柔らかな斜陽
陽当たりのさほど良くない、西風・北風の直撃するビル脇の植込みでスイセンが咲き始めていた。 白い花でラッパ部分がオレンジ色で小振りな花が4-5輪ほど集まって咲く二ホンスイセンは年末頃から咲き始め、黄色い花のスイセンは3月上旬から下旬にかけて咲き始めるイメージ。 前者を見て春の到来を予感し、後者は春の到来を実感し始める。 日中の陽の光もだいぶ強さを感じるようになり、何より日が延びるので真冬の15時はだいぶ日の入り間近な風景だけど、今時は街が程よく照らされる。 3月14日以降は仕事上がりにISO160くらいの低目の感度設定でも手持ちでシャッターが切れるようになる。 これが9月6日頃までで、何年か前にこれを超えるためにF1.4の明るいレンズを買ったことも。 今どきはカメラが高感度に強く、手振れ補正も1秒くらいは持ちこたえてくれるのでこれら日付の限界はあまり関係なくなって来た部分はありつつ、でもやはり例え残照でも日の光の照らす風景には人だけでなく動植物も建物など無機物にも、時のなかの営み、生活感を見る気がして面白さを思う。