2024-08-31

店先

   やや慌ただしく過ごすなかに見かけたポスター。 50周年の企画がちらほら。 前に聴いてカッコよかった選曲とミックスのDJ、DJ MUDCATが近く来るらしい。 行けるかな。

2024-08-30

雨と街と

   きょうは台風10号の影響で大雨というので、豪雨と街を撮りにと思って外出。 午前には大雨の時間もあったのだけど、なんかわりと普通の雨。 夕方になって知ったのは、台風10号は朝のうちにすでに消滅して温帯低気圧に変わっていたこと。 新幹線や飛行機の運休というニュースはたくさん聞いたが台風のこと、進路がどう予報円がどうとは全く報道がなくて違和感を感じていたところだった。 天気予報を生業にしているWeather Newsだけが台風消滅を発信していたらしい。 というわけで、白く雨に霞む街の風景は撮れずだった。
   追記: 08/31になってあらためてWeather Newsのウェブ・サイトを確認したところ、まだ「台風」と表記されていた。 昨日(08/30)の情報はガセ? と思いつつ、高知大学の気象関連のウェブ・サイトを見たところ、08/29 22時頃には「台風の目」は無くなっているように見える。 08/29 13:00には、軽く渦状に雲が見えるものの写っている濃さとしては他の雨雲と変わららず薄い。 以後は少し濃くなったり薄くなったりで、雨雲は風に流されて散って行くよう。 台風の定義って「目」ではないのかな...。 気象庁によると「熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋(赤道より北で東経180度より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分間平均)がおよそ17 m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。」とのこと。 台風とはその「形」ではないのか。 ふむ。

2024-08-29

少しずつ台風が

   最初の予報では、きょう台風10号は東北の太平洋側へ抜ける頃だと思ったが、その後、この台風はやたら進みが遅くなってようやく九州あたり。 「ヒトが歩くくらいのスピード」と聞いた気がするが、さすがにそれよりは速いのだろう。 まだまだ勢力は落ちていない模様。 まだまだ雨は強くはないし風も弱いけど、明日? 明後日? 豪雨?

2024-08-28

天地始粛

   「天地始粛 (てんちはじめてしゅくす)」は、「二十四節気」の「処暑」の中候を表す「七十二候」の言葉。 「暑さが鎮まるころ」のことなのだそう。 文字通り、なのか、今日はだいぶ涼しく感じた。 明日以降に九州に上陸かと言われる台風10号とその関連の降雨で、昨日すでに日本各地で被害が出ている。 関東は31日、9月1日に進路予想の中心線が通っている。
   昨日は1日、大雨・中雨が降ったり止んだりだったがきょうはなぜか朝は晴れ、午後は処々に青空の見える曇りで気温も低めで、 昨日までの暑さを忘れそうな穏やかな天気。 商業施設に飾られたドライ・フラワーの束の中には綿花の種が開いてワタの見えるものがあったりで、ヨコのソフトクリームの看板を見ながら「そういえば今年もソフトクリームって食べなかったな」と夏が去ったような気分にも。 また暑くなる日もありそうだし、タイミングが合えば初BLUE SEALとかもいいかも。 ソフトクリームは無いだろうけど。

2024-08-27

台風10号と秋雨前線と

   28日には関東と通ると言われていた台風10号は進みが遅くまだ奄美大島付近にいる。 28日には九州手前あたり? 今日は台風が秋雨前線を刺激しての雨と言われたが、普通に台風の端っこのような、急に大降りになったり止んだりの雨空。 高をくくって外出したらけっこう濡れた。 そろそろ処暑の中候で、暑さが収まる頃と言われる。 昨日は秋っぽい空だったし、暑さはまだまだ厳しいところもあるものの、だいぶ秋っぽさを思う機会がある。 日もだいぶ短くなってきた。 月日の流れるのの早いこと...。
   午後2時頃、時間のわりに暗い通りの蕎麦屋の行燈。 もう開店して30年近いように思う。 当初はご主人が山梨にソバ畑を設けてソバの実を得ていたと聞いた。 山梨と言っても広くてどこだろう? と思うが、北巨摩の高根町あたりにはソバ畑の広がるのが見られる。 その辺りだろうか? 高速に乗って片道2時間半ほどか、往復で5-6時間、畑仕事に3時間程度として翌日からまたお店では結構な重労働となりそう。 近年は関東平野の某所に畑を移してソバを栽培されているらしい。 ...山梨でって頃の方が蕎麦の風味やコシが強かったかなぁ。 とは言え今でも気合は強く感じ、店内のBGMは真空管アンプでジャズ。 諸々を味わいに近く行ってみようかな。

