2024-10-17

りんごの花

   ひと房だけど、りんごの花が咲いていた。 そして貴重な花の蜜を求めてかアリとアブラムシがぽつぽつと。 この時期の花は、香りと言ってもそう強くなさそうだし、よくこの小さな地点をめがけてアリもアブラムシも辿り着いたモンだと感心。 それにしてもだいぶ弱った木だった。 幹の途中に大小の穴が幾つかあって、太めの枝は朽ちて1-2本が切り取られていた。 おそらくカミキリムシに入られ、そこに雨水や雑菌が入って腐ってしまったのだろう。 りんごの実の香りの強さを思うと、木ももしかしたら甘い匂いがするのかも。 バラ科のなかでもりんごって、育てるの大変そう。

2024-10-16

秋のライラック

   10月に入って咲き出したライラック。 寒い地域の植物だと思った。 北海道では「ライラック」という名前の特急電車があって、そのヘッド・マークと寒冷地仕様だったか少し変わったデザインと塗装がちょっとお気に入りだった。 「781系」だったか前面に、ド根性ガエルに出てくるゴローの目の辺りのように赤い帯がある。 初期型は「485系」?
   北海道と同じくらいの緯度だと思うが、アメリカのオレゴン州、ニュー・ヨーク州で見かけたライラックは4月20日頃、30日頃に見ごろだった。 日本の小振りな花と房とは違って大降りな花と房、色も紫のみではなくピンクや赤っぽい花もあり木も大柄。 さすがに地植えでは今の時期に咲くとは思えないが、見に行ってみたい気も。

2024-10-15

だんだん暗く

   紫金山彗星、太陽の周りを回り、折り返し地点を過ぎてどんどん遠ざかってゆく。 日に日に急速に光度が落ちるとは聞いていたが、肉眼で見えていた一昨日と比べると、今日はカメラで覗いて見ないと位置を確認できず、こんなにも? と思うほどの差は 2等級分くらいは暗くなっていそう。 今日は快晴との予報通りとは行かず雲の多い夕方となった。 昨日も今日も湿度が高めで、空にうっすらとモヤの掛ったような夕空だった。 とは言えこれだけ明るくなった彗星、光害のない好条件でクッキリ写せた人も多かったことだろう。 次に来る彗星 - C/2024 S1 ATLASはどうやら南半球で好条件となる見込みらしい。 北半球でも明け方に見えるようになるのは11月上旬とそう遠くなく、そろそろ実際に近い予想が多々出てくるのだろう。

2024-10-14

団栗色

   つい昨日、季節についてあれこれが載っているウェブ・サイトを見ていて、秋にまつわる色のあれこれを見ていた。 午前中、何か面白いものあるかなぁとプチ散歩をしていたら、東京都心の水瓶の貯水池から多摩地域の端っこ --- 都心との間っコあたり迄のかつての水路跡と思われる「自転車道」を歩いていたら、その脇の歩道の脇のケヤキの切り株に、たくさんのドングリはじめ、カラスウリやホオズキや柿やマツボックリが並べられていた。 秋の始め頃の公園には、時々小さな子供が集めたと思われる木の実や落ち葉が並べられていて、それを見て木々を見上げ季節を再認識することがある。 それこそウェブ・サイトに載っていた色の様々。 「団栗色」「照柿色」「紅柿色」「渋紙色」「栗梅茶」「柿渋色」... 黄色から焦げ茶色にかけてのグラデーションが言葉になっている --- と、何か面白かった。

2024-10-13

見えた

   なかなか手が空かず、ようやく18時頃に約10分で窓の外を探して肉眼で見つけられた。 その状況なので撮影は手持ちで何枚か。 後で思ったのは、手持ちでも連射しておいたら後で合成できたのかも? と。 明日の夕方は曇りなので明後日、また撮りに行ってみようか。 噂になって約1年半。 近日点を通っても核が崩壊せずに予想されてた通りに1等星くらい。 そして新たに見つかった? C/2024 S1 ATLASがすぐ下、地平線の下に。 そちらも11月上旬の早朝に東の空に昇る。 日の出が遅い分、空気が乾燥しているだろう分、撮影条件は有利。 夕方も見えるんだろうな。 調べてないけど。

   一応データは: ISO 800 F2.8 1/8sec.

