2024-12-24
あけぼの一番街
この看板、今現存するのは1コで、10年ほど前までは5-6コあったような記憶。 駅からは徒歩10分程の路地で、今は駅前を中心にお店が集まっていてココはやや寂しい感じの通り。 20年ほど前のこの通りには、100名は入りそうな宴会場を2階に持つような呑み屋や食事処、前面に平たい石を設えてやや重厚な印象のクラブやらがあったり、僅か100mほどで丁字路に当たるその横方向の通りはシネマ通りと呼ばれ、小さな個人店がたくさんあった。 このエリアが栄えたのはおそらく米軍基地のメインゲートから近かったたねだと思うが、30年前にはこれら通りの近くにパスポートの申請窓口があった。 そのビルも昨年だったかに取り壊され、他にもこの周辺は個人店が無くなった場所に集合住宅が何棟か建つ模様。 30年前はそれこそ街の風景がガラリと変わった時期。 その頃から撮っていればねーとしばしば思う。 処々、ちょこっとは撮ってあるけど、見返すと衝撃的に少ない。 駅の反対側は、もうだいぶ街が変わってしまってからリバーサルで30本ほど撮ったと思うが、はやくデータ化したい。
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2024-12-23
駅前の
つい最近も同じ場所でシャッターを切ったっけと思いながらシャッターを切った。 その時より陽光が強く白っぽく感じ、周囲を見てみても割と強いコントラストで、駅前の通りの風景がどことなく映画の画質のように見えた。 80年代頃の日本映画に見る、夏の夕方にギラっと照らされる建物や道路標識が写る街の風景の印象が最近見るコントラストに似ている気がする。 写真で言うとたぶんKodachromeのような色。 それもISO 25のKodachrome。 映画はネガで撮っているだろうからKodachromeとかではなく、当時の銘柄はわからないが、今でいうVisionなどで撮られたものから作られたプリント(上映用フィルム)だったのか。 でも空の色はフジっぽかったかなぁ。 なんか、何だかんだとフィルムの色を意識してしまうな。
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2024-12-22
今日は外へ出られず
外出は小用でちょこっとが2回。 いずれもかなり寒かった。 寒波が来ているらしく、新潟との県境あたりか遠くに雪を降らせていそうな雲が見え、風速はそれほど強くはないものの皮膚表面からどんどん体温を奪ってゆくような冷たい風が。 線路脇のイチョウはどんどん葉が散って木の影が次第に枝の目立つスカスカになってゆく。 先日まで青々していた桑の葉は一気に萎れて彩度が無くなっている。 急に大寒の頃を思わせる寒さ。
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2024-12-21
空
どうやら年内は晴れ続きのよう。 明日・明後日は強い寒気が流れ込み、上越・関東北部は大雪の可能性とのこと。 しっかり雪を降らせて勢いはそのままにカラッカラに乾いた風となって山々を駆け下りる所謂「からっ風」が吹き、火山灰ベースの土地の多い多摩西部は所々で砂嵐。 この地域に限った事ではないと思うけど、風の通り道で気になることが。 1つは踏切脇で、たしか踏切をリニューアルをした頃には線路脇は小石(バラスト)が積まれていたのだけど、暫くは一人暮らしの家庭ゴミといったコンビニ袋がいつも幾つか放られていたところ、少しずつ草が生えてきた。 更にしばらくしてそれらゴミを片付けてみたところ、見た目は小石ではなく土の小山が出来上がっていた。 いまが機かと草花を植えてみたところ、そのうちの幾つかは根が付いた。 もう1つは駐車場脇で、道路と駐車場の間のブロック塀沿いに幅15cmほどコンクリートの打たれたスペースがあり、確か数年前にはコンクリートが露出していたと思うのだけど、コンクリートの割れ目からぽつぽつ雑草が生えた頃からうっすらと土が積もるようになってきた。 今では10cmほどの嵩になっていて、近所の人が更に土を積み上げて13cmほどの高さになっている。 今夏はアサガオが、今はシーズンを終えて草むしりをしていたらその中にノース・ポールが3本あって、それらは土を均したあと再びそこに植え直してある。 なぜか近所の方が更にノース・ポールを追加してくれ、4月中旬頃には花が咲きそう。 どこから来るのかそうやって土やらがやってくる。
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2024-12-20
2024-12-19
冬の陽の
夕方近くの光線具合って、意外と写真にすると冬の陽も夏の陽も大差なかったりする。 ただ、大差ないと思える? 錯覚? する時間帯は冬が14-15時頃、夏は17時過ぎとそこは違いあり。 光線具合というよりは影の出方の似た時間っていうことなのだろう、それを同じような雰囲気に感じる光線具合。 それでも流石に冬の陽光はどこか弱々しさを思うし夏はその逆。 それでも朝日の写真と夕日の写真が意外と区別つかないように、思うほどの、狙ったほどの差がなかなか表せない。 どうやったら体感的に感じている風景の寒さや日没に向かう寂しい感じや焦燥感のようなものを写せるやら。 人によって感じ方は様々だろうと思いつつも、街を行く人々の足の運びは揃って一定方向で早足に見えたり、なんだかんだと何かあるんだろうと思うけど。 冬の陽の照らし出すものって、見た目以上にきっともっと独特な風景なんじゃないかと。
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2024-12-18
恒例の
例年このクリスマス飾りが小さな公園に施される。 11月下旬から12月上旬にかけて、町会の人達が円錐形の骨組みを組み立て、中に雪だるま、通りに面してもう1コ雪だるま。 以前は「Merry Christmas」と筆記体で書かれた電飾もあったが昨年くらいから見かけない。 このツリーの他、通りに面して電球色のLED。 16時頃に足を運んだときは、まだ明るいこともあってか電飾は点いてなく、小学生くらいの子供達が遊んでいた。 こうした場所に毎年のクリスマス飾りをする大人。 町の公園らしい感じが。
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2024-12-17
開店前の