2024-08-26

タクシーの営業所

   青空に雲がモクモクしていたので電車に乗って乗り換え1回で3駅行って、前に、踏切から橋とその先へ真っすぐ伸びる線路を見た場所へ。 湿気が多かったのと逆光具合とが合わさってキレイな色にならず、それとレンズに望遠感が足りなくて絵にならず。 クルマで通ったと時に一瞬見えた風景は焦点距離90mmでちょうどだと思っていたら、そうやって捉えた風景は意外と目がズームして丁度よい範囲を切り取って記憶するようでだいぶ異なっていた。 たまにはピッタリ思った通りがあるにはあるけド。 なのでいつかの次回に期待をかけて散策に切替えた。 上水路沿いの道を歩き、ホタルを育てているらしき公園を見かけ、ウスバカゲロウとアオサギを見かけ、やがて最寄り駅を目指し始めると見覚えのある風景がちらほら出てきて、結局よく撮る2町となりのいつもの街に出た。 光線具合も変わってきて、駅の脇の踏切からホームを撮ったり、気になっていた古い建物にちょうど所有者らしき人が居てかつて料亭だったことが分かり、中身はゲーム・センターになってしまった老舗パチンコ店を撮ったり、そうして最も目を引いたのがタクシーの営業所だった。 駅からではなく駅に向かう逆順だったのもあってか、「いつもの」風景はちょっとだけ新鮮に見えた。

2024-08-25

お祭りの日

   駅から神社までの約900mほどの道に、1963 (昭和38)年の2市町合併以前の各町から神輿とお囃子の山車(だし)がたくさん。 以前は、シネマ通りと言われた駅から1本南の大通りがやはり900mほどの長さで車両通行止めとなり、昼には近隣の団体からマーチング・バンドやダンス・チーム、オープン・カーに乗った市長や商工会会長の数台の車列も含んでのパレード、和太鼓の2-3団体の演奏、夕方からはやはり多くの団体から踊り手が集まっての民謡流しが行われていたが、コロナ禍以降はどうなっているのだろう。 それにしても賑やかで、1km? もっと? 離れたところでも、風に乗って神輿を先導するホイッスルの音や担ぎ手の掛け声が聞こえてくる。 マスクをしている人もごく稀で、やきそばを売る屋台からの「大盛り」「うまいよ」「買ってってー」のダミ声も心地よく、ようやくお祭りらしさが戻ってきた、

2024-08-24

お祭り

   御神輿は町内を練り歩いたあと神社の境内に据えられてお祓いを受ける。 蒸した曇り空に時々日射し。 北西の空に大きな入道雲が現れ、降ったのは夜になってだった。 雷も鳴って相当な降りだったので露店商には有り難くない話。
   この神輿は、前に住んでいた地区のもので、担ぐ人達は割と若めの顔ぶれだったが、たぶん近くのお寺さんから来た助っ人。 知った顔もちらほらあるが名前はもちろん、記憶はかなりおぼろげで具体的なものは何も思い出せず。 うっすら見覚えのあった方に、誰々はお元気か? と話しかけてみたが、返ってくる答えは誰々が高齢者施設に入って今年はいないとか、亡くなったのかどうかウチからちょっと遠いから分からない等々だった。
   お祭りは明日も。 夜にイカ焼きを買いに行くか。 雨じゃないといいな。

2024-08-23

秋風?

   台風10号がゆっくり接近中。 位置はマリアナ諸島あたりで、日本付近の海水温が高くて台風の進みが遅いので、たんまりエネルギーを蓄えて日本へ上陸するのでは? と言われている。 到達は27日頃。 非常に強い風というが被害が少ないといいなと。
   きょうもやや蒸して暑いなか、やや涼しい風があったのが救い。 1日の平均気温・最高気温は少しずつ下がってきている感ありで、夕方にはわりと空気がスッキリして見えたものの、歩いているとしっかり体力を奪われる湿度と温度。 16時頃を過ぎるとだいぶ陽光はオレンジ色を帯びてきて、西の低めの太陽は街の様々な影をつくりながら東の奥の方まで光を届かせようとしている感じがした。
   街? まぁ街なのだけど、ごくちっちゃい。 その昔、ビルの警備員さんの話に「ちょっと若い頃だったけど、用事があって電車に乗ってそのまま眠っちゃって、起きたら何もない駅でさ。なんだかずいぶん遠くに来ちゃったんだなぁ」と、気が抜けちゃうような、どこか空しいような、少し可笑しいような、「何とも言えない感じだったねぇ」と、恐らくきょう歩いた街の隣駅の話ではないかと思う。 今はスーパーやクリニックや住宅が並びヒトの気配はあるが、つい10年ほど前までは駅の周りは草むら、やや離れてゴルフ練習場のネットが見えるくらいで、どうしようもないくらいの「ポツン」感だった。 「きょう歩いた」この写真は駅前で、改札から徒歩2分半ほどの風景。 夏草がちょっと刈られた畑とも原っぱともつかぬ先に軽トラ。 16:30を過ぎると風にほんの少し冷たさが混じった。

