2025-07-29

この夏の最高気温

   隣り町での測定で37℃台。 もっと暑かった夏があったと思うが昨年よりは暑い気がする。 たしかどこかに毎日の最高気温をメモしていたと思うが案外そういう記録は見返さず。 今日は普段あまり歩かない住宅街へ入り込み、夏っぽい景色を探すもそれほどの手応えはなく。 どちらかというと夕方以降の方が叙情的な景色が多そうで面白そう。 きょうのこの路地、蛍光灯の街路灯に奥にちょこっとアマチュア無線のアンテナと、昭和な感じのほんの一角。 広角レンズだったらもうちょっと面白い絵柄になったかも。 ...もう少し絞ればよかったナ。

2025-07-28

ハンバーガー・ショップへ

   時々、というか定期的にハンバーガーが食べたくなる。 単純な構成の食べ物だけど、単純だからこそ具材も調理過程もまるで組み合わせは無限。 パティは鉄板よりもB-B-Qというかグリルというか、それも炎で炙るのではなく、じっくり遠赤で熱を通すような調理の方が美味しい気がする。 案外、多くのお店は炎の中で調理していると思うのだけど、実際的には赤々と熱を発する炭で時間をかけて焼くとお店の回転率が下がってしまうのでそこは仕方ないところか。 今日のお店も炎が上がっていたけれど、ここは「当たり」かな。

2025-07-27

タイ料理レストラン脇

   概ね晴れ、昼前後はうっすらと曇り。 今日も35℃くらいになったのだろうか? 約1時間の外出で、そう言えばあまり暑さを意識しなかった。 そう言えばうなぎ屋さんに行列が出来てたナ。 夏っぽい。 明日は今日より暑いらしい。 明後日は更に暑いらしい。 その後は台風9号が関東沖くらいまで来るらしい。 一昨日は7・8・9号とトリプル台風と聞いたが昨日はダブル台風、今朝は9号の1つしか触れられていなかった。 「大暑」の末候、8月上旬頃は「大雨時行」(たいうときどきおこなう)と、大雨が時々やってくる季節とのこと。 8月中旬に立秋がやってくる。 夜の大雨のあと、すーっと湿気が引いて急に空が高くなって秋っぽくなるのは9月6日前後。
   タイ料理って、暑い時期の方がよりおいしく感じたりするンだろか。
   気分的にはタコスかハンバーガーかな。 ちょっと記憶に残る味だった、近所の、と言っても住所不定・時々出没のタコス屋さんtaco-fukuを探しに行ってみようか

2025-07-26

花火の日

   普段は17時台に閉まる公園の入口と駅とを結ぶ連絡橋。 今日は花火大会で、公園を目指す人々や待ち合わせの人々の姿が。 路上停車のクルマもちらほら、信号待ちもいつもの4倍ほどの待ち時間。
   きょうは12ヶ月点検と修理とで代車のワゴンRを運転。 だいぶ古いクルマだけど、エンジンもボディもすこぶる元気。 ハスラーなどに積まれている現行R06Aエンジンの前身のK6Aが載っていて、これがなんとも小気味良く回る。 ボンネットを開けてみたらターボ車で、そうだよね、やっぱりそういう吹けあがりだよなぁと。 よくYoutubeで軽自動車の自然吸気 vs ターボ車といった比較があって「N.A.(自然吸気)で十分」っていう見解を見るけれど、ちょっとした街乗り用でも長く乗るほどにターボ車が良いンだろうなぁ、使い勝手。 粘度の高めのオイルでいたわりながら乗るってのはアリなんだろうか等々、だいぶ感触がよかったのであれこれ考えてしまった今日この頃。

2025-07-25

通り寸景

   入道雲を撮りそこなって、やや残念な気持ちで街に着く。 西の空には雲が広がっていたので夕方の日射しは期待薄かと思っていたら、案外そこそこ強めの光。 夕方に撮り歩く機会は少ないので、いつもと違った風景が幾つか。 今日もレンズは40mm。 いつもなら気にならない建物にナナメに光が当たったりで、ついという感じでカメラを構えたくなる。 構えてはみるものの普段に見慣れたのとは見え方がどことなく違って、ちょっと思うように立ち位置が掴めずで「ズーム・レンズがよかったな」と思ってみたり。 40mmの他、28mmを付けてもう1台あれば等々も思いつつ。 でも最近は、200mm・300mmあたりの望遠で撮りたいとも思っていたり。

