6 TRANSISTORS
2025-01-17
冷たい風の日
気温9℃前後。 寒いと言っても風が吹かなければそれほどでもないのかも。 今日から3日は9℃前後の予報でその後は13℃前後の予報。 例年よりも北風は強くない感じだし、平均的に穏やかな冬。 3日後の大寒を迎えるともう1段階「冬」度が増すのか。 2年前に久々の積雪があったのは2月10日頃だったか、本格的に春の陽の匂いを感じられるのは3月上旬かなと思うこの頃。
2025-01-16
改札
基地の街にある駅。 基地からはいちばん近く、以前から外国人の姿を時々見かける場所だった。 この辺りには米兵のための住宅が多数あったのだろう、基地に沿ったこの一帯には、いわゆる「アメリカン・ハウス」や「米軍住宅」と呼ばれる家が点在する。 戦後約80年、日本へ返還された後も修繕や改装しつつ日本人が住んできた。 この駅前にも何棟かのアメリカン・ハウスがあってパステル調の黄色い壁に改装され、駅前の風景のアクセントになっていた。 アメリカン・ハウスには、特に1960年代だろうか音楽や絵や書き物を生業や目指す人たちが好んで住んだ傾向があり、近年は一般的な住宅としてや、レストランや雑貨店として使われている。 駅前の黄色いハウスは一般住居で、昨年12月頃に取り壊されてしまった。 さすがに老朽化は否めないのだろう。 それに足して駅前開発的な何かが近寄ってきている感じもする。 映画「スローなブギにしてくれ」に出てくるこの駅前の風景の名残はいつまでか。 当時は乗降客も多く、改札は錆色の鉄柵で囲われた中に駅員さんが立つ昔ながらのもので、ホームから線路を渡ってコンクリート造で黒い細かなタイル張りの駅舎内にあった。 その後、橋上駅となり、17-18年ほど前までは列車が到着すると駅員さんが階段下へ来てキップを受け取っていた。 ICカード対応となってからは駅員さんのブースはシャッターが下りたまま。
2025-01-15
太陽の色
前に原っぱで写真を撮っていた頃、デザイナーさんの送ってくる「イメージ」に「カボチャ色の太陽」というのがあった。 たしか12月の冬至の頃に送られてきていたと思う。 切った断面の熟したカボチャの黄色、煮物のカボチャの黄色等々の幾つか思い浮かぶ色はあり、陽光の弱い冬の午後3時過ぎに感じるややオレンジに寄った黄色い光は印象として近いものを思う。 今日も晴れて、6-7階相当の建物の屋上からシルエットの街と、西の空にはあと20分ほどで沈みそうな黄色い太陽が。 写真に撮ってハイライトを落としてゆくと、どこか「カボチャ色」を思わせる色に。 でもなんか違うなぁという感じで、いつか「あ、カボチャ色」と思える太陽を見てみたいもの。
2025-01-14
コンクリート塀
この街を歩くのは大抵は午後なのだけど、今日は珍しく午前中に外出。 南東からの日射しに慣れていないためか、普段の南西-西南西からの日当たりとは大きく異なる風景に戸惑いながらの街歩き。 通りの多くは陰になっていて、夏ならもう少しいろいろなものが照らし出されているだろうにと思いながら。 幅の広い歩行者/自転車用通路に沿って建っている商業施設では、通りに面してお店が並び、それらが表に並べた椅子やテーブル、細身の街路樹などが影が面白かったのだけど、通りの全体像が写し込めるでもなく記録写真とするにも中途半端。 これにしようかと目に入ったのがそれほど遠くない年月のなかで無くなりそうなコンクリートの塀。 小さく空いた穴は扇形だったり富士山形だったりと数種類がまだ市内に点在。 一時は穴開きブロックを「アナァーキーだ!」とやや興奮気味に探した時期もあったけど、ブロックだけでなく街の風景として撮るには割ける時間が案外なく最近は進捗なし。
2025-01-13
ドン.キホーテ
1号店は1989年3月オープンの東京都府中店なのだそう。 甲州街道沿いで、知人に「ここだよ」指し示され、確か実店舗を見たことがある。 店舗数は... ドンキ、MEGAドンキ、各ドンキUNYを合わせて472店舗、海外ではドンキ、ドン・ドン・ドンキで合わせて51店舗、グループでの総店舗数は761なのだそう。 それ程たくさんあるとは思わず驚いた。 ハワイ・ホノルルのドン・キホーテは、以前はダイエーだった場所。 そこから半ブロックほど離れた古いホテルの脇にはいつもぱパトカーが1、2台停まっていて、それほど治安はよくなさそう。 ドン・キホーテになってからは行く機会がないが、そう言えばきょう撮ったドンキも元はダイエー系の、昭和の業態の昔ながらのデパートだった。 それが25年ほど前だったかに安価を売りにするデパートのようなそうではないようなお店になり、10年くらい前だろうかドンキとなった。 もちろん店内は一気にガラリとドンキ色に。 世界中どこでもドンキはドンキなンだろうなぁ。
