美容室
きのう歩いた辺りには小さなビジネス・ホテルが点在している。 ただ思いつきのように気になり始めたそれら風景を見に行った。 以前にも何度か歩いている場所で、ごく普通の住宅街のなかに特に目立つでもなく、一般住宅よりもやや大きめのビジネス・ホテルが佇んでいる感じ。 土地柄、戦後の特殊事情の名残ではないかと思われ、いずれその地域の古そうな商店を訪れて昔し話を聞いてみたいと思っているところ。 昨年の秋、山梨の酒蔵「七賢」で購入した720mlの小さなお酒はその手土産と思ってのもので、地域的には割と近所である職場のデスク横に袋に入って鎮座している。 なかなか午後有休で訪問なんていう機会もなくそのまんま。 一昨日は、やはり戦後社会に強い縁をもち、当時、職を求める人達に貢献してきたという「都内最古」と噂の英語教室の90歳超えという老婦人と話す機会があり、あらためて訪ねると言ったもののその機会をどうやって作ろうかと思っているところ。 こちらのお土産は月餅にしようかな。 そして結局、今日はビジネス・ホテルのある通りに行くことはなく、歩いていて視界に入る気になる風景につられて1本、2本と脇道へ。 意識は、日射しがちょうどよく感じられたこともあり、向かいに30年ほど前に閉店した風な喫茶店の建物、横にやはり古そうなアパートのある、やや古そうな美容室に。