2024-08-22

お祭りの準備

   明後日は神社の祭りの日。 初めてこの職場近くの神社の例大祭に行ったのは29年ほど前か。 この「お化け屋敷」の幕、ずっと同じ気がする。
   以前はCONTAX RXやPENTAX K-1000を持って行ってみたり。 フィルムはKonica PAN 400とかILFORD HP5 plusとかKodak Tri-Xとか。 殆ど引きっぽい風景的だった撮り方が、金魚すくいの露天商の人を撮らせてもらったりと「寄り」っぽく撮るようになったのはLeica M8を使いはじめてからか。
   M型ライカを使いたいと思う理由はやはり「レンジ・ファインダー」の存在感。 もちろんM型の形だったり、近年のM型のシャッター音だったり、色の出し方だったりと他にも「M型!」と思う理由は様々あるにはあるのだけど、何より、写真の撮り方というか被写体との距離感や関係性やらがレンジ・ファインダーでは独特な世界であるがため。 一眼レフではレンズの先の世界とファインダーを覗いた世界はどことなく別世界な感があり、ミラーレス一眼は露出を暗めにするとレンズの先の世界がファインダー見えなくなったり。 どのタイプも一長一短があるのだけど、一眼レフからレンジ・ファインダーへ移行すると、ファインダーを覗いた世界があまりにも素通しで、撮ろうとしている対象との近さは、レンズを透過するよりも、ヘタすると直接に対峙するよりも近いンじゃないかと感じることがある。 カメラを構えるこちらが自分をさらけ出さないと撮れなそうな感覚。 これがレンジ・ファインダー機を持つ面白さかも。 レンジ・ファインダーは、慣れないと写る範囲をきっちり把握できなかったり最短撮影距離が70cmと寄れなかったり、ズーム・レンズも無いしと何かと制約があって不便なのだけど、日頃はその真逆的に便利なミラーレス一眼の恩恵を受けつつも、時々は不思議とM型ライカを使いたいと思う。

2024-08-21

やや気温低く

   13時から14時頃にかけての気温、32.2-32.7℃。 連日のように35℃前後だった暑さからするとだいぶ涼しく感じたが、ふた昔前の夏の暑い日といえば「きょうは30℃超えだって」だったっけと思い、32℃台はまだまだ暑いのかと思い直し。 ようやくセミも鳴けるようになった低めの32℃台だけど、35℃の夏バテなのか鳴き声に勢いがない。

   そういえば今日、Youtubeを見ていたら「Subaru 360」の話題が。 2025年の登場? 軽のハイブリッドと聞こえたが、丸っこいハッチバックのような形とロード・スター的な形の2種類がアップ・ロードされていた。 ずっと前から360のリバイバル計画はあったがようやくという感じ。 見た感じスバルっぽいけれど、軽となると車体やエンジン、組み立てなど主にはダイハツなのか。 親会社にあたるトヨタもベースを同じくして別名のクルマを発売するようだし、となるとダイハツ名ではカップチーノの次代がコレになるのか? むしろ次代カップチーノのついでに出た企画なのか?
   外観以外はほぼ不明といったところで、外観といえばスバルと他2社くらいの共同開発で、ゴッツい外観の軽SUVっぽいクルマを開発中という話もあったと思ったがそちらはどうなったのだろう? 軽といえばすっかりハイト・ワゴンのイメージが強くなり近年はSUV化も顕著。 SUVとなると余計に気になるのが耐久性。
   軽ワゴン、見かける順で言うとスズキ、ダイハツ、次いでホンダ、ミツビシ(ニッサン含む)。 それぞれの耐久性を近所のクルマ屋さんに訊いたところスズキが比較的長持ちらしい。 ミツビシも作り慣れているだろうにと訊いてみたら、どうも作り慣れすぎているのかエンジンの作りなど中身がややクラッシックらしい。 スズキはサスペンションのバネ上方の端が防錆不足で折れるケースがあるとの話を思い出して訊いたところその経験は無いという。 エンジンについてはダイハツはオイル交換などのメンテがややシビアで、スズキのほうが余白があって扱いやすいとか。 ミツビシはニッサンとの共同開発が足かせになっているのか、諸々設計が刷新されれば強そうだという印象だった。 ホンダについては(SUVの話の流れになったためか)特にお互いに言及せずだった。
   そう聞いていると、前に乗っていたスバルの軽は特にメカ管理のシビアさは感じず、エンジンも部品もヘタらずけっこう頑丈だったのかも。 今度の「スバルの軽」はダイハツ寄りなのだろうか。 そもそも新しい「360」の話がウワサ止まりなのか発売されるかも現段階では何ともだけど。 ちょっと興味あり。

