ノギク
野生のノギクと言うと、種類がいくつかあるにせよ大凡1mを少し超えるくらいの草丈。 で、これは園芸種なのか草丈30cm前後。 色の薄いミヤコワスレと見える雰囲気。 ノギクが咲くのは晩秋なのか、夕方に少し湿気って霞んだ川沿いなどに咲いているイメージ。 あれは40年ほど前だったか、三浦友和・松田聖子の共演で話題になった、映画「野菊の墓」のロケ地が地元で、「あそこにノギクなんて生えてたっけ?」と思いつつ、その周辺のやや霞んだ夕景が、そうしたシーンがあるのか無いのか不明ながら映画のタイトルと結びついていて、勝手ながら晩秋・川沿い・ノギクの咲く頃のイメージに。 ロケに使われた家屋は、今はもうないが用水路の水門を管理するためのものだったと思う。 晩秋、というか暦では立冬の中候で「地始凍」(大地が凍り始める)な今日。 なぜか関西では夏日になるかも? 予報が出ていて、関東平野は昼過ぎのクルマの温度計が28℃を指していた。