2025-01-12
寒空のカフェレストラン
久しぶりに曇り。 と言っても6日ぶりくらい? ただ今日は、数日前の予報で夜から雪と言われていたのでそれなりの寒さ。 関東では、雨が太平洋上まで止まりで陸には届かず雪にはならなかった。 午前に薄日がさして、青空を期待したが午後にはまた曇ってしまった。 九州では雪が降ったとも、全国的には曇りや雨の地域が多いと聞き、あの薄日は貴重なものだったのかも。 通り沿いに見かけたカフェ・レストランのセミ・オープンなテーブル。 ストーブと毛布の密かな存在感。
2025-01-11
柳とツタと
オープンして15年ほど? (2025年7月で9周年らしい)になるレストラン。 ここは30年ほど前は駅前から300mほど離れ、やや裏通りという風な長屋のような横長の建物に4軒ほどの呑み屋が入っていたりと、ちょっとした呑み屋街だった。 今は駅のロータリーにある大きなケヤキの木はその呑み屋街の少し裏手、裏手と言っても駅に近い側にあったもの。 以前は街の中に木がもっとたくさんあった気がする。 具体的な記憶は無いのだけど、街の中で柳の枝や葉をよく歩道で見ていたような、見ていなかったような。 それで街の中にあった柳の木が気になって記憶を辿って思い当たったのがこのお店の脇。 だいぶ枝が剪定されて垂れ下がる枝はないものの柳で間違いなさそう。 ツタもすっかりお店を覆い、この界隈の風景が変わってからの年月の流れを思う。
2025-01-10
晴れた日の
昨年の夏に同じ場所で撮った記憶。 やはり白黒で高コントラスト。 たまたまこの場所の陽射しがそうしようと思わせるのか。 パステル・グリーンと白で塗られた壁に青空の組み合わせは色があってこそ面白そうで、始めはカラーであれこれ作り込んで行くのだけど、お店の看板の輝度の高めの白さが気になったりで、作業を進めるうちに白黒にしたくなってくる。 ...この影の入り方だと、撮るときに目が白黒モードに寄っては いるけれど。
奥の看板の「牛丹」は、元々は駅から170mほどの場所にあったお店で、かつて牛タン料理を出していたことに由来するらしい。 今は駅から600mほどだろうか、だいぶ奥まって感じる場所に。 今はもつ煮や車麩の煮込みなどが食べられるらしい。 ネット検索すると「南国カフェ シエスタ」(隣町のレストラン)によるブログ記事がヒット。 この駅の東口には、ロックやジャズのライブ・ハウスなど音楽に因んだお店が少なくなく、このブログ記事でも店内で譜面台を前に楽器を手にするお客さんの姿も。 「お酒を出す小料理屋」というだけではなさそうな雰囲気にちょっと興味が。
奥の看板の「牛丹」は、元々は駅から170mほどの場所にあったお店で、かつて牛タン料理を出していたことに由来するらしい。 今は駅から600mほどだろうか、だいぶ奥まって感じる場所に。 今はもつ煮や車麩の煮込みなどが食べられるらしい。 ネット検索すると「南国カフェ シエスタ」(隣町のレストラン)によるブログ記事がヒット。 この駅の東口には、ロックやジャズのライブ・ハウスなど音楽に因んだお店が少なくなく、このブログ記事でも店内で譜面台を前に楽器を手にするお客さんの姿も。 「お酒を出す小料理屋」というだけではなさそうな雰囲気にちょっと興味が。
2025-01-09
穏やかな夕刻の
ごく薄くブロンズ掛った窓ガラス越しの風景。 夏は冷房、冬は暖房が程よく効いた空間から見る風景は何とも静か。 このブロンズに寄った色味の風景を写真にとよく思うのだけど、案外ちょうどよく茶色っぽい絵柄にはならず。 窓の外の陽の光はけっこう白っぽい。 ここ2-3年、太陽の光を何だか赤・黄色っぽいと感じる事が多かったが、今頃は心地よくスッキリ白っぽい。 時候は「芹乃栄 (せりすなわちさかう)」- セリが良く育つ頃なのだそう。 あす頃からは「水泉動 (すいせんうごく)」- 地中の水が活動を始める頃なのだそう。 冬至を過ぎ、南中高度も日の長さもほんの少し延びた程度なのだけど、梅の蕾も日ごとに大きくなって行くし、思いがけず目にする球根の草花の発芽、ミントの新葉等々、地面にも地中にもその光線の強さはしっかり届いていると思う陽の色。
