2025-08-17

続く猛暑日

   商業施設の一角に並べられたイス・テーブル。 小径の端に数セットずつ2列で並べられ、木陰に並べられた方は空席なしで、日なたの方はガラガラ。 これだけ暑いと「そうだよねー」という感じ。 ふと「日なた」という響きに違和感を覚えた。 「日なた」ってイメージとしては冬や春の寒い時期に、「日だまり」と近似の意味でも用いられ、寒い中での「あたたかい」を表すもの。 10歩譲ったら高原のシラカバ森などの木漏れ日のイメージもそれかも。 夏だからと特別に「日なた」を表す言葉って何だろう? ちょい調べたところでは該当なし。 やっぱり「日なた」? 同じ「日向」でも、「日向夏」(ヒューガナツ)と言うと一気に夏の季語かのような響き。
   今日も36℃。 もう35℃超えの猛暑日もきょうで最後くらいだろうと週間予報を見てみたら、この先の一週間は35℃・36℃が続き、一週間後の来週日曜は37℃。 トドメか? この最後の暑さで鉢植えの植物がやられてしまう。 ここ数年は、毎年何か1種類ずつ無くなっている感じがする。 昨年・今年は、原種に近く暑さ寒さに強い明神スミレが僅か葉っぱ1-2枚で か細く夏を越えられなそうな「やっとやっと」感。 この一週間は厳重注意。 近所の大きな公園の林の中ではアブラゼミに混じって季節外れのウグイスが、「血虚気虚」「血虚気虚」と鳴いていた。 そうだろうなぁ。 昨日の「立秋」感は何処へやら、今月23日は「処暑」だと言うけれどまるで説得力が。
   他、きょうはテッポウユリが開花。 だいぶ草丈は小さく花も小さく酷暑仕様。