お昼ごろに滝のような雨が降ったらしい。 その後に外出した時には、あちこちに大きな水溜まりができていた。 そこそこ蒸していたし、ちょっと暑かった。 4-5日後には再び35℃前後という予報。 これが約1週間続くようで、8月中旬過ぎによくある湿度の異様に高い耐え難く暑い日「溽暑」の到来かと思うと、それだけで体力を消耗しそう。
修理に出ているライカ SL2-S。 その分はソニー a7SIIの出番となるのだけど、こちら用には、所謂「標準ズーム」を持っていない。 何度か必要かなと思ったものの、ソニーのレンズの色味が何となく合わなくて購入には至らなかった。 そうした中でもFE 20-70mm F4 Gは、ヌケや色味も馴染めそうな気がして、もし買うならこのレンズだと思う。 一方で、いまルミックス S レンズが手元にあり、その他、購入の検討対象としてはキット・レンズ程の性能だと思うが14-28mm、28-200mmと程よい焦点距離で値段も手頃なレンズもあるため、いっそ修理にばかり出ているSL2-Sは手放して、同じくLマウント機であるルミックス S5Xあたりでも良いのでは? との考が何度も頭をよぎる。 前に写真家 渡部さとるさんのYoutube動画で「SL2とS5は全くの別物」との話題もあり、「そうだよね。SL2はSL2、ライカはライカ」と思い続けてはいる。 でも2年ほど前まで撮っていた、とある原っぱの風景撮影の中で、ライカとソニーの画の区別のつかないコマの何と多いこと。 これは他のカメラマンさんも異口同音。 メーカーの色づくりの差異もあるけれど、要はレンズ性能なのだろうとも思う。 ボディとレンズの相性も案外だいじ。
ルミックスSシリーズのズーム・レンズって、PROラインよりも安価なライン・アップの方が、解像度の低さは値段なりと割り切るとして、シャドーの写り方などは使い勝手が良いように感じる。
SL2-Sで落ち着いたはずの思考 ---「どのカメラ、どのレンズが良いのか?」問題にまたもぐるぐる。 ふと、そういえばソウル・ライターはルミックス使ってたっけ、ワイン・レッドのボディのマイクロ・フォーサーズ機で毎日街で撮り歩いていると何かで観たのを思い出す。 「m4/3」は受像センサーの小ささから、解像度はあまり望めないこと、星空の撮影には向かないこと、センサー故と思われるフレアっぽさをたまに目にすることからあまりメインには考えにくいと思いながらも、ルミックス S52/S5Xにしてもフル・サイズながらサブ機的な匂いがぷんぷんするし、そう思う延長上でルミックス GH5 IIにライカ 12-60mmの組み合わせなどは、重量も価格も手軽で画質も悪く無さそうでけっこう好感度が高い。 このライカ・レンズは「パナ・ライカ」と言われるパナソニック製だと思うのだけど、シグマ・ライカよりもライカらしい画作りだと感じ、これは惹かれる大きなポイントに。
軽くてコンパクトで高画質となるとソニー a7C Rが万能に見え、こちらも好感度が高い。 ただ... ソニーのレンズ群って、色味が薄いというか、うっすら黄色・赤色っぽいというか、黒も締まりにくいというか、どことなく柔い画ヂカラのものが多いように思えて、なかなか気持ち的には淀みなく「a7C Rにしよう」となりにくい。 a9IIIならレンズ問題も超えられる? いやちょっと価格がムリ。 これ迄、ついクセ玉に気を取られてしまう偏った嗜好の膨らみも手伝ってか、各社の製品群を見渡すほどに(「普通」を目指す意味で。また、大きすぎず重すぎず高価すぎずという辺りで)「これでいい」と思えるものは意外と少ない。 そうした諸々に疲れ、肩の力を抜いてスナップ的に楽しめるカメラも欲しいと思うと、小型でファインダーを内蔵したオリンパス PEN-Fや、ルミックス GX7の復活を望んでしまう。 とりあえずメイン機としてSL2-Sは騙しだましでも使い続け、特にいま仕事カメラが必要という事でもないので5-6年? 7-8年? の後にどんな選択肢があるのかを楽しみにしてみようと思うこの頃。