2026-03-11

夕方の散歩

   雲が厚くなってきたのかだんだんに日射しが薄れて行った。 ほんの1時間前までは明暗差のはっきりした風景が窓辺にあって、外出のタイミングを伺っていたのだけど、なかなか作業は一段落せず。 それでも外に出た頃はわりとハッキリと日射しを受ける建物が光ってみえていたのが、ちょっとの時間経過でコントラストが見る見る低下していった。 思っていたのとは違うものの、これはこれで普段とはまた風景は異なって見えて、ある種の違和感のようなところに楽しさもあり。
   地中から虫が這い出てくるという啓蟄も中候に入り、「桃始笑」(桃が咲き始める)頃なのだそう。 もうすでに1週間ほど前から桃が咲き始め、もう満開は過ぎたのではないだろうか。 勤め先の近所では、すっかり咲き終えて新緑の準備に入っている梅の木に一輪だけ遅れてきのう咲き始めた。 梅はこれで見納めか。 同じく近所の植込み、陽当たり悪く北風・西風が直撃するその場所では、今朝、気温がマイナスだったのを証明するかのように土が凍っていた。 チューリップの芽、スイセンの蕾が8コ、シラー・シベリカは2本から花芽、クロッカスは花芽なし。 そういえば「地獄の蓋」と言われる紫色の草花が見当たらない。 あれがないと魑魅魍魎が地面から這い出てきてしまう。