2025-07-24

休憩

   自販機で買ったポッカ&サッポロのアイス・コーヒーを持って公園のベンチへ。 少し歩いた分、少しぬるくなってしまっていた。 アイス・コーヒーはよく冷えているのがいいかな。 大暑を迎えて3日目? のきょう、さすがに外は暑く見えた。 今月は何度か似たような気温の日はあったけれど、梅雨明け後はなんか違って見える。 遠く入道雲が見えるのも梅雨が明けて以降だし、日射しには黄色が少し強めに混じってきている感じがするし、セミもミンミンゼミの鳴き声に遭遇することが多くなった。 あと1週間弱で、夕方にはヒグラシが鳴き始める頃か。 上を見上げて枝を広げていた楠の木、ずっと前にホノルルのとある施設の駐車場脇のマンゴーの木と、それを囲むベンチに寝そべった視界を埋めたマンゴーの大きな葉と生りたての緑色の垂れ下がる実、葉の合間から太陽が時折見える景色をうっすらと思い出し。

2025-07-23

晴れ

   晴れたらこのお店の外観を撮りに行こうと思っていて、久々の晴れ。 もう少し青空の色が深いとよかったのだけど、雨や曇り空の日に訪れる機会の多いこの街。 ようやく晴れた日に。 でも撮ったら、通りのお店の看板が灯り、このオレンジ色に当たるタングステン光のライトやらが空と程よく溶け込む夕刻の絵を撮りたくなった。 夏のうちに撮れるように計画してみようか。

2025-07-22

時々の路地

   あまり馴染みのない渋谷の街。 百軒店(ひゃっけんだな)と呼ばれるこの辺りは、前にライカ M8を購入した頃に撮りに来た場所で、今とは少し雰囲気も異なり、その時は閉店する古いバーが目だった印象。 まだ昭和風の外観の小さなバーだった建物がぽつぽつ残存していて、ちょうど新たな風景へと入れ替わる手前の風景だった。 それでも路地の奥はあまり変わりなく、少しずつの変化を重ねる街から逃れるように、一息つくために路地へ足が向く。
   こう撮ってみると、かつてのM8のCCDセンサーと、妙に相性のよかったフォクトレンダーのColor-Skopar 35mm F2.5 Type-Cの47mm相当の画角で撮れる画の、素朴で、意外と諧調の豊かな雰囲気が懐かしく思い出される。 M8を使っている頃はCCDでもC-MOSでも大差ないように思っていたが、後になってその発色の落ち着いた感じが独特で、CCDが製造されなくなった今、貴重なものだったかもと思う。

2025-07-21

Aboard

   片道約5kmの通勤中、何とかフロント・ガラスにしがみついて無事に到着。 時々、走り出して暫くすると、どこにいたのかカマキリがひょこっと現れてフロント・ガラスを登ってくることがある。 大きなカマキリは40km/h制限の道では飛ばされないが、60km/h制限の道に入ると1分弱で風に飛ばされてしまう。 今日のは小さかったためか居場所がよかったのか目的地まで付いてきた。 着いて暫く、ガラスの下、足元の透明な感じが気になるのかぼんやり映る自分の影が気になるのか猫背のように背中の節に角度をつけて丸くなり、ガラスの下をアタマを捻りながら覗き込んでいた。
   クルマの色はナスのような紺でガラスもつられて緑と碧の混じった色に見え、鳥や昆虫にはどうもこれが水に見えるっぽい。 原っぱを走るとムクドリの集団が付いてきたり、トンボがタマゴを産みつけようと寄ってきたりと、何度か不思議な光景に遭遇したことがある。 フロント・ガラスで不思議そうにしていたカマキリは、駐車場にはその後たくさんのクルマがやってくる事もあって、前足の少し上を摘んで近くの植え込みに移動した。 摘むとき、クルッと身を捩ってカマで引っ掻こうとしてくる動作は、なんだかネコに似ていた。

