2024-11-07

富士山初冠雪・木枯らし一号、立冬

   なかなか降らなかった富士山の雪。 tenki.jpの記事に「甲府地方気象台の観測で、平年(10月2日)より36日遅く、昨年(10月5日)より33日遅い初冠雪です。昨シーズンまでに最も遅い初冠雪は1955年と2016年10月26日でしたが、それを更新し、1894年の統計開始以来、最も遅い初冠雪」とあった。 木枯らし一号については、同じくtenki.jpの記事に「気象庁は、今日7日『東京地方で木枯らし1号が吹いた』と発表しました。東京地方では、3年ぶりに木枯らし1号の吹いた昨年2023年に続き、2年連続の発表で、2023年より6日早い」と。 そして今日は一段と寒く、冬らしさが一気に揃った立冬となった。 快晴で、夕方にはあちこちに長い影を描く鋭い陽光も冬の訪れという風に見えた。 どうもここ1週間ほどは太陽活動が活発なようで、鋭く感じるのはその影響もあるのかも。
   太陽活動には太陽風などの他に磁場の強さもある。 世の中がデジタル化して行き様々な記録媒体が誕生するなか、わりと早期から磁気ものの記録の脆弱さが言われてきた。 太陽活動や核爆発の影響でデータ消失の恐れがあるため光学ディスクで並行して残すことが推奨されてきた。 ここ十数年デファクト・スタンダードとも言われるデジタル磁気テープ「LTO」は、その記録の緻密さ故か書いたはよいが読み出しでコケるという話も時々聞く。 緻密さは、10cm x 10cm x 3cmほどの小さなカートリッジに、20年前の第1世代で200GB、現在の第9世代で18TBという高容量から想像... が追い付かない。 テープなので昔のカセット・テープほどではないが劣化もある。 外的要因・内的要因からデータを失う心配はくすぶる。 今年の(一・社)日本写真学会の画像保存セミナーでは磁気テープに触れる講題があるようで、ちょっと興味をそそる。