2024-08-20

大衆劇場のあった辺り

   商店街と競輪場の中間あたりの住宅街のなかに、2011年頃だったかに閉まってしまった大衆劇場があり、その周囲にぽつぽつと呑み屋があった。 大衆劇場はまだ建物が残っていて、呑み屋の建物の一部は住居なのか閉店して20年は経っていそうな色褪せ方でそのまま残っている。 ここだけ取り残されているような、周りは駐車場や住戸が壊されて5-7階建てくらいのマンションが建ったりで風景はだいぶ変わって見える。 古い建物を撮ろうと思うと意外と周囲の新しい建物が入り込んで中途半端だし、新旧が混ざっての風景もこの年代の風景としては多少の記録にはなりそうだけど。 街のなかの部分部分の変化が早くて「この辺りは大体こういう感じの家並み」と落ち着く間がなく、躊躇していると「あれ? ない」「ここ何だったけ」「新たに建ってる」と迷子のような感覚を覚えることも。 なので時に追い立てられるようにシャッターを切る。

2024-08-19

嵐の少し前

   日中は雲の多い晴れで、日の入り頃に遠く北の空が真っ黒に、そのうちに稲光。 まだ300kmくらい先だろう、ここまでは来ないかもと思っていたその30分後、北ではなくどうやら東から雷雲が。 2時間ほど雷雨となった。 七十二候では「蒙霧升降(ふかききりまとう)- 「濃い霧が立ち込め始める」頃だというが、夕方から夜にかけての雨が霧になるほど朝の気温は下がらなそう。 明日も熱中症注意の日。

2024-08-18

鉄砲百合のころ

   ここ数年、花をつけなかった鉄砲百合が今年はたくさん咲いたのだという。 昨日より蒸した感じがあってだいぶ暑く、少し外に出ていると意外なほど汗だく。 曇りの予報だったが晴れた今日、遠く周囲を淡い色の淡い輪郭の積雲? に囲まれた「むかし見た夏」のような風景だった。

2024-08-17

やたら暑かった日

   午前中、クルマの温度計が43℃を指していた。 昼頃から遠く積乱雲が湧きたってきた。 いっときはその雲の下に入ったのか、辺りが真っ暗になった時があったそう。 再び空を見た時にはまた青空と遠い積乱雲だった。 夕方近くになると陽光はだいぶ赤味を帯びて、心なしか弱くなったように見えた。 空気から湿気が引いてきてやや涼しい風の吹く感触も。 明日から暫くは曇り空で、これが最後の夏の日射しかと思わせる1日だった。

2024-08-16

台風7号の日

   朝から雨が降ったり止んだり。 最強クラスの台風の(関東に)最接近だという。 通り道は本州から東にやや離れたあたりで、千葉の銚子あたりでは強風で、千葉県内と埼玉の一部ででは停電も発生、東京・渋谷では10mはありそうな街路樹が倒れ、それなりの影響。 ただ、東京西部では集中的に雨が降るでもなく、夕方も降ったり止んだりで割れた雲の隙間から陽の光が僅かに射し、19時頃だったかにはおぼろ月。 気温26℃くらいと最近にしてはだいぶ涼しく、20時頃だったかにはコオロギが鳴いていた。