よく行く商店街、というか呑み屋街。 久々に朝の早めの時間だったので通りの南側のお店に陽が当たっていそうだと期待して行ったのだけど、思っていたより当たりがまばらで影に入ってしまった箇所が多かった。 夏の日の出直前の様子とか、日の出直後で湿気が強めで柔らかく光がまわる頃とかが良いのかなと想像したり。 でも呑み屋街なのでやはり夜の風景、それも日の入の頃とかのいわゆるトワイライトとかはきれいそう。 ただ近年はお店が減ってしまったのか看板が少なく、電飾の飾りも少なくて夜もそれほどの迫力が無くなってきている。 週末の深夜とか、いちど三脚も持って撮りに行ってみようかな。 ライブハウスの出演者もまた撮ってみたいしな。 このラーメン店のママさんがいつだったか店内を案内してくれ、前に店舗の外観を撮った写真を貰ったのだと、「あたしのお気に入りの写真があんですよ」と見せてくれた。 六ツ切りくらいに伸ばされた写真で、夕刻だか、写真左側に寄ってナナメからのお店の全景と、右側に向かって通りのお店が連なっているものだった。 「このねぇ、通りが奥に続いてる感じが好きなんですよ」と。 そうした、お渡しして喜んでいただける写真が撮れるといいなぁ。
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2024-12-16
今年も
なんとなく... 年を重ねるごとにクリスマスっぽさが薄れてきている感じがする。 街のなかで見る”イルミネーション”はクリスマスに向けてというより冬を楽しむためのものという印象。 先日は恵比寿ガーデン・プレイス恒例のクリスマス・ツリーを見たけれど、周囲には思ったほど人影はなく、遠くに小さく並んで見える東京タワーの存在感は案外大きく感じた。 「イルミネーション&クリスマス・マルシェ」--- ガーデン・プレイスに掲げられたイベントのタイトルに、イルミネーションとクリスマスが別々のものに映ったことに収まりの良さを思ってしまった。 毎年クリスマス飾りを行う職場近くの商店街のクリスマスツリーも、写真の隣町の飾りも、元々はクリスマスにちなんだものだと思うのだけど、青色・白色LED流行りのためかクリスマスにしては温かみなくクールすぎるのだろう「イルミネーション」という響きが、なんとなく... 合う気がする。
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2024-12-15
きょう見た雲
今日も寒い。 まるで大寒まで一気に季節が進んだような、否、実際にはそこまでの寒さではなく暖かかった日々からの急変がための寒さだとは思いつつ、やはり大寒級の寒さに思える。 昨日も風に吹かれて上空では水蒸気が吹き飛ばされながら大小、または霞のように広がって雲を形成し。 雲は、今日は湿度が下ったのかあまり多くなく、大気中にかろうじてまとまって雲の体を成しているような、ちぎれた綿あめのような、冬の風景を印象付けるような流れ方だった。 路地を曲がったあたりに、建物の陰へと小走りに去ってゆくような雲。
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2024-12-14
寒い
最強寒波で関西では初雪か? と言われ、東京多摩西部でも日中は冷たく強めの北風が吹いた。 この冬でいちばん寒かったかな。 昨日も寒かったようだが都心にいたせいか、たぶん4℃近く気温が高い感じで寒さを思う時間は短かった。 と、冷たい風の中で街に行く気はせず、近くの公園へ。 落ち葉がたくさんカラカラ転がって、奥の建物に入ると「鳥週間」と銘打ったプチ・イベントが。 2週間近く前にも立ち寄った、富士鷹なすびさんの展示を一周し、コチドリのイラストの小さなシールを購入。 コチドリがよく見られるのは5-6月頃? コチドリはそこそこ警戒心が強いものの、こちらが何をするでもなく長い時間じっとしていると、警戒心がいるしか興味に転じて首を傾げながら、時々背伸びをするように「ぴょひょっ」と鳴きながら近寄ってくる。 最後のほうはやや早足になって近寄ってくる。 なぜかちょっとこわい。
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2024-12-13
恵比寿寸景
年に一度のセミナーの後の街歩きにて。 参加するようになって10年くらい経っただろうか。 開催場所はTOP MUSEUM。 旧名称「東京都写真美術館」で、言わずもがな旧ヱビス・ビールの生誕地・工場跡地で現サッポロビールの本社所在地。 (ヱビス・ビールを発売した日本麦酒醸造会社は目黒区三田に工場があったというが、Google Mapで三田を検索すると恵比寿ガーデン・プレイスを避けるように境界線が表示される。なんで?) 駅からは屋根も側壁も備えた歩道にしては幅広の連絡通路が現地まで延びているが、今日は往きも復路も地べたを歩いた。 Pokka&SAPPOROの飲み物の自販機がぽつぽつ目に入るなぁと思いつつ。 復路の途中には、むかし駄菓子屋に置かれていた、10円で遊べるようなゲーム機を置いているお店(?)があったりとどこか不思議な雰囲気も。 ここ数年でだいぶオシャレな風なお店も出来ていた。 新しい雰囲気を楽しみつつ、全体がピンク色のポップな美容室が無くなってしまったのを寂しく思いつつ、あまり変わらない風景に軽く懐かしさを思いながら。
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2024-12-12
線路沿い
最近はココ、あんまりススキを見なくなったなぁと思いながら。 10月も半ばを過ぎるとススキの穂が陽に透けて光る風景が秋のココの楽しみの1つだった。 少し離れた支線の周囲にはススキありそうだけどあまり光って見えないし。 とは言え線路沿いのこの道のススキも絵になるかというと、意外とフェンスの主張が強くて期待ほどには画ヂカラ出ず。 それでも夏の始めのオシロイバナと秋のススキは気になって時々歩く。 それにしてもだいぶ寒くなった。 今日はやや強めの北風。 この冬で何度目かの手袋の出番。
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2024-12-11
薄日
「5時間以上の日照がある日の連続日数」が、昨日で19日目で20年ぶりなのだそう。 今日で20日目。 他の年の写真を辿るとそこそこ雨や曇りの日が見られる。 今頃って「いつも晴れている」感じがするが、それは今年が晴れ続きだからそう思うのかも。 今朝はうっすらと雲がかかり薄日が射していて、晴れのち曇りの予報だったので間もなく曇るかと思ったら、日中は雲が見当たらないくらいの晴れ。 そう言えば最近は星がよく見える。 見えるけれど秋頃からやってきた大き目の彗星2つのようなイベント的な現象はなく、星空を眺めてもなんだかポカンとしてしまう。 彗星の1つは太陽に近づいたときに蒸発してしまったらしく、カメラを据えて日の出前の東の空を凝視していたが、結局そこには彗星は無かった。 その時の気の抜けた感触がまだあとを引いている感がある。 なんだか昼間の空を見てもどこかポカンとしてしまう。 当たり前のようにスッキリ晴れてくれるのも心地よいが、薄日の光線具合もまた心地よく。
