ずっと
3年ぶりに。 目的地に到着し、その昔に使っていた通用口から入って、ドアを開けるとホールに。 20~30歩ほど歩くと、目の前を学芸員さんが横切る。 あ、っと思って思わず後を追うのだけど、そのまますっと自動ドア2つを通って外へ出て、これが思いのほか早足で追いつかず。 でも30mほど進むとピタっと止まり、おもむろにギーっと20cmくらいの長さに切った水色のガムテープを地面にピトっと貼った。 そこでやっと声をかけられた。 その場所が、このレンズ、というかカメラのピントが合わせてある位置なのだそう。 超大判の、フィルムというわけには行かず、すりガラスに写った被写体をスマートフォンなどで撮ってもらっての記念撮影と。 これ、ここが出来て以来ずっと窓の外を見てきたカメラ。 何が記録できるわけでもないのだけど、色々な思い出をもっていそう。