2024-04-07

木瓜(ボケ)の花

   木瓜 - モッカと読むらしい、 それが転じて「ボケ」。 分かるようなわからないような。 「もっかもかもかもかもかもかもかもか.. ぼ...?」と言いながら、ふと松鶴家千とせ を思い出す最後にテレビで観たのは2018年放映のモヤモヤさまぁ~ず2 だと思う。 師匠は2022年2月に亡くなられている。
   さて、外は晴れ。 晴れと言っても薄く雲のかかっているような春っぽい晴れ。 暦ではツバメがやって来る頃なのだそう。
   気温も上がって道端に咲く小さな花が多く目に入るようになった。 所謂「雑草」なのだけど、いつだったか植物学者の牧野富太郎の言葉に「雑草という草はない。どんな草にも名前がある」だったかな、というのを見て以来、何となく「雑草」とひとまとめな語感に引け目を覚える。 この数年前に、とある場所に咲く花をテーマにした手帳の制作に携わり、「雑草」の定義って何? と訊かれてハタと我に返ったような感触を味わった。 「園芸の対象ではない」? 「農作物ではない」? 結局は言い当てられる説明は思いつかなかった。 更に以前から「園芸」は人為淘汰の一種だと思っていたりもして、これ迄に、もうちょっと「雑草」に目を向けてきてもよさそうなもの、だったかも。
   きょう目に入ったのはそうした草花で、キツネアザミとキュウリグサとシロイヌナズナなど。 キツネアザミの花芽には早速アブラムシがたくさん寄ってきていた。 シロイヌナズナって「植物として初めて全ゲノム解析が完了した植物」らしい。 へぇー。