エラく気合の入った曇り空。 夜中には、空を覆う薄い雲に、ぼんやり薄いダイダイ色の絵の具を垂らしてしまったかのような姿なき月が見えた。 明け方近くは晴れるんだろうか? と根拠なく思い、晴れても紫金山彗星の次に来ているC/2024 S1 ATLAS彗星は、今頃は太陽をパイロン代わりに折り返している最中だろうし、日の出とともに空に融けて結局は見えない状態。 こんど朝に見えるのは11月2日頃からか。 それにしてもこう立て続けに大彗星が来るとは。 1995年の冬の百武とヘール・ボップの時に似ている気がする。 そしてその次のC/2024 G3は昼間でも見えるのでは? という大彗星だというのだけど、昼間の彗星ってどんなだろ。
というわけで(?)、結局、空一面の雲は更に厚くなって1日曇り空となった。