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2024-12-10
さて、このあと
この周辺の建物が壊されてからそろそろ1年。 手前側は10ヶ月ほど前から更地となり、奥側は後から取り壊しが始まり先に建築が始まった。 元々この前後3ブロックの道路に面していたお店は近所に新たにお店を構えているところも。 主には道路の拡幅によって移動や閉店を余儀なくされている感じで、おそらく中には経営者の年齢の都合だったり、空き店舗のタイミングだったりで、多いお店で2回の移転をしている処も。 かなりの数の木造モルタル造りの建物はなくなってしまい、今後は鉄筋コンクリートやプレハブの建物が建って行くのだろう。 多くは米兵相手の商売だった地域で、2001年の「911」以降は日本人客の比率が多くなったという現状から、気になるのは業種の変化。 スナック、ディスコ、タイ料理店、マッサージ店等々、特に飲食店とマッサージ店の半分以上はフィリピンやタイ、ベトナムから来た人々による経営だろうそれらって、この先、成り立ってゆくのだろうか。 気になる街の風景の変化。
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2024-12-09
昼前の裏路地
朝の天気予報で「最低湿度は27%です」と。 で、お昼前の街のなかは確かに乾いた空気だと思いつつ、なんだか光の加減が雨上がりのような雰囲気。 昨日の強風ほどではないが風がある。 けっこう冷たい。 風のためか木々の葉っぱはだいぶ散ってしまって枝が顕わに。
2024-12-08
だいぶ冬
午後から強めの北風が吹いてすっかり冬の様相。 空気の乾きを感じるのもひと際。 夕方から星がよく見えた。 オリオン座が見えてきたのは先月中旬ごろからだったか。 そうしたなかで道端の梅の葉も落ちて枝には早くも小さく丸い花芽がぽつぽつ付いていて、12月21日の冬至、1月20日の大寒と寒い季節の到来とその先の春の気配の微かに散見されるのに感心。
2024-12-07
朝の駐車場で
葉の形と色からはナンキンハゼのようなのだけど、葉の付き方を見ると、もしやボダイジュ? 葉には油分が強いのか、雨が降ると撥水コートされたように雨水をはじき辛うじて水玉を留める。 この時期は葉が紫色に紅葉し、緑色からのグラデーションはけっこうきれい。
「今日から寒い」という声を何人かから聞いた。 東北の日本海側・上越・北陸では大雪かという予報や報道が。 東京でも今夕は雪? とも言われたが、小雨は降ったものの気温は雪が降るにはだいぶ高かった。 日中はほぼ晴れで、ここのところ晴天続き。 日中には街を歩いて、たとえ1-2枚でも写真を撮りたいと思うが最近は案外その時間を逃すこともちらほら。
ここの処、レンズは28mmや35mmと広めのものを持って出る事が多い。 それらの画角は意外と見た目に近くて何を考えるでもなく撮れるので、何を思うでもなくその選択になることが多い。 同時に長玉で撮りたいと思うこともそこそことあって、暫く24-200mmなど高倍率ズームの付けっぱなしも悪くないと思いつつ、例えばAPS-C用の高倍率ズームなら35mm判換算で28-200mm相当程度のものでも小さくて動きやすいように思う。 ただ、画素数は500万画素程度とふた昔前のコンパクト・カメラ並みになってしまうのはやや寂しい。
「今日から寒い」という声を何人かから聞いた。 東北の日本海側・上越・北陸では大雪かという予報や報道が。 東京でも今夕は雪? とも言われたが、小雨は降ったものの気温は雪が降るにはだいぶ高かった。 日中はほぼ晴れで、ここのところ晴天続き。 日中には街を歩いて、たとえ1-2枚でも写真を撮りたいと思うが最近は案外その時間を逃すこともちらほら。
ここの処、レンズは28mmや35mmと広めのものを持って出る事が多い。 それらの画角は意外と見た目に近くて何を考えるでもなく撮れるので、何を思うでもなくその選択になることが多い。 同時に長玉で撮りたいと思うこともそこそことあって、暫く24-200mmなど高倍率ズームの付けっぱなしも悪くないと思いつつ、例えばAPS-C用の高倍率ズームなら35mm判換算で28-200mm相当程度のものでも小さくて動きやすいように思う。 ただ、画素数は500万画素程度とふた昔前のコンパクト・カメラ並みになってしまうのはやや寂しい。
2024-12-06
通り道で
どこか外国だったら絵になるのかも。 かなり昔に、ワゴン車2台で出かけて1台がガス欠になった。 同じ車種と思いきや、型番が違っていてタンクの容量が違っていた。 夜の田舎道でどうにもし難い状況だったが、総勢30人弱のうち5-6人で、とにかくガソリンを手に入れようともう1台でガソリン・スタンドを探しに出た。 15分ほど走ったら小さな無人のガソリン・スタンドがあり、運よくか、オイル缶を流用したゴミ箱には1ガロンのオレンジ・ジュースの容器と2Lのミネラル・ウォーターのペット・ボトルがあった。 オレンジ・ジュースの容器を何度かガソリンで軽くすすいだあと満杯にし、もう1台が停まっている処へ戻って水のペットボトルを半分で切ってロート代わりにして給油した。 エンジンがかかり、しばらく走るとマフラーからは白煙が派手に出てきたが、状況的に走ってとにかく目的地を目指し続けるという選択肢しかないように思われた。 勢いよく出る白煙をもう1台に乗る面々は凝視するなか、見なかったことにして先を急いだ。 DODGE RAM 250と150と夜のオレゴンの森の中の記憶。
2024-12-05
2024-12-04
駐輪場と呑み屋
近所の公園へ行ってみた。 展示スペースなどもあって、今日は鳥にまつわる、漫画チックな絵・写実的な鉛筆(?)画・鳥と風景との水彩(?)画・木彫などが展示されていた。 気になったのは木彫と漫画風な小鳥の絵で、木彫は複数の方々による出展のなか、思わず触って確かめたくなるような羽毛の柔らかさを思う加工と着色など高度な技巧のものもあり、漫画風な小鳥はデフォルメ感が面白く小鳥のしぐさが伝わってくる。 漫画風の絵の作者は「富士鷹なすび」という方。 思わず水鳥の「カイツブリ」が醤油ラーメンの中を泳いでいる絵のポスト・カードを購入。
建物を出ると色濃く茶色く紅葉したメタセコイアと、ふさふさの穂のススキ。 気温16℃で微風。 小さな駐輪場を抜けて路地に入る手前の呑み屋は、ランチの時間を終えて夜の営業までのガランとした様子。 ややくすんだ窓ガラス越しに静かに陽の射しこむテーブルが見える。 あと半月で冬至かぁ。 なんか実感がないけれど、そこからまた徐々に日が延びてゆくと思うと、胃のちょっと下あたりからワクワク感が湧いてくる感じがする。 膵臓? 胆のう? から?
