少し雲に隙間が出来てきて、日射しと言うほどでもなく辺りが明るく。 少し前まで降っていた雨に濡れた道路が程よく光を反射して、空も道路も白とも銀色ともつかない景色に。
昼頃には西洋画に描かれる大きくちぎれた綿あめのようでいて力強い形の雲が広がり、やがて空は青空に。 雲は小さくなって流れて、太陽光はこの時期らしく案外高度が低く、意外と青っぽくてごく僅か黄色が混じり鋭く照らしてくる。 青空の奥には濃い青灰色の雲もありコントラストも面白く、建物に当たると陰影を際立たせどこを撮っても絵になる気がする。 写真を撮れる状態なら街を歩き回りたい思いで手足がうずうず。
