午後
14:11。 もう夕刻のような雰囲気だった。 さすがに14時過ぎで「夕」というのも何なのだけど、思えばもうじき冬至になり、その頃の日没は16:32らしく、14時は日没のほんの2時間半前であり、陽光が黄色やオレンジに見えるのが今の時期なのだろう。 冬至を過ぎればまた陽の光はどんどんシャープに白っぽくなってゆく。 冬至頃までのぼんやり薄暗い街の陽差しもあと数週間か。 ここ数年、この12月の柔らかい、と言うよりも弱いといった風の午後の陽光に面白さを思い、よりそうした光線の写真を意識するようにはなったのだけど...。 なかなかまとまった時間も取りにくいと思いつつ、そう遠くなく光と影の際を探し歩くような日を作ってみようか。