2026-05-14

採光窓

   閉業して何年になるのか、歯科医の診察室なのか待合室なのかの採光窓。 この一角はあまり変わらず。 この道を挟んだ向かいには、戦後に「火の鳥」というキャバレー? 銀座に2018年まであった「白いばら」のような存在だったと想像。 実物を何度か目にしているハズなのだけど残念ながら明確な記憶がない。 駅の北側の、数軒の百貨店の裏手に細い路地が何本か交差しつつ呑み屋や高級な部類の中華レストランがあったり、そうしたコントラストも面白い古い飲食店エリアの外れにあったのが「火の鳥」。 そうした各所にはどのような人々が出入りしていたのだろう。 表通りに出るとそのエリアの際には小さな木造校舎のような教会があり、歓楽街とのギャップも面白かった。 そうした「動」的な生活感があり、街の外れの方は米軍基地の名残で原っぱと化した場所にポツり格納庫が残っていたりと「静」っぽい部分もあった。 その頃 -- 30年ほど前か、街の様子は全体的に道路も細く、小川が流れていたり、川沿いの道は土や砂利道だったりして草木もたくさんあり、空気に植物や土や川や陽光をたくさん感じられたように思う。 表通りの先の公園には人工的なものは殆どなくて、そこを訪れる人々は近年のように至れり尽くせりの「施設へ行く」のとは楽しむものが少し違ったような感じがする。