2024-08-15

台風の前の散歩

   台風7号が接近中。 つい1週間ほど前だっかに5号が発生し、立て続けに6、7、8号まで発生して7号が明日に最接近。 8号は今日、温帯低気圧に変わった。 お盆休みの最終日あたり、新幹線も本数を減らしての運行となる模様で、各地のイベントも中止の声がちらほら。 天気図で見るとそれほど大きな台風には見えないが、特に風に警戒と言われている。 明日はどんな大雨・大風になるやら。 そして週間予報では17日に晴れの予報で、それ以外は曇りや雨。 雨の期間が明けて青空になってみると、季節が大きく進んで見えそう。

2024-08-14

豪雨あとの散歩道

   「突然」といった風に降ってきた雷雨。 久々に「バケツをひっくり返したような」と周囲から聞こえてくるような降り。 雷も近くに幾つか落ちたような大きな音。 大雨は台風が3つ接近してきてる影響だろうとは思うが、季節で「大雨時行 (たいうときどきおこなう)」と時折大雨が降るのは8月上旬の気候らしい。 いまはヒグラシの鳴く時期で、4-5日後は「蒙霧升降 (ふかききりまとう)」と、朝だろうか濃い霧がまとう頃なのだそう。 ここ数年は「季節が2-3ヶ月先を行っている」感じがしていたが、ごく最近は何となく「2-3週間遅れ」な感じも。 でも先月だったか感じた通り秋の草花が花芽を付けはじめ、今月中旬にかけて幾つかは開花した。 開いたものの、暑すぎてか花の形や色がいびつだったり薄かったり。 それでも季節に先行するかのように開花に至り、今の「2-3週間遅れ」の季節が秋の風景に間に合うように草木で辻褄合わせをしているかのよう。 いずれにしても開花のタイミングを見ていると、秋の訪れ・冬への傾きはわりと急なんじゃないかと思うこの頃。

2024-08-13

久々の屋上駐車場へ

   ひと月半くらいの間か、鉄パイプに囲まれて改修工事が行われていたスーパーへ。 屋上駐車場へ行ってみると拍子抜けするくらい変わったところがなく、てっきりLED化されると思っていた照明も水銀灯のまま。 この手の照明は水銀灯の方が風情があるというか気分が出るというか情緒的というか、良い感じがする。 まだ若干見かける、水銀灯をはじめとする「電球」の街路灯はまるで絶滅危惧種のよう。 オレンジ色の光のナトリウム管はすっかり見なくなり、白というか青というか緑と言うかな水銀灯は、踏切付近で見かけるかな。 幅広いスペクトルの光、それも50Hzとか60Hzとかで何となくチラチラと細かく点滅しているのが見えそうな「普通の規格の電気」で光っている身近感も手伝ってか、その昔に高輝度LEDが世に出始めた頃は、そのパキっとしたキレイな光と省電力っぽさに魅せられ「電灯はいつかLEDになったらいいのに」と思っていたが、いざその時代になってみると、なんか「電球」の光っていいなと思う。

2024-08-12

夏の移ろい

   外出時の気温は35.5℃。 昨日よりあちぃンじゃないかと感じる。 もっとも昨日の外出は午前中だったので、最高気温は今日よりも暑かったのかもとも思う。 頭では、暦を尊重して今は「秋」だと認識しているが、現実は真夏。 それでも日の入は18:35と、最も遅かった19:01からはやや短くなった。 気のせいかもしれないが、午後2時過ぎ頃の影が長くなったように見える。 単純計算では太陽の高度は夏至の頃から3.9°ほど? 低いはず。 まぁ、多少は影も長くなるか。
   小学生の頃なら、何となく夏の終わりに向かっている雰囲気に、背後に何かが迫ってくるような、どことなく弱まりつつある陽光に取り残されてゆくようなものを感じて、例年「交通安全のポスターを描かなければ」と焦り始める時期か? と、妙なことを思い出し。

2024-08-11

そろそろ暑さもピークでは?