2025-01-08
呑み屋の店先の
赤い丸椅子と赤いサッポロのビール・ケースと灰皿が目に入り。 だいぶ陽の光が強くなってきたように感じる。 そしてまだ午後の早い時間でも影は長い。 日の入時刻は16:44で、冬至から15分ほど延びている。 昨日は13℃ほどと最近では暖かだったが今日は9℃の予報で、歩いているうちに軽く汗ばむくらいにはなったものの少し風も吹いて寒かった。 そして昨日と同じ場所へ、通りの両側に陽の当たる時間に行ってみることに。 着いて15分ほど経った頃に通りの左右に同じくらい陽が当りはじめ、その1-2分の間に何枚かが撮れた。 また太陽の高度が高くなった頃、周囲の建物の陰の影響が少なそう時期に興味が出てきたのでその頃にまた。
2025-01-07
雨上がりの日
昨日はお昼頃に濃い灰色の雲が広がってぽつりぽつりと雨が降った。 気温が低かったので雪になるかとも思ったが、一旦は晴れ、夜になって本降りとなった。 久しぶりのまとまった雨で、今朝はその雲が割れ、天気予報ではお台場から新宿方面に向いたカメラに虹、通勤の途中で富士山が青黒い空をバックに強い朝陽に浮き出て輝いていた。 日中は一応の青空。 いかにも水分の集まりといった風のたくさんの厚い雲が流れて行き、空気は久しぶりに湿気を帯びていた。 午後になって青空と青灰色と白のコントラストを持つ雲とが程よく交じる風景を探して歩いたものの、ちょうどよく諸々が収まる場所は見いだせず。 白っぽい陽光と青灰色の雲と街がモノトーン気味に見えた道の真ん中からの風景が気になり。
2025-01-06
市場へ
小さな市場。 道路際の小さな食堂は海鮮丼が美味しいと評判だったが昨年に閉店。 いまは市場内に飲食店は無い様子。 まだ年はじめだからか、その後も同様なのか、肉屋が3軒? と、もう1軒が営業するのみだった。 ここは20年ほど前から興味があったがなかなか来れず、初めて訪れたのは昨年だった。
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2025-01-05
ロータリー
7-8年前に駅舎が建て替わり、少しずつ周辺の都営アパートの取り壊しが進んでいる。 道路に面してお店が20店舗弱あったのが今は2店のみが営業。 また同じくらいの階層の建物が建つのだろうか。 道路に面してどんなお店が入るのかも興味あるところ。 ここは案外、5-6年して建物が新しくなってもまた同じような風景になっていそう。
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2025-01-04
地下道のあたり
ここにはかつて踏切があったンじゃないだろうか。 何年か前から気になっていて未だに調べていないこの場所、妙に気になる。 いまはどちらかというと街外れ風で人通りはさほどない。 の割になぜか印象としては賑やかさを思う。 目に見えない何かが闊歩しているのか? この通りは、隣町へと続く橋から来て甲州街道を渡って町の中心付近を抜けて更なる隣町へと続くかつての道だと思うと色々と合点が行く。 この地下道の場所に踏切があれば直線的に南北が繋がって見える。 その町なかの1kmほどの間は、栄えた商店街の形跡も散見される。 踏切が無くなったのは40-50年ほど前だろう。 その頃までの人々の往来の活気が地面に残っているような、そうした想像をしての今日。 日射しもちょうど昼過ぎはストレートに通りを照らすので、ナナメや東西方向、南北でも建物に囲まれた他の通りとは違って明るい感じもある。 そしてこの地下道の入口に向いてその背後50mほどにある、やや大きくナナメに交わる変則的な十字路の形のためかどことなく広場のような雰囲気を思う。 何か特別なものがあるわけでもないのだけど、なぜか何だか気になる一角。
2025-01-03
すずめ