   午前中は少し草むしり。 それほど長い時間ではなかったがけっこう汗をかき、やっぱり夏だと夏を実感。 それでもどことなく、空気の色というか光の色というか景色に青みを強く感じるその分は、やや夏っぽさを感じずらくなっている気がする。 でも夕方になると、昨日も今日も遠くに大きな積乱雲が見え、やっぱり夏なんだなぁと思う。

2025-07-20

オニ公園

   一昨日に梅雨が明けて、昨日は夏の空に期待し、今朝の空はもう秋っぽかった。 1ヶ月季節が早く進んでいるとよく聞くけれど、梅雨明けの次は「大暑」と言われる真夏じゃなくて秋の気配? それでも日中はよく晴れて気温も32℃台まで上がって夏らしいと言えば夏らしい1日だった。 暑すぎてか連休のためか、公園にはハトとカラスしかいなかった。
   もう少し夏が深まれば(?) 来月上旬には2年ぶりの、文句なしの快晴に強い陽光に強い日陰のコントラスト、うっかり外で撮り歩いているとちょっと目が回って手足が痺れてくるような夏の風景の日に遭遇できそうに思えてきた。 2年前、撮り歩いて空腹と喉の渇きでラーメン屋に入り、レモンの入ったお冷とラーメンの塩分で、ほぼ全身に回った痺れの「なんかやばい状態かも」からじわじわ復活しつつ「夏を堪能した」快感に浸るような、その数時間を走馬灯のように朦朧と振り返る悦楽感。 今年また、そうした再びの夏に期待。

2025-07-19

夏がやってきた感じ

   ずっと暑かったけど、暦の上ではとっくに夏だけど、梅雨が明けてようやく「夏」って感じの夏が来た感じがする。 今朝はほぼ快晴だったけれど低空には薄いスジ雲があって、日中は薄い雲に覆われてわりとやんわりした陽光にやや蒸す感じ。 夕方になって湿気の抜けた風に雲が避けられてゆくように青空になり、飛行機雲やその影響なのか近くに濃い目のスジ雲が現われ低空には彩雲も。 この夏は面白い雲に遭遇しそうな予感。 どんな夏になりますやら。 ...あと半月で「立秋」だけど。

2025-07-18

検査の日

   関東・甲信越から東北南部までが梅雨明け。 午前の空はヌケがよかった。 湿気も暑さもそこそこありながらもどこか心地よい。
   午後はCT検査。 久々に造影剤を使用。 技師の合図で、針を刺した腕なのか血管なのか「ブブブブクブクブク」と感触があって何かが注入されている感じがしたと同時に体内に何かが染み渡る。 「からだが熱くなりますからねー」と言われ、何となく以前の検査の記憶を呼び起こして「うん、一応それ知ってるはず」と思った時に全身がカーっと熱くなった。 あれ、こんなだったっけ? と、ちょっと怖いくらいの熱さ。 少しして落ち着いては来たもののちょっとだけ気持ち悪くなり、これが続くとたまんないなぁと思いながら、「気分が悪くなったりしてませんかー」の問いに「はい大丈夫です」と答えつつ。 この状態で「息を止めてくださーい」... う、やっぱ気持ち悪いと思いつつ、でも意外と検査はすぐに終わった。 以前は異なる部位だったので、もしかしたら造影剤は使わなかったのかも。 MRIの造影剤ではかなり重度の気持ち悪さに見舞われたことがあり、今日はそれと比べたらずいぶん楽だった。

2025-07-17

次第に穏やかに晴れ

   蒸した。 気温と言うより湿度の暑さ。 Max.で31℃台だった今日、朝の雨から次第に陽が射してきたものの、雲は薄く低くヴェールのように湿気をまとうような空。 明日には梅雨が明けそうな予感はしつつもどうにもこの1日はどこかが不快。 昼下がり、外から帰ってきた人に暑さを訊くと「暑くて街には人っ子ひとりいませんでした」という返答。 どんなじゃい。

