2024-04-26

酒屋さん

   「こども110番」の小旗が風に揺れているのが気になり。 もう何年も、ちょっとシャッターを開けての営業をされている酒屋さん。 シャッターのレールには、この地域の酒蔵である、多満自慢(石川酒造)、澤乃井(小澤酒造)、嘉泉(田村酒造)のロゴを切り抜いた小さな紙片が。 実はずっと以前からこのお店が気になっていて、お店の、この「ちょっとしか開いていないシャッター」の、「ごく近所の人々のみ対象」的な雰囲気がためにカメラを向けるに至らなかった。 中が見えにくいので、曇りの日の方が外観と店内の明るさのバランスが良いだろうか、薄く晴れた日の方が面白いンじゃないか等々、難易度を勝手に設定して言い訳にしてみたり。 ところがふと今日は「こども110番」の旗の存在感に、今は静かな佇まいのお店の長そうな歴史 --- かつて地域と一体に卸業で栄えたのだろうその絵柄を想像して諸々和んだのか、気が付けばたくさん撮っていた。