきてもよさそうなもの、だったかも。
きょう目に入ったのはそうした草花で、キツネアザミとキュウリグサとシロイヌナズナなど。 キツネアザミの花芽には早速アブラムシがたくさん寄ってきていた。 シロイヌナズナって「植物として初めて全ゲノム解析が完了した植物」らしい。 へぇー。
さて、外は晴れ。 晴れと言っても薄く雲のかかっているような春っぽい晴れ。 暦ではツバメがやって来る頃なのだそう。
気温も上がって道端に咲く小さな花が多く目に入るようになった。 所謂「雑草」なのだけど、いつだったか植物学者の牧野富太郎の言葉に「雑草という草はない。どんな草にも名前がある」だったかな、というのを見て以来、何となく「雑草」とひとまとめな語感に引け目を覚える。 この数年前に、とある場所に咲く花をテーマにした手帳の制作に携わり、「雑草」の定義って何? と訊かれてハタと我に返ったような感触を味わった。 「園芸の対象ではない」? 「農作物ではない」? 結局は言い当てられる説明は思いつかなかった。 更に以前から「園芸」は人為淘汰の一種だと思っていたりもして、これ迄に、もうちょっと「雑草」に目を向けてきてもよさそうなもの、だったかも。
きょう目に入ったのはそうした草花で、キツネアザミとキュウリグサとシロイヌナズナなど。 キツネアザミの花芽には早速アブラムシがたくさん寄ってきていた。 シロイヌナズナって「植物として初めて全ゲノム解析が完了した植物」らしい。 へぇー。
2024-04-06
暮れた頃
18:30頃でもまだ空が明るい。 急速に日が延びて感じる。 秋に「つるべ落とし」と陽が沈む速さを言うように、秋の日の短くなるのもまた「つるべ落とし」のように急速に変化して感じる。 たぶん今はその逆に、急速に日が延びてゆく感じがする。 夏至までは2ヶ月半ほど。 やっと延びたのにまた短くなってゆく。 秋口までのその速度は、こんどはややゆっくりと変化するように思う。 8月下旬の、いつまでも夕陽があるような夕暮れの感覚。 ちょっと気が早い話、今年の晩夏はそういう絵を撮ってみたいと思うこの頃。
2024-04-05
見送りのあと
古めのレストランから初老の紳士3人が出てきた。 久方ぶりに存分に語り合った後といった感じで、「じゃぁな」とお互いに軽く手を挙げ、うち2人はゆっくりと駅の方向へと歩き出す。 残った1人はレストランの店主という風で、2人の歩いて行った方向をいつまでも見ていた。 時々人の陰に2人を見失うのか体を軽く左右に動かし、そしてまた視点の先に捉えたのか動きは止まり、少し安堵した表情が見えた気がした。 名残惜しそうに視線を遠くに送り続ける。 時間にしたら2分もなかったと思うが、やがて、随分と長いこと居た場所からようやく腰を上げるかのように、ややゆっくりと体の向きを変えて元来たお店の中へと歩を進め始めた。
2024-04-04
鳥が啄み
気がついたら満開になっていた。 小さな公園なのだけど、大きめのブルー・シートを敷いて花見の準備をしている人の姿も。 ベンチにはお弁当を広げている人、缶ビールを傍らにスマホに見入る人、文庫本を広げている人。 公園の端はブランコとすべり台に小学校低学年くらいの子供の声。 そっか、まだ春休みかと思った頃にベンチが空いた。 どっぷりと腰を下ろして花でいっぱいの枝を眺めながらルート・ビアが飲みたくなり。 その昔、ルート・ビアをたくさん飲んでいたちょうど今頃の季節繋がりで、道路脇のスタンドでチェリーを売っている風景を思い出し。 バスキン・ロビンスに行けば春限定のチェリー・フレーバー「バーガンディー・チェリー」がまだありそうだと思い。 鳥が啄んで落ちてきた花を見ながら歩き出し、とりあえずチェリー繋がりでドクター・ペパーを買ってお茶を濁す。
2024-04-03
カタクリ
日なたのカタクリは咲き終わり、やや日影のカタクリは咲き始めくらいだった。 きのう見つけられなかったカタクリの花を探しに行き、あらためてその場所を見ると殆どが咲き終わっていた。 ユリ科なのだそう。 確かに葉の形状を見るとそれっぽい。 花は、言われてみれば... 程度に百合っぽい。 そしてこれに似た形の花で思い出したのが、高山植物のコマクサ。 昨今の夏の暑さではとてもではないが平地では生育はムリに思える。 高山植物、という程でもなさそうだが思い出したのはレブン・ウスユキソウ。 たぶんエーデルワイスの仲間。 もう少し北へ東へアラスカまで行くと厚い花弁を持ったワスレナグサとか。 高山や北方の花って写真に撮ってみたいと思う、ちょっと不思議な佇まいのものが幾つか。
2024-04-02
チューリップ
お寺の隅っコにカタクリが咲いているというので興味を持って行ってみた。 で、既に日が落ちて暗かったこともあってかカタクリの花は見つけられず、その近くにチューリップを見つけ、街路灯に照らされた感じが面白くてレンズを向けた。 今年は小振りな花が多いのか、たまたまなのか、このチューリップの花はやや小さ目に見えた。 夕方からのひんやりした空気が4月上旬らしく思われた。
2024-04-01
スミレ
何となく晴れていて、東の空から灰色の雨雲が近づいてきていた。 幸い降られることなく、予報で言っていた「突然の雷雨の可能性」も可能性で終わり。 七十二候では春雷が鳴りだす頃とのことで、昨日は「夏日」と言われる気温となり今日はそれ程ではないものの、雷雲を発生させるほどに陽光は強くなっているのだろう。
これはタチツボスミレ? ここ数日で咲きだしていて、なぜか武蔵野と言われる範囲ではこの種類ばかりを見るように思う。 今日これを見かけた場所ではニホンタンポポがたくさん咲いていた。
これはタチツボスミレ? ここ数日で咲きだしていて、なぜか武蔵野と言われる範囲ではこの種類ばかりを見るように思う。 今日これを見かけた場所ではニホンタンポポがたくさん咲いていた。
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