2025-07-16

今日も雨のような曇りのような晴れのような

   まだ台風や熱帯的圧の影響があるようで湿気った空気に時々の雨や晴れ間。 嵐の端っこにいる感じ。 関西の太平洋側・東海・関東では一時的な強い雨との予報。 そして明後日くらいには東の方から「夏の高気圧」がやってくるらしい。 そろそろ梅雨明けかも。 今年の梅雨明けは6月下旬か7月早々ではと思っていたが、どうやら例年並みといったところか。
   雨のどんよりした風景を想像して、久々にRolleinar 21mmを持ち出した。 思っていたよりも空が明るかったので、違うレンズがよかったかなぁと思いつつ。 ソニー FE 20-70mm F4 Gあたりなら卒なく色々と写せそうと思いつつ。 先だってのソニー FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSみたいな小さな標準ズームがあると重宝するんだけどなぁとも思いつつ。 FE 28-70mmは昨夕に販売店から「返品」として受理する旨のメールを頂いた。 不具合なしとの検査結果には若干の違和感があり、そこはごく個人的な満足のために近くソニーのショー・ルームにてメーカー・デモ品で試写してみる予定。 もしや「なんか違うなぁ」と思っていた ソニー FE 28-60mm F4-5.6 が ...60mmまでしかないけど、とりあえずの正解だったりしてとかも思いつつ。 コンパクトにまとめたいならマイクロ・フォーサーズやAPS-Cも考えてみようかなとも思いつつ。 なんか年がら年中こうした機材のあれこれを考えているなぁ。

2025-07-15

台風の大雨の日

   降ったり止んだりで特に午前に辺りが白くなるような大降り。 昼過ぎ、雨雲レーダーを見ているとちょうど雨の狭間に当たっているようなので外出することに。 曇り空に雨がパラパラと来て、傘を開いたり閉じたりを暫く繰り返していたのが、やがて陽が射したり曇ったりを繰り返すくらいに雨の気配は弱まった。 夕方には大降りが短時間あったものの、概ね曇り空だった。
   百貨店の狭間の路地を撮ってみようかと思って足を向けたのだけど、想定していた雨でもなく中途半端に明るい曇り空に何とも風情のない風景。 なので数日前から夏祭りの提灯が並べられた大通りに出て通りの風景を少し撮り、また他の路地へ進み。 よく撮る場所ではあるけれど、少し景色を見る場所を変えてみようかと何枚かを撮影。

   ソニー FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSは、販売店に状態の検証のために販売店へ送り、やはり指摘の症状は認められなかったとの返答。 中玉がズレている症状じゃないかなぁと思いつつ、症状は出たり出なかったり傾向が変化したりという状態だった事もあり、そのまま「返品」を希望した。 昨夜返答したその後は販売店からは連絡なし。 さて、なんだろうこの間。 解像感・抜けともに良好と言われ、メーカーにとっては自信作っぽいレンズだったのだけど、残念ながら期待して描いていたレンズ像とはだいぶ違ったかな。

2025-07-14

台風が近かった日

   台風5号が東海・関東沖あたりを北上し、関西には熱帯低気圧、対馬海峡付近では寒冷渦(低気圧)があり、この3つの影響で雨が長引きそうとの予報の今日。 なぜか夕方近くから風もあまりないスッキリな晴れに。 17時頃には白っぽいパキっとした西陽が射しで街がいつもと違って見えた。 気温は31℃ほどだろうか、昨日も同じくらいで、これがけっこう「むかし見た夏」っていう感じの風景だったり体感だったりで、「そうだよね、夏ってこの感じだったよな」って古い夏休みの記憶が蘇ってきたり。 関東は夜になって風が強くなり、雲が出てきて、明日は曇りのち雨の予報。 今日は予想された大雨が無かった分、明日に降ったりするンだろうか。