2024-10-12

給湯室

   日中、外出できず。 で、昨日の夕方に気になった給湯室の一角を。 F2.8くらいだったか、今日もPlanar 1.4/50mmを持って出ようと思っていたところ、ちょっとボディの関係でDistagon 1.4/35mmに。 Planarだったらどんな風なボケになっただろう? と想像しつつ、今日はこっちで良かったかもと思い、Sonnarの溶けるようなボケ味にも懐かしく思いを馳せ。 Sonnarは1本だけ、2.8/90mmがあったっけ。 明後日あたりからそれにしてみようかな。 明日は... また35mmかな。
   この頃気になるのが、Summicron-M 28mm F2 Asph. の、自分にとっての中途半端さ。 周辺光量落ちと場合によっては周辺の色被り、線が非常に繊細で、静寂を切り取るには比類なく最適だけど、絵作りの感性と腕が追い付かず。 このレンズ、なんだかんだとM型ライカに付けてこそ味方をしてくれる感じはする。 ライカ SL用のレンズには28mmがライン・アップされているがほぼ80万円とかなり高価。 そこまでは.. 使用頻度を思うとソニー FE 28mm F2.0+ソニー a7SIIでもいいかなと思ってみたり。 で、今いちばん気になるのはなぜかMマウントの、以前に使っていたCarl Zeiss T* Biogon 2.8/28mm ZM。 でもたしかこのレンズ、ソニー a7シリーズでは周辺の色被りがけっこう出たような記憶。 CONTAX G T* Biogon 2.8/28mmも素では周辺光量落ちと色被りがけっこう出るようだし。 となると気になるのはCONTAX Carl Zeiss T* Distagon 2.8/28mm。 なんかこれ前にも書いたような気がする。 ...何度か。 28mmは案外どのメーカーも程よく中庸な性能のライン・アップが見当たらなくてこうした古めのレンズも候補に入ってしまう。 気分的にはAi-SでもないしFDでもEFでもないし、MDとMLとPENTAX-M/Aはちょっとありだけど、まずはZeissに偏る。 その他にもフォクトレンダーのNokton Vintage Line 28mm F1.5 VM と Color-Skopar 28mm F2.8 VM が気になっていて前者は今年のcp+で試写させていただき好印象だった。 後者は以前にあったColor-Skopar 28mm F3.5の高画質化した後継モデルという辺りか。 Mapレンタルとかで借りてみるか? 両者たぶんちょっと暖色系。 暖色系と言えば、言えば、... たしかSuper-TAKUMAR 28mm F3.5 の絞りピンが抜け落てしまった個体を持っていたハズだけど、どこ行っちゃったかな。 M42マウント->Eマウントの変換アダプターもあるし、あれがいいンじゃないかな、いま。

2024-10-11

ローカル・ガチャ

   ローカル? "ご当地"? な、ガチャ。 富士重工の城下町と言われた街のシンボリックな存在。 Subaru 360とショッピング・モールのキー・ホルダー。

   今日は久しぶりに青空が広がった。 あ! と思って、早朝、東の空の低空が見える処に行ったが紫金山/ATLAS彗星は見えず。 彗星の位置を表示するアプリを東の空にかざすと、彗星は太陽のすぐ近く、地平線の15°くらい下の方に。 太陽に近すぎて見える見込みナシ。 画面に表示された彗星は、ちょうど太陽の周りをグルっと折り返しているように見えるが、太陽に最も接近する「近日点」はいつだっけ? 14日頃以降、数日間は夕方の西の空低くに見えてくるのに期待しよう。 天気ももしかしたら。
   今日の午後はアブラゼミが鳴いていた。 クルマの温度計は24℃。

