2025-07-09

夏に見る景色

   なんか夏っぽい影だなぁと思ったけれど、それほどコントラストが高くなく。 湿気で日射しがもやっとしている印象で、これ、梅雨が明けたらもう少し陽光が強くコントラストが高くなり、じりじりとした影と日射しの際には何かが潜んでいそうな、影には不安を掻き立てられ日なたではぽつんと孤独感に苛まれるような、生きもののような景色に飲み込まれそうな焦燥感に駆られる季節へ移り変わる気配を何となく思う。 その不可思議な光線具合に遭遇するのはひと夏に1度あるかないかくらいな頻度。 大抵は何てことない快晴、何てことない晴れなのだけど、たまの焦燥感が迫ってくるような妙な日射しの日、今年はあるだろか。 明日からは曇り気味や雨の多い天気が暫く続きそうで、そうした天気なら迫り来そうな得体のしれないものはなりを潜めそう。