2025-07-13

SEL2870散歩

   今日もソニー SEL2870 (FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS) のテストがてらの街歩き。 気が付けばいつもより遠いところまで足を伸ばしていた。 路地から本通りへ出ると、時々クルマから見ていた、いつか撮ってみたかった自転車さんのすぐ近くだった。 お客さんがパイプ椅子に座ってパンク修理を待っている様子。 店主に声をかけようかと思ったがパンク貼りに全力投球だったので、また日を改めて声をかけてじっくり撮らせていただくとして今日はやや脇から数枚を。
   販売店に検証のために返送しようとしていた今日、なぜかけっこうレンズの調子が良い。 たまたま写した物の条件がよかったのか、わりと解像しているように見える。 販売店からは「問題なし」と戻されそうな気がしてくる。 よく見ると画面右側だけ不自然に流れていたりで、妄想に近いのだけど、ぶつけるなど何らかのショックが加わった個体ではないかと、その結果で中玉が僅かにズレていると想像。 解像度が低く、滲みが強く、滲み箇所は一定ではなく、画面周辺に限らない不自然な流れもある。 販売店の評価はどんなだろう。

2025-07-12

SEL2870テスト

   ソニー FE 28-70mm F3.5-5.6 OSSのテストに出かけた。 ↑ は100%相当、F8.0 → 1400w px、96dpiでアップロード。 発売から10年ほど経つこのレンズ、知人から今これ買うの? と言われながらも、スターター・キットに用いられたレンズであることからそこそこの写りを期待して購入した。 モノは中古を購入し、商品到着後のとりあえずの手近な物を撮った感じの結果は良好。 近距離の被写体は問題ない、というかレンズの値段なりの良さは出ている。 さてその翌日、いざ外であれこれ撮ってみると、どうもピントがはっきりしない。 ピントは合っているはず、でもモヤッとしている。 ピントを置いたはずの場所(やや遠景)、でも合焦している場所が違う。 遠景にピントが合っているはず、一応それっぽいがピントのピークが見当たらない。 一見ピントの合っている処もあり画面全体はきれいに見える、100・200%と拡大したらどこにもピントの合っている場所がないように見える。 という状態で、カメラの背面液晶画面ではぱっと見では問題ないように見えるので「こういうモノなのか?」と悶々としていたが、結局、販売店に相談したところ返送して検査することになった。 「これで正常です」って言われるのだろうか...。 全体的に収差のためか像が滲んでいるというか、解像感がまるでないというか。 周辺もわりと流れるし。 安いレンズだからなぁ。 やっぱりこういうものなのかなぁ。 案外、小さな28-70mmくらいのレンズってライン・アップ無いんだよなぁ。 SIGMAのF2.8が正解だったか? だったら「えイッ」ってSEL2070Gを購入してしまった方が良いだろうし。 明日には販売店に送ろう。

2025-07-11

温風至

   「あつかぜいたる」と読むのか。 七十二候で熱い風が吹いてくる頃とある。 そして今日から梅雨空が戻り雨が降ったり止んだりで気温は少し低くなった。 1ヵ月前は暑かった気がする。 でも風はそれほど熱気を帯びてはいなかった。 その意味では1ヵ月早く季節が巡っていたような気温ではあったけれど、反面、風はそうでもなかった。 昨日迄は猛暑日を記録する地点も多く、その一旦の締めくくりのように特に関東各地で豪雨となった。 ちぐはぐな天候は一定期間続く「梅雨」ではなく瞬間的な豪雨を招いたような印象。
   今日の気温の低いのは北風が原因というけれど、その風向の図を見ると北東か東北東から吹いているように見えた。 何だか妙な風の流れ。 東風が吹くと天気が崩れると言われるが(東日本のみ?)、梅雨のぐずつきとは少し異なるものなのかも。 そしてこの北風は、箱根の山や丹沢を越えられず、それ以西は猛暑が続くのだそう。 日本への偏西風はヒマラヤで流れが変わると聞いたことがあるが、箱根や丹沢の高さを越えない風って、その強さがどうと言うより好んでそこに留まるような、なんか自然の摂理に反するような、気分や意識を持った風のようでちょっと気持ち悪さを思った。 この先の数日は30℃まで上がらなそう。 つい最近まで乾いて開花せず落ちていたトケイソウの蕾も、この気温なら花を咲かせられそうな気がする。