2024-10-10

やや奥まって

   細い側道へ普段と反対方向から入って行って初めて見る景色。 この界隈は旧い町で、まだ古い建物が点在。 こうした3-4軒が繋がっている建物もちらほら見かける。 この界隈、もう一歩踏み入ってみようか。

2024-10-09

初夏の花

   数年前なら「初夏に咲く花」だったのだけど、最近は、クレマチスは5月頃に何となく咲いて、その後は花をつけられずに夏の暑さを何とか乗り切って秋に頑張って開花。 ライラックは初夏にしっかり咲いて、夏の終わり頃にものすごい疲労感を訴えるように葉の殆どが薄茶色になり、そろそろ冬支度かと思う頃にまた開花する。 その時期はさすがに両方とも花はやや弱々しいものの、秋に思いがけずのライラックの香りが漂ってくる。 「いまキュウリとナスが生ってる」っていう話も聞いた。 こちらも初夏から7月中くらいがシーズン。 そして今日は職場で「太陽の軸がズレてる」っていう話で軽い盛り上がり。 Youtubeにもぽつぽつとそうした話題を見かける。 案外そう思っている人がいるんだなぁと、ならそろそろ、「傾きは23.4度じゃない」とか、「軸の中心が南極点・北極点ではなくなっている」とか具体的な話を目にする日もそう遠くないのでは? 等々を思う。

2024-10-08

雨降り

   ちょうどいちばん降りの強い時間に外に出たらしい。 夜まで外に出れなかった今日、何を撮ろうかと考えながら片手はハンドル、片手にカメラ。 せっかくPlanar 1.4/50mm付けてるのに開放絞りで遊ぶ余裕がいまひとつ... あ、信号アオ。

2024-10-07

解体の一歩

   昨夜、囲いが出来て3ヶ月ほどかと思っていたところ。 この近くの信金に用事があって通りかかると、ちょうど商店街の看板を取り外していそうなところだった。 囲いも高くなっていていよいよ工事が始まりそうな雰囲気が強くなっていた。 遭遇したのは看板を照らす照明器具の取り外し。 昇降機で照明の高さまで上がり、工具の音がして1つ外され、さて立ち去ろうとしたら背後で「パーン」と破裂音。 外した照明器具は地面に放ったっぽい。 建物に囲まれた場所で、破裂音は四方からの反射も大きく聞こえた。 15年ほど前? にはこの一角にちょっとおしゃれな感じのスーパー紀ノ国屋があり、その後には自然食品のお店となりそれも2020年に閉店。 かつて昼頃や夕方の紀ノ国屋はけっこう賑わっていた。 商店街に名前が付いて看板が付いたのはいつ頃だったのだろうか? その工事に、この照明器具が梱包を解かれて袋から出され、看板の上に取り付けられ、配線されて、日が暮れて灯りが点き、という日があったことを想像した。

2024-10-06

線路脇で

   夏の余韻漂う日暮れ後のオシロイバナ。 花の香りはだいぶ弱く、ホントは白花に細かい濃いピンクのサシ模様のはずが、ある年に白花に、その後にピンクが戻ってきたかと思ったら花全体がうっすらピンク。 最も夏の余韻を感じるのは、撮っている間にがっちり痒みを残して飛び去った蚊。 チクチク痛いような痒み。 直径1cmを越えてプクリ。 昨日・今日と20℃前後で、明日は28℃の予報。 波打ち際のような揺り返す余韻。

2024-10-05

届いた

   2週間ほど前だったかここに来た時はまだ真夏の暑さで、このツルがジョウロをめがけて伸びているように見えた。 あと1mでジョウロという辺り。 ジョウロは空っぽだろうけど、水を求めて伸びて見えるところが何だか応援対象。 もちろん上の方には根っこがあって、プランターに植えられて水やりをする人もいるので特には心配ご無用なのだけど。 きょうは届いた記念撮影を。