建物を出ると色濃く茶色く紅葉したメタセコイアと、ふさふさの穂のススキ。 気温16℃で微風。 小さな駐輪場を抜けて路地に入る手前の呑み屋は、ランチの時間を終えて夜の営業までのガランとした様子。 ややくすんだ窓ガラス越しに静かに陽の射しこむテーブルが見える。 あと半月で冬至かぁ。 なんか実感がないけれど、そこからまた徐々に日が延びてゆくと思うと、胃のちょっと下あたりからワクワク感が湧いてくる感じがする。 膵臓? 胆のう? から?
2024-12-03
街角
今日くらいからが七十二候で「橘始黄」(たちばなはじめてきなり)と言うらしい。 ミカンよりも二回りくらい小さな柑橘類... らしい。 橘って時折耳にするわりに実物はたぶん見たことがない。 無意識に視界に入っていたことはあるかもしれないが、まだダイダイの方が馴染みがある。 寒くなってくると色づいてくるのだろうけど、今日は14時頃で17℃ほどあったし何だかんだと暖かい日が多い。 それでも朝夕は寒いことが多いのを思うと寒暖差で熟してゆくのか、多少暖かくてもいつ来るかわからない寒さを待てずにオレンジ色になってきたのか。 暖かいけど、あと4-5日もすると二十四節気では「大雪」なんだそう。 雪? なんだか想像が及ばないけれど、大雪の前日って、案外なんてことない穏やかな晴天だったりするし。
2024-12-02
熊谷大橋
全長は1kmほどだろうか。 荒川と秩父鉄道を跨ぐ長い橋。 だいぶ古そうだけど近年よく聞く増水にはどこまで耐えられるのだろう? 等々思いながら、継ぎ目の金属部分のかみ合わせも所々で粗くなっていてパンクしないだろうか? と時々思いながら。 そしてこの橋からの川の風景はやや雄大な感じがあって写真を撮りたいと通る度に思うのだけど、片側には歩道があるものの、撮りたいと多く思う側には歩道はなく車道のすぐ脇が欄干。 なので、延々端から歩いてきて橋の中程の写真的にちょうど良い場所を探し、交通量の多いなかクルマの空いた隙を狙って柵を越えて反対車線の欄干にへばりついて撮影... でもどうもやっぱりなんだかそれは現実的ではないなぁ。
2024-12-01
武蔵野
武蔵野の林にはコナラの高木が並び、少し見上げると光るような黄色い葉が空を覆い、更に季節が進むと地面には茶色の落ち葉が敷き詰められる。 どうやら人工林らしい。 本来は森の最終形であるカシの木が林立していてもおかしくなと思うのだけど、武蔵野の林の秋は緑ではなく黄色や薄いオレンジが多く占める。 コナラの木肌は白っぽく林の中は葉っぱに拡散された陽の光で少し明るい。 と言いつつ、撮ってみたくなったのは武蔵野とはやや傾向の異なる濃いオレンジ色の葉。
北関東まで行くと赤松が多くなる。 赤松はおそらく原生林で、その中にコナラがちらほら。 その昔、10月半ばを過ぎるとカメラに広角レンズを付け色の濃くコントラスト高めのリバーサル・フィルムを詰めて、頃合いを見ながら通学路を遠回りして林の中を通る小径を行った。 そうして晴れた朝に色の濃い松の葉のなかに朝日に照らされた数本のコナラの紅葉途中の黄緑色と黄色い葉がステンド・ガラスのように際立って見えるのを狙った。 結局は思うように条件が揃わず、機会は2年ほどあったがとうとう初めて見た日の光景はフィルムに描くことができなかった。 今でも時々気になる風景。
北関東まで行くと赤松が多くなる。 赤松はおそらく原生林で、その中にコナラがちらほら。 その昔、10月半ばを過ぎるとカメラに広角レンズを付け色の濃くコントラスト高めのリバーサル・フィルムを詰めて、頃合いを見ながら通学路を遠回りして林の中を通る小径を行った。 そうして晴れた朝に色の濃い松の葉のなかに朝日に照らされた数本のコナラの紅葉途中の黄緑色と黄色い葉がステンド・ガラスのように際立って見えるのを狙った。 結局は思うように条件が揃わず、機会は2年ほどあったがとうとう初めて見た日の光景はフィルムに描くことができなかった。 今でも時々気になる風景。
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2024-11-30
公園
快晴。 気が付けば富士山もだいぶ下の方まで雪化粧となっていた。 11月下旬になってようやくイチョウの葉が黄色く。 カクンと1段階寒くなったと思ったあれは2週間ほど前か、以後はそれほど寒くならず、年明け大寒の頃には「例年以上の寒さ」とかでないと良いけど。
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2024-11-29
ほぼ曇り
日の出の頃は晴れていて細い月が出ていた。 日が昇ると南の空の東から西にかけて雲の帯。 昼過ぎには持て余した湿気を風が引きちぎったり捏ねたり丸めたり多様な雲の形。 逆光気味に雲を入れた街並みを思い描いておなじみの路地を右へ左へ南へ東へ。 結局は街の一区切りとなる場所へ。 ちょうどうっすらと陽が射してきたし、パキッとした日差しの合う古びた看板の駐車場近辺だと思いつつ、どことなく嵐の前後のような天気にちょっと面白さを思いつつ。
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2024-11-28
茶気鼠色
茶気鼠(ちゃけねず)って具体的なイメージはないのだけど、やや茶色を帯びた鼠色 --- 色のない陽の光に照らされてなおグレーに沈む通路のタイルに茶色い落ち葉。 色は混ざってはないけれど、これらの色は今頃の風景の、わりと大きい面積を占める色味ではあるのかも。
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2024-11-27
アーチ