2025-07-10

降り始め

   朝は晴れていたのが夕方に急速にどんよりと青灰色に。 激しくはないが頭上で雷鳴に大粒の雨が降り出した。 熱い空気のなかにぬるい水滴が降って熱気とともに湿気が昇ってくる。 なんか涼しくなる気がしない。 意外と雲は切れ気味で、強く降った時間はごく短かった。 明日以降も曇りか雨が続きそうで、梅雨明けは少し遠ざかった感じがする。

2025-07-09

夏に見る景色

   なんか夏っぽい影だなぁと思ったけれど、それほどコントラストが高くなく。 湿気で日射しがもやっとしている印象で、これ、梅雨が明けたらもう少し陽光が強くコントラストが高くなり、じりじりとした影と日射しの際には何かが潜んでいそうな、影には不安を掻き立てられ日なたではぽつんと孤独感に苛まれるような、生きもののような景色に飲み込まれそうな焦燥感に駆られる季節へ移り変わる気配を何となく思う。 その不可思議な光線具合に遭遇するのはひと夏に1度あるかないかくらいな頻度。 大抵は何てことない快晴、何てことない晴れなのだけど、たまの焦燥感が迫ってくるような妙な日射しの日、今年はあるだろか。 明日からは曇り気味や雨の多い天気が暫く続きそうで、そうした天気なら迫り来そうな得体のしれないものはなりを潜めそう。

2025-07-08

小暑

   昨日から「小暑」。 今日は湿気に霞んだ空気が黄色く見えた。 この黄色、8月の夕方の陽の色に似ている気がする。 8月だともう少しオレンジに寄ってるかな。 気温35℃。 でも風があって少しだけラク。 今日はレンズの無限遠を試すために4-5階建ての商業施設へ。 6月から咲いている萩の花にしばし向き合いテスト開始。 南西側はほぼ逆光で、遠景は霞んだ空気に同化するようにコントラストが低い。 で北東側へ行って順光の遠景を撮ってみる。 遠く取り壊し中の市のゴミ焼却場のエントツ等々。 オート・フォーカスはなんだか不安を残す迷い具合だったのでマニュアルで合わせる。 カメラの画素数も少な目だし、レンズの収差と解像度の低さからかピントの山がよく分からない。 南西と北東、両方をフォトショップで拡大してみると、一応は霞の向こうに遠景もフォーカスは来ていて、色収差とそもそも解像度が低くて評価云々という処まで達していない感じがする。 前に使っていたソニー Vario-Tessar T* FE 24-70mm F4 ZA OSSと何だか似ている。 24-70の方が少しだけ解像度が高いかな。 画の立体感のない感じは同等かな。 ZEISSのわりには硝材の影響なのか色の偏りがあって使いずらく、レンズ枚数の少ないテッサー・タイプのレンズ構成にしては抜けもさほど良くなかった印象。 近頃発売された20-70mmは抜けよくフォーカスも違和感なく合焦していたという記憶があり、新世代という手応えは今回の経験からはかなりの差。 a7シリーズの出始めの頃のレンズって、ちょっと物足りない辺りでドングリの背比べなのかも。 たまたまハズレ中古だった可能性もあるけれど、暫くこれ使ってみようかな。 F4でいいから24-70mmを硝材を変えてゾナーで作ってくれないかな..。