2024-10-04

屋根

   朝は雨、午後はうっすら晴れ。 弱い影が出て秋の感じ。 朝はちょっと肌寒かったが午後はけっこう蒸した。

   先月に取り壊しが始まった小さなレストラン、restaurant JIROは、工事の囲いも取れて更地になっていた。 50年の歴史を持つこうしたお店、店主は80歳前後の処がほとんど。 この更地はまた集合住宅にでもなるのか、現役のお店も代替わりがなければいずれ同じようになるのか。 ほんのここ5-6年だけどこうしたお店を訪れるのが面白く、何よりそうした店主の昔話は街の歴史そのものでもあり、ある意味過渡期である今を通ってまた街が変化する様子を、過去はもう撮れないけれど時間の流れのなかに垣間見るような感覚が面白く。

2024-10-03

街明かり

   意外に街明かりが強くて、時々この近辺で星を撮ったのだけどよほど明るい星でないとなかなか絵になるような写りにはならない。 星を目立たせるためにF1.4やF2と明るいレンズを使ってなるべく開放近くで撮りたいところ。 実際には少し絞らないと空が必要以上に明るく写ってしまうのでF4辺りで撮ることが多かったと思う。 もしかしたら敢えて明るいレンズで明るく撮ってRAW現像で空を暗く落とすと星が浮き上がってくる? 色々とやってみているこの頃。
   一昨日は朝4:30頃から東の空に昇る紫金山/ATLAS彗星を撮ろうと4階の階段の踊り場で構えていたが、残念ながら東の低空には雲が広がって全く見えなかった。 今度は10月14-17日頃の、日の入り直後の西の空かな。 前回のネオ・ワイズ彗星といい、天気が...。
   ちなみに、今日は雨。

2024-10-02

水始涸(みずはじめてかる)

   さっきまで青空に少しの夕焼けだったのが、ほんの30分ほどで夜。 飛んでくる飛行機も、僅かに機影は見えるもののライトがあるからその位置がわかるという暗さで機種は音で判別。 急速に暗くなってゆく夕刻の様子に秋の深まりを思う。 今日はちょっと久しぶりに30℃。 気温のわりに風は涼しく湿気は少なく、真夏の暑さを思い返すと随分と季節が進んだと思う。 台風だ秋雨前線だと聞くが「水始涸」と言われればそういう気がしてくる。 いあ接近中の台風は、再び能登に大雨をもたらすと言われている。 大事ないといいが。

2024-10-01

開店準備中

   「この9月1日で56年目に」とママさん。 ロング・ランのラーメン屋さん。 色々な事に興味を持たれる方で、以前にはドラムやボクシングなどもされていたとか。 写真も好きで、お店のメニュー写真はご自身でiPadを使って撮ったのだとiPadに入っているそれらの写真を見せていただいた。 その他、お客さんから戴いたというお店の写真のこと、つい最近テレビのロケハンで来店された方のお話なども。 ここへは去年に2度来店、今年は未だ。 また近く食べに行くか。

2024-09-30

とある工房の風景

   焼き物の絵付けの道具?
   セラミックの板に写真を焼き付けるという仕事で信楽の窯元を訪れてから、もう10年ほどが経つ。 そんなに経ったのか。 思えばその最初の段階で紙への印刷のため印刷屋さん初めてお邪魔してからは約11年。 思ったより時が経っていた。 紙と焼き物とでは少し勝手が違って、焼き物の場合は色を出すために窯の温度という要素があって、これへの「勘」のような処がなかなか分からなかった。 銅が青緑、鉄は黒に発色、等々あれこれ丁寧に教えていただきつつ、難題だったのは朱色の部分で、金を含む絵の具で色の深みを出しているらしく、温度を上げすぎれば金が黒化してくすみ低ければ深みは出ずで、他の色とのバランスもあって本焼きの温度についてはだいぶ無理をお願いした気がする。 色味の決定までは、数十枚に及ぶサンプルを作成しつつ先方は何度も足を運んでくれた。