ここ10年ほど? で、スズメを見る機会が激減して感じる。 何か所か、たくさんのスズメが集まってくるポイントはあって、その周辺では鳴き声もそこそこ賑やかなのだけど、道端や電柱とかで日常的に見かけていた印象から、特定の場所で見かける鳥という感じに。 その他、ムクドリは相変わらずたくさん、カラスもたくさん、オナガもそこそこ、ヒヨドリはわりと見かけるし聞く、セキレイも以前と同数くらい、シジュウカラも案外多い。 なんかスズメはあんまり見かけない。 今日の川沿いのフェンス、寒気が広がり、半月ぶり? もっと? 振りの曇天の寒いなかに、6-7羽が膨らんでとまっていたのだけどカメラを用意している間に2羽のみに。
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2025-01-02
玄関横の柱の
しめ縄と国旗が玄関脇に。 なんだかエラく昔に見ていた景色に再び出会ったような感覚。 エラく昔の、祖父母が国旗を玄関先だったか道路際の辺りだったかに掲げる姿がなんとなく記憶に残っているような、もしかしたら後に作られた記憶なのか。 多くのアメリカ人が誇らしげに星条旗を手にしたりクルマに国旗を模したシールを貼ったりが当たり前であるように、かつての日本人にとっては日の丸を敬い、掲げるのはごく当たり前の事だったンだろう。 第二次世界大戦以降の多くの日本人にとっては、おそらく軍事国家というイメージと結びついて、右や左だと議論が付いたりしてネガティブな印象を抱いてしまう一面があるのだろう。 ただ国旗や国歌って、もっとずっと単純な国民個々のアイデンティティーであってよいと思える。
2025-01-01
静かな街
人がほとんどいない夕方。 今年は百貨店やスーパーも元旦や三が日を休むところが多いこともあるのか、通りがガランとして見える。 そもそも客もスタッフも人がいないのだろう、心地よいくらい人がいない。 駅に近づいてもクルマがほとんど走っていないし、道端の駐車場の多くにはクルマがない。 空気に濁りがないのか、陽の光が心地よいくらいすっきりして見える。 ここ近年ではもっとも穏やかな元旦のような気がする。
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2024-12-31
日暮れ
日暮れ、歳の暮れ。 日の入は経度・緯度から導かれた理論値で16:37のところ、メラの時計では16:28だった。 山のある分早く日が沈むということか? 外出できなかったので日の入の頃を狙って眺めのよさそうな場所へ。 そこには先客が居て同じく山並みを撮られていた。 「稜線に雲がなければ光のスジがサーっと伸びるンだろうけどね」と言いながら山の向こう側から照らされて光る雲に惹かれシャッターを切っている雰囲気。 空の色も雲もまぁまぁ穏やかに、道路に行き交うクルマの台数も少なく、感覚的には思いのほか早く過ぎて行った2024年もあと数時間。 「案外、ヘビもクネクネと速いですよ」という話が聞こえてきた。 来年の巳年、龍に負けず劣らず時間の進みが早いのかも。
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2024-12-30
地域の
昨日に続き足を運ぶ。 今日は古くからの酒屋さんの営業最終日。 恐る恐る近づくとシャッターが開いていてひと安心。 女将さんは接客の最中だった。 そのあとお声がけして写真を撮らせていただき、店舗内も少し撮らせていただいた。 ふと気になった、今は棚代わりの、おそらく冷蔵庫の中にあったお菓子の入れ物。 その昔に駄菓子屋のアイスの冷蔵庫の上とかに、飴やイカ串やらが入って並んでいたプラスチックの容器。 そこに貼られていた「当たり券は買ったお店で交換してね」と書かれた紙片。 その色褪せた感じから、かつて近所の子供が集まって賑やかだったのが想像される。 「近所の子がね、おばちゃんやめちゃうの? なんて声をかけてくれたりね!」と。 今日の午後、60年以上この地域住民の生活に寄り添ってきたこのお店は最後のシャッターを下ろす時となった。
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2024-12-29
閉まってた
