きょう見た雲
今日も寒い。 まるで大寒まで一気に季節が進んだような、否、実際にはそこまでの寒さではなく暖かかった日々からの急変がための寒さだとは思いつつ、やはり大寒級の寒さに思える。 昨日も風に吹かれて上空では水蒸気が吹き飛ばされながら大小、または霞のように広がって雲を形成し。 雲は、今日は湿度が下ったのかあまり多くなく、大気中にかろうじてまとまって雲の体を成しているような、ちぎれた綿あめのような、冬の風景を印象付けるような流れ方だった。 路地を曲がったあたりに、建物の陰へと小走りに去ってゆくような雲。