   今日の小さな作業台、始めはマッチ箱が気になって撮りだしたのだけど、絵付けの筆やら薬品やら、何かの実験台なのか未だ素焼きの湯飲みもどき、ほぼ黒の濃い茶色に発色したサンプルの花瓶などを見ていたら、あれこれ色々と思い出された。

2024-09-29

久々の雨の帰路

   そういえば午後から雨だって言ってたっけ。 運転を始めて15分もした頃には、ライトに照らされた雨がそこそこ白い線に見える本降り。 今日の午前中は、とある法事のスナップ撮影があって午後に少しの疲労感。 運転途中でトイレに寄るためスーパーに入り、何とはなく買い物でもと。 思ったよりもフルーツは高価なのと種類が少ないのとでほぼ素通りし、デザート売り場に行ってみたら品薄状態だっのもあって興味を失い、ちっこい豆乳のパックでお茶を濁すか? と思い、結局、カップに入ったアイスを手に。 車検から戻ったクルマはどことなく具合の悪そうな音を立て。 さてどうしたものか。

2024-09-28

少し蒸し暑い夜

   9月下旬、あと1週間ほどで「寒露」と、冬の渡り鳥がやって来る頃だそう。 なのに今日は蒸し暑くて夏の忘れ物のような宵の口。 とあるお店の50周年企画だというので足を運んでみると、ほんの半年程前から比べても通りの様子がどこか寂しい雰囲気。 米軍基地が近い地域事情から、駅のコチラ側は歓楽街となりイザコザも多めな通り。 911以降は日本人客の方が多くなったというが、合計しても来訪者は減っているのだろう。 またハロウィーンやクリスマスや年末となれば賑やかになり、異国の裏通りのような妙な緊張感が戻ってくると思うのだけど、今日は随分と静かだった。 金曜の夜のほうが賑やかかもなぁ、でも土曜だしもっと賑やかでもよさそうなのにな。 老舗ディスコを覗くと20人ほどの客。 23時近くになって更に10人ほどが来店。 ...それなりに人、多いか。 と思いつつ. ディスコでの曲がテクノでもラップでもなくて低音をチャージできないまま若干の空虚感を思いながら出口へ。 通りでは白いトヨタ・クラウンのボンネットに黒人男性が横たわり、それをLEDライトで照らしてクルマに吸盤でカメラ --- たぶんソニー・アルファを取り付けて動画を撮る、総勢黒人5名の姿。 この通りの雰囲気をカッコイイと思ってなのだろうなぁ。 カッコよく撮ってくれてるといいなぁ。 ミュージック・ビデオの制作? プロっぽいけどそこまでガッツリ感はなく、でもクルマや人の往来をかわしながら一生懸命。 まぁいいンじゃないか? と、掴みどころのない何かに納得して通りを後にした。

2024-09-27

夏の名残

   道にノウゼンカズラが一輪落ちていた。 神社脇の林へ行くと蝉の鳴き声がたくさん聞こえ、蚊にも何か所か刺されたし、まだまだ夏っぽい場面に遭遇するもんだ、と。 さほど暑くなく、でも軽く汗ばむような、北風と言ってもさほど冷たさもなく、何とも中途半端な季節感で、夕方の雲もオレンジというほどオレンジでもなく、上空の風は流れる方向が入り乱れているのか、寝ぐせのようなランダムな形。 当面は曇りや雨が続きそう。

2024-09-26

April Flash

   アメリカっぽい雑貨が所せましと並ぶ雑貨店。 "ROUTE 66"の道路標識の柄のステッカーやBetty Boopのワッペン、US Air Force関連のワッペン、DAD'S ROOT BEERのロゴの灰皿等々、貼るところも置くところも思いつかないのに何だか欲しくなる品の数々。 お店の前は米軍基地。 時々こうした空間に浸るのもいい感じ。
   ちょうど今日は抜けの良い晴れ。 気分的にもちょうどぴったり。