3年ほど前から撮り始めた酒屋さん。 この通りの奥まで、約250m程だろうか途中に何かの工場を挟みつつ、以前は「買い物かごを持って通りを歩けば夕飯の買い物はひと通りできたのよ」とはこのお店の女将さんの言葉。 今はこの隣の蕎麦屋から250mほど先の米屋までの間にはお店がない。 2年ほど前だったかにはステンレス色にピカピカした商店街のゲートが撤去されて、ここにお店が並んでいた名残は殆どなくなった。 そしてココは、今月に入って「12月30日の午前で閉店」との張り紙が貼られていた。 「約60年の間の営業」、「お世話になりました」とも。 何日か前に来た時には「中におりますので御用の方はインターホンを鳴らしてください」と小さな紙が貼られていたのも今日はなかった。 人の気配もない。 在庫が全て捌けてしまったのかも。 行ければだけど、明日の午前中も足を運んでみようかと。
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2024-12-28
年末の
朝は多少の雲の流れる晴れ、18時頃にはポツリポツリとガラスに水滴。 遠くから風に舞ってきた雪の粒? 夕方は四方の空が青黒くて、低空には、どの方角だったか上部が強風に飛ばされて細い線を描く厚い雲。 見た感じは雪雲か? 次第に風が冷たくなってゆくよう。 あと1週間ほどで小寒、3週間ほどで大寒。 そろそろ平地にも雪雲がやってきそうな今日の空色。 年が明けるともっと陽の光が白く、影が短くなっている印象。 気持ちの問題かもしれないが、年末頃の午後の日ざしやら影やらは彫りが深い感じがする。
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2024-12-27
冬の朝の
月が出ていた。 月齢25.36とだいぶ細い。 つい先日まで満月あたりの丸い月を見ていたと思ったら。 31日で新月となって、明けて1月1日は月齢0.69に。 いままで気にしたことがなかったけれど、太陽暦だから月の満ち欠けとカレンダーの関連性は無いと思っていたら、1年の最終日・開始日が新月というのがなんだか面白く思えた。 もっとも太陰暦でも1年の始点・終点は同じなのだろうから密接な周期で動く太陽と月がシンクロするとしても、奇跡的と思う反面、当然のようにも思える。 今更ながら太陽と月、それぞれの暦に興味を持った今日。
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2024-12-26
2024-12-25
快晴の
いつだったか、この小さなレストランの裏にぽっかりと駐車スペースがあって、そのぽっかり越しの遠目にぽつりとレストランが写る風景を撮ろうと小雨の日に出かけたことがあった。 結局は天候がイメージと違って撮れず仕舞いだったのだけど、今日はその逆にあまりの快晴だったので広角レンズで建物に寄って撮った。 ありがちな絵だなとは思いつつ、1996年以来、時々撮りに来ているこのレストランの、これはこれで1つの見え方かな、と。
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2024-12-24
あけぼの一番街
この看板、今現存するのは1コで、10年ほど前までは5-6コあったような記憶。 駅からは徒歩10分程の路地で、今は駅前を中心にお店が集まっていてココはやや寂しい感じの通り。 20年ほど前のこの通りには、100名は入りそうな宴会場を2階に持つような呑み屋や食事処、前面に平たい石を設えてやや重厚な印象のクラブやらがあったり、僅か100mほどで丁字路に当たるその横方向の通りはシネマ通りと呼ばれ、小さな個人店がたくさんあった。 このエリアが栄えたのはおそらく米軍基地のメインゲートから近かったたねだと思うが、30年前にはこれら通りの近くにパスポートの申請窓口があった。 そのビルも昨年だったかに取り壊され、他にもこの周辺は個人店が無くなった場所に集合住宅が何棟か建つ模様。 30年前はそれこそ街の風景がガラリと変わった時期。 その頃から撮っていればねーとしばしば思う。 処々、ちょこっとは撮ってあるけど、見返すと衝撃的に少ない。 駅の反対側は、もうだいぶ街が変わってしまってからリバーサルで30本ほど撮ったと思うが、はやくデータ化したい。
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2024-12-23
駅前の
