2025-10-17

久々の晴天

   高倍率ズームにちょっと振り回されている感。 単焦点レンズの場合は自分と被写体との距離感がなんとなく掴めて、自然と距離を取ってカメラ構えて - となるのだけど、28-85mmとか24-120mmとかだと、あと20-60mmでも感覚的に頭に描いた絵柄に合わせて立ち位置が決まっていってズーム・リングを操作して画角を決めて撮るのだけど、20-200mmは焦点域が広すぎるのか、単焦点で撮っていると「あぁここは望遠で距離感を寄せて(詰めて)撮りたいなぁ」等々思いながら焦点域が段階的に思考されて行く感があり。 実際はもっと連続的に考えているのだろうけれど、文字にする都合で「段階的」。 で、ズーム・リングを回すとあまりに簡単に超広角域の20mm、望遠の200mmを行ったり来たりできるので、若干ながら脳がバグるというか...。 レンズに使われている感じというか。 重宝しているし面白いのだけど、まだこの広範囲の焦点域について行けていない。
   そうしたなか、「あ」と思って目に入ったちょっと距離のある古いアパートと手前の駐車場。 ちょっと雑多な感じが好きで何度か撮ってはいるけれど、それらが少し凝縮されたように映ったため「今日はこれを望遠で撮ってみたい」とふと思って構えた。
   このアパート、普通なら1・2階合わせて8世帯が入りそうな大きさで、そこが全部屋、というか建物1棟丸々がタイ古式マッサージのお店になっている。 スタッフは日本語の話せる人が2名くらいで、他、スタッフが何人いるのかは不明だけどおそらく皆さんタイ語。 施術はがっつりでけっこう痛い。 いつぞやのブラジル料理のお店はフィリピンからの人達だし何だか非常に逞しく映る。 他、韓国・中国系のマッサージや物産店も見かけ、以前にケバブのお店をしていた人は何人だと言っていたか、近年はベトナムの旗もよく見かける。 通りには米兵さんが歩いていたりで色々な国の混ざったような不思議な一角。