   夕方には雲が多くなって空の色がややグレーがかり、ナナメに建物の隙間から奥の建物を照らすコントラストが面白かった。 秋分を過ぎ、「雷鳴のおさまる頃」と言われる今頃は、秋らしい景色のほんの入口。 目立った紅葉もないけれど、色づいた木々が照らされ浮き立つ風景や、冷たい風に冬の気配を思うような街の景色だった。

2024-09-25

曇り空

   通りに来る日はけっこう曇りの日が多い。 心地よく青空の下でこの通りを撮ったのは、昨年8月上旬、いかにもな真夏の暑い快晴の日だった。 確か用事を終えて午後から撮り始め、歩き回って気が付けば14時半で、指先が痺れて軽いめまいを覚えてラーメン店に入った日。 そうした好天で外出できる日が重なる機会は貴重。
   この通りを記録撮影のように撮っている人は何人かいるらしい。 つい先日Youtubeでこの通りの色々な場所・姿をまとめた動画があったり、ライブ・ハウスでバンドを撮る人に遭遇したり。 老舗ディスコの人からは「もう一人、女の人で写真撮る人いるでしょう?」と訊かれたり。 おそらくライブ・ハウスでお見かけした人だろうなぁと思って思い出したのは、バンドの演奏を撮っているときにベンチの少し離れたところからスッとレンズがこちらに向いた瞬間で、反射的にフッとよけてしまった。 大音響の中でもあり言葉でのやり取りは困難で、お互いのレンズの種類と向いている方向で出る・引くの呼吸を合わせて撮りつつも、お互いに何を撮る人なのか? 仕事なのか否か? などは気になるところ。 なのでその時、「やぁ」と掌を広げてレンズを軽く覗き込むようにしてもよかったかなぁと。 挨拶代わりに。

   瀬戸正人さんによるインスタグラムの書き込みで細江英公さんのご逝去を知った。 16日のこと。 91歳。 9日も前か...。 少ない接点ではあったものの、「君は何を撮るんだい?」と話しかけてくれたり、道で会うと「やぁキミかぁ」とちょこんと手を挙げて挨拶してくれたりと印象の強い方だった。 もう一度お会いしたかったなぁ。

2024-09-24

Store Closed

   丸い取っ手。
   今日は朝からずっと風がわりと冷たい。 北風なのだそう。 昨日から日射しがだいぶ秋らしく、今日は湿度が下がって更に秋っぽい。 ただ残念ながら、両日とも外に出た時間にはあまり日射しがなくあまり季節感のないフラットな調子に。
   今年は花があまり咲かないンだなぁと思っていた彼岸花が、けさ見たら花芽が増えていた。 赤花7本だったのが17本に、白花1本だったのが2本に。 つい数日前まで暑い残暑がと言われた夏日が続いていた記憶もどこへやら。 空気は晩秋や冬の訪れという気配。

2024-09-23

通り沿いの窓

   イスの座面から窓枠までは20cmほどだろうか。 窓は2階。 酔って座っていたら落ちそうな雰囲気。 下は細い路地があり、そこそこ人通りがある。 街路灯が光り出す頃にはまったりした風の時間が流れ、ごく短い通りながらファスト・フード店が2つ、バー営業のレストランが地下と2・3階も合わせると7軒。 と言って呑み客が次々賑やかに往来するでもなく、このイスからぼんやりと通りの風景を、行き来する人の流れるのを見ているのも悪く無さそう。