暖かい1日だった。 昨夜の雨はけっこう降ったようで空気には湿気が残る。 風はないものの、明日頃からの七十二候の「朔風払葉」(さくふうはをはらう)- 北風が葉を吹き落とす - の通り、道や広場には落ち葉がたくさん。 この先の1週間ほどは晴れる日が多いらしい。 ここ最近のやや鋭く強めの夕方の陽光はなんだか心地よく、でもなかなかそれを活かせる風景は見つからず。 今年は太陽活動が活発なのか、これまでの数年、十数年も同様だったけど気が付かなかっただけなのか、または太陽活動云々は全く関係なく最近の夕陽が強く見えるのか。 心なしか夕方のオレンジ色は少し濃いような。
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2024-11-26
2024-11-25
韮菜万頭
「にらまんじゅう」かな。 中華料理だと思うのだけど、料理人はたぶんフィリピン系の方。 10年ほど前に行った時には料理人とホールは日本人の若めの男性合わせて3人ほど。 それぞれ微妙に味が違うところにこの土地の味を思う。 この韮菜万頭の料理はどれも大盛で、食べきれずに「持ち帰りバッグ」をお願いしたら自然な流れで持ってきてくれるあたりも、米軍基地の目と鼻の先のこの土地の特色を思った。 最近では聞かなくなったが、かつてのアメリカでは食べきれなかったものを持ち帰るのはよくある話。 お店は「ダギー・バッグ」と呼ばれる小箱を持ち帰り用として用意しているし、お客は少し小声でそれをリクエストして持ち帰る。 「ダギー」は犬のことで、自分たちが持ち帰るのではなく、留守番している犬のために持ち帰りたいという名目のもと成立するやり取り。 持ち帰るのは権利だ何だという風ではなくて、そこに恥ずかしさを伴う動作であることに「古き良きアメリカ」の風景と好意を思う。
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2024-11-24
冬の空へ
朝夕の寒さは冬。 最近まで暖かい日が多くて紅葉もやや遅めに色づきが始まった。 と、思ったらもう散り始め。 近所の広い国営公園もイチョウがようやく色づき、夜のライト・アップが行われて暗くなると横断歩道に人がわんさか。 今年も行われるのか、クリスマス頃にはシャンパングラスのタワーと週末の花火。 これまた人がわんさか。 昨日は近所の公園で町会の人たちがクリスマス飾りを組み立てて、道端のフェンスには枯れ葉が引っ掛かり、早朝はセキレイがピョコピョコ鳴き、だんだんに冬の風景が増えてゆく。
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2024-11-23
狭間の西陽
「秋の日はつるべ落とし」と言うように急速に西陽が引いて暗くなる。 その際(きわ)の短い時間帯、風景の中でスポット・ライトを当てるように浮き出る人の表情や壁の質感や街路樹の長い影の非現実的なリアル感を楽しむ。 日中の陽の光では見ることのない風景。 街の中にいながらその風景の中にいる間は無音の世界にいるかのような錯覚も。
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2024-11-22
2024-11-21
冬の風物詩的な、
冬にあちこちで「イルミネーション」を見るようになって何年くらいだろう。 2008、2009年頃に韓国のどこかの通りで見たイルミネーションは斬新に見えた記憶があって、もしかしたらイタリア・ミラノの大聖堂辺りはもっと昔から電球で彩られていたのかもしれないし、ディズニー・ランドもずいぶん前から電飾パレードを行っていたし。 そう、あれは「エレクトリカル・パレード」と言ったっけ。 その語感は「電球」という印象。 やや大きな電球がチカチカと、でも僅かにフェード・アウトするような点滅で少し熱も感じるような、まさに「電球」のイメージ。 対照的に感じるのは、これももう10年ほど前だったか六本木ミッドタウンの裏庭? の広い面積を彩ったLEDイルミネーション。 あれはイルミネーション作家(?)の石井幹子さんの作? この光、実にクール。 この頃から急速に高輝度化してきたLEDが電飾に多用されるようになり、それらを手掛けるデザイナーの名も聞くようになった。 ずっと前、発光ダイオードは緑と黄色を赤、型番では東芝のTLR103等ぽわっととしか光らなかった時代には想像し難かった活用の幅の広さ。 そしてLEDのピンポイントなスペクトルで発する鋭くクールな光はいつしか冬の風景に。 クールなLEDも、「電球色」は少しホッとするかな。
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2024-11-20
SAVANNAH
開発途上の駅前ロータリー。 人通りはほぼ無く、何処からともなく通り過ぎる自転車と人、犬の散歩の人をたまに見かける程度。 その奥に都民住宅、その手前にあるのが唯一明るい「SAVANNAH」。 左手にある道路に向かって「サ」の文字と温泉マークの大き目の看板。 どうやらサウナ。 人が出入りしているのは見たことがない。
「サバンナ」って、辞書には「熱帯地域の大草原」とあり、WikiPediaには「ジョージア州」「ミズーリ州」「テネシー州」「ニューヨーク州」とアメリカの地名が出てくる。 トップがジョージア州というのが少し意外で、他の検索結果には港湾都市として紹介されている。 意外だった理由はたまたまそこを流れるサバンナ・リバーに立ち寄った事があったため。 ジョージア州とサウス・カロライナ州の州境で、国道20号線でこれを越える橋の長さは1.5kmほどだったか。 少し下流には水運で活用されていた名残が川岸や古びた橋に見られた。 午前3時頃だったかにはそのあたりから貨物列車の操車場があるのか機関車の警笛が何度も聞こえた。 この辺りの鉄道は北はニューヨーク、南はマイアミまで繋がっている。 ニューヨークからは大陸の北の方全般、そこからは南部・西部にも。 何を運んでいたかは聞かなかったけれど、唯一知っているエピソードは、禁酒時代に闇酒を輸送していたとうもの。 月明りのもとこっそり行われることから、その焼酎のような薄い褐色のお酒には「ムーン・シャイン」という名がある。