2025-07-07

涼しげな

   よく通る蕎麦屋の店先の水鉢のなか、ムクゲと思われる花が浮かべられていた。 枝ごとの白花のムクゲも同じく水鉢に。 水道だと思うがちょろちょろと水が滴ってきて軽く跳ね。 暑くて湿気って空気が軽く霞むほどの蒸した日には殊更涼しく映る。 猛暑のピークは今日までと天気予報では言っていたが、まだ7月アタマ。 明日は小暑でその後には大暑がやってくるし、まだまだ暑い日は多そう。 ピークって、どれくらいのスパンで切って考えてのピークなんだろう? 7月4日に東海で梅雨明け。 関東のこの湿気、まだ明けるのは先なンだろうな。
   さてさてSony FE 28-70mmの使い始め2日目。 今日気になったのは遠景にピントが来ていない疑惑。 3mくらいまでは何とか見れるのだけど、約10m以上離れると全体的にモヤっと。 その昔に、単焦点レンズでピントが来ない.. けど全体に来ているようにも見えるし、手前と無限遠はピントが来て見えるが中間はモヤっとする等々の妙な現象に遭遇したことがあって、技術さん曰く「どうも中玉が1枚抜けていたのが原因」と匂わされたことがあった。 なんだかそれに似た写りに見える。 いくらスターター・キットのレンズだからと言ってそこまで低性能ではないとも思いつつ、中古だからか、たまたまボディとの相性が良くないのか... 返品も視野に入れて近日中に販売店に相談してみようかどうしようか...。

2025-07-06

長純寺

  32年ほど前、新潟へのドライブの帰り道の途中で見覚えのある風景に気付いた。 その更に10年前に、かつての学校の担任の先生を訪ねた時に駅からの送り迎えをしていただいた景色がそれだった。 まだ陽があったのでそちらにハンドルを切り、おぼろげな記憶を頼りに走ること約10分、その先生宅にたどり着いた。 たまたま実家を訪れていた先生と運よく遭遇。 その後はその場所も、覚えているつもりで気が付けばすっかり記憶は薄れてしまい、昨年だったかGoogleマップで「たしかこの辺だった気が...」と何か所か見ていた中にそれらしい場所を見つけた。 先生宅までの道もわりと色濃く印象が残っていて、きょうはそれらを辿るため、3度目の訪問となるドライブの1日となった。 そして今まで気付かなかったが、その土地はかつてはお城があり、今でも立派なお寺があり集落も小気味よくまとまっていて、いかにも「徳」のありそうな一帯のよう。
  もう1軒、高校の時の写真部の顧問の先生宅へ。 既にご逝去されていて、お伺いした時にはご子息がご在宅。 短い時間だったが先生のことをあれこれ話し、線香を上げさせていただいた。 ご在世のうちにお伺いしたかったがその頃は時間が取れず叶わなかった。 ペンタックスとタムロンしか知らなかった当時、ライカやコンタックス、カール・ツァイスの世界を教えてくれ、ドイツ車・フランス車の面白さも教えてもらい、ツェッペリン、タンノイ、マッキントッシュ(アンプ)、デンスケと果てしなく話は続き ...この先生、懐具合に悪い愉しい遊びの様々を知るきっかけとなったワルい先生なのである...。(笑)

2025-07-05

チーズ・バーガーの袋

   いつも袋のいろいろな絵を描いているハンバーガー・ショップの袋。 薄茶色のクラフト紙の袋とハンバーガーの香りとが混ざったあたりが如何にも感。 この手のショップでなくても、それはマクドナルドでも同じかも。 食事的なハンバーガーにジャンク・フードと言われるハンバーガー。 どちらも不思議とワクワク感は大差ない気がする。 で、この毎回描かれている絵だったりメッセージだったりでローカル感がプラスされ、その分ちょっと特別感。

2025-07-04

千草幼稚園

   閉園は2001年頃らしい。 ネット検索で幾つか情報が引っ掛かってくるもののあまり明確なものはない。 通ったとかでもなく最近知ったこの建物は、この街の、いわゆるかつての赤線地帯の中にあった。 そこに幼稚園があるという不思議な違和感。 ちょうど陽の当たる、もしくは陽が出ている時に当たらずで今日は久々に訪れた。 今は何か会社の倉庫のように使われている風で、建物は解体費用が折り合わずで未だ残されているとのこと。 2001年頃の閉園と聞いてそれほど昔ではないかと一瞬は思ったのだけど、いや既に四半世紀が経っている。 周囲の呑み屋は建物ごと無くなってしまう処が多く、飲食店が並んでいた幾つかの細い通りも今はその面影をほぼ見ることはない。

