2023-02-20

取り壊しラッシュ?

   今年はシンボリックな建物の取り壊しが続くのでは? と思ったのだけど、この写真の左側の古いアパートと、この裏手にある「菊屋ビル」くらいかも。 菊屋ビルの取り壊しが今年という確証もないけれど、昨年末に急速に閉まった感があったので取り壊しも急なのではないかと思った次第。 見てる側から「急」だっただけだとは思うけど...。 その昔、パスポートの発行業務を行っていた場所なので、出来事としては大きく感じる。 あとは「今年」ではないけれど、駅前の銀行の入っているビルやら、その昔に百貨店だったビルとかが「そう遠くなく」ではないかと思う。 そうした昨今なので、新しく建ったビルもある。 来月オープン予定のとある1棟は外観の装飾がちょっとだけ凝っていて景観的にも好感が持てる。 以前その場所にあったビルも、建物の色や屋上の空調機隠しの壁の風通し穴の柄などにちょっとだけ凝っていた。 ちょっと凝ってくれるとなんかいい感じに。

   ここ2か月ほど機を伺いつつ持ち歩いていた、あるお宅のネコの写真。 元はノラだったというネコ達で、そのお宅には3匹いたうち「もうあと2匹」と。 その兄弟なのか同時期に他のお宅にやってきたネコ数匹も、合わせてみんな約18才になろうかという長寿なんだそう。 写真をお渡ししようとするとやんわりと断られてしまった。 「お気持ちだけ」と。 こちらを誰だか知らないこともあるのだろう、「お気持ちだけ」の、その「お気持ち」をいただいて、写真はそのまま、またカバンに。

   漫画家 松本零士氏ご逝去。 「戦争の経験」を感じる漫画家というと思い浮かぶのが水木しげると松本零士。 ふと思い出したのはアニメ「銀河鉄道999」のエンディング・テーマの一節。 「メーテル、またひとつ、星が消えるよ」っていう。 作詞は松本零士ではないだろうけれど(橋本淳とあった)、諸々を「そういうもの」と、表面的には淡々と受け止める胆の強さを思う。