2023-11-20

陽差しに

   陽差しに冬っぽさが混じって見え、午後2時頃ながらだいぶ太陽の高度も低く、建物の合間から建物の隙間へ射す陽の途切れ途切れ加減も面白く、そう思って歩いているうちに、久々に、以前よく歩いた路地へ行ってみようという気になった。 ほぼ南北に伸びる小さな路地で、昔の商店街の街路灯が幾つかあって、でも解体中の建物を囲む鉄板の白壁の印象があってか、古さの混じる風景ながらやや無機質に映る。 道の西側の建物が3棟ほど壊されたが、昼頃に射す陽が道にまっすぐなため、新たに建物が建ってもおそらくシルエット気味になり、もしかしたらさほど路地の風景としては変化を感じないのではないかとあれこれ想像。