とある公園で噴水が目に入り、これを撮ってみようと思ってカメラを向けた。 今日は日曜、噴水の周りには子供が走り回ったり、すぐ後ろに置かれたイス・テーブルにも人と、どう撮っても人が入るので、いっそ絞りを開放にして、長方形の池の長辺のド正面を陣取った。 ヒトの顔は分からない程度にボケてくれたが、2.5m先の噴水と、5-10m先のヒトとの分離は期待したほどではなかった。 「んー、F0.95ってのを試してみたい」と、ふと思う。 昨日、写真家の鈴木心氏のYoutubeコンテンツで、Leica Noctilux-M 50mm F0.95に触れていた。 Youtubeで見ても写りの独特な世界が伝わってくる。 そしてZEISS Batisと比較していた。 Noctiluxと比較したらそれは... と、思ったのはCarl Zeiss T* Distagon F1.4 35mm ZMとの企画では? だったけれど、あのレンズ、案外「普通」に写るんだよなぁと「やっぱりNoctiはNoctiなんだろう」と思い直す。 Leicaのレンズの「空気の写り方」的なものってLeicaにしか造れないんだろうと思う。 特異な分、値段もだけど。 とりあえず手元のレンズの特色を活かすようにして撮れるものを撮れるように撮ってゆこうと思うこの頃。 んー Noctilux、Summilux... とは思うけど。 思いながら、古いRolleinar 21mmやSummicron-M 28mmや、CONTAX G Planar 45mm、Rokkor-M 90mm、Nocton Classic 40mmと、手元のライン・アップ、なかなか個性に恵まれているなと思う。
街なかで、ケヤキの新芽が出てきていた。