2024-06-20

銭湯を探しに

   この町では唯一、煙突のある銭湯なのだそう。 創業は1959年(昭和34年)という。 近くにあったもう1軒は近年の改修で煙突が無くなってしまったとか。 駅の近くにあった銭湯は20年ほど前に放火で消失してしまったし。 言われてみればそうかも。 きょう行った銭湯は、と言っても曇っていたし開店前だったので景色としては素っ気ない雰囲気ではあったが、お店の前にはバラやランタナの鉢植えがたくさん並んでいて、下町感には遠いがこれはこれで特徴としては面白く、たくさん花の咲く時期はちょっと目を引く彩りとなりそう。 通りを進んで正面に回ったらその風景で、建物は大柄な瓦屋根とかではなく四角いプレハブ的な箱型だった。 その中央奥に煙突。 夕方には再訪できそうもなく、うっすらと影は出るものの曇り空で、これからもっと雲は厚くなりそうだし、絵にはならないかもなぁと、とりあえず周囲をと歩いていると鉄道の高架越しの煙突の風景が。 これといって何がという風景でもないながら、高架にはごく一般的な快速電車や、山梨へ向かう特急やら、本来この路線にはなかった「209系」や、横田基地への燃料運搬の、往路空になったタンク車を連ねた「ヨコタン」やらが通るのでちょっと面白くなってきた。