   予報では39℃。 セミも鳴かないくらい暑く、七十二候では今は「涼風至」で涼しい風が吹いている頃だそうで、そろそろ暑さはピークかなと思う。 確かに風にはだいぶ涼しさが混じって感じる。 そして明後日頃からが「寒蝉鳴」(かんせんなく)で「ヒグラシが鳴き始める頃」なのだそう。 それが立秋の約1週間の後というのがやや意外で、それは、その昔に早朝のヒグラシの大合唱を聞いたのは7月31日だったし、ヒグラシの鳴く夕方は夏の風物詩というイメージだし、鳴く順番で言えば暑い盛りのアブラゼミに始まってヒグラシは夏の終盤を印象付けるような物悲しい響きと、どっぷりと「夏」のひとくくりの中にあるがため。 そもそも「セミが鳴くのは夏」というステレオ・タイプが心地よいので... 立秋を基準とした蝉の都合は、これ以上考えないことにしよう。
   今朝は、外出しようと駐車場に向かう道端にアブラゼミが仰向けになっていて、クツのつま先でちょんとつつくと飛び始めた。 鳴かないところを見るとメスなのか、とび先に困ってこちらに飛んできてシャツに止まった。 それはそれで困るので指で挟んで捕まえて、近くの藪のような処に置くことにした。 細い道を挟んで左右にちっこい市の公園と個人の柿畑の端の植え込みがあり、迷って後者の、人の背丈ほどの木の幹に止まらせた。 多少は飛べそうなので樹液を吸える木には移動できるだろう。 と、駐車場に戻ってクルマを出した。 植え込みとは反対方向に曲がった瞬間、長袖・長ズボンの作業着に麦わら帽子、背には手漕ぎポンプの付いたステンレス・タンクに手にはスプレー噴射のやや長い柄を持った男性がちらりと見えた。 再度バック・ミラーで見つつ、除草剤だといいなぁと。

2024-08-10

晴れたけど

   たしか昨年の8月4日。 この日は抜けるような深い青空と強烈な日射しとで、外を歩いていたら手足が痺れて目が回りそうになった。 写真を撮りながら歩いていて、気が付けば15時近かった。 歩はなるべく早めず急いで昼の営業時間を終えそうなラーメン店を目指した。 問いかけに「元気です」と答えると100円引きになる。 この日は初めての来店だったのでメニューにある、オススメと書かれたやや辛い味噌ベースのラーメンを「元気ですか?」「はい元気です」と答えて注文してしばし待つ。 他には3-4人のお客さんの姿があり、隣に座ったのは近くでネイル・サロンを開いているご夫婦で、米軍基地近くという土地柄からか日本語と英語が交互に聞こえてくる。 指先がピリピリ痺れながらそれとなしに聞いていると、なぜか日本語で話す内容と追って英語で話す内容は同じな模様。 さてラーメンが目の前に出てきたのだけど、バテバテの状態だし猫舌だしですぐには箸を付けられずゆっくりと食べだす。 ここは「麺硬め」が正解だったなぁと思いながらちょうどよく水分と塩分とが補給されてきて目の回る感じは取れてきた。 北向き店舗の入口のエンボス状のガラス越しに、青空と日射しの反射とが店内にやんわり入ってくるのを感じながらの遅めの昼食。 ふとカメラの液晶画面で撮ったコマをめくるとどれも真っ青な青空バック。 今年は立秋の前にはそうした日がなく、立秋を過ぎたが今日は快晴の予報にもしやそうした夏の風景では? と期待したがそうでもなく。 35℃前後を指す温度計に目をやり、季節はまだまだ夏なんだなぁと思いつつ。 きょう最も日射しによるコントラストの高かった、ラーメン店近くのジャズ・バーあたりの風景を。

2024-08-09

暑い午後

   あちぃ。 今日からの1週間弱は猛暑日が続く予報。 もう35℃超えの真っ赤な太陽のマークは見なくなるのかと期待していたら再来。 あすの昼にはだいぶ距離はあるが関東の真東に台風5号がやってくる。 12-14日には予想円は東北から北海道にかけて描かれている。 今日はそうした影響か遥か遠く、南の空に霞んで薄く空高く東西にも幅広く広がり盛り上がる積乱雲。 真上は青空に真っ白い小さな積雲がぽこりぽこり浮いていた。 何とも夏らしい風景。
   歩いていたら暑さ疲れか空腹を覚え、道端にモバイル販売のパン屋を見つけ1コ購入。 モバイル販売かと思いきや、どうやら道路に面した自宅駐車場で軽ワゴンの後部ハッチを開けてお店代わりにしたもの。 モノは見るからに手作りパン。 はじめはちっこい割に高価だなぁと思ったが、香りの良い硬めのパンにたっぷり目のクリーム・チーズとドライ・フルーツが挟まり、やや甘いクリームと酸味のあるラズベリーっぽさがちょうどよくて、また機会があれば立ち寄ってみようかと。 そういえば今朝の占いで「スタミナ切れで疲労が」と言ってたっけ。 スタミナ回復とまでは行かないまでもちょど良い気分転換となった。

