2025-11-30

冬の空気に

   ここ1週間ほどか、すっかり冬らしい空気になってきた。 ここ1週間ほど、というかたぶんもっと前からだとは思うけれど、わりと気温が高かったり湿気を感じる日もあったりで、感覚的にカラカラの冬の空気を思う日が少なかったためか、ようやく今日に冬の空気になったかと思った。 午前10時、通り沿いのレストランからニンニクを使っての仕込みの香りがしてくる。 イタリアン、メキシカン、タイ、ハワイ風と米軍基地に面したこの辺り、もっとアメリカ風の料理を出すお店があってもよさそうにも思うけど意外と多国籍。 もっともアメリカらしい料理って、コレっていうものがあまり思い当たらないかも。 南部に行けばガンボとか、同じく南部では揚げ物料理や、どこからの移民が多かったのかワッフル、その他の地域ではピザやメキシカンも多いし。 んーアメリカっぽいものって、ステーキ? ハンバーガー? マッシュ・ポテト? アメリカの家庭料理って何があったっけ?

   ガンボは、フランス語(GOMBO)で「オクラ」のこと。 魚介や鶏肉等をベースとしたスープで、オクラやお好みの香味野菜等を煮込んで作ります。 フランスやスペインの食文化を背景に持つ人々が暮らすアメリカルイジアナ州伝統の家庭料理です。 ジャンバラヤと同じケイジャンスパイスを使用する濃厚でスパイシーな具沢山スープと一緒に 「おコメ」を使用するのが特徴 --- 参照元: USA Rice Federation
   ガンボスープ発祥の地であるルイジアナ州の歴史です。 ルイジアナ州は、フランス人、スペイン人、アメリカ先住民族、アフリカ人、カナダから南下したフランス系移民など、多様な人種が混ざり合って文化が形成されており、食文化にもその影響が強く表れています。 特に、ガンボスープやジャンバラヤは、こうした人種が複雑に交じり合って生まれた、クレオール文化を代表する料理なのです。 今回テーマになっている「ガンボスープ」も、開拓者として入ってきたフランス人が持ち込んだ「ブイヤベース」を元に作られたと言われているんです --- 参照元: クラシル