つい最近も同じ場所でシャッターを切ったっけと思いながらシャッターを切った。 その時より陽光が強く白っぽく感じ、周囲を見てみても割と強いコントラストで、駅前の通りの風景がどことなく映画の画質のように見えた。 80年代頃の日本映画に見る、夏の夕方にギラっと照らされる建物や道路標識が写る街の風景の印象が最近見るコントラストに似ている気がする。 写真で言うとたぶんKodachromeのような色。 それもISO 25のKodachrome。 映画はネガで撮っているだろうからKodachromeとかではなく、当時の銘柄はわからないが、今でいうVisionなどで撮られたものから作られたプリント(上映用フィルム)だったのか。 でも空の色はフジっぽかったかなぁ。 なんか、何だかんだとフィルムの色を意識してしまうな。
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2024-12-22
今日は外へ出られず
外出は小用でちょこっとが2回。 いずれもかなり寒かった。 寒波が来ているらしく、新潟との県境あたりか遠くに雪を降らせていそうな雲が見え、風速はそれほど強くはないものの皮膚表面からどんどん体温を奪ってゆくような冷たい風が。 線路脇のイチョウはどんどん葉が散って木の影が次第に枝の目立つスカスカになってゆく。 先日まで青々していた桑の葉は一気に萎れて彩度が無くなっている。 急に大寒の頃を思わせる寒さ。
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2024-12-21
空
どうやら年内は晴れ続きのよう。 明日・明後日は強い寒気が流れ込み、上越・関東北部は大雪の可能性とのこと。 しっかり雪を降らせて勢いはそのままにカラッカラに乾いた風となって山々を駆け下りる所謂「からっ風」が吹き、火山灰ベースの土地の多い多摩西部は所々で砂嵐。 この地域に限った事ではないと思うけど、風の通り道で気になることが。 1つは踏切脇で、たしか踏切をリニューアルをした頃には線路脇は小石(バラスト)が積まれていたのだけど、暫くは一人暮らしの家庭ゴミといったコンビニ袋がいつも幾つか放られていたところ、少しずつ草が生えてきた。 更にしばらくしてそれらゴミを片付けてみたところ、見た目は小石ではなく土の小山が出来上がっていた。 いまが機かと草花を植えてみたところ、そのうちの幾つかは根が付いた。 もう1つは駐車場脇で、道路と駐車場の間のブロック塀沿いに幅15cmほどコンクリートの打たれたスペースがあり、確か数年前にはコンクリートが露出していたと思うのだけど、コンクリートの割れ目からぽつぽつ雑草が生えた頃からうっすらと土が積もるようになってきた。 今では10cmほどの嵩になっていて、近所の人が更に土を積み上げて13cmほどの高さになっている。 今夏はアサガオが、今はシーズンを終えて草むしりをしていたらその中にノース・ポールが3本あって、それらは土を均したあと再びそこに植え直してある。 なぜか近所の方が更にノース・ポールを追加してくれ、4月中旬頃には花が咲きそう。 どこから来るのかそうやって土やらがやってくる。
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2024-12-20
2024-12-19
冬の陽の
夕方近くの光線具合って、意外と写真にすると冬の陽も夏の陽も大差なかったりする。 ただ、大差ないと思える? 錯覚? する時間帯は冬が14-15時頃、夏は17時過ぎとそこは違いあり。 光線具合というよりは影の出方の似た時間っていうことなのだろう、それを同じような雰囲気に感じる光線具合。 それでも流石に冬の陽光はどこか弱々しさを思うし夏はその逆。 それでも朝日の写真と夕日の写真が意外と区別つかないように、思うほどの、狙ったほどの差がなかなか表せない。 どうやったら体感的に感じている風景の寒さや日没に向かう寂しい感じや焦燥感のようなものを写せるやら。 人によって感じ方は様々だろうと思いつつも、街を行く人々の足の運びは揃って一定方向で早足に見えたり、なんだかんだと何かあるんだろうと思うけど。 冬の陽の照らし出すものって、見た目以上にきっともっと独特な風景なんじゃないかと。
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