「サバンナ」って、辞書には「熱帯地域の大草原」とあり、WikiPediaには「ジョージア州」「ミズーリ州」「テネシー州」「ニューヨーク州」とアメリカの地名が出てくる。 トップがジョージア州というのが少し意外で、他の検索結果には港湾都市として紹介されている。 意外だった理由はたまたまそこを流れるサバンナ・リバーに立ち寄った事があったため。 ジョージア州とサウス・カロライナ州の州境で、国道20号線でこれを越える橋の長さは1.5kmほどだったか。 少し下流には水運で活用されていた名残が川岸や古びた橋に見られた。 午前3時頃だったかにはそのあたりから貨物列車の操車場があるのか機関車の警笛が何度も聞こえた。 この辺りの鉄道は北はニューヨーク、南はマイアミまで繋がっている。 ニューヨークからは大陸の北の方全般、そこからは南部・西部にも。 何を運んでいたかは聞かなかったけれど、唯一知っているエピソードは、禁酒時代に闇酒を輸送していたとうもの。 月明りのもとこっそり行われることから、その焼酎のような薄い褐色のお酒には「ムーン・シャイン」という名がある。
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Leica Summicron 28/2 1st
2024-11-19
急速に冬、少し紅葉
一昨日は「夏日」かと言われるほど気温が上がり、今日はしっかり11月下旬から12月初旬頃の気温に冷たい風。 昨日ころからか都心でも郊外でも紅葉の声が聞かれるようになってきた。 ようやく黄色くなってきたイチョウの葉は少し緑色まじりでスッキリ鮮やかな発色にはちょっと遠い。 駅前は街路樹のケヤキの枯葉の舞いはじめ。 例年以上に暑すぎたりなかなか寒くならなかったりの今年でも、なんとなく落葉のタイミングは例年通りに見える。 22日には暦で「小雪」と雪の季節。 そういえば富士山の山頂にハッキリ白い降雪があったのも、東北・北海道・新潟・長野で降雪・積雪というのも昨日だった。 世界中で天候がブレブレなのに暦通りに季節が移り変わるのが不思議。
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2024-11-18
またタコスを買いに
久々にタコス。 ビーフ、ポーク、チキンの3種類があって、この順に今日はチキン。 なんかこれが一番しっくり来たような。 でも次はビーフにしよう。 パクチーなしで注文。 どうしてもパクチーに匂いがドクダミの匂いに感じてしまってだいぶ苦手。 そしてこのタコスの日本離れした味が妙においしい。 やはりタコスを買いに来ていた米兵さんが「ここのメキシコ料理はうまいンだ」と推していた。 一応、開店時間をだいぶ過ぎたころだったけど、まだ店内や店先の掃除をしているところだった。 お店はクリスマス飾りがじわじわ増えている感じ。 お客の9割9分くらいが米兵ではないかと思うが、年末の夜は賑やかなんだろうなぁ。
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2024-11-17
気が付けば夜
日没の時間が早いこともあるが、気が付いたらすっかり暗く。 早いものであとひと月ほどで冬至を迎え、それ以降、写真的には日が延びる分、撮れるものが増えてゆく期待が増してゆく。 以前は手振れ補正のないカメラ・ボディだったので、帰路の夕刻に撮れるのは3月半ばから9月半ばまでが目安だった。 日中に外出できないことも多かった分、暗い中でもとにかく撮る物を探して撮っていた。 そうやって対象を探す感じに最近ちょっと近いかも。 今は手振れ補正など有利な条件は幾つかあるのだけど、「とにかく探す」という訓練的な処へ回帰するのも良いのかも。 というかそうせざるを得ない状況というか。
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2024-11-16
2024-11-15
顔出す月
日中曇り空。 気温はさほど低くなく。 夜になって雲が少し切れて月が出てきたり隠れたり。 満月は明後日。
撮影時の背面液晶の表示に近い色にて。 カメラのクセで、ちょっとマジェンタに寄る。 そのためか時々紫色っぽく見える。 ソニー a7Sも夜空が紫に寄った群青色っぽくなるがそれとも違う紫色寄り。 「色被り」を緑色に寄せると割と素直な夜空の色に。
撮影時の背面液晶の表示に近い色にて。 カメラのクセで、ちょっとマジェンタに寄る。 そのためか時々紫色っぽく見える。 ソニー a7Sも夜空が紫に寄った群青色っぽくなるがそれとも違う紫色寄り。 「色被り」を緑色に寄せると割と素直な夜空の色に。
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2024-11-14
28mm.., 28mm...
画面の四隅にシアンやマゼンダの偏色が出ない28mmを探しているところ。 コシナ製のBiogon 28mmをまた手にしてみたいが、以前はボディがM8で、6 bit codeを用いての補正と、APS-Hというやや小さなセンサー・サイズが故かよく補正されて諸収差に悩まされることはほぼ無かった。 でも今はボディが異なるので、Summicron-M 28の補正を見ていると、社外品のBiogonが心地よく補正される気がしない。 数日間レンタルで試すというのも良いのかも。 2月だったか、写真機材の展示会 cp+ で試写させて頂いたときは周辺光量も色も気にならなかったと思った。 28mmって、マーケット的にあまり美味しくないのか、変わり玉は目にするし決してライン・アップとしては少なくはないようにも感じるのだけど、収差だったり描写だったり「普通に写る」と言う安心感を思うレンズとなるとほんの一握りじゃないだろか。 それも遥か昔に製造終了している型が殆ど。 同じようなことを最近書いた気もするし。 もう暫く28mmは迷いどころかな。
2024-11-13
Brazilian Santa Claus ...?
