裏通り
10月23日頃から11月6日頃までは「霜降」。 文字通り霜が降りだす頃。 その中候が10月28日から11月1日頃で「霎時施」(しぐれときどきほどこす)と言い「小雨がしとしと降るようになる」時期とのこと。 暦通り、それよりちょっとだけ早いか、最近はまさに「小雨がしとしと」という風に降る日が多い。 「秋雨前線」の声を聞くようになって久しく、急に寒くなったこの3日ほど、今日は路地から表通りに出た瞬間に、空気の匂いはクリスマス頃を思わせるものだった。 具体的には何だろう? 寒すぎない北風の頃の凪の期間 - といったあたりが思いつく。 年の暮れる最後の賑やかな時期であるクリスマス。 まだ2ヶ月も先だけど、急に冬に向かい始めた感のあるここ最近、近年は「1ヶ月早く季節が巡る」と言われる気候の勇み足が見え隠れしているのかも。