2024-09-22

彼岸花 その2

   開花は昨日だったか、今年はなんとなく小ぶりな花の彼岸花。 急にターンして台風から変化した低気圧が日本に接近中のためか朝には大雨。 能登半島では121mm/hというかなりの降りだったらしい。 今年1月1日の地震からほぼ9ヶ月も経つのに、まだ分断されている道路があるようで救急活動が困難なのだという。 ボランティアに行った人達の話を聞いても、やはりインフラの整いはすこぶる低速な感じがする。
   きのう植え込みに見つけたショウリョウバッタはまだ同じ木にいた。 木と言っても僅か25cmほどの高さで、一昨年植えてまだ成長を始めるほど根を張っていない。 その状況で夏の暑さに焦げて残り少なくなった緑色の葉はぜんぶ食べられてしまった。 この近くかこの木に卵を産むつもりだろうけど、周りにあるのは硬い葉のツタ類のみでこの木だって葉が出てもたかが知れた枚数だろうし、幼虫が孵って食べるものがあるだろうか? 今日は気温22-23℃程度。朝から降ったり止んだりの雨は冷たく場所を移動する力も出なそうだし。 移動させる場所も思い当たらず。
   きょうは秋分の日。 暑さ寒さも -- との通り、この先は段々に気温が下がって行きそう。

2024-09-21

彼岸花

   開花は17日頃だったか。 今年は2本は出てくるかと思いきや1本のみ。 赤は7本で例年の半分くらい。 「ウチは出てこなかった」という声もあり、今年は彼岸花の当たり年ではないのかな。 今日は曇り時々晴れ。 明日はたぶん雨。 昨日の、曇り気味なのに蒸して歩くとドロドロとなるよりは涼しく、それでも足が重くなってゆくような妙な暑さだった。 道端の植え込みではショウリョウバッタが最後の? 腹ごしらえ。 オシロイバナもあと1週間ほどで開花期を終えそうな雰囲気。 「今年最後の猛暑日か」と言われた今日、気温は30℃ほどと言うほどは上がらず、朝鮮半島辺りから急なUターンで日本に向かい出した台風14号は、そろそろ熱帯低気圧になりそうだけど風雨はそこそこ強さを保ちそうな雰囲気。 この雨、今度こそ秋への切り替わりとなるか?

2024-09-20

かつて

   もう何年も前、写真の整理のために、半年だったか1年くらいだったか、とある倉庫へ通っていた時期がある。 朝は事務所に顔を出し、その後は夕方まで倉庫。 往復は自転車で、そのほぼ中間地点がこの辺り。 店名が壁と同一色で塗られているのを見ると、お店は閉められたのだろうか。 案外この時期のことは断片的ながら覚えている事も多く、往復で見ていた風景も、その後どうなっているのか気になる場所もちらほら。 一般住戸が多いこともあってあまり写真的にはバチバチ撮るような場所でもなく、これまでは足を運んだとしてもごく遠慮気味な訪問だった。 今日はなんとなく予感がし、所々特徴ある見慣れた風景もそろそろ様変わりの時期なのでは? と気になって行くことにした。

2024-09-19

雷雨のあと

   ようやく夕方になって外出。 昼過ぎからは絶え間なくという感じで雷が鳴り続けそこそこの降りの雨。 夕陽で空に色が付くかと期待していたがさほどでもなく暗くなってしまった。 午前は33℃くらいに。 明日が猛暑日予想の最終日となりそう。 35℃って表示されてる。
   ふた昔くらい前の夏って、暑かったけど気温はせいぜい30℃前後で、蒸してはいたけど極端な湿気の日はさほど多いわけでもなかった記憶。 そして9月上旬、夕方や夜に大雨がやってきて、それを境に急速に秋めくという記憶。 近年は季節の境目がぼやけているような、行ったり来たりするような曖昧さを思う。 ここ数年は季節が1ヶ月早く進んで見えるようだとよく聞いたけど、昨年あたりから景色的には1ヶ月ほど置き去りな感じがする。 もう20日ほど前だろうか「台風10号が秋雨前線を刺激して大雨が」と聞いたような気がするが、その秋雨前線もいまどうしているやら。 それでも暦通りにお彼岸からは秋に切り替わるのだろう。

2024-09-18

「不安定」な空

   この少し後に大雨。 大雨の雲はこれとは反対側からやってきた。 空一面、久々に濃いグレー。 一旦止んで雷雨に。 また気温は33℃台になり、クルマの温度計は38℃を指していた。 そろそろこうした日は無くなってきそう。 それにしても蒸して重たい暑さだった。