晴れた! と思って商店街というか呑み屋街へ。 午前だから人通りは殆どなくて通り抜けるクルマと郵便配達の電動バイクが行き交うくらい。 開いていたのはネパール? の食材店兼レストランと、ブラジル料理の看板を掲げるフィルピン系の方の経営するメキシコ料理の美味しいブラジル料理店の2店。 前者は店先の足ふきマットをパタパタ。 後者は店内からオフ・ベース住まいと思われる若めの米兵さんご家族が4-5家族集まってのホーム・パーティ風の笑い声。 通りに面した鉄板のある調理場では忙しそうにタコスの7-8枚に取っ組んでいるお店の方。 ガラス越しに「あのサンタ撮っていい?」とジェスチャー、手をグーに親指を上げて「もちろんよ」的な。 少しずつ寒くなる北緯35度、暑いブラジル・フィリピン・メキシコで活躍するサンタの姿を想像しつつ。 おいしそうなタコスの香りが漂いつつ。
2024-11-12
ノギク
野生のノギクと言うと、種類がいくつかあるにせよ大凡1mを少し超えるくらいの草丈。 で、これは園芸種なのか草丈30cm前後。 色の薄いミヤコワスレと見える雰囲気。 ノギクが咲くのは晩秋なのか、夕方に少し湿気って霞んだ川沿いなどに咲いているイメージ。 あれは40年ほど前だったか、三浦友和・松田聖子の共演で話題になった、映画「野菊の墓」のロケ地が地元で、「あそこにノギクなんて生えてたっけ?」と思いつつ、その周辺のやや霞んだ夕景が、そうしたシーンがあるのか無いのか不明ながら映画のタイトルと結びついていて、勝手ながら晩秋・川沿い・ノギクの咲く頃のイメージに。 ロケに使われた家屋は、今はもうないが用水路の水門を管理するためのものだったと思う。 晩秋、というか暦では立冬の中候で「地始凍」(大地が凍り始める)な今日。 なぜか関西では夏日になるかも? 予報が出ていて、関東平野は昼過ぎのクルマの温度計が28℃を指していた。
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2024-11-11
'cron 28mmの冬陽
雲の多い、一応晴れ。 朝は雨が上がったばかりという風の曇り。空気が澄んだのか、水蒸気は多めのようにも感じるが日差しはわりと冬らしく、弱さと鋭さの同居する角度の低い斜光。
ほんの散歩で目に入る建物の陰影を見ていて、写真家 長野重一が「遠い視線」で追った「群像」を思い起こす。 今の時代と何が違うのだろう? それら白黒写真に感じるのは、人がもっとまとまって、同じような方向を向いて、有機的な殺伐感と無機的な呼吸と動きというあたりか。 いま「遠い視線」をなぞるとするとどんな絵になるだろう。
ほんの散歩で目に入る建物の陰影を見ていて、写真家 長野重一が「遠い視線」で追った「群像」を思い起こす。 今の時代と何が違うのだろう? それら白黒写真に感じるのは、人がもっとまとまって、同じような方向を向いて、有機的な殺伐感と無機的な呼吸と動きというあたりか。 いま「遠い視線」をなぞるとするとどんな絵になるだろう。
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2024-11-10
曇り夕空
午前中も出かけたのだけど曇天にめげて早々に引き返してきた。 午後はクルマの点検に。 エンジン交換が必要という診断結果にメゲながら隣町の商店街へ。 少し青空が覗いていたので多少なりと夕陽が射すかと期待もしたが、またどんどん曇ってきて雨が降り出した。 看板にあかりが点るまでには時間が早いし、雨の降りも強くなってきたし、そうした風景はまた日をあらためて。
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2024-11-09
OLYMPUS EE-3
はじめて北村写真機店へ。 その1FにあったEE-3。
最初に使ったカメラがこれだった。 EE-2はネットでも中古カメラ店の展示などで見かけることがあるのだけど、EE-3は意外にレア。 量産機だろうに。 しかもEEシリーズの恐らく最終型。 何かとコレがあってもよさそうなものだけど。
35mm判 1コマ分に2コマ撮影できるハーフ・サイズで、36枚撮りフィルムで72枚撮れる。 1枚あたりの画面サイズが小さいので画質的にはやや輪郭が甘くどこか不明瞭なイメージがある。 なのでペンタックスが最近発売したフィルム・カメラが、所謂「コンパクト」タイプでハーフだったのが少々残念に思った。 とは言え、いまフィルム1本が軒並み2,000円台と高価なので「倍の枚数撮れる」というのも悪くないのかも。 店頭にあったコダックの簡易カメラがハーフで、形もむかーしのKodakのコンパクト・カメラっぽくて、帰り道でコレが妙に気になった。
EE-3は、お店の方に撮影とブログ掲載について快諾をいただいた。
北村写真機店のB1Fには展示スペースがあって、今日は「『温もり』-23歳の夏」という、女性作家のヨーロッパでの2週間の旅で撮られた写真が展示されていた。 どれも肩の力が抜けている風で、ゆったりした気持ちで楽しんで撮った感じのする素直な感じの写真。
いいなぁ、旅写真。
最初に使ったカメラがこれだった。 EE-2はネットでも中古カメラ店の展示などで見かけることがあるのだけど、EE-3は意外にレア。 量産機だろうに。 しかもEEシリーズの恐らく最終型。 何かとコレがあってもよさそうなものだけど。
35mm判 1コマ分に2コマ撮影できるハーフ・サイズで、36枚撮りフィルムで72枚撮れる。 1枚あたりの画面サイズが小さいので画質的にはやや輪郭が甘くどこか不明瞭なイメージがある。 なのでペンタックスが最近発売したフィルム・カメラが、所謂「コンパクト」タイプでハーフだったのが少々残念に思った。 とは言え、いまフィルム1本が軒並み2,000円台と高価なので「倍の枚数撮れる」というのも悪くないのかも。 店頭にあったコダックの簡易カメラがハーフで、形もむかーしのKodakのコンパクト・カメラっぽくて、帰り道でコレが妙に気になった。
