2022-09-28

久々の大井町

   今日はライカ銀座へカメラの修理の相談に行った。 「この機種はもう部品が無いので...」と。 ほぼ「直らない」といった雰囲気が漂いつつ、受付してくださった方はやんわりと「もしかしたら直るかも」風味を追加。 購入から14年。 もうちょっと部材が強いと長持ちしなだろうに。 初号機だけにメーカーも気合が入って、ちょっとムリでもしたのか。 故障と思われる箇所はシャッターで、7年周期で不調。 「この機種は、今回修理したとしても、すぐに他の箇所が壊れる可能性があるので、私どもは基本的には修理をお勧めしていません」とも。 あまり期待しないほうがよさそう。

   お昼は、初の神田・神保町の「さぼうる2」にて。 大盛ナポリタンが看板メニューのようになっていて、開店時には前に2人並んでいた。 開店と同時にお2人とも窓際の席へ直行、入店時に「ナポリタン」を注文していたらしく、席につくと間もなく料理が運ばれていた。 やや遠目に見ていると、北向きの路地に面した窓からの弱い光に大盛りのナポリタンがテーブルに馴染みながら輪郭が光って見える。 なかなか写真映えしそうな風景。
   そして大井町へ。 以前は1995年頃だったか、駅ビル「atre」を作っている最中だったと思う。 ヨーカドーはあった。 そして記憶では、JR大井町駅から北側の商店街が、だいぶ元気の無い状態で僅かに飲み屋がポツポツ。 ややガラのよろしくない輩が1人、あるいは2-3人で徘徊していて、夕方の暗くなった頃に着いたのだけど、とても写真を撮るどころではない様子だった。 今回はそのアーケードのようになっていたと記憶している商店街は見当たらず。 その記憶の道と90°異なる角度で、おそらく戦後の闇市が発端だろう飲み屋、食べ物屋等々が連なる一角があり、そこを歩いてみた。 よく地図を見ながら歩きでもクルマでも出かけると、道なのか地図なのかを読み間違えて、決まって90°異なる方向へ進んでいることがよくあった。 今回も90°の相違。 それか?
   その後は、これもお初の東急大井町線で戸越公園へ、商店街を歩いてみた。 戸越銀座を通って、武蔵小山のパルム商店街を通って。 天気の良かった今日、暑くもなく寒くもないこの季節、先日の歩きまくった撮影の日の影響で痛い両足を少し引きずりながらも、わりと心地よい街歩きとなった。