2025-07-03

わりと乾いた風

   夕方の風は湿気kが引いて心地よかった。 もしや梅雨明けかと、思わずスマート・フォンで確認したがまだ明けの発表は無かった。 ニュースと言えばトカラ列島で震度6を記録したと、その後に引き続きその関連の報道を続けるニュース番組も。
   日が沈み、久々に月を見た。 雲がかかってぼんやり気味の月で、錯覚だろうけど、欠けている部分が中心を通る線から少し外れて、光る部分の上側が小さめ、下側が太目な不均衡な漫画に出てきそうな上弦の月。

2025-07-02

日の入りは少しずつ早く

   明後日7月4日までは日の入り時刻が19:01と最も遅い。 そこからは少しずつ日が短くなってゆく。 今年の梅雨は雨が少なく夕方にどんより曇り空という日があまりなく、夏至ごろの長く明るい夕方を楽しめた方だろうと思う。 特に何の変哲のない夕暮れの穏やかさは、退屈と言ってしまうと風情が削がれそうだけど、変哲ないのも退屈なのもどこか贅沢な気がしてくる。 7月5日は天変地異が起きると聞き、前兆のようにトカラで連日の地震。 ある人の言うには、サイクル的には7月7日ではないかというし。 そう聞くと尚のこといつもと変わらなく見える風景の細部が気になったりもする。 遠く線路の向こうから来る電車のヘッド・ライトの見える空気のゆらめきとか、道端で除草を免れたツキミソウの開花とか、夏祭りの提灯のために建てられた新しい木材の木枠の香りとか。

2025-07-01

夏らしく

   先月は記録史上最多の真夏日を記録したりと状況的には夏っぽかったのだけど、なんか風が違う、なんか日射しが違うという感あり。 思えば例年はまだ梅雨のさなか、気温やや低く雨がしとしと降っているような時期であり本来はいわゆる夏の風景らしさは顔を出さない頃なので、無理やり数字だけ夏の条件を当てはめたような気候のちぐはぐさが出ているのかも。
   そうした気候のなか、昨日はアブラゼミの鳴き声を聞いた。 今日・明日くらいは「夏至」も末候の「半夏生」(はんげしょうず)となり、この先は「小暑」「大暑」と夏真っ盛りといった季節を迎えてゆく。 「半夏」は、テンナンショウやミズバショウの仲間なのか、花の下方がすぼまったような筒状のような細長い袋状となり、ヤマハンゲ(カラスビシャク)の説明には「ヘビが頭をもたげるような」とあまり見ない花の形をしている。 七十二候に名がある割に見たことは無く、この手の花では唯一テンナンショウは山で見かけたことがある程度で身近な感じはない。 似た名前で半夏生(ハンゲショウ)という花はあり、こちらは先月下旬頃から町の垣根などで見かけるようになった。 花はミズバショウを柔くした雰囲気で地面ではなく30cmほどの高さになる草。 花に見える部分の葉が半分ほど白くなるので半化粧を名の由来とする説がある。 ...同じような事を前にも書いたかも。
   今日は夕方から関東甲信越各地では雷を伴う豪雨。 雷雨の襲来や日中の強い日射しはここ数年の傾向を踏襲するようにやや早めの訪れのように思いつつ、そうした陽光や風の感じは少し夏っぽく思えた。

2025-06-30

クルマのオイル交換へ

   暑かったけど、クルマの温度計は35℃を指してたけれど、概ねエアコンなしで窓を半分くらい開けての走行でさほど気にならなかった。 多少の汗はかいたけど。
   午前はグッタリした体の修理で午後はクルマのメンテ。 前回のオイル交換から約1,000km走行でオイル2Lを消費。 以前は2,000kmで2Lだった気がするけれど考えないでおこう。 エンジンとクラッチ板を交換したら7年くらいは走りそうだけど、このひと山はなんだか高く感じる。 フォルクス・ワーゲンなどドイツ車だったらこの手の山はもっと年月を経てからなんだろうなぁ等々も思いつつ、さて今年の12ヶ月点検のメニューを考えようか。