2025-10-31
Aria
持ち出そうと思ったら電池が切れていた。 リチウム電池「CR2」が2つ。 1年ぐらい前に秋月電子通商で安価に買ってきたもので、まだ撮れるだろうと思っていたらカラッぽだった。 少し容量が少ない感じ。 どこかで電池を入手して今度こそどこかへ持ち出そう。 CONTAX Ariaで最後に撮ってから2年ほど経っているだろうか。 Kodakから新しいネガ・フィルムが発売されたというし、手元に期限切れのEPNとTXとCN(Kodak Ektachrome 100、Kodak Tri-X、Kodak T400 CN T-Max)あるし、さすがにまともに色は出ないだろうし、写真店に現像をお願いするのも気が引けるくらい期限が切れているのだけど、この3本は使ってみたい。 このAria、昨年だったか会社の後輩にKodak E100を詰めて貸したことがある。 忙しい中にも色々と撮ってきて、見ると絵柄は構図もキレイで、最も「へぇ」と思ったのは露出。 ハイライトは飛ばずシャドウは潰れず実にデジタルっぽかった。 デジタルっぽいというか、ソフトウェアで後処理を行ったかのようにぴったりとラチチュード一杯に見事に収まっていた。 フィルム撮影でのハイライトの飛びとシャドウの潰れも含めて「0-255の枠を意識するでもなく」という意味で、「こういうものか」「これでいいんだ」と光を扱う自由度みたいなところを楽しんでもらうのが目的の1つだったのだけど、どのコマも優等生的な収まり具合だった。 もちろんそれって所謂「正解」なので言葉に詰まってしまった。 「デジタル世代」・「ホワイト社会」と思い浮かんだ経験だった。 これも1つの「時代を写す」あり方なのかも。
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Sigma 20-200mm F3.5-6.3 DG C,
Sony A7SII
