Lucky
「あー今日の雲いい感じ」」と思いながら、クルマの運転中だったり、電車に乗っていたり、駅で降りても空が開けてなかったり、夕景に合いそうな街並でもなかったり。 案外、夕焼けとカメラを持って向き合える機会というのは少なくて、頑張って年に3〜4回くらいだろう。 今日はほぼ日没の時間になってしまったが、ふと思い浮かんだ、有刺鉄線の絡むフェンスと夕焼けの画を収めるに至った。 だいぶ光線は弱まってしまったが、タイミングとしては運のいい方。
それにしてもこのレンズ、ピント・リングをぐるぐる回してみるが、どのあたりが合焦した状態なのかがなかなか掴めない。 ファインダーをのぞいていて、シャープさを感じるでもなく、写った雲も、線の描写が繊細なような、どこかまったりしているような、それでいて質感やら奥行きは出ているように見える。 使いやすいような、使いにくいような... クセ玉なのか、素直なのか、さっぱりわからない、妙な魅力が魅力。