路地の影絵
北風で気温の低い、冬のような春の日射しの日。 呑みやの多い狭い通りで、はじめは20-60mmのズームを持って行こうと思ったのだけど、天気が良さそうだったので久しぶりにCarl Zeissの35mmを持って出た。 このレンズの印象は「わりと普通に写るレンズ」で、比較的小さなわりに重たい。 近年、どんどんより軽い機材がありがたく思えていて、これもできればズーム・レンズでの代替をとも思っていたところ。 そもそも「f=35mm」って、あれこれ思いを巡らせてきた焦点距離であるわりに使用頻度は低い。 よく使う焦点距離はと言えば、12mm、20mm、28mm、40mm、47mm、90mmあたり。 望遠はおそらく200mm、500mmあたり。 そういう「f=35mm」なのだけど、今日は壁や影やらを撮っているうちに、ちょっと重たいけど、もう暫くこのレンズを使ってみようかなと思った。