ハナミズキ
5月になると咲くイメージのハナミズキ。 半月くらい早く開花... というか、この4枚の白いのは額? これは「総苞片」というらしい。 花は真ん中のマラカスみたいな形状のものが蕾で、これが咲くらしい。 わかにくいのでとりあえず「総苞片」が開いたのを「咲く」とすると、やっぱりちょっと早い気がする。 よく見かけるのは赤っぽいもので、「アメリカハナミズキ」と呼ばれ、よく街路樹として植えられていたりする。 アメリカハナミズキの原産は北米東部からメキシコ北東部とのこと。 その昔、1985年頃に街路樹として重宝された頃からすると、近年の夏の気温は+10℃以上。 「強い」印象だったけれど、耐寒性・耐暑性ともに「やや弱い」らしい。 ここ数年で枯れてしまった街路樹のアメリカハナミズキはよく見かける。 やはり強いからと広い地域でよく植えられていたピンク色の花をつけるサツキも枯れているのをよく見かける。 街路樹の植え込みは、熱を持ったアスファルトがために恐らく殊更暑く水はけもさほど良くない感じがする。 根のダメージが加速度的に進んでしまうのだろう。 道の両端に赤・白交互で植えられていたハナミズキの咲く5月上旬の風景はいかにも初夏っぽくて心地よかったのだけど。