2023-11-03

階段

   今日も八ヶ岳からの便りが気になって、そこにあった「足元に小さな紫色の花」を求め、夕刻に外へ出た。 何だろう? この時期に小さな紫色の花、書かれていた名前からは星の形の花。 時期的に、というか今の気温ならば桔梗やリンドウの仲間かなとも思い。 道端にも花屋にもそれらしい花は見られず、「高山植物なのかも」と思いながら、あれこれ考えながら。 その復路に、中古家具屋さんが目に入る。 時々、非常口が半開きで、そこに椅子を置いて休憩する人の姿があったり、夏も冬も秋も春も似た感じで夕陽があたり、春には陽が落ちてきて寒さを思う少し前のひとときの、冬には室内で体にこもった暖房の熱気を逃がすように、秋には乾いた空気を通して射す黄色い陽光を愉しむような、夏には軽く汗が引くまで長い夕方に身を委ねるように、それぞれの「ひと休み」風な「ひととき」の心地よさを思う風景。