2024-11-06

きょうは夜に

   久しぶりに夜の散歩となった。 散歩と言うか、通院の道すがら。 以前と比べて飲食店は増えていそうなこの路地、それほど人通りはないものの、日中はどれくらいお客さん来るんだろう? と思う小さな焼き肉店には、そこを目指しての来訪者がぽつぽつ吸い込まれてゆく。 見るからに味は確かそうな雰囲気で、この向かいに数年前に出来たラーメン屋もそこを目がけてくるお客さんがぽつぽつ続く。 ふらりと歩きながら「どの店にしよう?」という人の姿は少なく、通勤の近道か特定のお店を目指す人が殆ど。 来訪者を見ていると比較的若く、多くが最近付いたお客のようだけど、なぜか30年近く前になる開発前の古い町に住み慣れてきた常連という風に見えてくる。

2024-11-05

変電所跡

   公園で保存されている変電所だった建物。 太平洋戦争で軍用の飛行機のエンジンを作っていた工場の敷地にあったという変電所で、2000年(平成12年)まで現役だったとのこと。 戦後は近隣の工場に送電していたのか等、あまり情報がなく不明。 建物内外に機銃掃射の弾痕が多数あり、変電所の役割を終えた後も保存をとの声が上がり今に至る。 週2回、内部が一般公開される。
   「変電所跡」と言いつつ、今朝はやや高くウロコ雲が見られた。 「日中は秋らしく晴れて夕方の空一面にウロコ雲」というような秋っぽさではなかったが、ちょうどコスモスが咲いているのが目に入り。 機銃掃射の痕は対照が強すぎる気がしてやんわりと。

2024-11-04

今朝も東の低空は曇り

   昨日よりも空全体が水蒸気を帯びて星が霞んで見えた。 低空は薄く雲。 結局きょうも彗星は見えず夜が明けてきた。 Facebookだったかにアップ・ロードされていた紫金山彗星の写真、作者は失念してしまったが太陽から離れて行く彗星は随分と光度が落ちているらしく、複数枚の画像を重ねても彗星の光はやや弱く、そろそろ星景写真として成立するのも限界かと書かれていた。 景色と星空を同時に写し込んでの画作り、けっこうな気合と時間と技術が必要なことだろう。 その昔に、八ヶ岳の山の上で、天の川が肉眼で見える澄んだ星空を見たことがあるが、そうした暗い空に澄んだ空に明るいレンズでいつかは挑んでみたいもの。

2024-11-03

穏やかな晴れ

   晴れ。 今朝は、彗星「C/2024 S1 ATLAS」が見えると期待して東の空を見つめること約20分。 ちょうどよいハズの高度には雲が棚引いていて、とうとう星が見えないくらいの明るさにまで夜が明けてしまった。 微風ながらその冷たさに冬を感じた。 そう言えば立冬まであと4日。 明日は少し着込んでまた彗星を見に行ってみよう。 11月15日頃まではチャンスがありそう。 日の出の時間も遅くなって行くし、光度は落ちてゆきそうだがもしかそたら今後のほうが見やすいのかも。 「C/2024 S1 ATLAS」は、昨年から話題になっていた「C/2023 A3 Tsuchinshan/ATLS」に続いて突如、という感じで発見されたもの。 大彗星と呼ばれる彗星が2つ続けてやってきたのは1996年以来か。 中世では不吉な遣いと言われていたが、近年の続く大彗星は何か好転してゆく予兆のように思える。 ...具体的な根拠も事象も思いつかないけど。

2024-11-02

雨降りの裏路地

   雨でなくても何となく絵になりそうだけど、そう撮ろうと思うには至らない場所。 いつも昼間に通しか通らないためか風情と言えそうな空気はあまり感じたことはなく、ただ今日は暗い曇り空に時折の雨。 中国大陸に立ち寄った台風21号はヒマラヤの山陰をかわした偏西風に乗ったのか、急速に日本列島に近づき温帯低気圧となって九州では大雨、関東でも今日は強めの雨降りとなり、片手に傘、片手にカメラで街を歩いた。 晴れや曇りとは違って見えるこうした風景を見るのは久しぶりのような気がする。 以前も雨や大雨の日に写真を撮りに街を歩いたことは何度かあるのだけど、そうして写った何という事もないような風景は平凡ながら印象は強めな感じがする。 単純に片手に傘を持っての撮影で、傘があまり動かないように飛ばないようにと妙な体制で力むことになるのでその分の印象なのかも。 そして今日で言えば、水たまり、裏路地、路地裏、電球と、思えば撮ろうとするものって進化や変化ってほぼ無い感じがする。

2024-11-01

商店街で

   はじめは午前中にこの場所でカメラを構えたのだけど、なんとSL2-Sのシャッターが切れず仕方なく退散。 日射しは無くなってしまったが午後に出直した。 カメラは電池を抜いて暫く置いておいたら復活。 最近は動作がもっさりしていて不穏な空気が漂っているようにも見えていたがついに。 修理か? と思ったが一応の復活。 SL2-Sはどの個体も概ねこうした感じなンだろうか。 ファーム・ウェアではなく電気/電子回路的に持病がありそうな雰囲気。
   カメラへの不安はくすぶりつつ商店街で見かけたテレビの処へ。 1970年代前前半頃のテレビだろうか、中身は真空管が並んでいそう。 不要品買取、出張買取の看板を掲げるお店のシャッター前に置かれ、まるで年代の異なる... 異なりすぎるためか景色に馴染んでいる感じ。