職場の近くにある... 何だろう? ここ。 7-8年くらい前までは「ガレージ」が名前に入ったレストランで、お店の前にはトゥクトゥクが置かれ、あれは何だろう? スズキ アルト? を初代 日産 スカイライン GT-Rの見た目に改造したものが置かれていた。 そこに今はドイツ車が3台ほど。
そのうちの1台は、その中でもわりと「ノーマル」な白い車体が。 これ、30年ほど前にホスト・ファミリーが所有していたのと恐らく同じ車種。 たしか「911」とプレートが付いていたがターボは付いていなそうで、一度だけ乗せていただいたが、線路と川を跨ぐ長い陸橋を登りはじめると段々スピードが落ちてゆく。 ベタ踏みだというけど速度が上がる気配はない。 意外な状況だったが背中の方から響いてくる空冷? の水平対向エンジンの、負荷のかかったやや高回転のその音はなんとも心地よいものだった。 速くないしパワーもないけど、運転したら面白いだろうなぁと思った。 ダンナさんは「速くないんだ」と少し不満気味に話し、必死に坂を登っているクルマとその言葉を楽しむように、ちょっとからかうようにやや顔を赤くして軽く笑いを向ける奥さん。 その後ほどなくしてそのクルマは売ってしまったよう。 以後は当時エラく人気のあったホンダ アコードに乗っていた。 なんだか不器用そうな911は、当時、実家にあった自然吸気のスバル レオーネと似ている気がした。 ついでにこのホイール、すごく昔のスバル R2のホイール・キャップが似ている。