2024-08-08

線路際

   だいぶ暑さが収まったと思って歩きはじめ、ほんの15分も行くと汗がたくさん。 周囲を見渡すとモクモクと雲が湧き出ていて、それらを追いつつ高い場所へ行ったものの案外モクモクした感じは薄く、地面に戻って池に映る雲を撮ったり、道端の軽トラに少し柔くなった陽の射すのを撮ったり、取り壊し前なのか中がガランとした古めの建物を撮ったりとぽつぽつ歩いた。 その中に、今はもう営業していなそうな古いホテルの駐車場の奥にハイビスカスの咲く風景。 思わずという風に近寄って、色褪せた看板と通りかかったJRの電車と。 ハイビスカスというと赤のイメージが強いのだけど、むかし立ち寄ったホノルルのキング・ストリートにあった道端の植え込みのハイビスカスは殆どが黄色だった。 「こっち(黄色)がスタンダードなのか!?」と思ったくらい。 街路樹は高さ4mくらいのマメ科の木が多く、白・黄・赤・ピンクと空に映えて華やか。 その中に時々マメ科っぽくない花も混じっていて、プルメリアや稀にジャカランダ、それと何の仲間だかもわからない(たぶんマメ科)アジサイの房が大きく流れ落ちたように咲いている花があり、それは誰かが「レインボー・シャワー・ツリー」と言っていた。 公園に行くとネムノキもピンク色のぽわぽわした花を付けている。 いろいろ咲くなか、...クルマの窓から高さ的に目につきやすいからかもしれないけど、ハイビスカスはやっぱりマウイ島には象徴的だなぁと思う。

   16:43に宮崎県・日向灘で震度6弱の地震が発生。

2024-08-07

湿気多い立秋

   立秋らしい少し乾いた空気を期待していたところがけっこうなジメっと感。 ただ、日射しはやや弱く、街なかは暑い夏の風景に見えはするもののどことなく。 昨夜は所謂ゲリラ雷雨、今日も夕方にゲリラ雷雨的な雨。 なんとなく夕立と違うのがゲリラ雷雨? 前者は地形や風向きの影響で毎夕の同じような時間に、例えば北関東あたりに決まって夏の夕方にやって来る雷雨が夕立? でも同じような条件と時間でなくても夕方にザーッとくれば夕立か...。 ゲリラ雷雨・ゲリラ豪雨って時間に関係なく突如雲が湧きたってドカンと大量の雨が降り行くもの? 気になったのは、最近「夕立」の立場がないなと思って。 簡易に検索してみた結果としては、「ゲリラ雷雨という言葉は、気象用語ではありません。 そのため、明確な定義づけもありませんが、予測困難で、積乱雲による突発的、局地的豪雨を指すとされています」や「爽やかな青空が一変し、突如黒い雲に覆われ、激しい雨が降る」(au Webポータル)と。 まぁでも、昨夜と今夕の雨、「ゲリラ」的とはいえ「一雨ごとに」という風にほんの僅かずつ気温が落ちている気がしないでもない。

2024-08-06

洋品店のショー・ウィンドウ

   古い都営アパートの解体と共にこの建物もなくなりそうな雰囲気。 いたる処に「BOBSON」のロゴのある洋品店。 BOBSONって日本のジーンズ・メーカーじゃなかっただろうか。 日中は晴れていたので夕方の天気にも期待していたが曇ってしまった。 異様に蒸した午後だった。

2024-08-05

久々に国道沿いへ

   最近あまり行けなかった国道16号沿い、横田基地第二ゲート近くのレストラン。 初めてここを写真に撮ったのは1996年頃のことで、以来時々来るのだけどお店に入ったのはこれ迄に1度きり。 またいつかと思いつつ、昨年はついこの近所のピザ屋に入ってしまった。 今日はさほど時間がなくて近くの雑貨店へ。
   所せましと並んだ雑貨をざっと眺めたところ、Root Beer の「DAD'S」のロゴの灰皿を発見。 店主にシールかワッペン(アイロン接着の)はないかを訊いたが、エコ・バッグと瓶ジュースのフタを模したプラスチックで直径30cmほどのアイテムがあったがどれも売り切れてしまったらしい。 使い道はないけどほぼ衝動買いで灰皿を買い、短く店主とルート・ビア談義をして店を出た。 32℃ほどはあったと思うが、いっときの猛暑の日々からするとだいぶ収まった感がある。 明後日「立秋」。 風の涼しさがまた僅かに増して、背後から夏の終わりの少しずつ迫ってくるのを感じ始める頃。