EE-3は、お店の方に撮影とブログ掲載について快諾をいただいた。
北村写真機店のB1Fには展示スペースがあって、今日は「『温もり』-23歳の夏」という、女性作家のヨーロッパでの2週間の旅で撮られた写真が展示されていた。 どれも肩の力が抜けている風で、ゆったりした気持ちで楽しんで撮った感じのする素直な感じの写真。
いいなぁ、旅写真。
2024-11-08
ザクロ
朝は曇っていたので、作業が一段落した午後に外へ出ようとしたとき、外光がやんわりしていたので「やっぱり曇りか」と思ってドアを開けると雲のない晴天。 歩いてみて、陽の射す方向から、もう少し早い時間かもう少し遅い時間の方が風景としては面白かったなぁと思いつつ用事にとりかかる。 散歩やら用事やらで通る裏通りで見るザクロが少しずつ大きくなってる。
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2024-11-07
富士山初冠雪・木枯らし一号、立冬
なかなか降らなかった富士山の雪。 tenki.jpの記事に「甲府地方気象台の観測で、平年(10月2日)より36日遅く、昨年(10月5日)より33日遅い初冠雪です。昨シーズンまでに最も遅い初冠雪は1955年と2016年10月26日でしたが、それを更新し、1894年の統計開始以来、最も遅い初冠雪」とあった。 木枯らし一号については、同じくtenki.jpの記事に「気象庁は、今日7日『東京地方で木枯らし1号が吹いた』と発表しました。東京地方では、3年ぶりに木枯らし1号の吹いた昨年2023年に続き、2年連続の発表で、2023年より6日早い」と。 そして今日は一段と寒く、冬らしさが一気に揃った立冬となった。 快晴で、夕方にはあちこちに長い影を描く鋭い陽光も冬の訪れという風に見えた。 どうもここ1週間ほどは太陽活動が活発なようで、鋭く感じるのはその影響もあるのかも。
太陽活動には太陽風などの他に磁場の強さもある。 世の中がデジタル化して行き様々な記録媒体が誕生するなか、わりと早期から磁気ものの記録の脆弱さが言われてきた。 太陽活動や核爆発の影響でデータ消失の恐れがあるため光学ディスクで並行して残すことが推奨されてきた。 ここ十数年デファクト・スタンダードとも言われるデジタル磁気テープ「LTO」は、その記録の緻密さ故か書いたはよいが読み出しでコケるという話も時々聞く。 緻密さは、10cm x 10cm x 3cmほどの小さなカートリッジに、20年前の第1世代で200GB、現在の第9世代で18TBという高容量から想像... が追い付かない。 テープなので昔のカセット・テープほどではないが劣化もある。 外的要因・内的要因からデータを失う心配はくすぶる。 今年の(一・社)日本写真学会の画像保存セミナーでは磁気テープに触れる講題があるようで、ちょっと興味をそそる。
太陽活動には太陽風などの他に磁場の強さもある。 世の中がデジタル化して行き様々な記録媒体が誕生するなか、わりと早期から磁気ものの記録の脆弱さが言われてきた。 太陽活動や核爆発の影響でデータ消失の恐れがあるため光学ディスクで並行して残すことが推奨されてきた。 ここ十数年デファクト・スタンダードとも言われるデジタル磁気テープ「LTO」は、その記録の緻密さ故か書いたはよいが読み出しでコケるという話も時々聞く。 緻密さは、10cm x 10cm x 3cmほどの小さなカートリッジに、20年前の第1世代で200GB、現在の第9世代で18TBという高容量から想像... が追い付かない。 テープなので昔のカセット・テープほどではないが劣化もある。 外的要因・内的要因からデータを失う心配はくすぶる。 今年の(一・社)日本写真学会の画像保存セミナーでは磁気テープに触れる講題があるようで、ちょっと興味をそそる。
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2024-11-06
きょうは夜に
久しぶりに夜の散歩となった。 散歩と言うか、通院の道すがら。 以前と比べて飲食店は増えていそうなこの路地、それほど人通りはないものの、日中はどれくらいお客さん来るんだろう? と思う小さな焼き肉店には、そこを目指しての来訪者がぽつぽつ吸い込まれてゆく。 見るからに味は確かそうな雰囲気で、この向かいに数年前に出来たラーメン屋もそこを目がけてくるお客さんがぽつぽつ続く。 ふらりと歩きながら「どの店にしよう?」という人の姿は少なく、通勤の近道か特定のお店を目指す人が殆ど。 来訪者を見ていると比較的若く、多くが最近付いたお客のようだけど、なぜか30年近く前になる開発前の古い町に住み慣れてきた常連という風に見えてくる。
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2024-11-05
変電所跡
公園で保存されている変電所だった建物。 太平洋戦争で軍用の飛行機のエンジンを作っていた工場の敷地にあったという変電所で、2000年(平成12年)まで現役だったとのこと。 戦後は近隣の工場に送電していたのか等、あまり情報がなく不明。 建物内外に機銃掃射の弾痕が多数あり、変電所の役割を終えた後も保存をとの声が上がり今に至る。 週2回、内部が一般公開される。
「変電所跡」と言いつつ、今朝はやや高くウロコ雲が見られた。 「日中は秋らしく晴れて夕方の空一面にウロコ雲」というような秋っぽさではなかったが、ちょうどコスモスが咲いているのが目に入り。 機銃掃射の痕は対照が強すぎる気がしてやんわりと。
「変電所跡」と言いつつ、今朝はやや高くウロコ雲が見られた。 「日中は秋らしく晴れて夕方の空一面にウロコ雲」というような秋っぽさではなかったが、ちょうどコスモスが咲いているのが目に入り。 機銃掃射の痕は対照が強すぎる気がしてやんわりと。
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