地域の
昨日に続き足を運ぶ。 今日は古くからの酒屋さんの営業最終日。 恐る恐る近づくとシャッターが開いていてひと安心。 女将さんは接客の最中だった。 そのあとお声がけして写真を撮らせていただき、店舗内も少し撮らせていただいた。 ふと気になった、今は棚代わりの、おそらく冷蔵庫の中にあったお菓子の入れ物。 その昔に駄菓子屋のアイスの冷蔵庫の上とかに、飴やイカ串やらが入って並んでいたプラスチックの容器。 そこに貼られていた「当たり券は買ったお店で交換してね」と書かれた紙片。 その色褪せた感じから、かつて近所の子供が集まって賑やかだったのが想像される。 「近所の子がね、おばちゃんやめちゃうの? なんて声をかけてくれたりね!」と。 今日の午後、60年以上この地域住民の生活に寄り添ってきたこのお店は最後のシャッターを下ろす時となった。