2024-08-04

去りつつある夏

   ここ2-3日、夕方の風に涼しさを感じる。 ようやくセミの大合唱が始まったばかりという印象ながらあと3日で立秋を迎え、残暑は厳しそうだけど暦の上では秋。 周囲の草花を見ていると、この1週間ほど急ぎ足で花をつけているように見える。 案外、今年の秋、特に後半は冬に向かって行くのが早いンじゃないだろうか。

2024-08-03

森の中のカレー屋さん

   「高原」だから「カラッとして涼しくて」... と期待していたが、今日の目的地の標高が850m前後とさほど高くないためか、思っていたよりも暑くて平地ほどではないがやや蒸した。 カレーのお店はおそらく1,000-1,100mほどで、店内は冷房ではなく窓を開けて扇風機が何台か回っていて、やや暑さは思うもののちょうどよい範囲だとは感じた。 今日で2度目の来店で、前回よりも早めにお店に着いたが既に10組み近くが並んでいた。 前回は3組だったので、この差は土曜日だからかも。
   このお店の存在を知ったのはおよそ28年前のこと。 この近くに勤め先の寮があって、そこで過ごすこと約半年。 ご近所情報としてこのカレー屋さんを知ったのだけど、意外と足を運ぶ時間がなく、ようやく昨年になって1回目の来店となった。 創業は1977年とのこと。 28年前というと創業20年目くらいだろうか。 既に19年も経過していたことになる。 更に28年を足すと約47年。 あの頃にお店を訪れていたら、いま足を運ぶにあたりどんな心持ちだろうかと考えたが答えの出る話でもなく。 創業19年と47年ではお店には何らかの違いもあることだろうがそう知り得ることでもなく。 この地が観光地として栄えたのは創業15年目頃のことだと思うので、既に客足はそこそこあったと思うが、創業19年目頃となる28年前に「一度行ったことがある」という同僚の話では「ひっそりしていた」という。 今日の目的地では、その28年前に知り合った人達がいて、新たに知り合う人達もいて、現在進行系の事柄とかつての時間とが混じる不思議な感覚で過ごす場所。 自分の年齢を重ねる事を思い、その「場所」である建物にも寿命がと思い、いつまで、あと何回足を運ぶことが出来るだろうかと、カレーを食べながらふと思った今日だった。

2024-08-02

お店の前

   寿司と書かれているが、焼き魚定食など魚料理全般という感じのお店。 SAPPOROの看板が出ているこの雰囲気は「赤星」を置いていそう。 活気のある店なのだけど、時間的にたまたまなのか最近は営業している雰囲気をあまり感じない。 緑色の建物に かすれた感じの青い格子のドアやたくさんの鉢植えが通りに色味を添える。 ベゴニアは、ここシネマ通り商店街で数年前に各店の前に置かれたものだろう。 その頃からすると随分とお店は減って、このベゴニアを置いているお店は数店のみに。 また今日は、スナック3軒ほどが入る木造モルタル2階建ての建物が鉄パイプで囲まれていたので、そろそろ取り壊しなのかもしれない。 シネマ通りの名の通り、この街で最初の? 映画館がこの近くにあった。 10年ほど前までは日常生活を支える商店街であり、並行してその10年ほど前までは夜の街的なお店の並ぶ通りでもあったが今はどちらも殆ど面影はない。 写真の、電柱の右側奥の細長い建物は、手巻きの腕時計の修理のために何度か足を運んだ時計屋さん。

2024-08-01

一寸レトロ

   昭和50年代、西暦だと1975年頃以降に地方都市で時々見かけた青い瓦が垂直に近い壁に並んだ建物。 小4だったか小5だったかの頃に、友人に誘われてこうした青い瓦のスナックに入った事がある。 友人はその近所でママさんとは顔見知り、友人のお母さんとママさんとも知り合いで、別段「スナック」であるという点には何ら反応するでもなく時々立ち寄るのだという。 時に食事もするという。 というわけでやや誇らしげに店内に案内されてカウンターに座り、ママさんの作る「スパゲッティー・ナポリタン」を食べたのが「初めてのスナック」だった。 以降、スナックという存在にはどうも馴染めていないのだが印象はけっこう強かったようで、街々の風景にこの手の建物を見るとなんだか懐かしい感じがしてくる。 だいたい地方都市1つに1軒はこの青い瓦の建物を見る気がする。 どこも古くなっているし、かつての活気は感じなかったりで絵にはなりにくいのだけど、やっぱり気になって時々写真を撮る。